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| 山崎先生の運用記です.記されている時間は特に断りのない限り現地時間です.(3月末より夏時間になりUTC+2時間,JST-7時間となりました.) |
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Magic Band in Sweden (13)編註;先生からいただいた音声ファイル(AIFF形式)は 小生がMP3形式に編集しております.概ね100KB以下です. なおビーコンにつきましては、こちらにまとめてあります. | ||
2002.06.26 (Wed)仕事が早めに終わったので、夕方から久々にQRVすることができた。ところが、1時間ほど粘ってみたものの、ローカルの声さえ聞こえなかった。19:30頃 、50.110でSSBのシグナルが一瞬だけ(1〜2秒)入感した。コールサインはもちろん、DXかローカルかさえもわからなかった。 2002.06.27 (Thr)色々と雑用で忙しい1日であった。昼過ぎにEsがオープンしたことはWeb Clusterの情報で知っていたが、残念ながら、全く時間が取れなかった。結局、仕事が一区切り付いたのは18:00過ぎ。Web Clusterでは何の動きもなかった が、「ダメで元々」と屋上へ上がることにする。あまり期待せずにワッチを開始したところ、UU5SIXとUT5Gがそれぞれ579と559で聞こえている。急いでバンドをスキャンすると、599で入感するUY5HFをあっさりと発見した。さらに注意深くワッチしてみたが、18:30の時点で確認できたのは、この局だけであった 。「とにかく今はUR方向にパスがある!」UR各局からの応答を期待して10分ほどCQを出してみたが、期待に反して全く声は掛からない。気が付けば、既にUY5HFの姿はなく、18:45頃にはUT5Gのシグナルも確認できなくなった。UU5SIXはまだ聞こえていたが、徐々に弱くなりつつあった。「もうオープンは終わりか?」とあきらめかけた19:30頃、突如UR5HARとUT1IAが559で飛び込んできた 。二股ワッチをしていると、UR5HARのロケーターは未交信のグリッドだったので、是非getすべく気合いを入れて待っていたが、たまたまUT1IAの方が先に某局とのQSOを終えて「QRZ?」を出していたので、この局からコールすることにした。30秒ほどでQSOを終了し、UR5HARの出ている周波数へ戻ったが、「? ???」誰もいない、、、。最初は、「いつもの長いQSBだろう」と考えて5分ほど待ってみた。しかし、今日は様子が違うようだ。UR5HARは2度と復活しなかった。さらにワッチを続けると、19:45に559で入感するLZ2CC/Bを発見。 ところが、5分でフェードアウトしてしまった。どうやら、今日のオープンは、パスの落ちる場所が狭く、しかも、移動速度が速いらしい。どの局も入感すると強いが、シグナルは数分間で落ち込んでしまい、2度と戻ってこない。「チャンスは1度しかない!」気合いを入れ直してさらにワッチする。1時間ほどの間に、タイミング良くLZ1AQ, LZ2PP, LZ1SJ, LZ2CMをgetすることができ た。また、これらのQSOの間に、YO3KWJ/B, LZ1JH/B, 4N1ZNI/B, 復活したUT5Gのシグナルを捕らえることができたが、どのビーコンも入感していたのは数分間であった。(50.012で入感する正体不明のビーコンもどきも発見した。(後述))パスの移動する方向を注意深く観察してみたが、パスの中心がLZ近辺であること以外は、何の法則も見出すことができなかった。面白いと言えば面白いのだが、何だか変なコンディションであった。
2002.06.28 (Fri)
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この日の成果
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2002.06.30 (Sun)私が今朝起きて最初にしたことは、ワールドカップ決勝戦の中継の有無と、放送の開始時間を確認することであった。さすがに決勝戦はライブで放送するらしい。今日は放送開始ギリギリまでQRVすることにした。昨日の借りを返そうと、気合いを入れて研究室に向かったが、その気合いも午前中は空回りであった。Web ClusterにはEU各地からEsのレポートが上がっているが、どうやら SM7を飛び越えているらしい。どこも聞こえてこない。正午少し前、OZ某局が 「band open, Balkan voices!」と書き込みをした。ワールドカップ決勝戦は 13:00からだ。まだ40分ほど時間がある。急いで屋上へ上がり、アンテナを南東方向へ振ってワッチを開始するが、バルカン各局は全く聞こえない。代わりに強力に飛び込んできたのは、予期せぬMM5DWWであった。ビームの方向を修 正してバンドをスキャンするとGMが数局入感している。まずはMM5DWWを軽くgetし、さらにダイヤルを回すと、SM7某局とQSO中のEI3JKを発見した。他のどの局よりも強く入感している。未交信のEIをgetするには絶好のチャンスだ。通常のshort QSOで終わると思っていたが、どうやら彼らは意気投合したらしい。天気の話をきっかけにラグチューを始めてしまった。しばらく終わりそうもなかったので、バンドを一通りスキャンしてみた。GMは数局確認できたが、 EIはEI3JK1局であった。仕方なくこの局に狙いを絞り、じっと待つことにした。10分ほど過ぎた頃、ようやくQSOが終わりそうな雰囲気となった。SM7某局が先に73を送ったところまでは良かったが、最後にEI3JKにマイクが渡ったその瞬間から、グングンと彼のシグナルが弱くなって行く。「あああ、、、待ってくれ!!」そんな私の叫び声も空しく、10秒ほどで一気にフェードアウトしてしまった。あきらめきれない私は、その周波数でEI3JKを2回コールしてみたが、返ってくるのは雑音だけであった。言葉が出ない、、、。しばらく呆然としていた私であったが、何気なく時計を見た瞬間、一気に我に返った。 あと5分でQRTしなければ、決勝戦のキックオフに間に合わない。「最後にも う一度だけ」とバンドをスキャンすると、先程とは別のSM7某局が誰かをコールしている。その局はピックアップされるとスウェーデン語で話し始め、レポートとロケーターを送っただけでQSOを終えた。スウェーデン語で話したと言うことは、相手はSM, LA, OZしかあり得ない。(スカンジナビア人はそれぞれの言葉で会話ができる。)また、short QSOで終わったことから、ローカルの OZ, SM7の可能性は低い。「北だ!」アンテナの方向を変えて耳を澄ますと、それはLA4LN/M (JP78HG)であった。およそ北緯68度、文字通り北の果てからのシグナルは41-53で入感している。それほどパイルにはなっておらず、時々 CQを出している。しかし、QSBのタイミングが悪く、なかなかピークでコールできない。数回コールしたところで、遂に帰宅する時間となってしまった。2日連続で不満を残しながらのQRTとなった。 |
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この日の成果
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