「医療人のための群馬弁講座」特講



■ U-23 天皇杯群馬県代表への挑戦 ■




2011 U-23チーム 「負けたら終わり」の戦い
 



天皇杯群馬県代表に挑んだU-23チームの奮闘を
2011年も「まっさか!なっから!ザスパ!!」としてレポートするで!








■ 2011年7月3日(日) ■

平成23年度 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会
決勝トーナメント 1回戦


ザスパ草津U-23 12−0 前橋サッカークラブ

上武大学グラウンド









■ 2011年7月17日(日) ■

平成23年度 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会
決勝トーナメント 2回戦


ザスパ草津U-23 4−1 ジェラルド伊勢崎

上武大学グラウンド







■ 2011年7月24日(日) ■

平成23年度 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会
決勝トーナメント 3回戦


ザスパ草津U-23 2−1 桐生第一高校

前橋育英高校グラウンド







■ 2011年8月7日(日) ■

平成23年度 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会
決勝トーナメント 4回戦


ザスパ草津U-23 4−2 前橋育英高校

前橋育英高校グラウンド









■ 2011年8月14日(日) ■

平成23年度 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会
決勝トーナメント 準決勝


ザスパ草津U-23 3−1 tonan前橋 (関東1部)

前橋育英高校グラウンド



 ザスパU-23は1−1で迎えた後半28分、右サイドのMF吹田からのこぼれ球をMF清水が右足でシュートして勝ち越しに成功。42分にもFW歌丸が3点目を奪って試合を決めた。
 tonanは後半15分、MF山田のシュートで同点としたが、追加点を奪えなかった。(8月16日『上毛新聞』より引用)







■ 2011年8月28日(日) ■

平成23年度 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会
決勝トーナメント 決勝


ザスパ草津U-23 0−6 アルテ高崎 (JFL)

群馬県立敷島公園サッカーラグビー場 930人

立ちはだかる壁

 アルテ高崎。同じ群馬県のチームにして、現在はJFLの舞台で全国の強豪と闘っているチームです。我らがザスパ草津がJ2へ昇格したことにより、公式戦での直接対決の機会が無くなってかれこれ7年になります。水戸や栃木などとしのぎを削る「北関東ダービー」などにはそれなりの熱い思いを抱きはしますが、同郷のライバルチームとの対戦ほど魂昂ぶるものは未だかつてありません。過去の公式戦において完全五分の戦績を残して、この両チームは直接対決することがなくなりましたが(もちろん、アルテが天皇杯本戦で草津と対戦する可能性はあるんですが)、カテゴリが違うとは言え、今日の試合は僕のようなオールディーズにしてみれば、「ザスパ草津」vs「群馬FCホリコシ」の一騎打ちにほかならないのです。燃えます。カテゴリの話をすれば、現状では、U23はJFLのアルテから5つ下に当たります(ま、これが妥当だとは誰も思っちゃぁいませんがね)。ともあれ、実戦経験の豊富な格上チームであるアルテを相手に、若さを武器にしたU23がどれだけ闘えるのかが焦点になります。
 さて、この大一番を闘うU23のスターティングメンバーは次の通りです。GK:22・笠原選手、DF:3・川瀬選手、5・飯山選手、16・安田選手、DMF:6・清水選手、7・市川選手、OMF:8・枝本選手、10・宮下選手、FW:9・森川選手、13・西野選手、19・藤崎選手、リザーブメンバー・GK:1・島並選手、DF:2・横山選手、4・成田選手、MF:14・吹田選手、FW:11・歌丸選手。
 恥ずかしながら、U23の事情について疎かったので、直前に情報をかき集めて猛勉強いたしました。少しは観戦の役に立つくらいの知識を持って臨めそうです。システムは3-4-3です。「リエゾン」と「ザスパ」を繋いだ功労者でもある木村U23監督(この辺の詳しい話は、『サッカーがやってきた〜ザスパ草津という実験(NHK出版・生活人新書)』などを御一読あれ)が率いるU23にとって、一世一代、晴れの舞台です。悔いを残さぬよう、全身全霊を込めて闘いましょう。そして、栄冠をつかみ取りましょう。
 試合開始直後から、アルテの球捌きの上手さと速さが如実に表れます。草津も引き下がることなく中盤でのプレスを敢行して対抗。結果として、自陣ながらニュートラルエリアでの鬩ぎ合いとなります。試合の入りとしてはまずまずかな、と思ったのも束の間、前半早々から試合は動きます。前半4分、アルテは中央の山藤選手から左サイドの益子選手へパスが通り、益子選手がゴール前へ上げたセンタリングを伊藤選手がヘディングで押し込み先制します。これはまた綺麗に崩されました。時間は十分あります。ここは焦らず、自分達がすべきことを確かめて、先ずは同点を狙っていきましょう。失点直後の前半5分、ミドルレンジからシュートを放ちますが、枠の上方へ外れます。ここからは草津のポゼッションが回復し、アルテ陣内へ攻め込む場面も増えてきました。前半10分、右サイドからのセンタリングをヘディングシュートしますが、惜しくも枠を外します。前半11分、22分にはFKを市川選手が直接狙うなど、ゴールに向かう気概は旺盛です。この時、隣に陣取る草津フロント首脳陣からは、「早く追い付かないともたないぞ…」とのつぶやきが聞こえてきました。確かに、今の状況は「攻めている」様に見えてその実「攻めさせられている」のが実態で、アルテ側は万全の構えで受け止めつつカウンターの機会を虎視眈々と狙っているのが明らかです。それに気付けないまま前後左右に動き回らされる選手達は、知らないうちにスタミナとメンタルを削がれて行くことになります。首脳陣から漏れた先の言葉は、つまりそういうことを言ったのでしょう。前半30分、アルテは右CKからのこぼれ球に詰めた伊藤選手が強烈なミドルシュートでゴールに突き刺し、追加点を挙げます。これがまず選手達のメンタルに大きなダメージを与えたようで、運動量がガックリと低下し、残り時間は完全にアルテの支配下です。数少ないチャンスとなった前半43分のカウンターチャンスは、自分達のミスで勿体なくもフイにしてしまうなど、精神的にも空中分解寸前の危うさです。辛うじてそれを抑え込んでいるのが、バクスタから届けられるサポーターの大きな歓声と選手達のプライドなのでしょう。
 起死回生を期して臨んだ後半でしたが、彼らの目論見は、しかし、後半1分、アルテ・田中選手のアシストによる小島選手のゴール(3点目)で儚く散ります。その後アルテに完全に主導権を握られて、草津は防戦一方の苦しい状況が続きます。得点機会が全くない一方で、アルテがペースダウンをしたことも相まって、追加点を奪われることなく残り5分のところまできました。兎に角1点を、と願っていた後半40分、アルテはまたしても益子選手のアシストで土井選手が4点目を奪うと、糸が切れたように後半44分にも益子選手のアシストで竹越選手が5点目、ロスタイムには白山選手のアシストから今度は益子選手自身が止めの6点目を奪い取ります。試合はこのまま0-6で終了。U-23のチャレンジはここで終わりを告げました。
 この試合でとりわけ印象深かった出来事を書いておきたいと思います。後半37分、久々に攻勢に打って出るチャンスを得た草津でしたが、アタッキングサードへ至ると減速、右に左にパスを回した挙げ句にチャンスを逸してしまいました。これには、それまで一言も声を出していなかった植木社長も、思わず「回すな!入れてけ!」と吼えたほどです(植木さんがこの試合で発したのは結局これだけでした)。仰る通り。もっともっと積極的にいかなきゃ。この試合は天皇杯の出場権を懸けたものではあるけれど、草津の選手達にとっては、それだけでなく、トップ昇格への絶好のアピールの場でもあるんです。出し惜しみなんてやってる場合ではありませんよ。
 JFLに昇格すると言うことがどれだけ難しい事なのかは、僕らはよく知っています。その関門をくぐり抜けてアマチュア国内最高リーグで戦い続けるのがどれだけ難しい事なのかについてもよく知っています。そんなリーグで長年戦っているアルテ、成績はともかく、そこで得た経験値とスキルは伊達ではありません。自らが望んだステージではありませんが、U23が現在立つ位置で得られるそうしたものと、アルテのそれとの間には大きな大きな差があるのです。一発勝負のトーナメントでは何が起こるか分からないという怖さがあり、とかく上位のチームほどプレッシャーが大きくなります。カテゴリ上では5段階上となるアルテにもこうした不確定要素があったはずですが、修羅場をくぐり抜けた場数が違う、と言うことでしょうか、あらゆる負の要素をものともせずにはね除けてしまう辺り、さすがと言わざるを得ません。
 僕はザスパ草津を草創期から応援している立場上、U23を全面的に支援しますが、草津サポである前にいちサッカーファンでもあります。そしてなにより上州人です(しかも高崎市民)。両軍力を尽くした結果、アルテ高崎が県代表の座を獲得した以上、ここから先はアルテの大いなる活躍を期待して止みません。
 最後に、U23の諸君へ。君達へ与えられたものは色々と制限が付いていて、必ずしも満足で十分だとは言えないかも知れません。しかし、人というのは満たされた場所よりも抑圧された状況の方が物事を深く考え、足りないものをどうにかして補おうと試行錯誤するものです。無い無い尽くしの中で君達がその両手で掴み、その魂に刻みつけたモノは何一つ無駄では無いはずです。そう、大敗の悔しさや無力感でさえ、糧に出来るはずです。天皇杯という大きな夢は今日潰えました。しかしながら、君達にはまだ残された大いなる野望があるでしょう。必ずそれを勝ち取るんだ、という気概を持って、前へ、前へ、もう一歩前へ進め!【ほーせん@高崎】




決勝まで進んだものの
アルテ高崎の前に完膚無きままに叩きのめされ敗退・・・

天皇杯群馬代表の夢は目前で潰えた

来年こそ、大いなる野望を果たそう

限りなき前進 歩を止めることなかれ
 








Special Thanks
御寄稿・御協力あんがとね!

さねやん@東京 様
yosuie@中毛 様
きくり∈東毛 様

製作協力三束雨@藤岡





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