「医療人のための群馬弁講座」特講





第5〜11節

迷走







■ 2005年4月2日(土) ■

J.LEAGUE DIVISION 2 第5節

ザスパ草津 2−0 徳島ヴォルティス

敷島公園サッカーラグビー場 2561人

万感の初勝利

 全国に名だたる車社会の群馬県、ザスパのホームである敷島へ行くには、車以外に選択肢は殆ど在りません。私もそうでした。過去すべてのザスパ観戦(ホーム戦)は自家用車でした。J2に上がった今年、観戦に行くための状況は多くの人にとって更に厳しくなったことでしょう。ひとつは土曜日の開催が非常に多いことです。私もなのですが、群馬県では週休二日(土日休日)では無いところはまだまだ多いと思います。もうひとつの問題は駐車場です。敷島近辺の駐車場はもともと多くないうえに、今年はザスパ観戦となると制限までされてしまいます(去年はそんな事はありませんでした)。午前中仕事をし、それから出るとすると前橋まで1時間(桐生市在住です)それから街中の駐車場を探したのではキックオフに間に合わないかもしれません。駐車場からシャトルバスがあるとはいっても、「すぐに乗れるのか?」「帰りは多少遅くなっても大丈夫か?」などなど不安がいっぱいです。JR前橋駅まで行けばシャトルバスがありますが、最寄のJRの駅までは車でないといけません。さらに一見さん用の駐車場はないに等しい。困ったものです。全県ホームタウンとはいえ、東毛の人間には敷島までたどりつくことが最大の試練です。
 ところで、桐生から公共交通機関で前橋に行くのには、もうひとつ方法があります。上毛電鉄なるローカル線を利用すると中央前橋駅まで行けます。中央前橋駅からは(なぜか)シャトルバスはないものの定額タクシー(800円也)はあります。職場のすぐ近くには上毛電鉄の駅があり、さらにこの上毛電鉄、なんと混雑時以外は自転車(じでんしゃ;桐生の多くの人はこう発音する)の持ち込みOKらしいです。そうとなれば、ここはひとつ、名づけて「電車にチャリンコ乗せてザスパに行こう!大作戦」
 インターネットで自転車も購入して(昨年の佐川大阪戦の大阪往復の飛行機代と比べれば安いものです)、さて試合当日です。12時に仕事を切り上げて、チャリを漕ぎ出すことほんのわずかで駅に到着です。無人駅なので改札も階段もなく、単にホームに上がるスロープがあるだけ、一気に駆け上がります(危険なのでまねをしないように!)見事なバリアフリーです。程なく電車がやってきました。満員でチャリンコを乗せられないなどという事はあるはずもなく、2両編成の車両には10人ほどしか乗客はいません。乗車券を取って(ワンマンなので運賃は降りるときに車内で精算が基本)一路前橋に。桜前線の接近を肌で感じさせるような柔かく暖かな日差しの中、電車は赤城山麓ののどかな丘陵地帯を文字どおり縫うようにゆっくりと西へ向かいます。50分程で中央前橋駅に到着。すでに1時をまわっています、駅前の二股を左に向かいます。FMぐんまのClubAir前を通過して、環状線に出たところで左折。17号を超えると、大学病院前、ここまで来れば敷島はすぐそこです。その先で右折してしばらく行くと、左前方に陸上競技場の照明塔が見えてきます。駐車場の警備員に呼び止められることもなく、ずいーと中までどうぞ!駅からの所要時間は正味15分位でしょうか?到着です。入場して「鳥めし」ゲット、おっと、ビールを忘れてはいけません、遠慮なくガンガンいきましょう。開幕からの連敗で残念ながら観客の数は徐々に減少しているようです。メインスタンドはかなり空席が目立ちます。しかしながらF席A席のサポーターの数は逆に増えているように見受けられました。これらのゾーンでは紺色の密度は間違いなく上がっています。
 今日の相手は徳島ヴォルティスです。ザスパと同じく今年からJ2に昇格したチームですが、ここまでの成績は少々差がついてしまいました。去年もJFLでは圧倒的な強さでしたが、今年は更にレベルアップしてることでしょう。しかし、去年のこの徳島との感動的な試合(徳島ファンにとっては疑問符の着く試合でしょうが)があったからこそ、今のJ2ザスパがあるということは間違いありません。今日の試合はザスパにとっても、群馬県のサッカーファンにとっても大きな試金石となります。 前半は押し気味ながらも両チーム無得点、ハーフタイムのうちにビールを買ってきましょう。今日は自転車なので遠慮はいりません、ガンガンいきましょう。後半、ビールを飲み終わるのを待っていたように、吉本の蹴ったボールがこちらに向かって転がってきました。サイドネットが揺すられます。GOOOOOAL!!! 嘘みたいなあっけない先制点でした。更に興奮冷めやらぬ1分後、左サイドを攻めあがって来た吉本、かなり距離のあるところからやや強引とも思われるシュートを思いっきり放ちます。またしてもボールがこちらに向かって飛んで来ます。一瞬クロスバーを越えるかと思われたシュートはキーパーの頭上を通過した直後、無回転のためストンと落ち、ゴールマウス内に飛び込みます。GOOOOOAL!!! 全盛期の大魔神のフォークもかくやと思わせるファインゴール「今日こそ勝てる!」「やっと勝てる!」、もはやゴール裏Fゾーンは、これまでの鬱憤を晴らすべく、狂喜乱舞、支離滅裂、阿鼻叫喚?です。その後は両チームとも得点なく、試合終了、ザスパと群馬県民にとって歴史的な瞬間でした。多くの人たちが泣いています、人目もはばからず抱き合って泣いてます。私の目からもビールの水分が出てきました。さあ、今日はこのまますんなりと帰る気分ではありません。みんなで祝杯を上げに行きましょう。敷島に程近い「なごみ家吾作」さん(ザスパのアシストカンパニーになってらぃね)になだれ込みます。さあ、歓喜の乾杯です。遠慮はいりません、ガンガンいきましょう。かつて味わった事のない程のうまさをみんなで分かち合いましょう。
 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。名残惜しいのですが、電車がなくなっては大変です。この辺で失礼することにしましょう。ほろ酔いでチャリンコに乗って中央前橋を目指します、が、20分漕いでも駅につきません。そのうち目の前に見覚えのある貯水塔が見えてきました。なんと敷島公園に戻ってしまいました(謎)。つい数時間前まで多くの人と熱気に包まれていた競技場も今は夜の帳の中、ひっそりと佇んでいるだけです。再び湧きあがってくる感動の余韻を胸に、今度こそ駅に向かいます。ザスパの躍進を祈りつつ歴史的な一日はやがて終わります。が・・・「皆さん飲みすぎには注意しましょう!」。【tsuchiy.com@桐生】



 J昇格後、試合の詳報はあちこちで見られるようになったんでね、違った目線で観戦記を書いてんべぇかと思ったんさね。んで、ここんとこザスパ・ホーム戦開催時、敷島へ交通機関や駐車場の問題っうんが、あちこちで問題になってらぃね。んなら、行政やオフィシャルでいう「公共交通機関の利用」っつんを自ら体験してんべぇと思ったんさ。
 試合当日、11:00高崎駅西口発とあるバスに乗るべぇと、ちっとんべ早めに高崎駅へ。案内所で乗り場を聞いたみたら、「5番乗り場ですよ」と。まず気になったんが「ぐんネットカード」が使えるか?。県内バス会社共通プリペイドカード(こんなん有るん知ってたきゃ?)なんだけど、俺はいつも持ってるんさね。まず、これが使えなきゃ、群馬県民の利用は伸びねぇで。向った5番乗り場のポストに時刻を書いた張り紙が。え、カード使えねぇの?。乗車の際、「現金で500円」と書いてある・・・。うーん、最初から蹴っ躓いちまったぃね。「先乗り・後払い」が群馬のバスの常識だから、対応できねぇんみてぇだぃね。で、現れたバスは何の変哲もねぇ、路線バス。正面に「ザスパ草津・シャトルバス」とマグネットタイプのステッカー、車中にMフラッグが1本・・・。せっかくスタジアム直行バスなんだから、ラッピングバスにしろ!とまでは言わねぇにしてももう一工夫が欲しいやぃね。サガン鳥栖なんかは、サポに飾りつけさせてJR九州に応援特別列車を走らせてるんだで。(奇しくも今日・同じ時間だぃね)と、ガッカリしてたら、後ろから、同様のステッカーつけた観光タイプのバスが!それもガイド付き!!。降りてきたガイドさんにお願いして、バスの前で1ショット、そのガイドさんが乗り口で運賃を集金。観光バス!だから、定員は正席45席+補助10席の55人乗り。出発時刻が近づき、三々五々集まってきたの、わずか6人。明らかなザスパサポの服装してたのは俺1人だけ;;。残念ながら、渦サポは居なかったみてぇだぃね。定刻11:00、この6人のみを乗せて、バスは高崎駅西口を出発、最前列に座って、ドライバー、ガイドにいろいろ聞いてみたんさね。バスの経路は、路線バスに倣って、高崎駅→問屋町→R17→群馬大橋→本町→国領町→敷島東口信号左折と若干遠回りなんさね。やっぱり陸運局の運行許可の関係なんだんべな。このシャトルバスについては明らかにPR不足はみな同感(その後の高崎からのシャトルバスは1名しか乗ってなかったつぅで。)ドライバー、ガイドさんのザスパのことを良く知らねぇみてぇだったんで、敷島までの道中、しっかりPRさしてもらったぃね。所要時間50分予定のとこだけんが、バスは順調に11:30すぎに敷島第1Pに到着。十分開門に間に合ったぃね。こりゃ意外と便利だぃね。また乗ってんやんべぇ。
 さっそく、スタジアム入り口へ、あれっ、予想してたとはいえ、やっぱり列が短けぇやね。11:45開門、Fゾーン・サポ席内に他の「なっから!隊員」とともに布陣して、今日は仕事都合で欠席の「職人・三束雨@藤岡」さんに倣って取材開始。「渦サポ」が集まってきてたアウェイFゾーンに取材を試みたり(やはりシーチケでは入れねぇとのこと)、スタンバイ中の湯もみ娘をキャッチしたり(本日も10名出動、親子2代の湯もみ娘も登場したぃね。ザスパ12(公式ファンクラブ)のスタッフさんによれば、開幕戦以来、2回目の出動された(強者!)方もいるそうで、今後は組織的にして行きたいそうです。希望者はぜひ!お早めに!!)見れば、草津温泉協会の売店に「温泉ハップ」登場!!昨年のJFL・大塚戦の時は、一気飲みしたポ○リスウェットのペットボトルを踏んづぶって、温泉ハップを乗せた「必勝祈願・御神体」を作って勝ったんだぃね。早速GET!(あ、ポ○リ買ってくるん、忘れたぃ・・・)「あ、ポ○りならありますよー」とはこのところ、隣でよく観戦してるSさん。「あ、これア○エ○アスだ」、だめじゃねぇきゃ(爆)いろいろ趣向を凝らしたゲーフラやレプユニを改造したり(新泉組・○めがねさん・お見事だぃね)、リーダーの声出し、コールとホーム3試合目となって、だんだん慣れてきたみたいだぃね。
 14:04キックオフ。今日は違ってたぃね、ザスパ。やはり相手は元・大塚製薬が母体の徳島。気合が入ってたし、まっさか声がよく出てたみてぇ。GK29岩丸の指示がよーく聞こえてたで。詳細はお任せして、前半は終始押し気味に。FWべぇ目立つようだけんが、開幕以来の先発出場のMF5氏家がまっさか利いてたぃね。ウチ帰ぇってから、改めてVTRで確認。底堅ぇから、その分MF6トリさんが上がり目で。サイドからDFが上がって、よく揺さぶってたぃね。 でもスコアレスでハーフタイム。後半勝負なら、ザスパに十分、分が有らぃねと思いつつ、横目に相変わらず深刻なWC不足、長蛇の列。これがついに悲劇を巻き起こしちまったんさね。
 エンドが変わり、こちらへ攻め上ってくるザスパ。開始早々の後半3分。左サイドからFW20吉本のセンタリングが徳島DFの影からGKの死角に転がり出て、なんとなくゴールネットを揺らしちまった!GOOOOOAL!!! ザスパ先制!!意外な展開にスタンドは狂気乱舞!大騒ぎしてたら、また大歓声!え?何?何が起こったん?と、スタDJ・Yさん(相変わらず、空気読んでねぇな、草津節♪くれぇ覚えたんきゃ?)が先制点・吉本のコールと同時にJFL・大塚戦でDF3オダジが決めたミドル張りのシュートを先制点のわずか1分後に徳島ゴールに叩き込んだんさね。
GOOOOOAL!!!後半3、4分の得点ということは、あのWCの長蛇の列に並んでた人たち、この得点シーンを見逃しちまった人、いっぺぇ居るんじゃねぇきゃ?事実、WCから戻ったら2−0になってたー!って人、何人も居たぃね。
 その後も攻撃の手は緩めねぇ、ザスパ。再三ゴール前に攻めて来らぃね。必死にまもる徳島、ここまでの好調も、意地もあって、その後は追加点を許さねぇ。逆にザスパDFの足が止まりかけ、ピンチの場面も。渦サポの鉦の音、あれはやっぱり敷島には似合わねぇ!阿波踊りは今回も踊らせねぇぞ。!!GK岩丸のファインセーブも。終盤、カード3枚を切って点を取りに来る徳島。こちらも本日のラッキーボーイ・吉本を下げ(もう1点、ハットリくんを見たかったぃね)FW11御給を投入。前節、終盤2分で2点を挙げ同点に追いついた徳島、最後まで油断はならねぇぞ。
 そして、その時が来たんさ。最後徳島GKがゴールキックを蹴った瞬間、鳴った長い笛。勝った!J2初勝利!!ザスパがリーグ戦で勝ったんは正にそのJFL・大塚戦以来、約5ヶ月ぶり。その瞬間、俺ぁ不覚にも涙を流しちまったぃ。監督も共々、サポの前に挨拶にくる選手たち、みんな待ってたんだぃね、この時を。これでホントにスタートラインに立ったんだから、残り39試合、いい試合を見せてくんなぃ。次のホームはJ2でサポが1番熱いと言われる「ベガルタ仙台」だぃね。今日の観客2561人?おいおい、「ベガサポ」だけでこれ以上来てもおかしかねぇで。23日はみんなで、敷島で郷土の誇り・ザスパ草津を応援するべぇよ!【酔一@高崎】



 第5節、ホーム第3戦、相手は徳島ヴォルティスだぃね。昨年の11月5日のあのJFL大塚製薬との一戦を思い出すザスパサポは多いだんべ?実際、エキシビジョンの新春ドリームマッチを除けば、あれ以来、オレが見に行った試合でザスパは一度も勝ってねぇ。今度は大塚製薬が母体の徳島ヴォルティス、しかもJ昇格同期が相手だっつーことで、ザスパも(もちろんヴォルティスもだんべけんど)互いに「意地」を見せるんだんべな。こりゃなんとかして観戦にいがなくっちゃとおもっていたんさ。オレにとってクリアしなくっちゃならねぇもんが2つ。一つは土曜が仕事なんで、なんとか半休だけでももらえねぇか、そして「花粉症」対策。前者は「開幕戦の時も休ませていただいてこんなこというのは何なんですが・・・もうしばらく土曜日休みませんから、何卒、何卒半休いただけませんか※▲■$・・・」と最後の手段、「泣き」を入れ、医局長に許可をいただいたんさ。(医局長もザスパサポで本当によかったぃね。感謝しております。)後者は抗アレルギー薬をばっちり飲んでいぐことにしたんさ。(←結局鼻水にはずっと悩まされたけんどね) で、前日の夜、テンション高めるんべぇとt-fuji@東毛さんに撮ってもらった前節の横浜FC戦のDVDの前半見たら、ズルズルな展開で、「こりゃ明日やべぇんじゃねぇか?好調の徳島に勝てるんか?」って不安しか残んなかったぃね。(後半見ずに寝ちまったんさ)
 で、試合当日、お約束の通り仕事を12時ジャストで切り上げ、速攻で帰宅。セガレを乗っけて、50号を疾走して、いざ前橋へ。昭和町に駐車して、敷島まで歩っていって、なんとかキックオフ40分前に到着。今日は予告どおりFゾーンへ。前回「SS席はつまらないんでやだ!Fがいい!」って宣言していたセガレはフラッグL持って最前列に陣取っちまった。おめー、気合入ってるなぁ。4連敗のせいか、スタンドの人数は少なくなっちまったけど、逆にFゾーンにはザスパの勝利を願う同志がいっぺぇ集ってらぇね。対面の徳島の応援も気合入ってらぁ。同期J昇格チームだけに、今日は絶対負けたくねぇよな!  草津節、高らかに唄ってキックオフ。今日は病み上がり?の氏家がボランチ、裏拳以来の吉本が左ウィング。前半からザスパはいつになく攻勢、良くプレスが効いていたぃね。今日はやってくれる感じがしたで。しかし吉本の上がりがイマイチで、おいおい足でもまた痛めてるんかな?気合入ってねぇな!なんて言ってたんさね。前半終了0−0。今日は前半に点を取られなかったで。オレは男気見せようと、マスク取って応援してたんだけど、やっぱ鼻水地獄だぃね(笑)
 後半開始、開始早々3分、吉本が左サイドから低いクロスを放り込んだぃね。そうしたらボールは転々と転がり・・・・・右のネットを揺らしたんさ。GOOOOOAL!!! まさに先取点が転がり込んだぃね!Fゾーン、大騒ぎ!ハイタッチの応酬。よっしゃ、1点取った!さぁ再開、わずか1分後、またまた吉本、中央からすげぇ勢いのロングシュート!放たれた弾道はGKの出す手の上を越え、そのまま目の前のゴールネットに突き刺さったんさ!!GOOOOOAL!!! 吉本すげぇぞ!あの11月5日のオダジのミドルを上回る迫力!ハーフタイムに喝入れられたんか?それとも味方をも欺く策略だったんか??(笑)あっとゆー間に2−0だぃね! その後も、吉本のハットトリックを逃す絶好の好機もあったり(←これは決めてほしかったぃねぇ)、左サイドからの攻撃が目立ってたぃね。守備陣も徳島の攻撃も良く凌いだぃね。ただザスパは後半10分ぐれぇから足が止まった感じだったぃね。また宮川も御給も酒井も、ゴール正面まできても、ちょんと横にパス出しちまったり、外れてもいいから、セルジオ越後氏の解説じゃねぇけど「FWはシュートで終ってほしい」やぃね。で、一進一退の攻防が続いて、ザスパは2点を見事守り切り、2−0でJ初勝利をおさめたんさ!くしくもあの11月5日の一戦と同じスコアだったぃね。
 Fゾーンの歓喜たるや、ほんとすげぇもんがあった。そりゃもう大騒ぎ!これを読んでる人もやっぱ見るんならFゾーンがいいで。ホント、たかが1勝なんだけんど、徳島から奪ったこの勝利はすげぇ価値あるで!ついにオレ達は課せられた最初の壁を越えることができたんだからな!歓喜の草津節も最高だったねぇ。トリさんが談話でゆーところの「群馬県にJクラブができて、初勝利だったので記念すべき日」。ホント、同感だぃね。 ガラガラになった喉を、敷島の自動販売機で買った「アミ○バリュー(○塚製薬)」で潤しながら、まさに文字通り「溜飲を下げて」、昭和町へ意気軒昂にセガレと戻ったぃね! 今日の酒はうめぇぞ!
                   ・・・・・で、またぜひとも半休下さい。 【すずき@東毛】




 期待が大きければ大きいほど結果が出ない時、落胆は大きいものだ。ザスパ草津への期待はやはり大きかった。話題先行クラブと揶揄されるが、しかしなにか期待させる物を持っているからこそである。事実、昨年の天皇杯でのジャイアントキリングはそう思わせるに十分だった。しかし突きつけられた現実は目を覆いたくなるような無残な敗北。中でも失点の多さが大きな影を落としているのは明らかだった。今シーズンから手塚監督に代わり、システム、戦術共に大きな変貌を遂げたザスパ。手塚監督は終始一貫「得点を取りに行く」と公言。サッカーというスポーツは得点を取るより、得点を与えない方が簡単なスポーツだ。観た事はないだろうか?押しも推されぬ強豪クラブが弱小クラブから得点を奪えず攻めあぐねている姿を。全員が守備に徹すればそう簡単にゴールを奪われる事は無い。攻撃に徹すればそれだけ「失点」のリスクを負う事になる。多くのプロビンチャが採用する「引いて守ってカウンター」ではなく、あえて前掛かりでリスキーな戦いをザスパは挑んでいる。しかし結果が出ない。今ここで言う結果とは「勝利」ではなく、「得点」である。4節が終了した時点でわずかに1点しか得点していない。これでは守備の安定(3バックの採用)を求める声が上がるのも無理の無い事かもしれない。(私自身は4バックが好きなので、4バックのまま守備のタスクを少し増やせばいいじゃんと思っている)前節の横浜FC戦は善戦したものの、得点を奪う事が出来ず1対0で惜敗。前掛かりに得点を奪いに行くと言うのであれば、スコアレスはいただけない。どこかで歯車が噛み合っていない、それはいったい何なのか?その答えはこの日行われた徳島ヴォルティス戦に隠されていたように感じる。
 前置きが長くなったが、やっとこの日行われたザスパ草津VS徳島ヴォルティスの話をしよう。徳島ヴォルティスは昨シーズンまで大塚製薬としてJFLに所属しており、圧倒的な強さでJFLを制覇。同シーズン3位だったザスパと共に今シーズンからJ2に加盟したいわば同期。そのJ一年生徳島のJでの戦いぶりはザスパと比べて非常にポジティブな結果を残している。4節終了時点で2勝1分1敗の4位。JFL時代も突出した強さを持っていたがやはりさすがと言わざるを得ない。それに加え今シーズンは非常に良い補強をしており、全体的にレベルアップした感さえある。徳島は大塚時代からそうであるが、安定した守備をベースにチームを形成している。それでいてこの日のスタメンを見た限り、前線にも中盤にも恐ろしい選手が勢ぞろいだ。トップの大島、小林にトップ下の伊藤、左サイドの片岡、右の大場・・・。特に左サイドの片岡は前節の鳥栖戦、それはもう見事な同点ゴールを叩き込んでおり非常に危険極まりない選手。ドリブル突破、スピード、内に切り込んで右足から放たれる強烈なシュート・・・。マッチアップは依田という事になるが、守備に引っ張られる事無く良い形で攻撃参加できるかがポイントになりそうだ。この試合ザスパはシステムこそ今までと同様だがスタメンに吉本と氏家の名がある。氏家は山形との開幕戦以来の出場。開幕戦は決して褒められた出来ではなかった。正直、期待もしていたし期待に応えられる選手だと思っていただけにショックも大きかった。しかしこのまま泣かず飛ばずで終わるような選手では決して無い。奮起に期待しようではないか。そして吉本であるが彼は京都戦以来の出場。この時はトップ下だったがこの日は3トップの左。吉本に関しては京都戦の軽率な行動での一発退場で私は頭に来ていたので「何故山崎じゃないんだ?」と思っていた。いやそれ以前に3トップで吉本が生きる場所があるのか?という疑問を常に持っていた。たしかに吉本であればトップ下も左ウィングもこなせるだろう。しかし本人もゴールに近い位置でプレーしたいだろうし、私自身もそれが吉本にとってベストであると考えている。かと言って3トップの真ん中は吉本のプレースタイルには合わない。やはり2トップこそ吉本が一番生きるのではないだろうか?器用であるが故しょうがないのか、とも思ってしまうが・・・。この日の試合、この2人がよもやキーマンになるとは思ってもいなかった、しかしこの2人こそザスパ草津の歯車を噛み合わせるのに必要な選手であったのだ。
 前半徳島のキックオフで試合開始。この日ザスパはいつに無く最初から飛ばす。特に開始から15分の猛攻は凄まじかった。勝利に向けての並々ならぬ思いが伝わる、そんな猛攻だった。鳥居塚はいつもより高い位置でプレーし、山口は中央、両サイドから攻撃を組み立てる。両サイドバックの攻撃参加も多く、全体的に高い位置でプレーしていた。特に右サイドバックの依田は守備に引っ張られる事無く、非常に良いタイミングで前線まで駆け上がり宮川めがけてクロスを放り込む。しかし徳島は冷静だった。ここまで人数をかけて攻撃してしてくるザスパにシュートを打たせない。この15分の猛攻を防ぎきるとだんだんと徳島のペースになってくる。大場、片岡の両ウィングバックは積極的に前線に顔を出し、トップ下の伊藤が攻撃を組み立てる。しかしここで素晴らしい働きを見せたのが氏家だった。ディフェンスラインと中盤の間をバランス良くカバーリングし、サイドバックが上がったスペースもきちんとケアする。ディフェンスラインに吸収されることなく踏ん張るおかげで、ディフェンスラインは高い位置を保つ事ができる。他の攻撃に参加していた選手の戻りも早く徳島に決定的な場面をつくらせない。だんだんと徳島ペースではあるが決定的な流れをつくらせず、非常に集中したディフェンスを見せるザスパ。大島、小林、伊藤も自由にプレーできず、攻撃も単発。こういった場面で徳島としては全体的な押し上げが必要であるが、筒井、秋葉、共に鳥居塚、山口をケアせねばならず前線との距離がひらく。ザスパはボールを奪うと非常に攻撃に転ずるスピードが速く、サイドに開いて宮川にクロスを当てたり、前線の誰かを走らせる鋭いパスを鳥居塚が供給したりとバリエーション豊富に攻め立てる。前線の宮川はポスト役として非常に機能しているし、縦へのスピードも速くそしてなにより「強い」。競り合ってきた相手をなぎ倒すシーンは何度も見られた。酒井は非常に運動量が多く、まさに神出鬼没。ディフェンスラインまで下がって来たかと思えば、自分のポジションとは逆である前線左サイドでボールを受けていたりする。ディフェンダーにしてみれば恐ろしく捕まえにくい選手だろう。そして吉本は・・・前半は印象が薄かったなぁ。ともかく前半はザスパの猛攻、落ち着いた展開になっても流れを完全に徳島に与えなかったザスパの試合巧者ぶりが目立った。ここまで試合を観て「今日は違う」と思った方は非常に多かったと思う。不気味に思ったのは前半それほどインパクト残す事なく印象の薄かった吉本。完全に前半の出来では活躍は期待出来ないと私は思っていた。
 そんな私の予想は後半開始してすぐ良い意味で裏切られる。左サイドでボールを持った吉本、右足で速いクロスをゴール前に上げる。するとそのボールはザスパの選手が触るわけでもなく、徳島のディフェンダーがクリアするわけでもなく、キーパーがキャッチするでもなく、スルッと間を抜けゴールに吸い込まれた。GOOOOOAL!!! ゴールしたその一瞬、「何が起こった?」と皆が思い、一瞬で理解し、一瞬でゴール裏は興奮の坩堝と化した。そのほんのわずかな一瞬の「間」がなんというかたまらなかった。サッカーというスポーツは点を取るのが難しい。しかし決まる時は本当にあっけなく、スルッと決まってしまうものなのだ。その突然訪れるゴールの瞬間、「え?」と思う「間」が醍醐味であると私は思う。つづく得点もその「え?」が詰まったゴールだった。わずか1分後中盤でボールを貰った吉本が少しドリブルし突然、なんの躊躇もなくシュートを選択した。ボールはゴール裏に陣取る私達に向かってくる。そしてゴールに勢いよく突き刺さったGOOOOOAL!!! 私は一瞬「うお!入った・・・」と他人事のように思い、気づいたら狂喜乱舞していた。吉本の前半消えていた時間帯はなんだったのか?私はロマーリオを思い出していた。この日試合前、偶然話題となり話をしていたのだが何かの因果だろうか?吉本とロマーリオを比べるわけではない、ただロマーリオも試合中消えている時間が多かったなぁと、この部分で吉本と重なった。ロマーリオは気が向かない時はたとえピッチ上にいようとサッカーをしない。しかし得点の匂いを嗅ぎ取ると恐ろしいまでの集中力でゴールを陥れる。吉本もゴールを決めるまでまったく印象に無かった、しかしゴールをきっかけに素晴らしい動きを見せる。吉本はまさしくストライカーだと思う。ストライカーに90分の集中は必要ない。ゴールを奪う時に爆発的な運動と集中を見せればよい。まあ、でもザスパサポの私でさえ肩すかしを喰らった。この後、徳島に得点を与える事なく完封で試合を終えた。ザスパ草津J2初勝利。長いとは思わなかった、10連敗までがまんしようと思っていたのでこの勝利は凄いと思う。会心の試合だった。ザスパを勝利に導いた攻守の、吉本、氏家。吉本は勢いに乗るタイプだけに今後も期待できる。氏家はたしかに良かったが、まだ私の期待には及ばない。もっと、もっと出来ると思う。そういった意味で及第点の出来であった。次はJ1を狙うアビスパ福岡。この試合でどれだけ出来るかが非常に楽しみに思う。・・・なんだかんだ言ったけど結局、この日のザスパはサイコーだったぜ!【マシマロ@高崎】




 試合の経過や内容については他の観戦記や記録に譲るとして、今回は初勝利に際しての想いなどを書かせていただきます。
 「明けぬ夜はない」と、俗に言います。でも、時にそれすら信じられなくなるほどに切迫する状況があるのも事実でしょう。今の我々がまさにそれだったりします。様々なスポーツにおいて、連敗記録なるものが多々存在します。それらに比べれば現在の我々の状況はそれほど悲観する段階では無いのでしょうが、いかんせん、ステップアップしたばかりのヒヨヒヨ1年生にとって、開幕からの連敗は、「全く歯が立たない世界に来てしまったんぢゃなかろ〜か?」などというあらぬ妄想に取り憑かれるには十分なインパクトを持っているのも事実です。だがしか〜し!「12」を背負うことを許された我らサポーターが、選手達を、チームを信じなくてどうする!であります。我々は精一杯の想いと願いを歓声と打つ手に込めて、選手達の手足の躍動と魂の猛りを揺り起こすのです。今日の試合では、中心となる応援団体の皆さんが知恵と工夫と情熱を込めて観衆をリードしておりました。それに応えるように、これまでなりを潜めていたメイン・バック両スタンドからも止まぬ拍手・手拍子と歓声・コールが鳴り響きます。人数こそ随分減っちゃいましたが、昨年の金曜ナイターを彷彿とさせる光景であります。試合に勝ったことが最高に嬉しいのは間違いありませんが、詰めかけた観衆が巻き起こす「ホームの雰囲気」が何より嬉しいです♪
 試合後、DF小田島選手と少しばかりお話しさせていただきましたが、彼はこう語りました。「今日だけじゃ駄目なんで。これを次からもずっと続けてやっていけるようにしないと。」チームの柱石を支え続ける彼の言葉には、実に重みがあります。敗戦に挫けず、勝ち戦に驕らず。あぁ、このチームはまだまだ未完成だけど、まだまだ強くなる・・・。その思いを強くした出来事でした。(ちなみに、FW酒井選手にもお声を掛けさせていただいたんですが、彼はいつものニコニコ笑顔をさらにゆるめて、至極嬉しそうだったいね^^)
 このチームのメンバーは、一度は夢破れた者達かも知れませんが、決して夢を諦めなかった者達でもあります。チーム創設時にGK小島選手が語った語録の一つにこういうのがあります。「ここにはなんにもない。でも夢だけはいっぱいある。」この言葉以降、ザスパというチームは実にたくさんの夢を与えてくれました。そして我々が求める限り、彼らはそれに応え、更なる夢を見せてくれることでしょう。
そして 今日は その第一歩。 【ほーせん@高崎】



■ 2005年4月9日(土) ■

J.LEAGUE DIVISION 2 第6節

アビスパ福岡 4−2 ザスパ草津

博多の森球技場 6791人

天国から地獄



 ザスパは前半6分、FW吉本の左からのクロスをFW宮川が左足で決めて先制。 後半9分には左CKを吉本が頭で押し込み、一時は2点をリードした。しかし、 後半15分にオウンゴールを許すと守備が崩れ、終盤は福岡の猛攻を止めること ができなかった。後半攻撃がかみ合い始めた福岡は、20分にMFグラウシオ、 その後もFW太田、FW有光と相次いでゴールを奪い、逆転に成功した。 (4月10日上毛新聞記事より引用)




■ 2005年4月16日(土) ■

J.LEAGUE DIVISION 2 第7節

水戸ホーリーホック 1−0 ザスパ草津

笠松運動公園陸上競技場 4419人

5人FW総攻撃・・・

 国道50号を東へ東へと120km。同じ北関東といえども、やはり笠松は遠いやね。東毛から行く場合なんてったって高速道路を一切使えないのが辛い。高崎や前橋在住の方は50号東進派と高速(関越→外環→常磐)V字派、どちらが多かったんかね?行きは茨城県に入っても50号の群馬ナンバー率が高く、「みんなザスパサポなんかなぁー?(単純)」と心躍らせてみたものの、全くの気のせいだった様子。笠松運動公園陸上競技場の周辺は至って閑散としてたんさ。個人的には昨秋に天皇杯(水戸×鹿島:観客数13,000名)で見に来ているんだけど、そのときは周辺が大渋滞&駐車場はどこも満杯。しかし今回はリーグ戦も序盤、しかも「北関東ダービー」という名の「最下位ダービー」である。道路も普段通りに流れているし、駐車場はガラ空き。なのに駐車場の看板が全然目立たず、探すのに一苦労だったぃね!せめて道路沿いに警備員を配置してほしいやね!!しかしスタジアムの目の前が駐車場というのはなんとも羨ましい!!!やはり車社会の地方はこうでないと。去年までのように、敷島の河川敷の開放を期待したいところ。
 さて、アウェイといえば気になるのは「スタジアム食」。試合を数日前に控えたある日、とある噂を聞いて私は水戸ホーリーホック事務局に電話で問い合わせたんさね。とある噂とは「イタリアンレストランがあるらしい」って話。実際はレストランがあるのではなく、titleOというお店が出張してパスタやデザートを販売してたんよ。甘いものに目がない私はその場でティラミスとキャラメルベース(?)のケーキを購入。1ピース350円。量もなかなか。(もちろん出来合いのものではないので美味!)そして水戸といえばやっぱりこれでしょ、納豆とおくらをのせた「ねばり丼」。500円だったかな?納豆嫌いの私には理解できないけど、見栄えは良さそうだった。個人的にはアルコール類がビールしかなかったことが不満。チューハイも置いてくんな!と文句を言いつつも、登利平のとりめししか名物がない敷島に比べたら笠松は頑張っていたかなぁと思うで。
 この日、水戸は「ワンコインデー」(ん?どっかで聞いたことあるやね)だったとのこと。新1年生と新社会人は500円で入場できた…からなのか?水戸側バックスタンドはなっから埋まっていた。一方の草津側はといえば同じ関東圏での試合とは思えないくらいガラガラ。「北関東ダービー」というにはあまりにも寂しい。ダービーというからには双方のサポーターが大挙してなんぼ、だと思うのだが。これもJ昇格してからの芳しくない成績ゆえなのだろうか。そんななか私の心を捉えたのは水戸サポのダンマク「湯もみ禁止」。水戸サポさんよ、安心しやっせ。最近アウェイまで湯もみ娘は来てないかんね。湯もみ娘見たかったら敷島まで来てくんな。
 試合開始前はポカポカ陽気だったのが、いつの間にか曇りに。しかも強風まで吹く始末。「茨城は群馬より暖かい」と思っていたのだが大間違い。笠松の海風(?)も激しく冷たい。しかし風を遮るものなんてありゃしないんさ。寒ければゴール裏で飛び上がればあったまるがね!と思ったのだが、只今足首捻挫中のためバックスタンドでおとなしく観戦することに。
 さて本題に入りましょうか。最下位ダービーだからか?それとも相手の手の内をよーく知っているからだろうか?この日のスタメンは前節と多少入れ替わりがあったんさ。4バックの右に、なんと堺陽二。そして3トップの右には佐田。これによって開幕以来常にスタメンだった依田はベンチに、酒井良に至ってはベンチ外。試合前日の「オーレ!ザスパ!!」(FMぐんま)で酒井のインタビューを聞いて好印象をもっただけに、ちょっとショックだったぃね。
 前半はお互いが互いのやりたいサッカーをやっている感じ。プレスやマークが甘いのか?J2のなかでもほぼ同レベルだからなのか?互いにチャンスはあったんよ。しかしどうにもフィニッシュまで持ち込めないんさ。なんとなく草津の方がゲームを支配している感じだった。水戸はホームだというのに守りも引き気味。明らかにカウンター狙い。特に怖かったのが8番の関(スキンヘッドの選手)。この関、ボールを持っていようがいまいがとにかく速い。コイツをフリーにさせたら危ない!というタイプの選手である。しかし草津のDF陣、なぜか関をフリーにさせてしまうこと多し。うーん、今日も相変わらずDFが穴かなぁ…と思ったのだが、前半は草津もガンガン攻めていたため、その不安は表面に出てこなかったんよ。そして気になっていた陽二の右サイドだが、これが意外としっくりハマっていたんね。手塚監督は右から陽二、左から寺田という運動量溢れる両サイドバックを起点にしての得点を狙ったんかね。確かに陽二とテラの運動量は群を抜いていた。この2人だけじゃない、この日のザスパは全員でとにかく点を獲る!というのが見えたんよ。時にはCBのモミやオダジでさえ前へ出ていた。前線の選手達はもちろん、ふだんはあまり走る印象のないあの山口さえも。…しかし前半は0-0で折り返すことに。
 そんな前半にも、実は唯一緊張のほぐれるシーン有。前半10分もたたなかった頃だろうか?ゴールネット裏に飾ってあったト○タのVitz(ホームゲームスタンプラリーの景品らしいで!いいなぁ水戸…)のボディにボールが見事命中!ボディが凹んだかどうかは不明だけんど、かなりやばかったと思うでー。だっていい音してたもんな(笑)。
 双方選手交替ナシで後半に突入。JFL時には「後半に奇跡を起こすザスパ」だったけど、Jに昇格したら「後半に一気に失速するザスパ」になりつつあるがね。だからたとえ水戸が相手といえども、正直かなりビクビクしてたんさ。その予感は的中さね。
 前半にも増して水戸は1TOPのデルリス目がけてクロスやセンタリングを上げてくるんだけど、これが憎いくらいいい感じなんよ。所謂「得点の匂いがする」ってやつ。一方ザスパはというと徐々に運動量が落ちてきた。そうなるとDFが穴だらけになるのが今のザスパ。遂に後半18分、デルリスに得点を許すことに。失点してすぐ氏家を下げて怪我から復帰の佐藤正美を投入。さらにその後テラを下げて山崎を投入。これで、今回やたらと話題になっている5人FW総攻撃が本格的に開始だぃね。なんてったってCBだけの2バック状態(推測)だったかんね!とにかく攻める!攻める!!攻める!!!FKのチャンスも何回かあった。だけど入らない…。
 後半ロスタイム、吉本がスローインをしようとしたが、ボールがピッチ脇の「○ーズデンキ」の看板の下に潜り込んでしまったんよ。必死に拾おうとするボールボーイの手伝いをすべく、看板を持ち上げる吉本。これ、スカパーにも映ってなかったから貴重なネタだで(笑)。ちなみにその後の看板は見事に隙間とズレが生じていました。
 結局試合は0-1にて終了。決して内容自体は悪くない。笠松のバックスタンドは選手の声が非常によく聞こえたのというのもあって、選手が必死に頑張る姿勢も手に感じるように分かった。だけど、結果がついてこない。引き分けでもない、1試合を除いて全てが「負け」。選手はもちろんだが、我々サポーターにも「負け癖」がついてきてるんでないかぃ?という気がしてならない。確かにJの舞台は決して甘いものではない。容易に勝てないことは重々承知だ。だけど、負け癖だけは身につけてはならない。我々サポーターも精一杯の応援で選手を勝たせてやらないと。次節はホームにベガルタ仙台を迎える。ベガにホームジャックされる可能性、じゅうぶんあるで!やばいで!!土曜日は敷島へ行って、再び「最下位ダービー」をやるんさね。もちろんうちが勝つで!!!!!
 帰りの駐車場には警備員が一人もおらず、大変な無法地帯と化してたんさ。まぁ茨城県民も群馬県民も気性荒いんべ?だからいつ事故が起こってもおかしくないくらい割り込みすごかったで。ちなみに我らの車の前にも容赦なく割り込みがあって、温和(なはずの)運転手氏も「負け試合のあとのサポーターほどこわいものはないかんな、ふざけんな!」とブチ切れてました。警備員は必要だよ、次は頼むよ、水戸さん!【きくり∈東毛】




 古今、並び立つ二者が相争う場面では『○○決戦』という言葉がよく使われます。今節のザスパ草津は、『北関東決戦』です。ま、一説には『ビリ決定戦』とも言われてたりしますが、敗れて奈落を彷徨うのが良いか、勝利して中位進出の足がかりを掴むが良いかは言わずもがなです。本日の舞台である笠松運動公園陸上競技場は、水戸のホームグラウンドではありますが、水戸市ではありません(那珂町です)。群馬県から彼の地へ至るルートは大きく2つ。東進して最短距離を進むルート(主には国道50号経由)と、時間距離が近い東京経由V字ルート(関越道〜外環道〜常磐道経由)がそれです。今回私は、(珍しく)土地勘があることを利用して、これ以外の路線を選択しました。高崎からのルートは次の通り。高崎IC〜(北関東道)〜伊勢崎IC〜(国道50号)〜佐野藤岡IC〜(東北道・北関東道)〜上三川IC〜(国道4号)〜(国道123号)〜茂木〜常北〜笠松。このルートで朝7時に発って、(途中ツインリンクもてぎでア○モを見たり、道中お昼にお蕎麦を食べたりと時間を使いましたが^^;)現地着は13時でした(ちなみに帰路は16:40発で高崎20:00着:晩ご飯込み)。到着したスタジアムは閑静な森の中にあり、なによりスタジアム横に隣接した広大な駐車場が目に付きます。
 今日の試合、手塚監督曰く「相手の手の内は知り尽くしている」とのことでしたが、いやいや、それはお互い様なので気を抜いちゃ駄目ですよ、カントク。で、本日の布陣は、GK:岩丸選手、センターDF:籾谷・小田島選手、サイドバック:寺田・堺(!)選手、Wボランチ:鳥居塚・氏家選手、サイドハーフ:吉本・佐田(!)選手、トップ下:山口選手、1トップFW:宮川選手の4−2−3−1ですが、昨季までとポジションが入れ替わった格好の堺選手と佐田選手に注目です。なお、サブメンバーに「マッスル」が名を連ねています。怪我は癒えたのかなぁ。彼の復帰は澱みがちな空気を一掃する好材料となるでしょう。ともかく、「お帰りなさい、まちゃみ!」。試合は、強い向かい風の中を風上に向かって攻め上がる形で開始されました。風の国のチームとしては不本意なことですが、ザスパというチームは風を味方に付けるのが苦手だったりします。もっとも、風上からの攻撃で優位に立つことがあまりない代わりに、風下での守備を苦にすることもあまりありませんが…。前半の攻防は、私の見立てではほぼ互角といったところでしょうか。ザスパの攻撃陣形は、水戸対策と考えられる左右のサイドライン(左:寺田−吉本、右:堺−佐田)に球を散らすサイドアタックを徹底して敢行。詰めを欠くものの形は悪くありません。一方の水戸を見ると、No.7秦選手・No.8関選手・No.9デルリス選手の動きが突出して目立ちます(→つまりいっつも危ねぇとこに居るんさ)。結局前半はスコアレスで終了。前半に風を生かせなかった水戸がどのような攻撃をしてくるのか。また風上に立つ草津が風神力を得るのか。注目の後半が間もなく始まります。
 後半に入っても攻防せめぎ合いの様相で15分が経過します。今季に入ってからというもの、この時間帯あたりが一つの山場になっている気配のザスパですが、やはりと言うべきかっ!後半63分に、やっぱり危険人物だったデルリス選手に先制を許します。この失点を受けて、監督はより攻勢を強める布陣への移行を決断。後半66分にボランチ:氏家選手→FW:佐藤選手へと交代(なんと前線の選手が5人に!)。ついにマッスル復活の時が訪れました。休養明けとは思えない動きを見せ、前戦からDFラインまで果敢にボールを追いかける闘志が漲っています。しかし、前線に力点を置いたのは良いのですが、トリさん一人に攻防の切り替えを託し、両サイドが上がっちゃってDFラインも実質CDFの2人だけと言う諸刃の剣状態です。こちらの凡ミスも相まって、危機的状況に陥ることも度々ですが、幸運にも追加点は許しません。失点しない代わりに、こちらも依然得点できずに喘いでおります。後半80分には左サイドで激しく動き回っていた寺田選手に替えて→山崎選手を投入、続く後半86分には同じく右サイドの佐田選手→依田選手へと交代し、攻撃陣のリフレッシュを図ってゴールを目指します。しかしながら最後まで相手ゴールが陥落することはなく試合終了。我々の前に挨拶に来た選手達の表情は一様に暗く(とくに某DFの選手は深刻な表情でした)、ちょっと心配です。
 ホームで1勝を得て、いざこれからという時点での連敗は、さすがに応えます。でも、だからこそ敢えて胸を張ってこう言いたい!「第1クールはただでさえ負傷者のオンパレードで態勢が整わないのは明白なんですから、この位のことでめげていてはダメです!」人間は、怒ったり悲しんだりしていると心身に悪影響が出る生き物らしいです。「空元気も元気の内!」。虚勢だっていいじゃないですか。明日の光明を信じて、遮二無二突き進むのみ! 【ほーせん@高崎】



 アウェイ観戦というものは非常にワクワクする。アウェイ観戦(公式戦)は昨シーズンのJFL最終戦、対HondaFC以来である。今回の相手は水戸ホーリーホック。茨城県那珂にある笠松運動公園陸上競技場を目指す。道は簡単、50号をひたすらまっすぐだ。お盆の時期は大洗に行く車で大混雑なこの道は、本当にひたすらまっすぐで非常に退屈。追突注意の注意書きが非常に目立つ。そりゃあ集中力も途切れるわい。仕事の都合上、深夜に帰宅するので寝ずにそのまま勢いだけで家を出たのだが、長続きせず「つまんねーな、この道は」と文句を言い出す体たらくぶり。途中一息つくためコンビニを探したのだが、あるのは石屋・・・石屋・・・石屋・・・。コンビニより石屋が多いってーのはどういう事だ!(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻━━┻。どうやら石切山脈とかいうのが近くにあり、たいそう「石」が有名らしいが、今の俺に必要なのは石ではなくコーヒーだ。そんなこんなで無事?到着したのが午前6時半頃。「うおっしゃー!寝るぞ!栃木あたりですでに俺の心は折れちまっているから辛抱たまらん!」としばし休息。しかし車中泊って慣れてないと全然眠れない。帰りが思いやられるな・・・。そしてなんとも言えない目覚めを向かえ、周りを見ると広い駐車場にたくさんの車達。やっぱり車で乗り入れられるって素晴らしいなぁ。群馬県のなんか偉い人、どーにかなりませんかね・・・。
 意気揚々とスタジアムへ向かおうとすると、やはりいるわいるわ「新製品が安い」お店の名前のついた服を着ている人達。アウェイの雰囲気はこうでなくてはいかん。生来のヘタレっぷりで伏目がちにアウェイゴール裏を目指す。すると前座試合として「水戸サポーターVS草津サポーター」の戦いが繰り広げられていた。水戸サポーターチームには子供もまじり健気に普通の大人相手にサッカーをしている。するとザスパサポーターから「空気読めー!」と草津サポーターチームに容赦の無いヤジが飛ぶ(笑)結果草津サポーターチームの勝利。まあ水戸サポーターチームには子供が3人ほど入っているのだから順当な結果だが、「空気読め」のヤジには爆笑した。
 さてここらが本番。水戸の順位はザスパの一つ上。勝てばザスパは晴れて最下位脱出である。これは負けるわけにはいかない。もちろん負け試合を観る為に水戸(那珂)まで来たわけではない。とは言うもののやはり厳しい相手と言わざるを得ない。ディフェンスラインを深めに設定し、カウンターを狙うサッカーは、前へ前へ出る草津にとってやりづらい相手だろう。そして決定力抜群のフォワード、デルリスの存在も非常に不気味だ。今シーズンからザスパの監督に就任した手塚氏は昨シーズン水戸のコーチであった。たしかに水戸の事は把握しているだろうが、水戸だって手塚監督の手の内を把握しているはずで、相殺して特にメリットは無いだろう。スタメンの変更点は右のフォワードの酒井がベンチ入りせず、この日は佐田が陣取る。右サイドバックは依田がベンチで堺がスタメン。他は特に変わらず。この右サイドのスタメン変更は特に「水戸が相手だから」といった意図の感じられるものではなかった。それに以前から思っているが佐田のフォワード、堺のディフェンダーというのはどうもしっくりこない。なにかメリットを見出せればよいが、特にこれといったメリットは思い浮かばない。堺をゴールから遠ざける理由が理にかなったものであれば納得もする。しかし、やはりザスパサポーター(というか俺)とすれば前線でしつこくボールを追い回し、キレキレのドリブルで相手ディフェンダーを切り裂くアグレッシブなプレーを堺に求めているのである。守備に追われる堺を見たいとは思わない。佐田も同様で攻撃のセンスに良い物を持っているのは分かる。しかし本来サイドバックの選手。なぜわざわざ慣れないポジションに二人を配置するのか?まったく意図が伝わらない。それでも機能していればいいのだ。しかし、堺は守備に回るとマークの受け渡しがぎこちなく、飛び込んできた選手をフリーにしてボールを追っていってしまう場面もしばしば見られた、そのたび小田島からポジションを修正されていた。守備で物を言うのはやはり長年培ってきた経験だ。一朝一夕で体に染み付くような代物ではないはずだ。攻撃力アップは間違いの無い所であろうが、考え方があまりにも子供騙しに思えてしょうがない。それにフォワードで起用されない堺のモチベーションも心配だ。と、非常にネガティブな考えを持っているが、簡単に言うと「俺はフォワードの堺陽二を見たーい!」な人間なのでどうしても納得できないのだ。
 さて試合だが展開としてはお互いなかなか良い形をつくれない。吉本は危険な選手と早くも認知されているらしくマークも厳しい。それでも吉本がノッているのは明らかで、攻撃陣を引っ張る。気になった点が一つ。完全に私の主観なので申し訳ないが、山口が結構ボールにプレッシャーを与えに行くのだ。これは監督の指示なのか山口の判断なのかは分からない。もう一度言うが私の主観なのでかんべんしてほしい。山口はそこまで守備しなくてもいいんじゃないか?昨シーズンの山口はそれほど守備をしなかった。私としてはそれでいいと思う。体力は攻撃時に使えばよい。攻撃時の山口の存在がどれだけ大きいか。守備を求めるなど無粋中の無粋。チームの戦術としてトップ下の選手は「プレッシャーを与えなさい」と決められているのであれば、なんと大きな間違いだろうかと思ってしまう。憶測なのでこれ以上言わないが、継続して行われるのであれば「そう、言われている」からであろう。あー、なんか愚痴ばっかりになってきた・・・。まあ文句や意見を言うのは簡単だが監督は必死なのだろう。それは理解します。さて必死なわりには攻撃サッカーはなかなか機能せず、堅守の水戸を攻略できない。水戸はボールを奪うとそこからは「どうやって良い形でデルリスにボールを渡すか?」を実践してくる。特に右サイドの関は積極的に縦に縦に来る選手で、スピードもありザスパがもっとも苦手とするプレイヤー。ディフェンダーが(ザスパサイドから見て)左に引っ張りだされ、中央のデルリスに繋がる形は非常に嫌な攻撃だ。しかし前半は何とか無失点で乗り切る(無得点だが)。やはりキチっと守ってくる相手を崩すのは容易ではない。しかし、だからこそ先制点が欲しい。先制点を取れば水戸はバランスを崩して攻めに転じなければならずそこに追加点のチャンスが生まれる。逆に失点してしまえばより強固に守りを固めるだろう。
 そして後半、プラン通りに試合の主導権を握ったのは水戸だった。まあ言ってしまえばザスパのディフェンダーのミスなのであるが、それにしてもデルリスの嗅覚は素晴らしい。クリアミスしたボールを詰めていたデルリスが押し込んだ。さあ1点のビハインド。思い通りに試合を進められないのはもはやザスパの仕様だ。しかし、それでもまだ時間は残されていたし、いつものグズグズ感も無かったので、「まだイケル!」とポジティブに考えていた。そしてここで、怪我から復活したマッスル佐藤正美が氏家に代わって今期初出場。期待も一気に膨らむぜ!が、しかし時間が刻々と過ぎていく。比例するようにイライラも右肩上がりだ。山崎投入、依田投入。まったく流れは変わらず。いい具合に水戸に守られ、時間を使われ、惜敗?完敗じゃあないが、惜しくもないだろう。全体として自分達のサッカーは出来ていなかった。リアクションサッカーではないのだから自分達のプレーが出来なければ厳しい。ずっと最下位も厳しい。でも俺は試合に行く。行かないでやるかってんだ! 【マシマロ@高崎】



■ 2005年4月23日(土) ■

J.LEAGUE DIVISION 2 第8節

ザスパ草津 0−2 ベガルタ仙台

敷島公園サッカーラグビー場 4134人

戦う気持ち

 桜の花もすっかり散って、街路にはハナミズキが盛りです。我らがザスパ草津の春花季も、今年の桜花同様、あっという間に終わってしまった感があり、少し寂しい気もします。
 今節も先週に続き「ビリ決定戦・PART2」です。相手は仙台。前売チケットの発売から間もなく、アウェイサイドのチケットを完売させたという驚異のサポーター軍団が来襲します。福岡での力尽きた逆転負け、水戸での攻めきれない零封負けと、徳島戦で垣間見えた勝利に至るバランスの良い攻守の形が、ここのところ見られません。良くない時は色々と連鎖するようで、前線で力強い動きを見せていたFW宮川選手が骨折により長期離脱とのこと。全治4週間とされていたMF高須選手・DF小川選手の復帰も未だアナウンスされず、先発予定メンバーですら万全の体調でない選手が多数との情報もあります。かつて無い苦境ですが、泣き言を言っている場合ではないので、兎も角も頑張るしかありません。 まずは先発メンバー。GK:岩丸選手、DF:堺・小田島・籾谷・寺田選手の4バック、MF:鳥居塚・小久保・山崎・山口選手のダイヤモンド陣形、FW:御給・吉本選手の2トップで、フォーメーションとしては4−4−2となります。陣形の変更は仙台対策なのか、はたまた宮川選手を欠いたことによる緊急対応なのかは不明ですが…(FW佐藤、MF氏家・依田選手が先発メンバーでないことも不安要素です)。FWを1トップ2シャドーから2トップとし、ボランチをキャプテン・トリさん一人に変更、小久保選手を前線に張らせて攻撃を主体に担当させるという一見攻撃的な陣容ですが、底堅い守備があってこそ有効な攻撃が可能になるってもんです。両サイドの攻防で生じる中盤からSB裏の空白域のケアが本日のキモになりそうな予感です。
 スタジアムDJ氏が替わったのかな?なんとも辿々しいアナウンスで試合前のセレモニーが進行します。そして強風の中、キックオフ。前半、風下に立つ草津に対し風上から足の長いボールを入れて攻め込む構えの仙台。やっぱりそう来るかー、と思った矢先の前半4分、ゴール前でDF陣がミスを連発し、最初のピンチでまんまと失点。仙台サポさん達は仮設スタンドを破壊せんばかりに大はしゃぎです(壊さないでくださいね〜)。失点はしたものの、その後は概ね安定感を取り戻し、仙台に一方的に攻め込まれるようなことはありません。ザスパは右サイドに充てられた小久保選手が果敢な動きを示し、司令塔の山口選手や前線の御給選手へ効果的な配球を見せます。幾たびかの好機と危機を繰り返しますが、お互いにゴールを割るには至らず、前半は仙台のリードで終了です。
 事態は後半に入って一転します。選手交代無く、後半は風上からの攻撃です。今更書くことでもありませんが、ザスパ草津というチームは不思議と風に弱かったりします。風のせいでボールが蹴りにくいからとか、球が伸びる・伸びないからとか、そういうのではありませんが、風の吹く試合でいい目を見たことがあまりありません(県リーグや関東リーグの時は別ですが)。迷信の類でしかありませんが、今日も風神の祟りか、後半開始早々の47分にFKから追加点を許してしまいます。この失点以降、明らかに草津イレブンの動きが低下します。風に任せてのロングフィードはほぼ全て仙台の手に落ち、攻撃の起点すら作れません。数少ない好機にも相手ゴール前でボールを左右させるに終わり、結局カウンターの餌食と化す始末です。唯一の救いは、2点を得た仙台がそれ以上の攻撃をリスクを背負ってまで行わなかったために、3点目を奪われずに済んだということだけ。後半52分にMF山崎選手→FW佐藤選手、続く後半78分にFW御給選手→FW佐田選手と交代をしますが奏功せず。焦りと苛立ちだけが募るなか、遂に試合終了。シュート数:7(11)、コーナーキック:12(6)、フリーキック18(16)、ゴールキック17(12)、得点:0(2)、これが今日の全てです(括弧内は仙台)。
 試合後に起きたブーイングが物語るように、今日ばかりは「奮戦むなしく」とは書けません。最下位にはいるけれど、崖っぷちじゃ無いなんていう心理が働いているのなら、しっかりと改めなくてはいけないでしょう。綱渡りのような3年間とは違い、今年は地歩を固めるために使ってもらいたいとは思ってます。ですが、余力を残して(手を抜いてとまでは言いませんが)勝てるチームなど、J2には存在しません。今持てる限りの知恵と力を相手にぶつけて、その結果が敗戦だって、そりゃ一向に構いません(ちょびっとは構うけんど^^;)。試合後のコメントで「Q:今日のゲームの収穫は? A:………無いです」と語られていますが、得るもののない労働ほど無益なものは無い!ダメならダメなりに何か見つけようよ(お願いだから)。あの奔放なジョー・ヤブキだって、勝ちたい一心で「明日のために」鍛錬をして登り詰めていったんですから。「勝ちたい」気持ち一つでも体は前を向いてくれるはずです。気持ちが入らないなら、我々「12」番が背中を押してあげましょう。
 花の季節は華やかで短い。でも実りの季節への序章にすぎません。季節はこれから新緑真っ盛りへと向かいます。3年かけて地を起こし撒いた種は、やっとこさ芽を吹いたばかり。これを揺るぎない大樹にするためにも、今は広く深く根を張る時期なのかも知れません。僕らは少しばかりの水を与えることしかできません。堅い大地を割り根を穿つのは選手諸君、あなた達自身です。変わらぬ期待と揺るぎない声援よ、君たちに届け!【ほーせん@高崎】




 初勝利を歓喜の余韻をかき消すようなアウェイ戦での2連敗と得点力のある宮川大輔選手の「左足関節脱臼骨折」による欠場の厳しい現実を乗り越えてほしい!2勝目をこのホーム戦で!という願いを胸に秘めて自転車こいで敷島に開門の2時間前に到着しました。11:45開門、3週間ぶりに踏み込むFゾーンから眺めるグランドには、芝の若葉が際立っていました。選手の皆さんのウォーミング・アップに小島選手の姿が見られなかった。前節の水戸戦では、ゴール付近で岩丸選手にアドバイスを与えながら黙々とウォーミング・アップしてたのに・・・・何かあったのかなぁ・・・・気になるところ。
 14:00試合開始、ベガルタ仙台にとって、監督の進退のかかった?重要な試合ともあって、この試合に訪れたサポーターの人数は約1500人。アウェーのAゾーンからFゾーンが、ベガルタのチームカラー一色に染まっていた。ザスパに負けたら監督が、どうなってしまうのかと半ば悪趣味みたいな気持ちもありました。でもどんな事情があるにせよ……この試合には、負けてほしくない、絶対勝ってほしいと願う気持ちは、観光バスを何台も連ねてきた熱き黄色のサポーターの群集には負けてない!だってこの試合に応援で気合負けしていたら、試合に臨んでいる選手の皆さんに申し訳ないものね!!頑張って応援しないとね(o^-')b 風下に向かってのキックオフ。だんだん強く吹くだろう赤城颪はザスパの選手の味方なってくれるのだろうか?前半戦開始直後4分、ベガルタ仙台にヘディングシュートで1点先制されてしまった。仮設スタンドを壊さんばかりの勢いで歓喜の声援が轟いていた。まだ試合は、始まったばかりだ!どんどん点を取っていけばいいんだよと、誰もが早く1点が入る事を願いつつ声援を送っていた。ザスパにもチャンスは、訪れているのに<(;_;)>・・・190cmのベガルタのキーパー競り合った御給選手のヘディングシュートも外れ、吉本選手のロングシュートは、風に煽られるような形でクロスバーに弾かれる。ゴール前には、山口選手が巧みなボールさばきでシュートのお膳立ても整えているように見える。ただし、ゴールを決めるべく相手選手を弾き飛ばすくらいの勢いで現れて来る選手がいないのかなぁと思ったのは私だけでしょうか・・・ベガルタの選手のガードは、容赦なく厳しいものがありました。でも必ずスキはできるんだ!そんなチャンスは、きっと来る!!鳥居塚選手の低く新緑の芝を這うようなシュートもゴールをそれて行く・・・またもやゴール前、サイドからの寺田選手のクロスは、キーパーとベガルタの選手に絡みもつれた御給選手のへディングのこぼれ球を吉本選手のシュートも決まらず・・・<(;_;)>1点取ってほしいという願いをこめて応援の声はとどまる事がなかった。ベガルタの選手が攻め上がってきたところで、またもや点が入ってしまうのでは?という不安が脳裏をよぎる中、前半終了のホイッスルが鳴った。少しホッとした。
 後半開始直後2分、ガードのスキを突いてベガルタの選手がまたしてもへディングシュート。2点目を奪われてしまった。数少ないチャンスをモノにしているベガルタ仙台と、再三ゴール前まで攻め上がっているけど得点に結び付かないザスパがやるせない。後半に入って8本のコーナーキックがありながら得点にならないのは何が足りないの?ベガルタゴール前のガードは難く、ザスパも目の前の相手選手をなぎ倒してまでもゴールに突っ込んでくような!どうしても!何をしても!イエロー覚悟でも!という意気込みが薄いように見える。慣れないポジションや怪我・故障などで戦線離脱している仲間も多いので、思い切ったザスパらしいプレーに結び付かないのかなぁ・・・プレーの合間で足が止まる。そのまま、試合終了。嗚呼、Jの壁は厚い。過去の輝かしい戦歴は、いい思い出にしておこうよ。Jでスムースに勝たせてもらえる訳がない。この負けをバネにして次への勝利を貪欲に掴み取ろう。どんなときも応援するから。がんばれ!ザスパ草津!!【なつゆき@高崎】



 今回は試合内容をどう書こうか?と思っていたのだが本当内容が無い。まあ前節の水戸戦も無い事は無かったのだが、こうも見るべきものが無いとネタに困ってくる。という事で今回はこの日の試合を観て思った事を書こうかな、と思います。第一クールはまあ我慢しようか、と思っていたのだが。この日は激しく憤慨させてもらった。
 最下位ダービー、対ベガルタ仙台。両チームとも状況としてはどん底。草津としてはなんとか一筋の光明を見出したい一戦。しかし光明を見出したのは仙台だった。もはやシステム、戦術がどーしたこーしたではないぞ!たしかに理解不能な采配があるのはこの試合もそうなのだが、はっきり言って観ていてつまらん。攻撃サッカーが聞いてあきれる2試合連続スコアレス。怪我人が非常に多く、満足にスタメンを組めないのは分かる。しかし選手がプライベートで怪我をしたので無いのなら、責任は監督とコーチにある。宮川の練習中の骨折なんて有り得ないだろう。こんな大事な時に前線のキーマン宮川が戦線離脱ではどうにもならん。たしかにJ2で戦う為にハードな練習は必要だ。しかし怪我をしてしまったら本末転倒。試合に出ている選手達も「俺が怪我をしてしまったら・・・」と思ったら球際で思いっきり当たれないのも無理の無い事だ。
 この日の試合ザスパイレブンは内容の薄いサッカーに終始した。モチベーションの低さが如実に伝わってくる動きだった。技術で劣っているならば、気持ちで負けてどうする?相手よりヘタクソならば相手より走らないでどうする?近代スポーツでは鼻で笑われる精神論かもしれないが、見ている者の胸を打つのはそんな姿でがんばる人を見た時である。この日の選手達からは全然伝わってこなかった。唯一小久保は結婚もして充実しているのだろう、非常に運動量が多かった。さて、だからと言って「皆、結婚しろ!」とは言えない。どうしたら皆モチベーションを上げてくれるのだろう。慣れないポジションをやらされればしょうがないのも分かる。本来の力を発揮できず、低調なパフォーマンスに終始する選手を見ているとやるせなくなってくる。「絶対勝て!」とは誰も言ってないのだ、
何か見せて欲しい。連敗しても期待させる何かがあれば、全て出しきったけど勝利に届かなかったのであればブーイングなど起きない。このブーイングは不甲斐無い選手に対してではなく、ザスパ草津を不甲斐無い選手の集団に変えてしまった監督へのものである。このどん底から這い上がるのは並大抵の事ではない。さて次のサガン鳥栖戦はどんな事になるのか、こんな時こそ選手を走らせる為に大声を出して応援しようではないか。 【マシマロ@高崎】


■ 2005年4月30日(土) ■

J.LEAGUE DIVISION 2 第9節

ザスパ草津 0−2 サガン鳥栖

敷島公園サッカーラグビー場 3043人

敗けたけれど

 毎週土曜日は仕事なんさね。ザスパの試合は土曜べぇだ。駐車場問題が昨今の話題だけんど、オレにとっちゃ、「土曜日問題」の解決が先決だぃね。こないだの徳島戦で最後の手段「泣き入れ」を使っちまったんで、もはや残っている手段はねぇ。どーすんべぇかと思っていて、ザスパのオフィシャルを見たら、今回の鳥栖戦は「Jリーグ ファミリーJoinデイズ」となっていて「エスコートキッズ募集」の告知。しかも対象は小学2、3年生!ウチのセガレ、ビンゴ〜!っつーことで、セガレに聞いたらぜひやりてぇ!との返事。これまでキッズに応募しても全部外れている運のねぇ我が家だけんど、今回の観戦の可否の命運はこれに頼るしかねぇ。まさに秘策!しかも・・・・やった!当たったよ!!職場に「この度セガレがエスコートキッズに当選しまして、保護者でオレもいがなくっちゃなんねんですよ。連休だけどどこも連れて行ってやれねんで■△※・・」と再びこれを口実に半休をもらったんさね。(ワガママでわりぃんね。)セガレは「ザスパの選手と手をつなげるかなぁ!?どんな記念Tシャツがもらえるんかなぁ?」とワクワクの様子。せっかくいげる30日、気合いれていぐぞ!ザスパも連休で訪れる子供達の前でぜひ気合のへぇったプレーをみせてほしいもんだぃね。
 いよいよ30日。セガレと昭和町から徒歩で、敷島へ。1時ごろ到着。4月の天気じゃねぇで。外で、オダジ、堺、北、御給がサインに応じてらぃね。彼らは今日でねんかな?いやぁ、それにしても暑ちぃな。売店には「氷」の店が初お目見えだぃね。ひとまずFゾーンに行って場所を確保したあとに、セガレをエスコートキッズ受付へ連れてぐ。名簿にはセガレの名前は「12」の欄。・・・おいおい、これは鳥栖側だんべぇ。つくづく運がねぇな、おめぇ。親は控え室に入れねんで、「入場セレモニーが終ったら即解散ですんで、迎えに来てください」と言われ、オレはFゾーンへ。
 今回、ザスパは新加入のDF斉藤、FW樹森をスタメンで起用。故障明けのMF高須もスタメンに復帰、DF小川もサブにへぇってらぃね。4-4-2の布陣。一気に新しい血を注入した感じだぃね。選手入場、うちのセガレは・・・いたいた!「シュナイダー潤之助」と手をつないでらぁ。鳥栖唯一の群馬県関係者?と手をつなげたんだから、まだ運があるんかな(笑)おっとセガレを迎えにいがねぇと・・・結局試合開始時の草津節はFゾーンで歌えず(泣)受付に行ぐと、すでにセガレはエスコートキッズ記念Tシャツ(白;今日の日付入りユニクロ製→家宝に認定(笑))を脱いで、レプユニをまとい臨戦態勢!セガレとシュナイダーのことをあれこれ話しながら、Fゾーンへ急ぐ。きっと生涯忘れられねぇ試合になるな、おめぇ。ザスパ勝つといいな。ゴール裏に立って、さぁ、張り切っていごー!・・・って、オイオイ!開始5分、いきなり右CKをノーマークのサガン八田にヘッドで叩き込まれ先制されたぃね。息つく間もねぇな。またも立ち上がりに失点だぃね。前の教訓、何も生かされちゃねぇや
 反撃を期待していると、前半15分、またも鳥栖の右サイドから奈良崎にいいように上がられ蹴り込まれ失点、0−2。早々の2失点、観客席から溜息が混じらぃね。その後も鳥栖に攻め込まれ、素人目にもズルズルいっちゃってる感じだぃね。それでも何とか攻撃を凌いでらぁ。前半40分ちょっと前、スライディングタックルに行った斉藤は足を痛め、無念の退場。替わりにへぇった小川のでっけぇ声がスタに響く。いいムードメーカーが復活してくれたもんだぃね。前半終了、0−2。前半は一言で言えば「冴えない展開」だったぃね。
 後半開始。前半とは違って攻めの姿勢が見えてきたんさ。(鳥栖が少し引き気味に守っていたせいかもしんねぇけんど。)あんまりいーところがなかった高須から酒井に交代。交代早々、ビッグチャンスだったが、シュナイダーの好守に阻まれ得点ならなかったぃね。今日ばかりは、エスコートキッズのこともあるんで、(オレは)ちったぁ大目にみるで、潤之助君。その後も小久保から佐藤に交代。酒井、佐藤がへぇってから、全体の動きが良くなったように思わぃね。ただ動きは良くなったし、攻めの姿勢も見えるんだけんど、あと一歩の決定力にかけてゴールを割ることは最後までできなかったぃね。残念、試合終了、0−2。今季2度目の4連敗を喫しちまったぃね。オレは選手にブーイングはしなかったけんど、拍手もしなかったぃね。
 1年前の連休、新緑萌える敷島に、オレはセガレといっしょにデンソー戦を観にきたんだぃね。そう、あれからたった1年なんだぃね。夢の舞台をひたむきに目指すザスパの姿にオレは感動したんだで。そしてザスパはオレの生活の一部になったんだ。その夢の舞台に待ち受けていたんはイバラの道。逆境から這い上がる、その姿こそ、ザスパのアイデンティティだんべぇ?まっとまっといっぺぇ感動させてくんな!ザスパ、頼むで!【すずき@東毛】




 仙台戦から一週間が経ち、この日サガン鳥栖を敷島に向かえる第9節。前回はあまりの不甲斐無さにブーイングを浴びた選手達に監督。一週間で劇的に変わるとは到底思えない。しかし樹森、齋藤の加入は何かキッカケになって欲しいとの期待を込め会場へと向かった。宮川の離脱により、前節から2トップのシステムを採用するザスパだが、いかんせん点が取れない。この日の2トップは吉本に樹森。中盤はダイヤモンド、トップ下に山口、左に高須、右に小久保、ワンボランチに鳥居塚。最終ラインは左から寺田、齋藤、籾谷、依田。新戦力2人がいきなりスタメンに加え、復帰の高須、依田も前節出場無し。ベンチには復帰の小川、酒井とずいぶんと顔ぶれが変わった。なんにせよ、選手の怪我からの復帰は非常に嬉しいものだ。さてこの試合、やはり観るべきポイントはどうしても新戦力の2人という事になる。特に私は樹森に注目して観ていた。この選手ハッキリ言うと、「うまい」。中盤の選手だとばかり思っていたが、セカンドトップとして非常に機能している。ドリブル、パス、クロス、スピード、裏への飛び出し、いずれも高レベル。私としては宮川と2トップを組ませたら最高だろうな、と思うだけ悲しい事を考えてしまった・・・。言ってもしょうがないが宮川の怪我は悔やまれる。
 さて試合だがこの試合も開始間もなく先制点を許す。CKから鳥栖のファーストシュートだった。1点ビハインドにするのは決まり事なのですか?まあ下を向いてもしょうがない。やられたらやり返せばいい。とは言ったものの鳥栖の組織的なプレスにやられっぱなし。15分寺田が上がりスペースの空いた左サイド、鳥栖の右サイドバック奈良崎がどフリーで駆け上がり、そのまま追加点のゴール。サイドバックが上がった後のスペースのケアが出来ないのはしょうがない(と思ってあげる)。やはり鳥居塚一人で中盤を支えるのは厳しい。守備に奔走し攻撃の起点になれない。結局攻撃と守備のバランスという事になるわけだが、やはり点を取るためにはリスクを犯さねばならず守備はどうしても手薄になる。相手に先制点を許せばどんどんバランスは悪くなる。前半も終了間際、齋藤が怪我で小川と交代。小川はいきなりカードを貰ったが、味方を鼓舞し非常に良かった。しかし前半はアグレッシブにプレスをかけてきた鳥栖の前に、まったくいい所無しで終了。このままグズグズで後半もいってしまうのであればマジギレしてたかもしれないが、なんとか戦う気持ちを見せてくれた。
 後半は鳥栖が高い位置からプレスをかけず引いてきた為、ボールをキープできるのだがやはり鳥栖のゴール前は人数が多くシュートが引っかかる。ここで交代したのが、佐藤と酒井。佐藤が前線のポイントとなり、酒井は右サイドから豊富な運動量とキレキレのドリブルで仕掛ける。酒井が入ってかなりチャンスをつくったのだが、結局ゴールは割れず。
 後半に限って言えばまあ観ていて面白かったけど、負けたらサポーターとしてはつまらん。結局2点取られているわけだし、得点は奪えていないのだから。手塚監督のハーフタイムのコメントには笑わせてもらった。結局「みんながんばれ!」としか言って無いじゃん。鳥栖の松本監督のコメントと比べると少し悲しくなる。本当にそれだけだったのか、オフレコがあったのかは定かじゃないが。とにかく、引き分けてもいないのだから「キッカケ」と言っても「勝利」ではなく「得点」に対して希望が少し見えてきたかな?といった程度。でも少しづつでいい。
前節よりは確実に上向きだ。 【マシマロ@高崎】


■ 2005年5月4日(祝) ■

J.LEAGUE DIVISION 2 第10節

湘南ベルマーレ 1−1 ザスパ草津

平塚競技場 10353人

帰ってきた鬼神

 「お守り」って、持っているだけで何となく安心感がありませんか?唐突ですが、これが今日のキーワードです。GWただ中の本日、電車に揺られて3時間。辿り着いたは小田原。本来は平塚で下車すればよいのですが、折角ですからちっとんべぇ寄り道させてもらおうかと。向かったのは天下の名城・難攻不落の小田原城。まあ、天守閣は復元モノなのでそれなりとして、やはり刮目すべきは城郭の作りのうまさでしょう。詳細を語ると長くなるのでやめますが(実は城マニア^^;)、平城の欠点を補う地勢的配慮に富む「頭の良い城」と言えます。もっとも、この名城を落城ではなく開城させた秀吉公の手腕には感心至極ではあります。小田原城の話を持ち出したのは、特段城話をしたかったからではありません。サッカーにおいて堅守とされる守り(あるいはチーム)でも、よく考えれば付け入る隙はあるし、一方ザルと思われてるようなやり方(あるいはチーム)でも、頭を使えばそう易々とは敗れはしないのですよ、ということです。敵味方双方が常に流動的に躍動するサッカーの試合では、自軍の戦術をいかに臨機応変させてゆくかが重要で、この点においてはピッチの外から全体を見ている監督の指示通達は有用です。しかしながら、試合中に監督の声を全体に行き渡らせるのは実際困難で、基本的には選手間でのやり取りをもって修正してゆくことが多くなります。その際重要なのが(特に守備に関して)DFリーダーとGKのコーチングでしょう。今季前節までにおけるDFの統制は、失点の数を見る限りにおいては、残念ながら万全とは言えない状況でした(→4バック・サイドアタックという戦術をとるので、両サイドの隙ができやすくなる結果とも言えますが)。今節、声の質・量ではザスパ随一と言って良いでしょう、草津の野人・小川選手がDFリーダーとしてスタメン復帰を果たします。そしてもう一人。常にほとばしるような闘志を身に纏い草津のゴールマウスに君臨する鬼神、GK小島選手が満を持してJ2草津初スタメンです!ザスパ草津にとってこの2人の存在感は非常に大きく、ピッチに立っているだけでいい知れない安心感を与えてくれる「お守り」みたいな存在と言えます。
 さて本日の試合のスタメンは、GK:帰ってきた鬼神・小島選手、DF:両サイドに寺田・依田選手を配しセンターに小川・小田島選手、MF:鳥居塚キャプテンを1ボランチとし左に高須選手・右に小久保選手・トップ下に樹森選手を配するダイヤモンドスタイル、FW:吉本選手とこちらもスタメン復帰の佐藤選手、で、4−4−2を敷きます。スタメンで気になるのは司令塔・山口選手の不在です。特に悪い情報は得ていないので、連戦を睨んでの休養を兼ねたのかもしれません。ともあれ、この試合の鍵はGK小島選手のコーチング、DFリーダー小川選手のDF統制、トップ下起用の樹森選手の攻撃陣形のコントロールといったところでしょう。
 フェアプレイフラッグを先頭に選手が入場してきます。アウェイ用の白と紺のユニフォームを纏う選手達の中に、一際目立つ黄色いユニフォーム。背には「22」の文字。草津の鬼神、湘南の地に降臨です(しかも現役最高齢Jリーガーの称号を伴って^^)。皐月の海風を受けて選手達が緑の上に散り、陽光を指すように主審の手が挙がり、笛一声。試合開始です。前半、試合開始直後からザスパが攻勢に出ます。前半4分には佐藤選手がゴール前に詰めますが、これは惜しくもシュートまで持ってゆけませんでした。直後の前半5分に高須選手、同10分に鳥居塚選手がシュートを放ちますが、いずれも枠を捉えられません。しかし、何時になくと言ったら失礼ですが、ゴールに向かってボールをコントロールし、シュートを放つ姿勢が如実に現れているではないですか。よく見ていると、最終DFラインは小川選手が大声を上げて高く保つように指示し、中盤ではボランチの鳥居塚選手が前線の状況を見極めて的確に右の小久保選手あるいは左の高須選手にボールを送っています。そして攻勢の鍵となっているのが、この試合で初めてトップ下を委された樹森選手です。山口選手と違い、少し引いた深い位置から攻撃の起点を作っているように見えます。ところがある局面では、ボールを捌くそぶりを見せつつ、中央をドリブルで突破するという奇襲も見せるなど、機知に富む実に多彩な攻撃を披露します。おいおい、この選手、実はものすごく高いポテンシャルを秘めてるんぢゃないんかい?(→高須選手や酒井選手、堺選手のような足元の良い選手とのコンビネーションが良くなれば強力な武器になること間違いなし。翼君と岬君みたいなコンビができるかも)。そんなことを考えていた前半16分、FW佐藤選手が自陣でインターセプトしたボールを素早く相棒のFW吉本選手に送ると、佐藤選手はそのまま敵陣ゴール前に走り込みます。吉本選手は自分を追い越して行く佐藤選手の姿を捉えると迷いなくボールを送ります。後方から送り込まれたボールを左足で蹴り抜くと、ボールは湘南のゴールネットを揺らしていました。GOOOOOAL!!! ザスパ待望の先制点は草津のFW名コンビによりもたらされました。先制したことによって動きにゆとりができたか、キャッチされはしたもののシュートを放ち、また高須選手が左サイドをドリブルで切り込み、中央を樹森選手がドリブルで突破するなど、草津の攻勢は続きます。前半は今一手の詰めを欠き、更なる得点は双方になく終了。前半の攻撃を見て感じたことを幾つか。樹森選手が少し引いて起点を作っていたことと、時折奇襲を仕掛けることにより、湘南側で本来山口選手をマークする役割を負っていた選手に混乱が生じたかも知れません。それに拍車をかけたのが、実質的な攻撃の起点が左右のサイドに移管されていたことではないでしょうか。中央でトップ下の選手をマークし、攻撃の起点を封じたつもりが、実は攻撃基地はそこにはありませんでした、というオチです。後半も選手の運動量が落ちなければ、このやり方で追加点も狙えるでしょう。いざ後半戦!
 後半開始直後は、前半の流れそのままに草津の攻撃で幕を開けます。後半1分・樹森選手、同2分佐藤選手と立て続けにゴールに迫りますが、ここは惜しくもゴールならず。このまま攻勢で押し切れるかな?とも思いましたが、さすがにそうはいきそうもありません。後半13分頃までに試合の主導権は湘南サイドに移り、ザスパゴール前まで素早く攻め込まれては、ボールを左右に振られるいつもの悪い展開が見受けられるようになります。そして後半14分、湘南・永里選手が放った少し長目のシュートはゴールポストに当たりながらもゴールラインを割り、ついに同点。今季のザスパの悪いパターンにはまるとすると、この後DFが大混乱に陥り、ズルズルとラインを下げた挙げ句大きく空いた中盤を相手に明け渡してジリ貧になるところですが、今日は随分頑張りました。攻め込まれてお尻がムズムズしそうになるDFメンバーを小川選手が勇気をもって(大声を張って)高く保つように努めます。小久保選手も果敢に相手DFの裏をとる動きを見せては好機を演出します。手塚監督もこの試合ピッチサイドに立ちっぱなしで、大きな声を上げて選手に指示を与え続けます。この試合左サイドで攻撃の起点を作り出していた高須選手ですが、さすがに動きに翳りが見え始めたことから、後半19分に同じくスピードと足元のあるFW酒井選手に交代です。攻めのヒゲ・良君ガンバレ!同点となった後の両チームの攻防では、左右に起点を作って攻める草津に対し、その攻撃の不発から一転速攻カウンターで瞬く間にこちらのゴール前に迫り来る湘南、といった構図が頻繁に見られます。攻めては交代投入の酒井選手が相手バックパスを懸命にチェイスしてコーナーキックを得るなど、アグレッシブな姿勢が好印象です。守ってはゴール前の危険帯を小田島・小川両CBが素早く封殺し、そこをかいくぐったシュートはGK小島選手が好セーブで防ぎます。草津・湘南互いに相譲らず、試合は1−1のまま終了。
 先制するも追いつかれて引き分け、と言う試合でしたが、内容の良いドローではなかったかと思います。勝ち点1も取れたし。上位のチームの共通語は、「勝つ」ことです。中位付近のチームに共通して言えることは、「負けない」ことです。そして今のザスパに求められることこそが、「負けない」ことだと思います。試合に負けないこともそうですが、押し込まれても「恐怖心に負けずに」引き止まること。先制されても、残り時間が少なくとも「自分に負けずに」前を向いて進むこと。奇しくもこの文章を書いている今、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグ準決勝・ACミラン−PSVアイントフォーフェンのセカンドレグが放映されています。ロスタイムわずか2分に2点を返さなければ敗退決定という絶望的状況のPSVですが、誰一人諦めることなく攻め続け、ロスタイムに1点を返しなおも大攻勢です。結局敗れはしましたが、3万人を越えるホームPSVのサポーターからは惜しみない満場の喝采が贈られました。これが「前を向く」と言うことの一つの答えではないでしょうか。
 平塚競技場の正面ゲートには、1998年W杯(フランス大会)に出場したベルマーレ平塚(当時)の出場選手を讃える記念碑があります。この碑には、現在我がザスパ草津の守護神を努めるGK小島選手のサインも刻まれています。何時の日か、ザスパのホームスタジアムにも日本代表に選出された選手の名が刻まれることを夢見ながら、暮れなずむ湘南の地を後にするのでした。【ほーせん@高崎】




 今日の対戦相手・湘南ベルマーレのホームは、平塚競技場ということで、横浜戦の時にも利用した湘南新宿ラインに乗るため前橋から出発。GWの真っ只中ということもあって、始発の高崎駅ですでに満員となっていました^^;。大宮のあたりで思わぬアクシデント(人身事故)が起こり、開始2時間前には到着予定でしたが、なんと試合開始5分前にやっと到着(ファ〜間一髪)。会場の外にはザスパコールが響きわたり一挙にテンションは上がり始め会場の中へ入って行きました。中に入るとアウェー側でも立ち見の所しか残ってない様子で会場のムードはすでに最高潮!となっていました。(入場観客数は1万人を超えていましたし、おそらくザスパサポも500人以上は集結していたと思いますが^^・・・)そしてグラウンドに目をやると、丁度選手たちが入場してくるところで、私が釘付けになったのはあの輝かしい黄色のレプユニを着たオヤジ・小島選手ではありませんか!やった〜!!すぐにこの会場のムードの理由がわかりました。それは、私たちサポーターだけでなく選手たちにとっても同じ気持ちだったのだろうと察しました。なんでしょう?この重みと言うか安心感と言うか、会場の空気を肌で感じ取ることができました。やっぱり小島さんの存在感はスッゴイです。ザスパの小島ここにありです!そしてまた、私が嬉しかったのは前回のホーム戦から復帰している小川選手のスタメン入りでした。小川さんの存在もすごいものです。DFが締まるといいますか、大きな声を出してのあのパフォーマンスは、やはり経験が成せる技なのでしょうか。
 そんな中、すぐに試合開始のホイッスルが鳴り響きました。一番後ろから大きな声で指示を出す小島選手。DFの間隔もしっかり操れます。最近にはなかった危なげない試合運びが繰り広げられていきました。フォーメーションからもきれいにわかる4ー4ー2の内ダイヤモンド型のスタイルです。小川選手はDFラインを引き上げようと、つねに声を出し周りのみんなに位置確認をしているのがよくわかります。また、MF高須洋平選手の飛び出しもよく、最後まで闘志をむき出しにして相手からのボールを奪い取る姿は観てる私たちを興奮させてくれました。そんな時チャンスが訪れたのです。前半16分、中央から持っていったFW吉本選手が左サイドに絶妙なパスを出し、それをFW佐藤選手が振り向きざまに左足から出たシュートがゴールネットを揺らし先制ゴールです^^。GOOOOOAL!!! 私を含め、全国にいるザスパサポ全員がこの日がくるのをどれくらい心待ちしていたことか!まちゃー、やった〜!最高〜!!久々の得点です。やっぱり、今日は昔ながらのポジショニングだからでしょうか?昨年の今ごろの試合を観ているような懐かしい気分になっていたのは私だけでしょうか。ともかく、試合の流れは完全にザスパのペースで前半を折り返しました。
 後半になってからも、トップ下の樹森選手の動きも軽快で、いい所に飛び出しができる運動量の大きな選手であることをアピールしていました。また、後半から交代したMF酒井 良選手も有限実行でアグレッシブにピッチを駆け巡っていました。後半14分、相手の見事なゴールもありザスパイレブンもスタミナが切れ始めたのか、ボールは左右に揺さぶられたり、DFが間に合わなくなるシーンが所々に現れ・・・あわや、という所でGK小島選手のファインセーブが光ります。小島選手のパフォーマンスによって失いかけていた試合の流れをもう一度引き寄せることができ、最後まで身の引き締まった安定感のある試合を観ることができました^^。
 試合結果はドローではありましたが、試合内容からみると、前回までの試合の屈辱(愛のブーイング)を前向きに受け止め、目指すは心身ともに負けない試合、さらにどんどん技術も磨かれた魅力ある試合をこれからも見せて下さい。私たちは、いつまでもザスパ草津を愛し、彼らに声援を送り続けるでしょう。【あきべー@北毛】



■ 2005年5月7日(土) ■

J.LEAGUE DIVISION 2 第11節

ヴァンフォーレ甲府 4−1 ザスパ草津

松本平広域公園総合球技場 9701人

一矢報いるも

 昨年12月のFCアンテロープとの練習試合以来のアルウィン再訪。北アルプスを間近に望む最高のロケーションと、その高規格スタジアムはザスパサポにとってはまさに垂涎の的。そんなスタで公式戦が行われるのであれば行かない訳がありません。城下町松本は、食に文化に学生時代から大好きな街でもありますしね。さて、今年のGWは前半からこれでもか!という程の晴天続き。7日ももちろん爽やかな皐月晴れの下で観戦できるものと思い込んでいたのですが、何故か土曜の天気予報は雨マーク・・・。これでは折角の楽しみが半減してしまう・・・。と、ちょっとガックリ気味で週末を迎えたのですが、前日の予報では午後から陽射しも戻るとのこと。前節の湘南戦ドローと、全ての運気は確実に上向き!もちろん勝ち点3はいただき!といきたいところです。群馬を出た時はまだそぼ降る雨の中でしたが、三才山トンネルを抜けた頃から不思議とピタッと止んでくれました。快晴の松本市街を散策し、お目当ての信州蕎麦を胃袋に納め、いざアルウィン!とばかりにR19を南下開始です。南松本の交差点に差し掛かると、2台前には見覚えのある「本家ちちや」の文字。「へぇ、ちちやの広告の入った路線バスがこんなとこ走ってるんだぁ」などと悠長なことを思ってしまったのですが、違う違う、何とザスパの選手バスではないですか!昨年夏の仙台遠征の際も、現地のコンビニで植木監督と遭遇したり、私のアウェイ道中では何故か不思議なことが起こるんですよね。アルウィンへの道は頭に入っていたのですが、さらに選手バスの先導付きとは大名行列的な何ともいい気分でした。
 長野道をくぐり、信州まつもと空港との分岐を過ぎると、いよいよ北アルプスを背にした大きな立方体が見えてきました。臨時駐車場に車を入れ、眺めるアルウィンの周りには既にブルーの人だかり。中央道一本で来られる甲府サポのほうが数的には勝っているようです。開門前のブルーの行列を横目に(敵サポの中を歩くのって何故かワクワクしませんか?私、その視線に晒されるのが結構好きなんです。えー、それは人数が多ければ多いほど。え?変ですか?^^)、ようやく紺色の見慣れた顔の並ぶ行列に到着したのはピッタリ開門12時でした。ゲートをくぐるとまさに息を呑む美しさ。青い空と白い山々の借景、圧倒的マッスを誇るすり鉢状のスタンドの真ん中には目にも眩しい緑のピッチ。再訪であるのにしばし見とれてしまいました。今日は1クール最終試合でもあります。ここは何とか勝利の美酒に酔いたい!ってことで、駆けつけの生ビールでまずは喉を潤したのでした。バックスタンド裏では売店とともに石和、草津両温泉の観光PRブースもあり、ハッピを着た観光協会の方がバンダナのオマケ付きのパンフレットを配っていました。その中でやたらデカイ人が一人・・・なんと北選手でした。正GK争いにはなかなか厳しいものがありますが、手塚監督、このチーム状況なら十分起用してもいいんじゃないですかね?昨年JFL後期終盤戦の彼の活躍、忘れてませんから。
 試合前には温泉マッチの前哨戦、お姉さま方による応援合戦「湯もみ娘VS芸妓みこし」が行われました。お互いのサポもエールを交換し、非常に和やかなムードに包まれていました。それにしてもサポの声が見事に「やまびこ」するスタジアム。応援合戦から前半終了まではバックスタンドで観戦していたのですが、サポの応援合戦は完全に草津の勝利でした。声量、統率されたリズム、そしてその迫力に甲府サポも圧倒されていたに違いありません。(何故敷島ではそれが伝わらないのだろう?やはりスタの構造?てか、構造もへったくれもありませんがね・・・^^)
  さて、本日のスタメンはFW佐藤、吉本。MF樹森、高須、小久保、鳥居塚、DF寺田、小田島、小川、依田。GK小島。湘南戦と全く同じ布陣。その勢いを持続し勝ち点3奪取といったところでしょうか。開始10分頃までは一進一退の攻防でしたが、徐々に甲府の攻勢が強まってきます。甲府のDFラインの高さにより中盤のボールは殆どを甲府に支配されていました。草津は佐藤に対して集中的にロングボールを送り出しますが、その佐藤はヘッドでの取り合いに競り負けるばかりで、ゴールマウスに近くにすら攻め寄れません。片や甲府は対照的にバレーにボールを集め、何度か小島を脅かしました。草津はサイド攻撃が殆ど言っていいほど見られず、ロングボール供給だけのワンパターンな攻撃でした。しかも精度の悪い・・・。何度タッチラインを割るロングボールを蹴り出したことでしょう。ただ前に蹴るだけなら小学生にもできますよ。この辺りから「は?何それ?」って頭を捻るプレーが多く見られました。そしてそれはしっかり結果に出てしまう訳で、迎えた前半23分、草津の右サイドを簡単に破られ、低いボールのセンタリングに長谷川が頭から飛び込み、ヘッドで押し出されたボールは小島の跳びつこうとした手とポストの隙間に吸い込まれました。完全復調の小島なら・・・と思われる痛い先制点を許しました。気を取り直して行こう!思ったのも束の間、その4分後、なんとも残念な2点目を許すことに。左サイド低いところから、佐藤がドリブルで持ち上がろうとしたところで何故か足が緩慢に。すかさず甲府はチェックに詰め寄り、プレッシャーを受けた佐藤は中途半端なバックパス。あっさりこれをカットされ、そのパスの先にはもちろんバレー。バレーは見事に合わせ、低い弾道のシュートを打ち、待ち受けた小島の反応は一瞬の遅れを許しゴールを割られてしまいます。そしてそこで見たのは両手で頭を抱える佐藤の姿・・・。お願いだから頭を抱えるプレーだけは勘弁してください、本当に。この試合だけではありませんが、何故自分で持っていかない?何故自分で打たないのでしょうか?これは全草津サポのフラストレーションの元凶ですよ。
 前半はその後も甲府に支配され、草津に決定的場面を一度も与えてくれませんでした。ハーフタイムに入り、サポ同士で語られるのは「変えなきゃダメだな」の一言。もちろん手塚監督も早速修正を施し、後半開始と共に精彩を欠いた佐藤に代えて酒井を投入。樹森をFWに上げ、小久保を左サイド、酒井を右サイド、高須をトップ下に配置を変えてきました。そのアグレッシブ酒井の積極的な動きによって後半開始直後から甲府ゴールに詰め寄るチャンスが見られるようになります。しかし、右サイドの守備の修正は施されなかったようで、早々の4分、右サイドからセンタリングにこれまたバレーに合わされ、まさに出鼻を挫かれる3点目を献上。ここも小島の反応が・・・と思わせる1点でしたが、それよりも、いとも簡単に突破される右サイドの守備ぶりが問題で、その後も何度か右サイド深く攻め込まれる時間帯が続きます。後半19分、ようやく手塚監督はその守備に修正のカードを切り、依田に代えて籾谷を投入、3バックに変更し、寺田を攻撃的位置に上げてきました。しかし、そんな布陣の変更が落ち着かないうちの後半21分、またもや長谷川に本日2点目を許し、なんと0−4・・・。もはや勝ち点は絶望的になりましたが、その後は3バックがなんとか安定し、高めのDFラインの維持で一変、草津攻勢の時間帯が多くなってきました。時既に遅しの感はありましたが・・・。
 この屈辱的な失点に合わせ、監督は最後のカードを切ります。高須 → 山崎。そしてそれは終了直前の44分、唯一の結果に繋がります。樹森のアシストに山崎が頭で合わせゴール左のネットを揺らし、ようやく一矢を報いることができました。GOOOOOAL!!! そしてすぐさま試合終了のホイッスル。4点取られて目が覚めたというのでは困りモノですが、確かにその後の草津の攻めは納得のゆく内容でした。特に酒井の切り込みには目を見張るものがあり、最後の決定力さえ伴えば2,3点取れても不思議ではなかったでしょう。また、樹森のアシスト振りも特筆すべき内容で、時に中央から、時に両サイドからと、どこからでも相手の不意を突く飛び出しのできる選手のようです。
 さて、これで第1クールが全て終了。1勝1分9敗、勝ち点4、得失点差−18という文句無しの最下位。11チームとの対戦を一巡した上で、第2クールに向け、どのような修正をしてくるのでしょうか?ここから成り上がり的快進撃を見せてくれるのか?それともこのまま・・・。とにかく毎試合毎試合、僅かかもしれませんが収穫と成長があるのは確かです。そんな芽を決して摘むことの無いよう、お願いしますね監督さん。どんな状況であれ、スタには足を運びますから。【三束雨@藤岡】




 行ってきたぃね、アルウィン。去年12月・天皇杯直前のアンテロープFCとの練習試合でここに来て、すげぇいいスタだぃな、ここでザスパのJリーグの試合をやってくんねぇかな?と思ってたんさね。で、日程発表になって、甲府の粋な計らいにはまっさか感謝。今年のGWの締め括りにっつうことで、上信越道・松井田妙義ICから西へ。松本へ高速を使うとちっとんべ遠回りになるんだけんが、ここは愚息の御要望にお応えして。高速に上がるころには、はぁ前日からの雨も上がり、信州の山々が雲の間から顔を覗かせてらぃね。途中、東部湯の丸SAで出陣のなっから!隊員各位と朝食方々、顔合わせ。なっから!隊・遠征恒例、んまいもんツアー(笑)「おしぼりうどん」っつうの知ってるっきゃ?辛味大根の搾り汁に信州味噌と薬味を溶いて、つけ汁にした、盛りうどんなんさね。後引く辛さが大人の味^^;。すげぇ刺激的な朝食の後は、梓川SAでわさびソフトクリームでお口直し(こちらはハズレ、何とも言えねぇ微妙な味(抹茶か?!)、近隣の某わさび農場では、おろしたての生わさび乗せて食うんさね。これは、んまいで)アルウィン最寄の塩尻北ICに近づけば、群馬ナンバーの観光バスが。おー、サポーターグループのバスじゃねきゃ。これにくっついていきゃ間違えねぇだんべと、追走。んで無事、アルウィン到着。半年前の閑散とした雰囲気が嘘のよう。すっかり晴れ渡り、澄み切った信州の空の下、大勢のサポが詰め掛けてらぃね。「温泉マッチ」と名づけられた今節。バックスタンド下には観光案内ブースが設けられ、ザスパからはベンチから外れたGK1北、MF5氏家両選手が草津温泉のPR活動中(ごくろうさまだぃね)向いの売店の生ビールはヴァンフォーレ・オリジナルのカップで販売。「なす」と100円戻ってくるんだぃね。こりゃいいやね。ゴミも減らぃね。俺らぁ持ち帰ってきたんで、これを敷島でも使うべぇ(笑)。次回小瀬で為せば、100円戻るっあぃね。盛りもいいし、この陽気。迷わず生ビールお替り^^、さすが甲州商人には敵わねぇや(こんなとこから、既にヤラレテたのか?)
 管理人・すずきさんからのアシストメールで、先発メンバーを一早く。お、湘南戦と同じメンバー、GK・オヤジが今回も^^。前節からのいい流れを是非に、監督もちったぁ学習したきゃ?「さすらい」ことDJ高橋和実さんもゴール裏スタンドに姿を見せてくれてサポを激励してくれてたぃね。敷島でにまた「ボンジョールノー!」を響かせてくんなぃ!(さすらいがスタDJの時の方がザスパは強かったぞー!!)
 開始前、ピッチ上での応援合戦は湯もみ娘vs石和温泉の芸者みこし。秘密特訓?(笑)の成果もあり、負けてねぇやね。思わずサポから「草津!草津!」のコールも起こらぃね。さぁ、前節の流れで今日こそは勝ちに行ぐべぇや!甲府FW・バレー、長谷川太郎の2TOPには球持たすんじゃねぇぞ!元・日本代表のFW小倉は控えに。ちっとんべは観てぇんで、リードしてたら最後5分だけは出でもいいぞ(笑)
 14:01KickOff。12月ん時よりか、一段を緑を増し、すげえ近いピッチに映えるザスパ・アウェイの白いユニに好ゲームを期待したんだけんが・・・。前半20分までは、前節のいい感じが、ところがそれを過ぎるとまるで「別のチーム」になっちまったいね(どーしてだんべ?)。とにかく動きが悪い、みな足が止まってる。こっちの2TOPがまったく機能してねぇ。まちゃ、どーした?前線をかき回すが仕事じゃねん?あっちも上がりきらねぇや。甲府2TOPにはマンマークじゃねんきゃ? 最初、バレーには小川が付いてたように見えてたけんが、(今日はピッチが近い上に高ぇから、良く観えるんさね)1点目、長谷川は完全にフリーになってたぃね。これはオダジのイエローからのFKが基点で右バックを破られちまったぃ。2点目、バレーも完全フリーで。原因はゴールエリア先のまちゃがバックパスしてバレーがインターセプト。FWが、んなとこに居ちゃ点取れる訳ねぇだんべ?前節・左から切れまくり!だった、よーへいも押し上げがイマイチ。ここアルウィンは擂り鉢状に掘り下げたスタジアム。サポの声援はやまびこの様に響いて、まっさか、いい感じなんに(甲府サポにも負けてねぇで!)選手には声が届いてねんきゃ?。小久保のロングシュートはGK真正面へ。セットプレイも全然ダメ、まちゃは焦ってか?オフサイド連発。全く得点への感じがしねぇまま、前半終了。
 後半早々に、おい、またバレーきゃ・・・。こいつへのマークはどーしたん? 中盤でキモリがよくいごいてるんだけど・・・。トリさんは下がり目で相手ボランチに競り負けてる・・・。まちゃに代わって出場のFW酒井はよく走り回ってるけんが・・・。悉くザスパのシュートは相手GKの好セーブか枠の外・・・。こんなんべぇなんさね。で、またFW長谷川に・・・。ついに4失点。この2名にハットトリックを許す危機も再三。DF何してるん?。切り崩されっぱなしの右バック、依田に代えて、モミ投入。疲れもあってか、よーへいに換えて、ワタル投入。こうなりゃ、完封だけは免れてくんなー!せめて1点取るべぇや!!のサポの声援にやっと応えたんがロスタイム。左・キモリからのセンタリングにワタルが頭で合わしての嬉しいJ・初GOOOOOAL!!!
 終わってみれば1−4きゃぁ、最悪の出来だぃね・・・。挨拶にきた選手たちには、「1点取れて良かった」との拍手と「何やってんでぁ!」と罵声、Booingが渦巻いてかけられてたぃね。アウェイの地まで運んだサポは正直だぃね。とにかく前節・湘南戦の印象がよかっただけに、この惨敗!はちょっと堪えらぃね(泣)。終了後、会場外で敷島の様子を聞いてきた甲府サポさんとしばし談笑。「まだまだですよ。ウチは25連敗しましたから。チームそのものの存続の危機もありましたよ」とすっかり慰め?られちまったぃね。すっかり不機嫌な愚息の「早く帰ろうよー!」のご意見で、最後の信州グルメは梓川SA(下り)にて。「岩魚のひつまぶし」石焼きビビンバ風のご飯の仕上げは出汁をかけてお茶漬け仕立てで。んまいもんでも食って帰らなきゃ、収まんねぇや。
  これで第1クール終了。とりあえず一回りした訳だぃね。ここまでリーグ最少得点に最多失点。これじゃ勝つずらねぇ、引き分けすら難しいやね。んでも、ポジティブに考えれば、そんだけ問題が明らかに、修正しなくちゃいげねぇとこが判ったってこと。昨年までの「勝たなくちゃ、勝ち続けなきゃいけねぇザスパ」じゃなくていい。とりあえず「負けねぇ・闘うザスパ」を見せてくんなぃ。第2クール以降、切り替えてね。
  しっかし、「アルウィン」は、まっさかいいやね。敷島以上に陸の孤島。当然の如く警備員を配備して周辺広場を臨時駐車場に開放。国際規格の20000人収容スタ。観やすさ、ピッチまでの距離、WC、その他設備、すべて言うことなし!改めて、声高らかに「これ、信州土産に、群馬に欲しい!!」(笑)しいて言えば、お天道様が近ぇ分、日焼けがちと痛ぇや・・・【酔一@高崎】



夢の地で迷走に陥ったザスパ・・・・

第2クール、巻き返しなるか?




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製作協力三束雨@藤岡


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