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■■■ 第1〜4節 ■■■
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洗礼
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■■■ 2005年3月5日(土) ■■■
J.LEAGUE DIVISION 2 第1節
ザスパ草津 0−3 モンテディオ山形
群馬県立敷島公園県営サッカー・ラグビー場 4423人
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夢舞台、Jの洗礼
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心配された雪も、この日ばかりはと気を遣ってくれたのかすっかり上がり、入場する頃には暖かな陽光が心地よいほどです。改修中の主戦場「県営陸上競技場」に代わり当面の舞台となるサッカーラグビー場のバックスタンドには、仮設とは言えなっから立派な客席が設営されております。収容人員が少ないのが玉に瑕ですが、ピッチとの距離が近いのがここの魅力です。今日もこの近距離から躍動する選手達にパワーを注入したいと思います。
先日のPSM・レッズ戦と同じく、J2仕様のザスパ草津はGKに岩丸選手を起用、最後列はセンターに草津の壁・小田島選手とモミーニョ・籾谷選手、その両サイドバックにフォースの戦士・依田選手と左の恋人・寺田選手が控える4バックとなります。中盤は、攻守の要であるダブルボランチとして魂の主将・鳥居塚選手と堅実な守備・氏家選手、トップ下の攻撃司令塔として帰ってきた草津のファンタジー・高須選手が支えます。最前線の攻撃陣は、1トップに大型攻撃機・御給選手、その後ろに2シャドーとして強靱なストライカー・宮川選手と俊足攻めのヒゲ・酒井選手が機を窺います。手塚監督の語る「攻めの姿勢」が感じられる布陣です。ただ、先日のレッズ戦で垣間見えた中盤での連携ミスなどがこの1週間で改善されたかが気がかりです。ともあれ、今日は待ちに待ったザスパ草津・J初戦です。書き始められたばかりのザスパサーがの長い歴史の序章を飾る大事な一戦です。対戦相手はJ1昇格を目論む強敵ですが、臆することなく戦ってもらいたいもんです。
開幕戦と言うことでオープニングセレモニーが行われ、知事さんや市長さん、町長さん、国会議員さん、社長からご挨拶を頂きました。(ゆうこりん、初めて来たんじゃねんきゃ。それにしても、ちょっぴり久米宏似の町長さんは何時もフランクな対応をすらいね。感心。)
さて、花火が上がり風船が飛ばされたところでいよいよJの舞台が開幕です!みんな、変に萎縮しないで存分に暴れてくんない!前半は14分の高須選手→依田選手での場面や22分の籾谷選手→酒井選手→高須選手→酒井選手→御給選手での場面など、随所に良い形や惜しい局面が見られるなど、流れとしては悪くありません。が、やはり中盤でのミスがやや目立ち、山形の選手達はそれを見逃しません。山形というチームは本来カウンターサッカーをするチームではなかったと思いますが、今日に限ってみればフィールド中央付近でのプレスが実に厳しく、またプレスで奪取したボールの前線への供給が実に素早いこと。なにせ攻撃重視を標榜するスタイルへの脱皮を図ろうとする現在のザスパですから、4バックの両サイドが攻撃に上がってしまったところでボールを横取りされたりすると、守備陣形を整えるのは一苦労です。そんなこんなで先制点は山形に奪われてしまいました(前半24分)。先制されはしたものの、ザスパは攻撃陣形を崩すことなく果敢に攻めてゆきます。攻めては前半40分、鳥居塚選手の豪快なミドルシュート(惜しくもバーの上を通過)や45分の小田島選手のミドルシュート(相手GKの好セーブ)があり、守っては前半44分に相手FKをGK岩丸選手が好セーブします。前半のうちには追いつけませんでしたが、この調子で行けば十分追いつけるし、逆点だって可能でしょう。さあ、気を引き締めつつ後半へ。
しかし後半の立ち上がり、出鼻を挫かれるかのように立て続けに2失点…。いずれも中盤でのイージーミスから速攻を受けたものでした。こうなっては攻め立てるより他に手立てはないでしょう。監督が語るように「たとえ負けていても4点取られたら2点取り返す」姿勢を見せてもらいたいもんです。3点を追いかけるザスパは、後半9分にDF依田選手とDF寺田選手に替えてDF小川選手とFW吉本選手を投入、システムを3バック2トップの3−5−2とします。後半13分にゴール前で相手にFKを与える大ピ〜ンチ!しかしここは相手が外してくれて助かりました。ふ〜、桑原桑原。17分、22分、30分と、こちらも決定機はありましたが、いずれもゴールを割るには至りません。どうも後半30分辺りから中盤で球を取られすぎるためか、DFの位置取りが低くなっております。攻め手を見いだせない状況でこの上DFラインまで引いてしまっては、いずれジリ貧になるのは明白です。後半42分、FW酒井選手に替えて同じくFWの堺選手を投入。幾度となくチームの危機を救ってきたスーパーサブの登場に得点の期待は高まります。が、時はすでに遅かったようです。主審の長い笛によってザスパ草津のJ初戦は終了しました。
「容易くはないな、Jは」、といったことを再認識させられた一戦と言って良いでしょう。ただリーグは始まったばかりです。「敗戦から学ぶ者こそが明日の勝者」という言葉もあります。ザスパ草津は発展途上のチームなんですし、負けて良かったとは決して思いませんが、明確な修正点を早い段階で見出せたのを収穫と思って、これから立て直して欲しいと思います。そして、忘れてはいけないことがあります。我々は常にチャレンジャーであると言うことを。熱い魂と強い意志を持って、これから続く長い戦いに挑んでもらいたいし、我々はそんな彼らを何時だって全力でサポートしてゆきたいと思っています。ガンバレ!ザスパ!!【ほーせん@高崎】
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ついにこの日がやってきたぃね。初陣の相手は、モンテディオ山形。実はオレの親父は山形出身。記念すべきこの試合、群馬に住んで40年以上というのに、携帯の着メロも「花笠音頭」という故郷山形を愛してやまない親父を山形代表サポとして招待することにしたんさ。親父は相手が山形と聞いて、ぜひいぎてぇと二つ返事。でも親父はサッカーをナマで観戦するんは初めてなもんで、いきなりFゾーンにいって「立ち」もかわいそうなんでどうすっかなぁと思って、せっかくの記念の試合だしスタンドで見るか。ならば、親孝行にもなる?し、生涯に一度はSS席でみてみっか・・・しかもオフィシャルサイトのSS席の紹介には、「フリードリンク・スナック」とあったぃね。うん、これは「なっから!」主宰としてこの全貌をレポートしなくっちゃなんねぇな。と、ゆーことで、SS席をセガレの分も含めて3枚購入(まっさか高かったぃね・・・)
親父を太田まで迎えにいって、前橋へ。途中、レプユニを買ってしまおうと思って、ベイシア前橋モールに11時ごろ寄り道。なんとオレが着る「XL」だけ、もー売り切れでやんの。セガレ(Sサイズ)は、新しいレプユニを着てご満悦。昭和町に車を停めて、徒歩でサッカー場へ。今日は、特派員F@前橋氏とSS席で合流することになっていたんさ。無事、サッカー場でレプユニXLを購入、着用。やっぱ背中は「草津温泉」がよかったぃな。魂を抜かれた気分だぃね。食料を買い込んで、緊張してSS席へ。
SS席の一番S席側の最後列に陣取り、特派員F氏も合流して、オレの新旧フラッグLを2本掲揚。しかし、ここでフラッグLなんかふってるバカはオレ達だけみて。珍しいんだか報道のカメラマンもオレ達の新フラッグLの写真を撮ってたぃな。
で、フリードリンク・スナックの全貌を明らかにしねぇと。SS席は2階のトイレが専用で使えらぃね。これがある意味一番の特権なんかもしんねぇ。いつもトイレは空いてたぃね。トイレの南側に、フリードリンクのブースができていて、冷えたお茶、コーラなど、温かいお茶、コーヒー、アルコールはビール、熱燗が呑み放題だで!熱燗は地酒「福達磨」、ビールは「モルツ」!ときたぃね。で、スナックはというと・・・・地元「しんしん」さんのお漬物など各種だぃね。すげぇ、地元密着! ドリンクコーナーのスタッフのみなさん、ご苦労様でした&あんがとね。
 
場の雰囲気が読めねぇ長げぇ政治家の皆さん方の挨拶が終って(しっかし前橋市長はあいかわらず「まえばし」を東京発音して地元発音しねぇな。情けねぇ)、待ちに待ったで試合開始。いやぁ、ついにザスパはJの舞台に立ったで。万感胸に迫るモンがあったよ。うれしかったぃね。でもこの辺りの人たち、草津節もうたわねぇよ(泣)。一番後ろなんでいいかなって思って立ってたら係員に注意されちまった。もし前のほうに座って、フラッグLなんかふってたら退場だったかもな(笑)モンテサポ、数はザスパサポよりはるかに少ねぇのにすげぇ声が出てらぃね。ここで聞く限り、ザスパサポの声、完全に押されてらぃね。よし、ここ(SS)で景気づけにと思っていつもみてぇに応援歌を声出してセガレと歌ったら、周囲から冷たい視線を浴びる始末。みなこの辺の人はおとなしくて「手拍子(てばたき)」しかしねぇんだ。完璧に浮いてたで、オレたち(笑)親父にはわりぃけど、やっぱFゾーンに行けばよかったぃね。(泣)
先週、レッズとの一戦を見て、今日はやってくれるんべぇと思ってたぃね。でもどことなく動きが固てぇ印象。それ以上に、すげぇ山形の動き。今日はレッズ戦から比べると4バックが機能していなかったぃね。研究されちまったんかな。開始25分、混戦からふわっと球が浮いてゴールマウスに吸い込まれたぃね。(オウンゴールのように見えたぃね。)まぁこりゃ事故みてぇなもんだぃね。これから、これから。だんだん寒くなってきたぃね。前半終了、0−1。さぁ気を取り直して、後半だぃね。先週、レッズにやったようにガツンとやってくれよ。
後半開始、いきなり山形の猛攻。2分間で立て続けに2点を奪われたぃね。特に3点目はノーマークの高橋に決められちまったぃね。一気にここで勝負が決まっちまった感じ。ザスパはその後、自陣に釘付けにされることが多く、流れは完全に山形ペース。いつ4点目を奪われるかハラハラだったぃね。メンバー交代も、3バック化も奏功せず、押されっぱなしの展開だったぃね。サポの声も、モンテサポは群馬サッカー場はアウェイFゾーンがなっから狭めぇんで、A〜Fゾーンに広がる応援陣形だったからかもしんねぇし、サポの「精鋭」が来たんだとは思うけんど、ここで聞く限りはモンテサポの声がザスパサポをはるかに上回っている印象だったぃね。で、ザスパはいーところなく、結局0−3で終了。夢舞台初戦は、完敗だったぃね。
帰りにモンテサポの方数名とお話したぃね。「応援すごくまとまってますね」とゆったら、「もう10年もやってますからね。草津さんもこれからですよ。」とゆわれたぃね。今日は、山形の選手にもサポにもJの先輩の「意地と経験の差」を完膚なく見せつけられた感じだぃね。
敷島を後にして、50号を東へ走ると、野中町の辺りから、雨が降ってきたぃね。車中で親父に「な、オレが応援しなくても山形が勝ったろう!」と得意気にゆわれちまった。でも「サッカーってナマで観っと迫力あるんだなぁ」となかなか感心した様子。群馬でもJのチームが誕生したんだから、一人でも多くの老若男女が、スタジアムに足を運んで「ナマの迫力」をみてほしいやぃね。
まだ、たった1試合だぃね。切り替えて頑張るべぇや。山形の皆さん、目を覚ます「贐」をあんがとね。失敗は次に生かすことに価値があるんだぃね。ザスパはチャレンジャーなんだからな。オレもガラにもねぇSS席じゃ、フラストレーションがたまっちまったぃね。次からは「Fゾーン」で観ることにするで!【すずき@東毛】
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待ちに待ったこの日が来たぃね。先週の「さいしんカップ」では、レッズに先制しての展開、ちっとんべは手応えを感じたんさね。J2開幕戦の相手は前期J2・4位の「モンテディオ山形」。相手には不足は無ぇ。でも、先に謝っとかぃね、遠路遥々お運びいただいたモンテサポの皆さん(併せて、18節までここで対戦する他サポの皆さん)。収容わずか7800名(公称)のスタジアム(Aゾーンの仮設スタンドで明らかに減ってます)。どう見ても通路(です。断言!)のような狭くて細いアウェイF席、ハーフタイムには極めて貴重なWC、この日は併せて、これらスタジアムの整備を全く怠った張本人!たちが、場の雰囲気を全く読んでない!、お義理一通りの開始前のご挨拶(誰とはいいませんが・・・)。誠にお恥ずかしい次第です。モンテサポの皆さん、セレモニー最中のBooing、ご尤も。(逆の立場なら自分もやってたぃね。雰囲気察し、最後に挨拶したザスパ・賢持社長に免じて、勘弁してくんなぃ)
それはともかく(これから、これからだと言い聞かせ)、朝から「群馬のJ元年・元旦」だと思い逸る気持ちを抑えつつ、いざ敷島へ出陣^^。9時前の到着だったけんが、並ぶ列の位置もかわり、カテゴリー別に、それも長ぇや。シーチケは、はぁ交換できるっつんで、プラスチック板のチケ(ちゃちいんで1年間もつか心配だぃね、おっ欠けたらどーするんべ?)と、ストラップ、おまけのインスタントカメラ貰って、早速、列に加わったんさね。「なっから!」隊初め、顔見知りのお仲間はみな一応に笑顔。みんな今日を待ってたんだぃね。タバコ吸ってたおなじみFMぐんま「さすらいのドリブラー」こと高橋和実さんを見つけ、しばし談笑。今日は特番司会とFM中継ピッチサイドレポ担当とのこと。あー、今年からおなじみの声がピッチに響かねんだなぁ思うと、ちっとんべ残念。でも、相変わらず、さくく話させてもらったぃね。(「さすらい」の勝負パンツの色は何?聞くの忘れちまったぃ(笑)←内輪ネタですみません)。
で、モンテサポの様子見に行ぐべぇと。「はえぬき(山形米の銘柄・群馬じゃゴロピカリだぃね。)」「でん六豆」「平田牧場」のロゴが付いたレプユニ着たサポが数名。なんでや、意外と少ねぇなと(これが大きな間違いでした・・・。)
今日の「湯もみ娘」はザスパ12(公式ファンクラブ)が現場で公募を。それも限定6名とのこと。で、開場を待つ列の中からJデビュー・初代「湯もみ娘」6名が選ばれたんさね。(12スタッフさんによれば次回ホーム、コンサドーレ戦はゲーム終了までにすでに10名の申込みがあったとのこと。希望者は是非お早めに!衣装着脱は簡単、板はそれほど重くないです。注目度満点!試合開始前に湯もみ練習有り。この日はゲーム開始前にチャレンジチーム(サテライト)のメンバーと一緒に災害被害の募金活動をやってたぃね。)
シーチケ持参者は15分早く、10:45に入場。Fゾーンの中ほどにロープが張ってあらぃね。ここがFゾーンうち「Familyゾーン」と「Fightingゾーン」との境かな?(フーリガン(hooligan)ゾーンじゃねぇ。頭文字が違うぞ)と。その境にほど近い位置に「なっから!」は布陣。あ、Kickoffは14:04なんだぃね。それまでの時間が楽しいんさね。顔見知りとの談笑や試合予想、売店でのお買い物、スタジアムの雰囲気とか、いろいろ楽しめるんさね。試合が始まれば2時間で終わっちまうで。同じ銭払うんなら、こんなとこも楽しみに、早く来て欲しいやぃね。
新加入・FW御給の応援HP管理人さんが、大阪から来たと「ハニービスケット」の皆さんからご紹介。弾幕張らせて欲しいっつんで、持参してきた。レッズ戦の同様の布陣なら今日は御給1Top。ザスパJ初ゴールの期待も高まらぃね。ありがたくゴール裏に掲示されてもらったぃね。
12:00からFMぐんまの特番開始。「さすらい」と担当DJはミスFMGアナこと市川まどかちゃん。特設テントにザスパ関係者を招いてのトーク(中継)で盛り上げらぃね。(前・総監督植木さん、いらっしゃいませ。ご苦労でした。植木さん、今日は中継解説だからメガネ掛けてたぃね。まどかちゃん、残念。今日は持込禁止なんで差し入れの缶ビールなしだぃね。(2004・JFLソニー仙台戦、覚えててくれたぃね)
サポリーダー主導で開始前に声出し練習、新曲「Powered
By Kusatsu」「ロール4(仮称)」、お馴染みのコール。でも、意外と多いんじゃねん?モンテサポ。狭いアウェイF席には当然の如くサポが溢れ、バックスタンドA席の一角にも、しっかり布陣。メインS席にもフラッグがチラホラと。否応もなく、闘争心に火が付かぃね。やっぱりJ2開幕戦では注目の的なんかね。ザスパサポの前は、すげーマスコミ、カメラマンの数だぃね。「湯もみ娘」の登場でその数は一層数が増えたみてぇ。
冒頭のある通りの「セレモニー?」があって、14:04
KickOff。「群馬県のJ元年・元旦」の夜明けを迎えたんさ。
先週の流れもあってかな?前半、再三モンテゴールに襲い掛かるザスパ、シュートもそれなりに打って行かぃね。ただ枠に収まんなぇ。FWからのシュートより、MFからのミドルが多いんかな。詰めても決定力に欠けてるんさ(Fゾーンからは遠近感に乏しく、GTVの中継録画で確認)で、今日の問題は4バックじゃねん?レッズ戦・後半でも露呈した通り、サイドから崩されっちまう。今日の1点目もそうだぃね。サイドからモンテからの攻撃、4バックが付いて行げねぇで、前半23分、J初得点は、18寺田の明らかなオウンゴール(公式記録では違いますが、確かに足に当ってらぃね)
で、失望したこと。せっかくJまで来たのに、ここでも「審判はぼっこわれ」。先週のあのT氏と違って、今日の審判N氏は「ハンド」と「カード」を知らねぇみてぇ・・・( ̄□ ̄|||))。やっと、思い出したか?前半終了間際、我らがよーへーにイエロー(この試合唯一のカード発行)。直後のFKは岩丸の好セーブで凌ぎ、前半0-1で終了。
ハーフタイム、すっかり恒例!になっちまったWCの長蛇の列、簡易トイレは増設してたけど、とてもじゃねぇけど足りる訳がねぇ。カテゴリー毎に分けられて立ち入りも制限されてるから、Fゾーンからはスタンド下のWCは使えねぇんさ。入口そばに比較的でかいWCがあるんだけんが、そこはエリア外でシーチケ持ってても再入場は不可とのこと。聞けばスタンド下WCは空いていて、いつでも自由に使えたとのこと。ここの観戦エリアのランクは観戦位置じゃなくて、WCをいかに自由に使えるかだぃね(苦笑)。スタンド下にあった売店も、スタンド裏下の道路部分に移動してるから、ここでも大混乱。でも、草津観光協会の売店が初出店、温泉まんじゅうや花いんげん豆(ともに試食あり)等、草津のお土産を売ってた。これはいい!。他サポさんに誠に親切だぃね。次回より温泉ハップ販売を強く希望!。体裁と格式だけはJリーグだけんが、ホントにスタンド及びハード面ではすべて「仮免許状態」(試合開始前侘びの弾幕も出したらしいやぃね。)。冒頭に挨拶?した偉い人は、こんな状況見てってくれたんかねぇ。まさか、挨拶だけで帰ったんじゃねぇだんべな?(怒!!)
やっとスタンドに戻り、さぁ反撃だぁ、目の前のゴールネット揺らしてくんな、ザスパ!の思いは木っ端微塵!!(泣)。早々の1分、2分と右サイドから揺さぶられてあっという間の連続失点!。勢いづくモンテサポ。「一日の長」というより明らかな経験の差なんかね。FからAゾーンとL字型に長く布陣してるからコールが良く響いてくるんさね(録画観てもよく聞こえてたぃね)。ホームF「Fightingゾーン」に布陣のザスパサポ、リーダーが交互に手すりに登り、「まーずは、1点取るべぇ!」と必死にサポを鼓舞、みんなで声援を送り続けたんさね。直後、2名のDF依田、寺田に代わり、FW吉本、ベテラン小川と投入。でも、選手会長・依田が可哀想だったぃな。古巣モンテ相手に、無念の交代。反対側ピッチから退場。ユニも脱いでサポの前を引き上げていったぃね。システム変更で事実上の3Top、尚もモンテゴールに襲い掛かるザスパ。でも、モンテの中盤の守りが堅く、押し上げ切れてねぇ。何か違わいね、今日のザスパ。あんまし悪く書きたかねぇけんが、6トリさんのCKは悉く低く飛ぶ。これじゃ3オダジのヘッドが見られないじゃねぇきゃ?期待の11御給も決定力不足なんかね。5氏家もいまいち動き悪りぃし位置が低すぎるって。10よーへーも得意の左サイドからパスを供給してるけんが・・・。日常のキャラクターからは凡そ考えられねぇ13宮川の強力なシュートもクロスバーを越えて目の前に飛んできた、おっかねぇー
!
後半42分、待ってました!昨年はゲーム終盤からの出場で何度となくザスパのピンチを救ってくれた「Here
we go!」16堺陽二投入。ここで流れを変えて得点をと意気込んだんさ。しかし、時、既に遅し。「ぼっこわれてるN」の長い笛で試合終了。先週のレッズ戦観て、結構やれそうだぃねと思ってただけに、今日はあんまし良いとこが無かったいね。
とにかく、あんなにたくさんのアウェイサポは観たことねぇし、声も出てたというか良くコールが聞こえてた。チームもさすが昨年J2・4位の試合巧者だぃね。モンテディオ=山の神の意味っつうこたぁ、やっぱり群馬は「かかぁ天下」なんかねぇ(苦笑)
でも、思ったよりか少なかったんね、観客数。チケットの前売状況からすればまっと入っても良かったんじゃねぇん?。ザスパにも、サポーターにも、そして群馬県民にとっては、とにかくすべてが初めてのこと。いろいろな問題が露呈したんじゃねぇかな。
ともかく夏までは、このサッカー場がザスパのホームグラウンド。わずか3年でJ昇格の夢を果たしてくれたザスパ。「義理と人情」は群馬県のウリだぃね。今度はみんなの大きな声援で、Jホームでの初勝利の夢を叶えるべぇや!! 道は始まったばかりだぃね。【酔一@高崎】
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晴天の敷島公園サッカーラグビー場、開門約2時間位前になんとか辿り着きました。
もう、なっから隊のほとんどの方々みな到着しているよ〜(^^;。どきどき、わくわく、連れて来ていた子供よりも心の中では、かなりはしゃいでいました。こんな、母を見て息子は、どう思っただろう・・・
10:45 AゾーンとFゾーンは15分早く開門しました。中には入って思ったこと、どうしてこんなに奥へつめこまれ、ロープで仕切られているのだろう(?_?))なんだかザスパをこよなく愛する仲間たちが隔離されているみたいに思ったの私だけでしょうか・・・
ザスパ草津応援歌のプリントが配られていました。ここにも記載されてましたよ・・・
♪ラーラーラララ・ラ クサツ ラーラーラララ・ラ クサツ ラーラーラララ・ラ・・・
ここか始まる道 前だけ向いて 恐れることなくゆこう 俺たち草津♪ 新曲「Powered By Kusatsu」、この日のために練習しましたよ。(もちろん、「ロール4(仮)」もね(^^)) 群馬で始めてのJリーグ開幕に立ち会えた事が、嬉しくて・嬉しくって言葉に出来ない(ここにいるだけで感動!)でも今は、勝利に向かって応援あるのみだいね(^^)
で、腹が減っては、しっかりとした応援は、出来ぬ・・・手作り弁当をひろげ周りに振る舞い、ほぼ完食できました。皆さん御協力ありがとうございます。
12時、FM群馬でラジオを聴きながらザスパの応援番組が始まり、さっきまで周りの子とじゃれ合って遊んでいた息子も耳にイヤホンをつけラジオ抱きしめ、しばしおとなしくしてぼーと練習を始めた選手たちの様子などをながめていました。私も一緒にながめているけど遠巻きには誰が誰だか分かんない状態(?_?)しいて言えば・・・岩丸選手と籾谷選手の二人だけ、なにせ、彼たちの髪型に特徴があるよね(ぼうずだいね(^^))
13時前、都合でFから外へ。湯もみ娘受付コーナー付近、湯もみ娘従え!?チャレンジチームの選手が募金活動をしていたよ。でね、募金をするともれなく温泉饅頭がもらえたよ。美味しかった!募金の呼びかけ、お疲れ様(^^) あ、選手紹介聞き逃した・・・開幕戦のスターティングメンバーは?どうなっているのだろう?Fからは選手ボード見えないんでわかんないよう(;_;)
辛うじて分かる選手だけしか確認できないのが残念。
オープニングセレモニーは、長かった。14:04 パパン!パ〜ン!!と、花火が上がるとともにザスパカラーの!?(どちらかと言うとモンテカラーに近い)風船が、舞い上がってゆく中を選手たちがJの舞台へ駆け出して行った。ん!相手チームのユニホーム上下まっ黄色・・・ザスパのユニホームも下は、黄色だいねf^^;
試合やり辛くないのかなぁ?(素朴な疑問です・・;)
ミラクル軍団ザスパ草津!勝利に向かって駆け出すも、相手は昨年、最終節までJ1昇格争いを続けていたチームなのだから動きも勢いも違うように思えたいね(;_;) 相手に圧倒される感じがしていた。前半24分山形に先制点奪われる。本当に入っちゃったの?呆気に取られてたいね(;_;) 大丈夫かなぁ不安になる(;_;) そんな弱気でどうするの・・・ 「サポーターに支えられて、ここまでやってこられた」って、誰か言っていた様な気がして自分に気合を入れて声を張り上げた。「胸を張って 前に進め 勝利信じ 草津戦え〜」(絶対勝つんだと祈りを込めて)エールを送った。応援していて思ったこと。応援の声が、予想以上に響かない感じ・・・何でだろうと思いつつ、ありったけの声を振り絞り応援。
前半43分高須選手にイエローカードが出た。どうしてでたのか分らない?_?・・・・
サポーターもブーイングの嵐。Jの審判は、厳しいのだ・・・嗚呼、実感。惜しい、あれが入っていればと嘆く声が聞かれる中、前半終了。
ハーフタイムの時、メインスタンドにいる人と携帯で話している人の会話が聞こえてきた。「メインでは山形の応援は良く聞こえるけど、ザスパサポの応援はあまり良く聞こえない」そうだ。これを聞いてなんとなく思ったこと、応援する団体を奥のほうに詰めすぎて音の広がりを奪っている。何でこんな配置になったのだろう・・・ロープで仕切られているAゾーン側の向こうは、空きが目立つのに。もっとここへ広がれれば声も広がるのに・・・・と思いつつ後半戦がはじまった。
後半にザスパの得点が入る事を祈り、応援を精一杯頑張ろうとしている間、開始後1・2分に2点とられてしまい、そのまま押されたまま試合が、終わったように思います。Jの壁は高くて険しいでも一歩づつ登ればいい。
この負けは、勝利につながるチャンスの素としてこれからの試合に活かして下さい。
まだひとつ負けただけだよ、この負けたことをバネにしてがんばって欲しい・・・
だって、まだまだ43試合あるのだから、怪我をせずにね。前向きに勝利に向かってとも
に進んでゆこう!わたしたちは、いつでも応援しているからね(^^)v【なつゆき@高崎】
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0−3。奇しくも2004JFL最終節、「都田の悲劇」と同じスコアによる敗戦である。残り時間に反比例して高まる選手の焦燥感。そして、それを見守りながら、期待と諦めを心の中で何度となく繰り返すサポ。ホームゴール裏はまさに3ヶ月前に引き戻されてしまったかのようだった・・・。
立ち上がり、ザスパのボール支配率が上回っていたのは確かだった。前半22分には酒井から御給への決定的なグラウンダーによるクロス。惜しくも紙一重でその呼吸が合わず、ゴールマウスにボールを押し込むことはできなかったが、このペースならきっと今日は行けると期待感を高めたサポは私だけでは無かったろう。しかし、その2分後、それまで新参者の様子を伺うがごとく専守に回っていた山形は、一転ワンチャンスから確実に先制点をものにするのである。
奪ったチャンスは確実にモノにしていく、さすがはJ1昇格争いを演じるチームである。しかし、それでも我々は、それはDFの足にぶつかり、ボールの軌道が変わった故のアクシデント、1点のビハインドなど何度となく乗り越えてきたはずと、逆転を信じて疑わなかった。
気持ちを入れ替え、後半開始。勝利を信じ、我々も一段と声を上げて行こうと思った矢先、まさに出鼻を挫かれるとはこのこと、開始1分でのまさかの失点。手痛い2点のビハインド、こういう展開で私が必ず思い起こすのは昨年の南長野での愛媛FC戦である。あの5−2の大逆転劇があるではないか!といつもそこに救いを求めてしまうのだ。それはJ昇格への足掛かりと言っても過言ではない勝利でもあったからだ。そして、誰ともなく叫ばれる「まずは1点!」の声。南長野を思い起こすのはどうやら私だけではないようである。しかし、選手もサポも失点の動揺と混乱を治めることもできない1分後、あっさり3点目を奪われる。まるで「ここはJというステージ、去年の理論は通用しないのだよ」と、山形に窘められるが如く、我々の甘い希望は見事に打ち砕かれた。残念ながら3点ビハインドからの逆転劇は去年にも実績がない。更に、その後のザスパの専守防衛の展開を見る限り、悔しいかな、その可能性も限りなく低いことは認めざるを得ない事実だった。
後半20分あたりから延々と繰り返される新応援歌「POWERED
by KUSATSU」を歌いながら、「まずは1点!」から「せめて1点」に思いが移っていったものも隠せない事実である。そして、そのせめてもの思いも叶わないまま無情のホイッスルを迎えることになる。
Jの厳しい洗礼を受けた初戦となったが、選手、サポ、運営サイドの面においても色々な課題が露呈した結果となった。しかし、課題の認識は早ければ早いほうが良い。まだ全44話の第1話が終わったに過ぎないのだ。厳しい日程の故、実践の中での修正も余儀なくされるとは思うが、隣接するレッズとアルビレックスに負けぬビッグクラブにやがて成長することを夢見て、いつまでも応援していこう。ザスパ伝説はまだ道半ばなのである。【三束雨@藤岡】
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■■■ 2005年3月12日(土) ■■■
J.LEAGUE DIVISION 2 第2節
京都パープルサンガ 3−0 ザスパ草津
京都市西京極総合運動公園陸上競技場 6604人
更なる課題
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今回は新幹線での応援かなぁ〜と考えていたところに、新泉組さんのバスツアーで行こうよっと誘っていただき、ひょっこり一緒に応援に参加することとなりました。(新泉組のみなさん、大変お世話になりました。^^!) バスツアーは、渋川を23時30分に出発し前橋の河川敷・高崎駅廻りとなりました。高崎駅は、我らが「なっから隊」の広報・宣伝部長の酔一@高崎氏が応援部隊の見送りに真夜中来てくれ、大声で《ザスパコール》の檄を飛ばしてくれました(寒い中ありがとうございました)。私達は京都へと走り出しました。途中何回か休憩をとりながら約9時間にて京都に到着。試合会場がまだ開門していないこともあり、私達は嵐山散策へと繰り出しました。なんと、着いた直後より雨が・・・京都の寒い洗礼を受けることとなりました。近くの売店でちょっと暖まりバスの中で待っていると、後から帰ってきた彼らが「やっぱり京都の女はキレイだよなぁ〜」だって、「よく言うじゃねぇ「京女に群馬男ってぇさぁ〜」」との会話!(苦笑してたのは私だけでしょうか^^)
そんな中時間も過ぎ、いざ西京極総合運動公園陸上競技場へ・・・しかし、競技場に着いて問題発生!なんと選手以外のバスを止める所が無いとのこと!近くの駐車場もバスはちょっと止められないと言われてしまい、どうする?と困っていたところに競技場さんの力添えで中へ止めることが許されました。(競技場の皆様、ご協力ありごとうございました^^!)競技場に上陸してからも雨は降ったりやんだりを繰り返し、あいにくの天気が続きました。まずは相手を知れ!の意味もあり競技場をしばし観察。西京極の競技場はトラックはあるもののピッチと観客席の距離が意外にも近く感じられ、ゴール裏も臨場感あふれる、試合が間近で観れるポジションと確認。色んな形で到着したザスパサポも集結し、声だしもOK〜! いよいよ試合開始を待つばかりとなりました。
さぁ待ちに待った選手たちの登場です!先週からの思いもふくらみ、アウェイの地で初勝利を願いつつ、試合開始のホイッスルが鳴りました。群馬並びに全国のザスパサポの後押しもあり、私達は精一杯応援歌を歌いました。始めはザスパイレブンもペースをつかもうと距離を取り、左右に広げてスペースを作っている感じがしましたが、4バックを取り入れてからまだ定着しないのか?サイドの位置が安定していない様子で、そこに素早く入り込まれてしまい、パスカットされてしまったりパスミスになってしまっている感じで、DFラインが間に合わないため、前半22分に失点してしまいました。しかも前半32分には、FKのチャンスがやってきて、選手たちの壁を作る際にサンガの選手と小競り合いとなり、相手の演技力が上回ったのか?挑発に乗せられてしまった?のか吉本選手がレッドカード一発退場となってしまいました。(残念〜!)10人でピッチに立っている選手たちも気を取り直して流れをつかもうと、必死になって走り続けましたがうまくかみ合いません。前半39分には、パウリーニョに決められ2点目。前半終了前に小川選手への交替もあり、3バックに戻し、ここで前半終了。2−0。がんばれ、ザスパ!
後半も早々にまたも失点を喫して0−3。10人のザスパは、なかなかシュートまで持っていくことができず、点を奪うことができません。試合はそのまま3−0で終了。しかしそんな中、やはり素晴らしかったのがキャプテン・鳥居塚選手でした。ありとあらゆる所でファインプレーを観ることができ、その先へ先へと繋いでいくことができれば、必ずやJ2の洗礼を突破することも近い日のことだと感じました。
今回は途中雪も舞う中、更なる課題をいただきましたが、次回はホーム戦!今度こそ初勝利がこの目でみたいと願い、京都を後にするバスツアー組でした。(☆帰りの出待ちで選手にサインをいただき、J2に上がっても相変わらず親しみやすいザスパ草津の選手たちにこれからもずっと応援していくからねぇ〜と、力強く思う私なのでした。)【あきべー@北毛】
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どうも西の雲行きがあやしいようです。本日はJ2での初アウェー戦。目指す先は京の都。大阪には公私取り混ぜて結構行く機会が多かったんですが、京都に行くのは高校の修学旅行以来となりますから、結構古い話です。今回の“上洛”は、友人RとマスターKを伴っての自走遠征となりました(なっから本隊(?)のあきべーさんは一足先に御上洛)。早暁4時半に高崎を発ち、京都に入ったのは10時半頃。意外と早く着くもんだなぁ。さて、試合開始は14:00なので、ちっとんべぇ時間があらいね。あんまり遠くへ行っちゃうと帰ってこらんなくなっちゃうので、それなりの所へ。と言うわけで、八坂神社に戦勝祈願に行きました。あいにくの雨降りとなってしまったので、祇園の舞妓さんはいらはりませんでしたが、京町風情はそこはかとなく感じられました。
一連の行事を恙なく済ませたところで、いよいよ本日の決戦場・西京極総合運動公園陸上競技場へ歩を進めます。紫色の人波の中、マスターKがはためかす軍旗Lフラッグ(02モデル)が人目を引きます。会場に入ると、80人ほどでしょうか、いつもの草津サポの面々がゴール裏に陣取り、気勢を上げております。先週のホーム戦に遠路来ていただいた、在阪・ゆきんこさんも、大阪での用事をうっちゃって当方の応援に駆けつけてくれました(多謝<(_ _)>)。また、地元京都のMさんも、私の隣で手を打ち、初めて聞いたであろう応援歌を一緒になって歌って下さいました(サポを代表して御礼申し上げます)。関西開催の試合にも、出来れば行きたいともおっしゃって下さいました。嬉しいじゃないですか♪こりゃいよいよ下手な試合は見せらんねぇ。ところで、会場に入って一つ気がついたんですが、このスタジアム、メインスタンドから見て右のエンドに京都のサポさん達が居ります。右のエンドって普通はアウェイなのでは…(認識不足かも知れませんが、あまり見ないと思います)。
さてさて、スタメンの発表を見てびっくり。事前情報を何も持たないままここまで走ってきたので、事の次第が掴めていません。先発はGKが岩丸選手。DF陣はセンターを籾谷選手・小田島選手が固め、両サイドバックに依田選手と寺田選手を配します。中盤の底・ボランチには、鳥居塚選手と今日は小久保選手の起用です。前線の攻撃陣は、ワントップとして御給選手を置き、2シャドーに宮川選手と酒井選手を忍ばせます。そして本日の司令塔は吉本選手。サブメンバーがGK:北選手、DF:堺選手・小川選手、FW:佐田選手・山崎選手となっています。出場停止中のMF山口選手だけでなく、高須選手の姿もありません。DMFに至っては、交代要員もいません。一体ナニが起こっているんだぁ!(→この時点では氏家選手・高須選手の不在理由を知る由もありませんでした)ともあれ、事ここに至っては、出場選手に頑張ってもらうより他ありません。新境地を拓け!アッチ!
時折冷たい雨が降り注ぐ中、試合開始です。前半開始早々は双方とも攻撃の意識が高く、ザスパの攻撃機会も多かったと思います。前半10分には外れはしたものの、宮川選手のシュートなどの見せ場もありました。しかしDFの裏を突く巧みなパス交換などからしばしば危機的状況に追い込まれ、ついに前半22分、京都のブラジリアン(その1)FW・アレモンに先制を許してしまいました(T_T)。ここで意気消沈している場合ではありません!取られたら取り返す!攻めて攻めて攻め倒せ〜〜!攻めまくっていれば好機は訪れるもので、前半32分には相手ゴール前で絶好のFKチャンスを獲得。トリさんか?寺ちゃんか?決めてくれよ〜……、あれ?なんか主審の手が上がってるよ?色は……赤!誰だよ……、アッチかぃ!一体何したんだよ〜(泣)。結局このビッグチャンスを棒に振り、気分も戦力も↓となってしまったところを、京都イレブンは見逃しませんでした。前半39分、今度はもう一人のブラジリアン(その2)FW・パウリーニョに追加点を決められてしまいました。この事態を受けて、ザスパは前半44分に酒井選手→小川選手と交代して3バックに変更し、劣勢の立て直しを図ります。ところが後半開始早々の2分、またしてもパウリーニョにゴールを許してしまい、万事休す。後半に入っても攻撃の手だてなく、我々のいるサイドに選手が訪れる機会が滅法減りました。後半27分には、御給選手→山崎選手を投入してトップ下の安定を図ります。が、一度狂った歯車は容易なことでは戻りません。後半41分に依田選手→佐田選手を投入してその豊富な運動量に期待を掛けますが、如何せん時間がありません。無情に時は過ぎ、遂にタイムアップ。終わってみれば京都の放ったシュートの数、実に22本!対してこちらはわずかに6本。CK・FKでも京都はこちらを圧倒しており、まさに完敗…。
京都の試合運びを見て感じたことは、トラップ・パスといった基本動作がしっかりしていて、しかも早いと言うことです。それが出来ずに敗れたのならば、それが出来るようになればいいと言う逆説ではないでしょうか。今日の敗戦を前節に続いての手痛い「Jの洗礼」と受け止め、一刻も早く気持ちを切り替えて次節ホーム戦に臨んで欲しいと思います。「勝ち負けは兵家の常」と申します。課題の抽出と対処が終わったら、敗戦の言葉の響きなどさっさと忘れて、次の戦いに臨もうではないか!今は倒れ伏していようとも、両の足で力強く立ち上がり、握りしめた拳で掴んだ全てが後の財産となる事を信じて!【ほーせん@高崎】
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■■■ 2005年3月19日(土) ■■■
J.LEAGUE DIVISION 2 第3節
ザスパ草津 1−4 コンサドーレ札幌
敷島公園サッカーラグビー場 3572人
厳しい現実
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厳しい。山形戦、京都戦につづき札幌戦を迎えた訳だが、いやー厳しい。自分の耳を持って「キビシィー!」と言いたくなるほど厳しい(古いな・・・)。ハッキリ言ってしまうとこの札幌戦も厳しくなると予想していた。唯一の光明は山口の復帰であろう。しかしザスパにはそれにも増してネガティブな要素が多い。吉本は前節レッドカードで出場停止、氏家も体調不良でコンディションはイマイチ、小島も佐藤もチカも大谷も復帰していない。山口一人にすべてを期待するのは酷だろう。
この試合なんとも予想し得ないスタメンとなった。列挙しよう。岩丸、依田、籾谷、小田島、高須!?、鳥居塚、小久保、山崎、酒井、宮川。非常に驚いた。3バックかと思ったがセンターバックが二人しかいない、4バックだと左サイドバックがいない。????である。3バックであれば依田が右センターバックか?4バックであれば消去法でいくと左サイドバックは山崎か高須となる。有り得ないな・・・。と思ったらなんと4バック!高須が左サイドバックである。はぁ?左サイドコンバートって3トップの左じゃないのか?後頭部を殴られたような衝撃である。たしかに高須は左足からいいクロスを上げるし左サイドに流れるプレーは得意だ。しかしいくら攻撃的サイドバックと言っても最終ラインなのだ。それ相応の守備力、アップダウンを繰り返す運動量が必要である事は間違いの無い所だろうと思う。高須の守備力?彼に守備を必要以上に求めるのは無粋であると私は考える。運動量?高須は元々運動量はそれほど多くなくフィジカルも強くない印象を受ける。高須はサイドバックをこなせるか?攻撃面での貢献は大、しかし適任では無いと私は思う、いや守備での負担を考えると彼の持ち味を発揮できない可能性が高い、よって不向きであると私は考える。高須マニアのほーせんさんも同じ様な意見だ。私は寺田のサイドバックでさえ違和感があるのだから(サイドバックの前のサイドハーフが適任だと思う。ウィングバックでギリギリだ)それはもう想像を絶する違和感である。しかしこのサイドバック高須が思いのほか機能する。トップ下の山口がタメをつくり高須が頻繁に攻撃に絡む。まず最初のチャンスはその高須からのクロスだった。惜しくも山崎の静一杯伸ばした足に当たっただけでゴールマウスからは大きく外れたが素晴らしい攻撃だった。この試合左サイドからの攻撃が非常に多く、まさに左サイドバック高須効果である。復帰した山口も忘れてはならない。とにかくすべてにおいて格の違いを見せつけるボールコントロール。的確な状況判断と精度の高いパス。山口がいると非常にスムースに中盤でボールが繋がる。
そしてついに訪れるザスパ草津J初ゴール。このメモリアルゴールはセットプレーから生まれた。右からのコーナーキック、キッカーは山口、ゴール前でこぼれたボールを宮川が押し込んだ。GOOOOOAL!!! 宮川らしい泥臭い、執念が伺えるシュートだった。待ちに待ったJでのゴール。訪れる歓喜。この瞬間を皆待っていたのだ。しかしまだ前半、この流れで追加点と行きたい所だが、そうは簡単に事を運ばせないのがやはりJ2のレベルの高さか。
ザスパは追加点を上げるため数多くのチャンスをつくるがゴールを割る事が出来ない。札幌もやはり黙ってはいなかった。札幌のコーナーキック、こぼれたボールを思いっきり池内に蹴りこまれた。この後高須が怪我で寺田と交代、寺田もコンディションは万全ではないのだろう、万全であればスタメン起用されるはずだ。ここ2試合のザスパは得点されてからズルズル行ってしまう嫌な流れがある、しかも高須の予期せぬ交代、踏ん張れるかどうか?いや踏ん張らなくてはいけない。しかしその思いは札幌の砂川に粉砕される。前半終了間際左からのクロスをゴール前の砂川がトラップ、このトラップがバウンドして少し浮いたのだが、砂川はそのままオーバーヘッドキック。ボールは手を伸ばす岩丸の上を越えゴールに吸い込まれた。追加点を与えては絶対にいけない時間帯でまたしても・・・。しかたがない部分もある、砂川にあんなスーパープレイをされたら・・・。サカつくで言えば光プレイだよ、まったく。前半はなんとしても同点で終わりたかった。去年のザスパと逆パターンになってしまった今年のザスパ。後半はここ2試合内容があまりよくない。しかし前半を見る限りではチャンスはザスパの方が多くつくっていたし後半も期待が持てると思ったが、いい形で攻撃に絡んでいた高須がいなくなりどうなってしまうのか一抹の不安はあった。
後半立ち上がり8分追加点を奪ったのは札幌だった。中盤で奪われたボールを左サイドに出される、この時なぜかザスパの左サイドはがら空き。チェックに行ったのは小久保だった。しかし簡単にクロスを上げられなぜかフリーでトラップした堀井に押し込まれた。チャンスはザスパの方がつくっているのだ。しかしワンチャンスを物にする所がJリーグ。一瞬のスキが取り返しのつかない結果を生む。山形戦、京都戦で痛いほど良く分かっているはずだった。札幌の4点目もザスパのミスからだった。ザスパがクリアしたセカンドボールを山口が拾い、カウンターを仕掛けようと縦に走る鳥居塚にパスを出すが合わない。そのボールを拾われ(自陣近くの危険なエリア)カウンターに行く為依田がマークを外した堀井がフリーでボールを受けそのままシュート。マークを外した依田が悪いわけではない当然の選択だっただろう。自陣近くのエリアでパスミスからボールを奪われたのがすべて。まさか山口、鳥居塚でこのような決定的ミスを犯してしまうとは・・・。手塚監督の標榜する「攻撃的サッカー」。4点取られたら2点を取り返す。しかし点差が開き追いつけない事が分かった時それは悲壮感に変わる。意地の為に1点をとる?やはり勝つために1点を取りに行きたい。結果を求めるのは時期尚早だという事は分かっている。だんだんと地力をつけていけばよい。しかしサッカーは点を取るのと同様に点を与えない事も重要だと思うのだが・・・。【マシマロ@高崎】
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何と言われようと、6月末まではここ敷島サッカー・ラグビー場が、我が愛すべき、ザスパ草津のホームグラウンド(自虐的になってきたぃね・汗)。とにかくここまで良いとこがねぇやぃね、ザスパ。J初戦・ホーム山形戦はすべてが空回りしちまった感じ。アウェー京都戦は、ブラジルからの芸妓さん(失礼^^;)の個人技と芸にやられちまったぃ。(負け惜しみ、許してくんなぃ・麿サポ各位)
さて、気を取り直しての第3節、コンサドーレ札幌戦。実は嫌いじゃねぇんさ。プロスポーツ不毛の地と言われた北海道初のプロチーム。ある意味ザスパと同じさね。仕事柄、北海道出張も多かったんで、コンサの噂は伺ってたし、日ハムが札幌移転してっていうのも、熱ちぃサポが多い土地柄なんだんべなって。でも、郷土愛じゃ、群馬も負けねぇで!ってんで、意気込んで、早々に出陣。あれ?開幕よりか出足悪ぃんじゃねん。開門を待つ列が短ぇんさね。おりしも花粉症が最盛期。前日放送のGTV「がんばれ・ザスパ草津」(タイトル・ベタすぎ、担当アナ両名は空回りしすぎ・苦笑)キャプテン・鳥さんも花粉症とのこと。3連休の頭、聞けば東京方面からの高速・関越道も下り渋滞・33キロだっていうで。コンササポも、初戦のモンテサポよりか少ねぇんじゃねん。彼の「あみしま観光」のバスは無事到着できるんかねぇ。
11:45開場。Fゾーンのうち「Fightingゾーン」(勝手に命名・笑)が開幕戦よりか大きくとられてらぃね。我がなっから!隊・本隊は今日はお子さまが数名いるんで、FとAのちょうど境目、コーナー後ろ・最前列に布陣。支隊をサポど真ん中において、必勝!とばかりに声援を送らぃね。落ち着いたとこで、開始前にスタジアム散策。出足遅れたと思われたコンササポ。今日はアウェイFゾーンに横長・赤黒カラーで布陣。で、言って見るもんだぃね。懸念されたWCは仮設が開幕戦より多く配置。(それでも2箇所→6箇所ですが。ハーフタイム、到底足らず、相変わらずの長蛇の列でしたが;;)Fゾーン、顔見知りをみつけしばし談笑。本日(仕事・花粉症)欠席の管理人のすずきさんから先発メンバーのメールが届いたぃね。うーん、謎だらけのメンバー。10よーへーはDFなんきゃ?補強で移籍したはずの5氏家、11御給がサブとは?(今までの内容なら然り?)でも、9山口が復帰とは嬉しいニュースだぃね^^。
あと、あんまり悪くは言いかねぇけんが空気を読んでねぇよ。スタジアムDJ・Yさん(その筋じゃ、有名な方らしいが)。観客へのインタビュー、誰も聞いちゃいねぇよ。コール練習を遮るんはやめてくんなぃ。で、遠路遥々お越しのコンササポに拍手しろだと?!終了後、お互いサポの健闘称えるんならまだしも、開始前に何で、んなことしなきゃなんねんでゃ?「さすらい」こと高橋和実さんもスタジアムに来てたで。「ボンジョールノ!!」の一言で、スタ・サポを一つにまとめた「さすらい」の方が、よっぽどマシ。目線も腰も低いし、サポと一体感があったし、一緒に涙流したしね。一度Fゾーンに来て、上っ面じゃねぇ、ホントのサスパサポとの一体感味わってから、スタジアムDJやってみなぃ、Yさん。じゃねぇとダメだぃね。(選手の名前(よしもとじゅん、だと?)、言い間違えたんは大失態だぃね、Booing!! チームを愛してねぇ証拠だぃね!!怒)まっと勉強してからやれや!
14:04kickoff。偉大なる鳥栖の17連敗を止めたコンサ(悪ぃんね)相手とあらばと大きな期待、左サイドバック起用の10よーへーが機能してらぃね。前半風下ながら、攻め上ってくるザスパ。いいんじゃねん。前半14分、目の前からのCK。山口が蹴って、酒井が絡んで、んで13宮川が押し込んだ!。GOOOOOAL!!! J初ゴール!!。やっぱりセットプレイから?と思いつつも、とにかく嬉しい初得点。ネットを揺らした大輔がゴール裏サポにアピール!あの大輔がって感じ。普段はすごくシャイなのにね。さぁ、勝ちに行くべぇ、ザスパ。守っちゃだめだぃね、攻めなきゃ。同点はCKから。25分・GK岩丸、叩き落としたとこ押し込まれた。うーん、タダじゃいかねぇな。それまでいいセンタリングを供給してた10よーへーが交代?!悪かなかったんに(Fゾーンからは確認できず・監督の不可解采配??と・・・まさか全治1ケ月の肉離れとは・・・)。本来の左サイドバックに18寺田を配置。十分勝負にならぁ!と思った直後、見事なオーバーヘッド(フリーにしちまったってことだぃね)を決められ、1−2、終了まぎわの9山口のシュートはわずかに左へ(出場停止でちっとんべ勝負勘が鈍ってる?惜しい!)そのままハーフタイムへ。喫煙所(スタンドは禁煙! マナーは守るべぇや)でサポの皆と、「押してる、今日は大丈夫、絶対勝てる!」と確認。
サイドが変わって、サスパが風上に。よーし、風神様が味方だぃね。ミドルから、トリさん、山口とシュート!あ゛―、皆、枠を外しちまってらぃね。でも、まずは同点、勝ち点奪取の気持ちは判らぃね。でも、前懸かりなんかね、ザスパ。いずれも左サイドから攻められてるんさ。追い上げべぇ!って気概を殺ぐ3点目、決定的な4点目、いずれも左サイドからの失点。
1−4になっちまってからは、観客席からの流失が始まっちまった。確かにこの赤城おろしだし、Fゾーンは枯れ草敷きで飛び跳ねれば、砂埃が舞い上がる。贔屓チームの惨状を見たくねぇのもわかるし、運行本数が極めて少ない「シャトルバス」に一早く乗車しようというのも十分理解できる。でもそんな中「Figthing」ゾーンのサポは次に繋がる試合展開を信じて懸命に声援を送ってらぃね。しかし、そのまま1−4で試合終了。残ったんは憤りだけ。(何やってんでやぁ!、と、まずは怒りをぶつけべぇよ!JFLじゃねぇ。はぁ、Jなんだから敗戦に罵声は然り。良くやった、次はがんばれじゃ通らねぇで。1試合毎真剣勝負!選手もサポも!だんべ?)せっかく、足運んでくれたサポに失礼な試合展開。それが証拠に、開幕より1000名も観客が少ねぇがね。こんなんなら来(き、と発音すること)ねぇ方がいいんじゃねん?て思われちまうで。Fソーンの熱いサポはまだいいけんが、S、Aに呼べる観客が減っちまうで。そーだんべ?。
見れば、7月からのホームスタジアム、敷島陸上競技場の芝(アミノバイタルから移植したんさね)も、はぁ、青々してたで。あのグラウンドで、カクテル光線の下、満員の観客も下でナイターが見られるようがんばって欲しいやぃね。昨年のJFL後期12節・大塚製薬(現:徳島ヴォルテス)戦で13743人も来た試合、アレはしびれたぃね。カテゴリーは変わっても、応援してるのは「ザスパ草津」なんさね。なんつったって、群馬初のプロスポーツチーム、郷土・群馬の誇りであってほしいんだぃね。はぁ、まず1点じゃねぇ。勝つことだぃね。やっぱり、辛口になっちまわぃね。【酔一@高崎】
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■■■ 2005年3月26日(土) ■■■
J.LEAGUE DIVISION 2 第4節
横浜FC 1−0 ザスパ草津
横浜市三ツ沢球技場 4387人
春、遠からじ
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電車を待つプラットフォームはそれなりに寒かったりしますが、日中はポカポカ陽気も望めそうな朗らかな土曜の朝です。今日は横浜。関東圏で試合が行われるのは非常に助かります(なにしろ昨年末は遠征が多く、しかも遠かった^^;)。試合会場が近いこともあって、車での自走組も結構いるようですが、今回私は単独行なので、公共交通機関を利用する計画です。横浜へ至る鉄路は幾筋かありますが、高崎から向かうなら特別快速・湘南ラインが至便です(と、勧めておいてなんですが、今回初めて利用しました)。新幹線を使うと時間は稼げますが、乗り換えは面倒だし、何より高額。湘南ラインは普通電車の運賃で、しかも乗り換え無し。今日は土曜ですが利用者は少なく、その上高崎始発なので、ゆったり座って、寝て、起きたら横浜駅でした。横浜駅からは地下鉄・バス・タクシーと、選択肢がありますが、今回はバスを使いましょう。横浜駅には東西にバスターミナルがありまして、東側のターミナルは中華街や山下公園などへのアクセスに使われます。三ツ沢へ行くバスは反対の西ターミナルから運行されています。以前(随分前です)横浜に遊びに来たときの微かな記憶と生来の方向音痴が相まって、改札を抜けた私は東ターミナルへまっしぐら(笑)。大都横浜のバス網は何十もの系統に分けられていて、田舎者(というより車社会の住人)の私はそれだけでパニックです。ようやく見つけた案内看板を見て、初めて「バス停反対じゃん!」ってことに気付いたところで腹ごしらえを(やっぱ、シューマイだいね^^)。 混乱はその後も続きます。辿り着いた西ターミナルの停留場、横断歩道もなくロータリーの中に島みたいに孤立しています。「はて、どうやったらあそこにいげるんだんべ?」しばし右往左往してはたと気づく地下通路の入口。うーむ、ミノスの迷宮のようだ。お目当てのバスが到着し、やれやれと思ったところにまたも問題発生。横浜のバス(というか都市の循環バスって普通はこうなん?)は統一運賃前払いシステムなのです。そんなことも知らないので、入口でお財布探してあたふたしてしまいました。こうなってくると、まだなんかあんじゃねんきゃ?と疑心暗鬼です。で、ようやく着きました。バスを降りると、すぐ目の前に競技場が見えます。横浜FCの幟旗がたくさんあるのでそれと判りますが、全体に静かな佇(たたず)まいです。これが都会の洗練された雰囲気というやつでしょうか、敷島の「田舎の縁日」状態のニギヤカさとは違い、しずしずと開場を待ちます。
三ツ沢の座席割りはA(ゴール裏・バックスタンド)とS(メインスタンド)の二つだけで、基本的にホーム・アウェイの区別はありません。したがって、入場もホーム・アウェイの区別なく、仲良く呉越同舟状態です。このスタジアムの特徴はなんといってもピッチまでの距離の近いこと。ゴール裏に陣取った私たちの所には、シュート練習のこぼれ球がドゴォン、ドガァンと砲弾のように降ってきます(小学生がびびってたいね)。
本日の対戦は今季未勝利同士の対決で、お互い是非にも勝ち点3を上げたいと意気盛んです。開幕から態勢が整わない中でもがいている我らがザスパ。こういう状況では、なんでもいいからきっかけになるようなトピックが欲しいもんです。スタメン発表を見て、それを見出しました。スタメンGKは岩丸選手ですが、控えGKに草津の鬼神・小島選手の名前が!試合前のアップに姿を現した伸さんは、ややキックに力がないものの、痛そうな顔も見せず、いつものような軽快な動きを披露してくれました。やっぱりこの人が居ると居ないとでは"場"の雰囲気が全然違わぃね♪「無茶しちゃ駄目だよ〜」って声掛けたら笑って手を挙げてくれましたよ。本日のスタメンはGK:岩丸選手、DF:籾谷・小田島・依田・寺田(スタメンではMFと発表)選手の4人、MF:鳥居塚・小久保・山口選手の3人、FW:宮川・山崎・酒井選手の3人です(サブはGK:小島選手、DF:堺選手、MF:氏家選手、FW:佐田・御給選手)。メンバーを見る限りでは、4−2−3−1のいつもの布陣に見えます。試合開始前に、先のモンテディオ山形戦でJリーグ・リーグ戦通算300試合出場を果たした城選手に花束贈呈のセレモニーがありました。フランスW杯時の英雄も既に29歳ですか。時の流れを感じますねぇ(しみじみ)。
草津節の詠唱の中、いよいよキックオフ。始まってみるとどうも最終ラインの人数が1人少ないような気がします。3バックとも考えられますが、左サイドの寺田選手の位置が非常に高いのでそう見えるのかも知れません。ともかく、ラインは全般に高く保たれており、攻撃の姿勢が如実に表れております。開始早々の前半2分、草津のCK(スローインだったかな)の時に横浜ゴール前で選手が倒れております。一瞬京都のFKを思い出してしまいましたが、今回はそういうことではないようでした(横浜・トゥイード選手が左足ハムストリング損傷だそうです。うちのよーへーと同じだいね。お大事なさい)。いきなりの選手交代で混乱有りやとも思われましたが、横浜、ここは落ち着いていました。前半30分までは互いに高い位置でのボール支配を目論んでの攻防に終始しましたが、やや草津の攻勢が強いようです。いい流れの時に点が欲し〜!が、得てしてこういう場面では流れを一気に失うもので、前半33分に左サイドから上げられたクロスにFW城選手が頭でぴたりと合わせ先制ゴール(_| ̄|○)。失点の後に混乱するのが今の草津の悪いところ。今日もこの失点の後、前半終了まで選手はこちら側のハーフで球を蹴ることはほとんど無く、遠くてよく見えないところでピンチが続きました。横浜も決定機を幾つか外してくれたりしたので助かりましたが、この調子では前3節の二の舞・獅子舞ですよ。後半は、喝入れていごー!
後半に入ると、左右への大きな展開やポストでためを作ってからのサイドへのスルーパスなど前線へボールを供給する形は出来てきました。司令塔・山口選手は、マークがきつくなるのを察知するや、少し引目で球を捌いてみたりと、様々な工夫を見せてくれました。ただ、ゴールだけが遠い。中盤から前線へ、相手DFの裏へと球が送られるたびに歓声が上がりますが、クロスボールは悉(ことごと)く味方選手の元に届きません。対する横浜もカウンターの絶好機を外すなど精彩を欠き、追加点を奪えないでいます。とにかく1点が欲しい草津は、終了の笛が吹かれるまで走ることをやめませんでした。ホイッスルと同時にピッチに倒れ込む選手が多くいましたが、それだけこの敗戦が悔しいとの意志の表れではないでしょうか。対戦相手がどうであるとかは、もはや関係ありません。自分たちが信じて目指す方向に向かって、一歩ずつ歩を進めるだけです。今日の試合、敗れはしましたが、すべきことはある程度形になってきているし、後は質・精度の向上を図るのみです。今は忍耐の冬。雪解け間近いことを信じ、また春の開花の煌(きら)びやかなことを願って。弛(たゆ)まず行け!ザスパ!!【ほーせん@高崎】
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今回の横浜戦は、私用と重なり千葉経由からの横浜入りとなりました。朝、6時に家を出発してから実家の前橋に車を止め、前橋駅よりさぁ出陣^^!(子供が小学生以来久しぶりの家族3人での電車の旅で・・・なんかウキウキした気分^^)途中、津田沼で下車。私用は、1時間ほどで済んだでしょうか?先方さんからは、レプユニが見えないように上着を着ていたにもかかわらず、「この後、どちらかお出かけですか?」との質問。息子の用事で来ているのに、何か?感じとってしまったんでしょうねぇ(やっぱり、ゲーフラの棒がちょびっと出ちゃってたかなぁ^^;)隠している気持ちを抑えきれず、「実は〜と・・・」出てくる出てくるザスパ草津の生い立ちやら夫婦ではまっていった経緯やら!・・・「それでは、この後すぐに横浜まで行かれるんですね?」と振られ、即答・「ハイ!」と子供のように答える始末。先方さんから苦笑い^^;されながら津田沼を後にして、さぁこれからが本番です。総武本線で横浜に向かいました。東京駅で息子は下車(^о^)/
ここから、夫婦で電車の旅となりました。(群馬県人は、どこへ行くにも車が絶対の必需品ですが・・・)あまり電車を使ったことがないので何か妙〜な感じだねぇと思っている間に、とうとう横浜に到着です。とりあえず、駅B1で食事をすませ開門に間に合うよう出発しました。
三ッ沢球技場に到着すると、一番初めに目に入ってきたものは、サクラです。もう、こちらでは咲いているんだなぁ〜と暖かい日差しを感じつつ、会場入り口を目指します。そこで、なっから本隊・特攻隊員のほーせん@高崎さんと合流。いつも以上にLフラッグをなびかせながら存在感アリアリで、(昨年の大阪戦を思い出しちゃって・・・Lフラッグをなびかせ競技場周辺を1周したっけなぁ!)そして驚いたことに、こちらの球技場はホーム・アウェー共に一緒に同じ入り口からの入場だったこと!(今まで、サポーター同士のトラブルが起きたことはないのでしょうか?ザスパのサポーターも気のいい人が多いので過去にそんなことが起きたことはありませんが、中には荒々しい集団も存在するだろうと思うと、ここ横浜の土地柄なのですか??)12:30に開門となり、会場の全体を眺めてみると、またもやこっちの席がアウェーでいいの?と思わせられるような前方に電光掲示板が見える良いポジション。そして、メインスタンド以外はみんなA席、しかも会場全席自由ということで、考えることもなく私達はゴールネット裏に席を確保し、1週間ぶりに会った熱いザスパサポさんたちと挨拶を交わし、各々が自分のスタイルで応援準備を始めました。なっから管理人のすずきさんよりメールが入りスタメンの情報をいただき、メンバーを見ながら色々と想像を膨らませたりして〜!でも、現在ケガ人が多いので、全員がピッチに戻ってこれないと本当のザスパの戦術が活かせないのが現実だったりして・・・
さあ、いよいよ選手たちの入場です。今日こそ、今までの敗戦の経験を生かして頑張ってほしいと願いながら、試合開始となりました。はじめは、両サイドを使っていい動きが目につき、キャプテンの鳥居塚選手は後ろに下がりながら廻りを瞬時に判断しパスを出しているのが良くわかる感じで、今日こそはいけるぞぉ〜!と再度確信していたのですが、なんと、前半33分に目の前でDFを交わし左サイドに振ったと思ったと同時に相手城彰二がいい角度でヘッドに合わせワンクッションからのゴールとなってしまいました。横浜FC1−0ザスパ。私達は、すぐに気持ちを入れ替え、まだまだ時間も早いし、これからこれからといった気持ちで応援歌を精一杯歌いはじめましたが、何故に?ザスパイレブンはショックだったのか?気持ちを変えることができない様子で、途端に足が止まり、今までの動きはどこへいってしまったの?と思わせられるような状態に入ってしまいました。
しかし、前半終了し後半に入ってからは気持ちを取り戻し、ザスパの攻撃が始まり、山口選手が前線にパスを出し、再三ゴールを狙う宮川選手や寺田選手のボールがわずかに浮いてしまいゴールをゆらすことずできず、セットプレーからの小田島選手のヘディングがゴール脇にそれ、みんなのため息がもれる瞬間があり、ゴール近くまで持ってきているのに誰に合わせているの?飛ぶタイミングが合わず、何回もヘッドの上をいったりきたりしているうち、結局相手DFに奪われ蹴り出されてしまう!・・・・「なんで〜」と心の中で叫んでいるうちに1−0のまま試合終了のホイッスルが鳴ってしまいました。酒井選手や途中交替した御給選手、佐田選手とその場に○| ̄|_
と倒れこみ、もう一歩だった悔しさが込み上げてきているように感じとれました。
4連敗となってしまいましたが、今までの試合とはちょっと違ってきたようにも感じ取れますが、やはりここはJ2といったプロリーグの場であり、ザスパもこれから技術面や精神面を鍛えて、更にメンタルにも強くなっていくことが試合を優位に運んでいけるんだなぁ!って感じました。選手たちをみて、これからもっと色んな経験を積むことでいいチームになっていけると期待できる、そんな横浜戦でした。(この後、私達は祝勝祈願という名目で、中華街になだれ込んで行ったのでした^^。) 【あきべー@北毛】
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夢の地に待ち受けていたもの、それは茨の道・・・・
ザスパに春は訪れるのか?
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