「医療人のための群馬弁講座」特講


第22節〜第42節

禍難の中で








■ 2020年9月27日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第22節
超厳戒態勢(強い制限付き)

水戸ホーリーホック 3−1 ザスパクサツ群馬

ケーズデンキスタジアム水戸 2483人

気迫負け

 ザスパが後半に力尽きた。前半は相手のビルドアップ(攻撃の組み立て)を狙って積極的に重圧をかけた。FW林やMF宮阪がシュートを放ったが決めきれず、両者無得点で折り返した。
 後半はサイド攻撃から2失点。35分、FW青木がクロスに左足で合わせて1点を返したが、その後追加点を許した。(9月28日『上毛新聞』より引用)



■ 2020年9月30日(水) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第23節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 1−4 モンテディオ山形

正田醤油スタジアム群馬 779人

山岸の恩返し弾2発に沈む

肌寒い敷島:え亥輪@前橋 様ご提供 水曜ナイトゲーム:え亥輪@前橋 様ご提供
青いマークのところだけ着席可:え亥輪@前橋 様ご提供 試合開始!:THES-NAMAKA@前橋 様ご提供
田中のゴールで一時同点になったが・・・:え亥輪@前橋 様ご提供 1-4、完敗:え亥輪@前橋 様ご提供
守備崩壊:え亥輪@前橋 様ご提供 再び最下位転落:え亥輪@前橋 様ご提供
 ザスパの守備が崩壊した。試合開始早々の前半4分、ミスから失点。堅守を崩せず苦戦したが、同35分にMF田中のゴールで同点に追い付き、そのまま折り返した。
 後半22分、クロスを相手FW山岸(元ザスパ)に頭でねじ込まれると、同27分、同31分にも立て続けに失点。試合の大勢が決した(10月1日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年10月4日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第24節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 1−0 ジェフユナイテッド千葉

正田醤油スタジアム群馬 1842人

相性抜群!

 ザスパが1点を守り切った。序盤は相手の攻撃を受けたが、前半19分、最初の好機でFW田中が右足でシュートを決めて先制。その後は攻守の切り替えが素早く、相手に主導権を握らせなかった。
 後半は攻勢を強めた千葉に攻め込まれたが、守備陣が集中。最後は3バックに変更して逃げ切った。(10月5日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年10月10日(土) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第25節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ギラヴァンツ北九州 0−0 ザスパクサツ群馬

ミクニワールドスタジアム北九州 2961人

今季初の2試合連続完封

 ザスパが今季初の2試合連続完封。前半から相手に球を持たれたが、守備陣が落ち着いて対応。FW進のヘディングが枠を捉えたが得点はならず、両チーム無得点で折り返した。
 後半は北九州の攻撃が活性化。GK清水の好セーブでやり過ごしながら反撃をうかがったが、無得点だった。両軍共に決定機の精度を欠いた。(10月11日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年10月14日(水) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第26節
厳戒態勢時(緩和された制限)

FC琉球 0−1 ザスパクサツ群馬

タピック県総ひやごんスタジアム 663人

3試合連続無失点で18位浮上!

 ザスパが粘り勝ち。序盤から琉球が球を保持したが、ザスパはDF岡村を中心に中央を固めて隙を見せない。逆にカウンターでMF平尾や岩上らがゴールを狙った。
 後半19分、相手ゴール前の争奪戦で球を拾ったFW加藤が中央へ球を送り、詰めたMF内田が決めて先制。その後は琉球が攻勢を強めたが、最後まで守り切った。(10月15日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年10月18日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第27節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 0−1 アビスパ福岡

正田醤油スタジアム群馬 2009人

不運もあり4戦ぶりの黒星

 ザスパが力負け。前半は福岡がセットプレーを中心にゴールを狙った。ザスパは守備の時間が長く、シュートはMF平尾の1本のみ。互いに決定機をつくれず、スコアレスで折り返した。
 後半は立ち上がりの6分、福岡がクロスに合わせて先制。ザスパは選手交代で勝負に出たが、MF宮阪のヘディングがポストにはじかれるなど、決めきれなかった。(10月15日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年10月21日(水) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第28節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 1−0 ヴァンフォーレ甲府

正田醤油スタジアム群馬 810人

刹那の閃光

 Jリーグで観客を入れた試合が始まるようになっても、オレは仕事柄、絶対に新型コロナには感染するわけにはいかねんで、不特定多数が集まるところはずっと避けてたんで、今まで観戦を自粛してたぃね。夏が過ぎ秋が来て、いよいよザスパの禁断症状が出てきたで(笑)屋外の感染リスクは低きぃってことだけんど、それでも感染リスクをちっとでも回避するために、絶対に密にはなんねぇだんべぇ観客が少ねぇ平日ナイトゲームのぼっち観戦を計画。幸いにも当直勤務も外れたんで、第28節甲府戦に行ぐことにしたで。
 さっさと仕事を切り上げ、まっさか混んでた国道50号から東部バイパスを経由して河川敷第3駐車場へ。まっさか閑散としてんじゃねーきゃ!こりゃ今節は観客がいねぇと確信したで。目論見が当たってうれしいやら悲しいやら。国体道路の脇の雑草が茂った歩道を歩って、2月の開幕戦以来の敷島へ。いやぁなにもかもみな懐かしいやぃ。それでも感染リスクをちっとでも回避するため、風通しが良くって周囲3メートルは人がいねぇメイン南の上の方の席に陣取る。(青丸が着席可)もちろんサージカルマスクや手持ちの消毒液持参など自分自身でも考えられる限りの感染対策をしてみたで。おぉちょうどスタメン発表に間に合った!
 ザスパは4-4-2の予想、GK1清水、右SBで7試合ぶりの先発2舩津、25小島、CBは若き両名、4岡村、46川上、中盤に5試合ぶり先発の10青木、7加藤、OMFに8岩上、40内田、FWに11田中 6試合ぶり先発の50大前。サブにGK21松原、DF3鈴木、DF39高瀬、MF14平尾、MF35宮阪、FW13林、FW18進。対する、甲府は3-4-2-1の予想、元ザスパの小柳はDFで起用され、先発のラファエル、控えのドゥドゥが不気味だぃね。
 試合前にエア草津節アンセム。太鼓が解禁になったけんど、メイン南で聴くと近くのスピーカーからの太鼓の音とゴール裏直接からの太鼓の音が1秒弱の妙なタイムラグがあって、なかなか手拍子もうまくでぎねんだな、これが(笑)そして試合開始、すっかり真っ暗だけんど、まだあんま寒くはねぇな。模様眺めからの展開だったけんど、前半8分、右CK、キッカーの大前がニアの青木に。ヘッドはどんぴしゃでヒットし枠に飛ぶも、相手GKの好セーブに弾かれちまった。その後はザスパの攻勢。ボランチの岩上・内田がボールを散らし、青木を中心に甲府陣内に攻め込む。甲府は5バックで対応し、ザスパのフィニッシュをしっかり阻む。右CKから舩津のヘッドは枠を外れ、青木からのクロスに田中が頭で合わせるもこれもGKに阻まれる。甲府は泉沢を中心に左サイドから攻撃を組み立てる。今日右SBに舩津を入れたんは、これを阻むためだったんだんべなぁ。ザスパの攻勢が続いたもんの、点を奪うことができず、0-0で前半終了。
 後半開始、甲府は1名交代。だんだん冷えてきたで。後半8分、自陣奥から舩津が左サイドへ縦パスを青木に入れると、青木は相手をかわし、一気に相手ディフェンスラインの裏にスルーパス。抜け出したのは大前。PA右でボールに追いつき、そっからゴール左隅にグランダーで冷静に決めた!GOOOOOAL!!! 大前復活ゴール!まさにほんの数秒、閃光の一撃!歓喜の声と大きな拍手が敷島に沸き起こったで。
 ここで甲府は2枚替え、ドゥドゥも投入。その後ザスパに決定的なチャンスがあったけんど、最後に大前は決めきれず、追加点ならず。更に甲府は2枚替え、5人の交代枠を使い切り、一気の攻勢に出る。後半28分田中に替え、平尾。攻める甲府、守るザスパ。後半35分、攻守に貢献した青木に替え林。しかし青木が退いたら、全然前に進めなくなっちゃった感で、甲府の猛攻を受け続ける。自陣に全員引いて守るザスパ。来場者数は810人と発表。まぁ目論見どおりだ。ザスパはきっちり守ってカウンター狙い。両軍エキサイトしてザスパベンチ前で一触即発な雰囲気にもなった。岩上と加藤に黄紙が提示。後半45分、大前に替え鈴木。試合をクローズにかかる。AT5分も最後まで集中して甲府の猛攻を凌ぎ、1-0で勝利!勝利のエア草津節が場内に鳴り響く!
 試合終了時にはすっかり冷え込んだ敷島だけんど、上位の甲府を食う大きな勝利で敷島はなっからヒートアップしたで。これで18位に浮上さね。今日は先発に復帰した、青木、大前、舩津がいぃ活躍だったぃなぁ。青木の豊富な運動量、キープ力はザスパになくてはなんねぇと思う。そしてその青木からのスルーパスに反応し、きっちり冷静に決勝点を奪った復活の大前もお見事。今日の決勝のゴールは実にエクセレントだったぃね。それにしても10月下旬のナイトゲームってこんなに寒ぃんは予想外だったぃ。コロナじゃなくってフツーに風邪引きそうだったで。いやぁ生観戦ってやっぱいいやぃなぁ。・・・早ぃくスタジアムで昔のように大声が出せるようになんねぇかなぁ。【すずき@東毛】



■ 2020年10月25日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第29節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ジュビロ磐田 3−1 ザスパクサツ群馬

ヤマハスタジアム(ビジター席設置なし)3780人

衰えぬあの右足

 ザスパが終盤に力尽きた。前半2分、敵陣CKのこぼれ球をMF田中が押し込んで先制。同29分に磐田のMF遠藤にFKを直接決められて同点に追い付かれた。
 後半も磐田ペース。GK清水らの堅守で耐えて反撃の機会をうかがったが、後半31分に被弾。3分後にはPKを沈められ、試合の大勢が決まった。(10月26日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年11月1日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第30節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 2−3 徳島ヴォルティス

正田醤油スタジアム群馬 1404人

ポテンシャルの差

 コロナ禍の2020シーズン。佳境に近づくJ2、前節アウェイでジュビロ磐田に逆転負けを喫したザスパは、ホームに徳島ヴォルティスを迎える。この試合に先立って首位を争うアビスパ福岡の試合が終わり、その福岡が負けたことで、ザスパに勝てば首位に立つ徳島。モチベーションは高い。ザスパは前節終了間際に負傷退場した川上優樹がベンチからも外れている。対する徳島には、群馬出身の岩尾憲、垣田裕暉に、前橋育英卒の鈴木徳真もいる。鈴木とザスパのDF岡村大八は育英時代の同級生。大学を経てJ2の舞台で相見えることになった。
 すでに暦は11月。日も落ち、気温もどんどん下がっていく。手拍子を送るが声が出せないサポーターは、体はなかなか温まらない。18時を回り、徳島ボールで前半キックオフとなった。
 立ち上がりから徳島はMF岩尾を中心に長短のパスを繋ぐ。ロドリゲス体制4年目となり、チームの完成度が高い。パスのズレはほとんどなく、縦にも横にもきっちり収まっていく。対するザスパは、前線のチェイスとDFブロックをバランス良く組み合わせ、隙を与えない。膠着する試合を動かしたのはセットプレイだった。
 36分、徳島陣内半ばの左サイドでFKを得たザスパは、大前元紀がDFとGKの間に高めの速いボールを蹴る。飛び込んでくるザスパの選手の前に入った徳島のDFがヘディングでクリアしようとするが、頭をかすめたボールはそのままゴールの中へ。GOOOOOAL!!! ザスパが先制に成功する。さらにその直後、自陣内で相手パスをカットした右SBの飯野七聖が勢いそのままにドリブルを開始、あっという間に徳島陣内に入り込むと、FW青木翔大とのワンツーでさらに加速する。PA右に切れ込んだところからマイナス気味にグラウンダーのクロスを送ると、中央で待っていた大前がダイレクトで右足を振る。左ポストに当たったボールは、ゴールの中に転がった。GOOOOOAL!!! 電光石火の2得点。首位を争う徳島に、これ以上ない展開で前半を終えた。
 勝てば首位に躍り出る徳島にとっては絶対に落とせない試合。後半開始からロドリゲス監督が手を打つ。ハーフタイムに2人交代し、システムを変更。この策にザスパは対応が遅れた。スピードアップしたパスワークにプレスがはまらなくなり、修正をする暇もない49分、左サイドを突破され、替わって入ったMF杉森考起に中で合わされ失点。さらに56分、左右に振られてDFラインのスライドが間に合わない中、左から上がったクロスを逆サイドのDFジエゴにヘッドで決められ、同点に追いつかれてしまう。交代策も含めて、徳島のサッカーの完成度は他のJ2クラブと比べて抜きん出ていた。
 試合の流れはこのまま徳島に傾くかと思われたが、ザスパも盛り返す。CKから青木、DF内田達也がチャンスを迎えるが、ヘディングシュートは決まらず。サイドから崩す場面もあったが、なかなかゴールに結びつかない。選手交代の機会を見出せないザスパは、そのままのメンバーで戦い続けた。そして、ドラマはアディショナルタイムに待っていた。ホームで勝ち点3を掴みたいザスパは最後まで攻撃に出る。しかし、相手陣内でボールを奪われ、選手が戻り切れない。センターサークル付近で小島がチャージで止めにかかるがかわされ、PA近くまで侵入される。そして、MF西谷和希が真ん中から左へ浮かしたボールを、途中出場のFW河田篤秀が右足アウトでダイレクトボレー。GK清水慶記の伸ばした手の先、ザスパゴールの右隅に決まった。
 昇格争いの執念。カテゴリこそ違えど、昨年ザスパがJ3で見せたような粘りと意地を今回は徳島に見せつけられた。2-0からの逆転負けだが、ザスパが不甲斐なかったと言うより、徳島のレベルが高かった結果だと思う。2005年J2昇格の同期だが、すでに一度J1を経験している徳島は、ロドリゲス監督を中心に再昇格の切符を掴もうとしている。今のザスパにはまだそのポテンシャルはない。速度は遅くとも、一歩一歩階段を上がっていくほかに方法はない。【yosuie@中毛】



■ 2020年11月4日(水) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第31節
厳戒態勢時(緩和された制限)

レノファ山口FC 1−1 ザスパクサツ群馬

維新みらいふスタジアム 1179人

KJ 執念の同点弾

 ザスパは前半、球を持って上がる際にミスが目立ち、押され気味の展開。ピンチはGK清水のセーブでしのいだ。MF加藤やFW林がシュートを放つも崩しきれず、両チーム無得点で折り返した。
 後半9分に相手CKから決められて先制を許した。攻勢を強めたザスパは同41分に加藤が右足シュートで同点。その後も攻め続けたが逆転はならなかった。(11月5日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年11月8日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第32節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 1−2 V・ファーレン長崎

正田醤油スタジアム群馬 1305人

川上の先制実らず

 ザスパが逆転負けした。前半13分、FW大前の左CKをDF川上が頭で合わせて先制。試合を優位に進めたが、同44分にゴール前の混戦で長崎のFWエジガルジュニオにシュートを許し、同点に追い付かれた。
 後半14分、再び長崎のエジガルジュニオにクロスを頭でねじ込まれて失点。ザスパは積極的に攻めて再三好機をつくるも、決めきれなかった。(11月10日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年11月11日(水) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第33節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ツエーゲン金沢 1−0 ザスパクサツ群馬

石川県西部緑地公園陸上競技場 914人

噛み合わず

 ザスパは前半、DFラインの裏を狙う金沢に手を焼いた。徐々に陣形を整えると、41分、DF飯野のクロスにMF田中がフリーで合わせたが枠を捉えられず。両チーム無得点で折り返した。
 後半12分、相手FWに抜け出され、先制点を奪われた。ザスパは交代策で反撃を試みるが、決定機をつくれない。後半のシュートは2本にとどまり、連携に課題を残した。(11月12日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年11月15日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第34節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 0−3 東京ヴェルディ

正田醤油スタジアム群馬 1381人

攻守に覇気なし

 ザスパが力負け。前半から球を支配され、後手に回った。前半21分にサイド攻撃から失点。同40分はGK清水がパスを奪われてそのままシュートを許して2失点目。ザスパは無得点で折り返した。
 後半は選手交代を機にシステムを変更した。だが、後半27分にカウンターを受けて追加点。攻撃の糸口をつかめぬまま、試合終了となった。(11月16日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年11月21日(土) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第35節
厳戒態勢時(緩和された制限)

愛媛FC 0−1 ザスパクサツ群馬

ニンジニアスタジアム 1340人

6ポイントマッチを制す

 ザスパは前半、両サイドバックのDF船津と小島が高い位置からサイド攻撃を仕掛けた。FW青木やDF岡村のシュートが枠を捉えるも得点はならず、無得点で折り返した。
 後半の最初は相手ペースとなったが、交代で入ったMF平尾のクロスに白石がニアで合わせて先制。愛媛の追撃をかわして逃げ切った。(11月22日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年11月25日(水) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第36節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 1−2 大宮アルディージャ

正田醤油スタジアム群馬 1140人

終始劣勢 点差以上の完敗

 前節白石のザスパ移籍後初ゴールで、愛媛に0-1で7試合ぶりの勝利を収めたザスパ。今節はホーム正田醤油スタジアム群馬での平日ナイトゲーム。オレは今春から社会人になったセガレが用があって帰省することになって、帰り道に大宮サポの友人と敷島に寄って観戦するってゆうんで、オレも急遽仕事を代わってもらって敷島参戦することに。今節は敷島公園・正田醤油スタジアム群馬の運営管理事業をされてるオリエンタル群馬さんの冠マッチさね。若ぇヤツらは知らねぇだんべが、昔の敷島陸上は冬は枯芝だったし、Jに上がっても芝がなかなか定着しなくって、ピッチがところどころまだらに枯れたりして、そりゃもう酷かったんさ。ところが今じゃ、芝生は常に青々してて、Jリーグ屈指の美しいピッチになってるで。陸上の投擲競技で、芝生もなっから痛むだんべに、このハイクオリティを維持してるオリエンタル群馬のスタッフの皆さんのスキルはすんばらしい。多くの皆さんのご尽力で、地元でプロサッカーリーグが観られてるんだぃなぁ。本当に感謝さね。
 今日のスタメンはGK1清水、DF6飯野・今朝の新聞で札幌への移籍が報道されたDF4岡村・DF32渡辺・DF25小島、MF11田中・MF8岩上・MF40内田・黄紙累積で出場停止になった加藤に替え、前節愛媛戦で殊勲のゴールを決めたMF19白石、FW10青木そして古巣との初対戦になるFW50、サブはGK21松原、DF2舩津・DF46川上、MF14平尾・MF35宮阪、FW18進、そして先に今季での引退を発表したFW13林。引退の前にザスパ初ゴール決めてくんな。
 幸いにも11月も下旬とは思えねぇほど緩りぃ冷え込み。風も弱くって、これなら用意してきた手袋もいらねぇじゃねーきゃ!今夜はバックスタンドは未開放だけんど、その東側の銀杏は黄色く色づいて鮮やか、はぁ晩秋の風景。オレは感染防止対策として、今回はメイン北の周囲3mに人がいねぇ席(笑)に陣取ることにしたで。 オリエンタル群馬代表取締役中埜様のご挨拶をいただき、キックオフ。
 ザスパは4-4-2、対する大宮は3-4-2-1。まずは大宮がボールを動かし、優勢の試合運び。前半10分、大宮の右CKから右クロス、これを岩上が一度頭でクリアするも、再度シュートを見舞われる。これがザスパの選手に当たって軌道が変わって、不運にもゴール左に。立ち上がりに早くも失点しちまったで(´Д` ) まぁちっと運もなかったんで、こっから挽回するんべぇ。
 だが目の前で繰り広げられたんは、大宮に圧倒された試合だった。大宮の両サイド、そして中央からの巧みな攻撃、そして固ぇ守り、激しいプレス。ザスパは後手後手に甘んじ、ボールを全然前に運べねぇ。終始劣勢が続く。前半29分には小島が足を痛めて、ピッチの外へ。なんとか試合に戻れた。大宮の攻勢に押されっぱなしで、全く得点の匂いがしねぇまんま前半終了。後半流れが変わってくれりゃいいんだけんど。
 後半開始、ちっと風が出てきて冷え込んできた。後半4分、大宮のカウンター。ロングボールを蹴り込まれて飯野が頭で触るも、ボールを奪われ、中央へパスされる。シュートは岡村がいったん防ぐも、こぼれ球を蹴り込まれ失点、0-2。またも立ち上がりに失点しちまった。後半11分、劣勢を挽回すべく、青木→林、内田→宮阪、負傷の小島→舩津、ベテラン衆に一気の3枚替え。その後の岩上のFKのチャンスはGKのパンチングに阻まれる。圧倒的にボールを支配する大宮。ザスパの攻撃時では5バックになって、確実にボールを奪取して芽を摘む。そしてもしもうちっと大宮に決定力があったら、あと3点ぐれぇ取られて虐殺スコアになってたんべ。大宮優勢で試合は進む。後半20分飯野→平尾。後半26分、舩津が左サイドの敵陣深くへ走り込んで、速く低きぃクロスを入れるが、林に合わなかった(´Д` ) ふなっしー頑張ったんに。その後もじりじりと大宮の攻勢、ザスパ劣勢が続く。いやぁ全く点が取れる気配がねぇ(´Д` )
 が、しかし!後半33分、田中から平尾にボールが渡り、平尾がペナルティエリア右からシュート!これはGKが弾くも白石が反応し頭でねじ込む。ボールは右サイドバーを叩きながらゴール内へ! GOOOOOAL!!! 白石2試合連続弾!ノってんなぁ!この勢い同点なるか。・・・が、ザスパが意地をみしたんはそこまで。その後は再び大宮の攻勢にさらされる。後半39分、殊勲の白石→進に交代して局面の打開を図ったけんど、大宮の守備は固く、全く流れは引き寄せられねぇ。アディショナルタイムは4分。ザスパは前線の林にロングボールを当てようとするも大宮がセイフティに試合をクローズして、1-2で試合終了。
 スコアこそ1-2の1点差負けだったんだけんど、ザスパは終始劣勢で、現地では点差以上の完敗に感じたで。チームの成熟度がまっさか違ってたぃなぁ。来季は4チームが降格っつー話なんに、こんなんでいいんきゃ?と不安が募らぃなぁ。てか、なんで試合巧者の大宮がこんな順位にいるん??試合後に大宮サポの友人とメイン南で観てたセガレと合流して帰宅。車中で「ザスパ・・・あいかわらず弱ぇよなぁ」と互いに嘆き節。彼が小学生の頃から、ずっと帰ぇりの車中の話題は変わんねぇやぃな(笑)残り6試合、試練が予想される来季につながる試合を見してくれよ、頼むでザスパ!【すずき@東毛】



■ 2020年11月29日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第37節
厳戒態勢時(緩和された制限)

FC町田ゼルビア 0−3 ザスパクサツ群馬

町田GIONスタジアム 1116人

ベテラン陣活躍

 前半は町田の時間帯が続くも、徐々にこぼれ球を回収してリズムをつくっていった。35分には敵陣ペナルティーエリア内でDF飯野が倒されてPKを獲得。FW林が決めて先制した。
 後半も町田の反撃を受けたが、切り替えの早さで対抗。30分にMF宮阪、4分後にFW大前が追加点。守備は集中を切らさず、無失点だった。(11月30日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年12月2日(水) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第38節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 1−0 松本山雅FC

正田醤油スタジアム群馬 1234人

因縁対決に勝利!

 ザスパは前半、攻守の切り替えで相手を上回り、ペースを握った。FW大前らの前線は細かいパスでゴール前まで攻め込んだ。守備は危ない場面なく、しのいだ。
 後半は選手交代で攻勢に出た松本にやや押し込まれるも、守備陣が冷静に対応。後半44分、敵陣の短いカウンターからMF岩上が左足で鮮やかに決めて決勝点。そのまま逃げ切った。(12月3日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年12月6日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第39節
厳戒態勢時(緩和された制限)

栃木SC 2−2 ザスパクサツ群馬

栃木県グリーンスタジアム 3345人

最低限の結果

 ザスパは前半、球を保持して試合を支配。相手ゴール前でプレーを続け、MF岩上らがシュートを放った。前半30分、FW大前のFKがゴールに直接入って先制。1点リードで折り返した。
 後半は一転して栃木ペース。後半7分に同点とされ、7分後には逆転を許した。同45分に交代出場のMF宮阪が同点ゴールを挙げ、引き分けとなった。(12月7日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年12月13日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第40節
厳戒態勢時(緩和された制限)

アルビレックス新潟 1−2 ザスパクサツ群馬

デンカビッグスワンスタジアム 7625人

開幕戦のリベンジ

 互いに似たプレースタイルの両チームは前半から球を奪い合った。ザスパは前半20分にカウンターを受けて失点。得点を奪えないまま折り返した。
 後半2分、ザスパのMF加藤が同点弾を決めると、3分後にはDF飯野が勝ち越しゴール。新潟の猛反撃を受けたが、MF岩上やGK松原の体を張った守備で阻止し、逃げ切った。(12月15日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年12月16日(水) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第41節
厳戒態勢時(緩和された制限)

ザスパクサツ群馬 2−0 ファジアーノ岡山

正田醤油スタジアム群馬 1274人

ホーム最終戦を飾る


 試合は互いに長所を消し合う立ち上がり。ザスパは次第に球を支配すると、前半23分、MF加藤のクロスをFW青木が押し込んで先制。1点リードで折り返した。
 後半は攻勢を強めた岡山に攻め込まれるも、GK松原の好セーブなどで阻止。後半41分はFW大前のパスを途中出場のFW林が受け、ループシュートを決めて逃げ切った。(12月17日『上毛新聞』より引用)





■ 2020年12月20日(日) ■

2020明治安田生命J2リーグ 第42節
厳戒態勢時(緩和された制限)

京都サンガF.C. 0−1 ザスパクサツ群馬

サンガスタジアム by KYOCERA 4644人

3連勝で幕

 ザスパが虎の子の1点を守り切った。前半23分、CKのこぼれ球をDF岡村が押し込んで先制。京都の強力FWウタカの攻撃を守備陣がかわし、1点リードで折り返した。
 後半は我慢の時間が続いた。DF渡辺主将、途中出場の川上が相次いで負傷退場し、後半39分からは10人の戦いに。京都の総攻撃を受けたが、全員で体を張って守り切った。(12月20日『上毛新聞』より引用)





Special Thanks
ご寄稿、ご協力、画像のご提供あんがとね! (順不同)

yosuie@中毛 様
え亥輪@前橋 様
とも@川崎 様
THES-NAMAKA@前橋 様

製作協力:三束雨@藤岡



Copyright(c) 2020
すずき@東毛

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