
■■■ U-23 天皇杯群馬県代表への挑戦 ■■■ |
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■■■ 2010年4月4日(日) ■■■ 平成22年度 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会予選トーナメント3組 1回戦 蹴球団藤岡キッカーズ 0−10 ザスパ草津 U-23 大胡総合運動公園 |
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| 「絶対に負けられない戦い」の始まり |
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今年のザスパ草津U-23はJサテライトリーグの廃止に伴い、戦いの場を群馬県リーグ4部に移しました。今月はリーグ戦開幕の前に「群馬県サッカー協会長杯サッカー大会」の予選トーナメントが行われます。この大会で優勝したチームには天皇杯群馬県代表の出場権が得られるため、会長杯での優勝は、今年のU-23の大きな目標の1つです。今日はその初戦、相手は県リーグ2部所属の藤岡キッカーズです。ザスパのスタメンは、GK #1笠原選手(1年ぶりに復帰・お帰りなさい!)/DF #3冨田選手(3年目)、#13田村選手(2年目)、#4成田選手(3年目)、#8星野選手(2年目)/MF #7市川選手(3年目)、#17古矢選手(3年目)、#6清水選手(2年目)、 #2天野選手(1年目)/FW #10宮下選手(3年目)、#9森川選手(3年目)。現時点でのベストメンバーで挑みます。尚、今季新加入でスタメンに入ったのは天野選手のみ。ベンチは怪我明け→久々の公式戦復活!の3年目・高崎選手を除いた4人が新加入選手でした。また、ユニフォームは去年のトップチームのものを着用しています。そのため、明らかにサイズが合ってない選手もチラホラ…(尾●ユニは大きかったでしょ、ト●ケン^^;)。 観客席もなければボールボーイもいない、スコアボードもなければ時計もない、天然芝ではなく人工芝…と、ないない尽くしの風景を目の当たりにした観客は、戸惑いつつも試合に集中します。一方、選手たちはこの慣れない環境+公式戦初戦の緊張からか、立ち上がりはボールが繋がらず空回り。しかし前半7分、右サイドからの攻撃から藤岡キッカーズ出身の市川選手が先制点を奪うとザスパは緊張も取れ、全てが彼らのペースで試合は進みます。スピードのある右SB冨田選手・左SB星野選手を中心に、これでもかというくらいのサイド攻撃は迫力満点!会場はその度に歓声と拍手が湧き起こります。フリーキックから森川選手のヘッドで2-0。星野選手のクロスからまたまた森川選手のヘッドで3-0。天野選手が頭と足で立て続けに得点、4-0、5-0。冨田選手のクロスから森川選手がヘッドで6-0。なんと前半28分にして、全て頭でハットトリック!35分間の前半が終わり、6-0でザスパが大きくリード。 こうなったら目指せ2桁得点!と期待した多くのサポーターが、ハーフタイムに観戦場所を移動します。せっかくなら目の前でゴールが見たいですから♪そんな期待が高まった後半ですが、前半に比べて苦しい試合展開となりました。序盤に天野選手のシュート2発(天野選手、この日は計4得点!)が決まったあとは、依然攻め続けてはいるもののフィニッシュまでいかない、シュートの精度が悪い、などとチャンスを生かせない時間が続きます。メンバーを次々と入れ替えていった(結局ベンチ入りした選手は全員出場!)ので、選手間の意思疎通が難しかったのかもしれません…。前半は「チーム力」での戦いでしたが、後半は「個の力」に頼っていた部分が大きかったように思えます。ただ、後半はいろんな意味で(←ここがポイント)新加入・マテウス選手で会場は盛り上がります。彼は華麗なドリブルで相手選手を次々と交わし、9点目・高橋選手のシュートをお膳立て。さらにこの日を締めくくった10点目は、彼が自力でペナルティエリアまで持ち込んで打ったコロコロシュート!しかしそれ以外の時間は、1列後ろの星野選手から「マテウス、(攻撃時に?)敵から離れて!」「マテウス、(パスは)チョンでいいよ!」と細かく指示され…思いっきり聞こえたリアルな会話に、思わず失笑する観客もチラホラ(笑)。間違いなく後半いちばん目立っていたマテウス選手。彼は化ければ大物になる…はず!試合終盤には相手に押し込まれるシーンもありましたが、10対0という圧倒的勝利にて無事初戦突破!!!被シュート数は恐らく2本か3本かと思われます。 この日は会長杯予選ということもあり、試合中の声だし応援はありませんでした。が、試合終了後に選手が挨拶に来たとき、200名弱のサポーターによるチームコール&大きな大きな拍手で選手たちを労いました。笑顔でピッチを去る木村コーチと選手たち。微笑ましい風景です…が、天皇杯出場への道はまだ始まったばかり。8月末の決勝まで、勝って勝って、勝ち続けるしかないのです!来週も、再来週も絶対に負けられない戦いが続いていくのです。トップチームがなかなか結果を出せない今、気分転換を兼ねてU-23の試合観戦はいかがでしょうか? U-23の試合会場には選手たちのアツい戦いと、彼らを支えるスタッフ・サポーターの温かさが共存しています。今月は(負けない限り)毎週日曜日に試合が行われていますので、まだ見たことがない方、ぜひ足を運んでみてください! 今年もできる限りU-23を追いかけ、彼らの必死な姿を伝えていきたいと思います。【きくり∈東毛】 |
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■■■ 2010年4月11日(日) ■■■ 平成22年度 第15回 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会予選トーナメント3組 2回戦 高藤クラブ 0−4 ザスパ草津 U-23 スバル運動公園 |
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| やきもき |
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関東でお花見できる最後の日曜日。邑楽郡大泉町の「スバル運動公園」では、ピッチ脇の遊歩道の桜が満開。しかもお昼くらいから晴れてきて気温も急上昇、春を通り越して初夏の陽気です。先週の試合の、真冬のような寒さはどこへやら…。この日のピッチはなんと乾燥した土。選手が走れば砂埃が舞い上がります。転んだ場合のリスクを考えてか?今日のザスパ選手たちは全員が長袖ユニ着用。スタメン・リザーブとも前回とほぼ一緒です。変更点は、スタメン…左右SHのチェンジ(今回は右SH:天野選手、左SH:清水選手)。リザーブ…FW #18 高橋選手OUT→MF #15 白井選手(1年目)IN、です。 試合前には、木村コーチから選手たちへ檄が飛びました。「今日ここに来られないけど応援している多くの人がいる、それに親御さんや自分を支えてもらっている多くの人…。皆に感謝の気持ちを持って、精一杯戦ってこい」その口調は決して強いものではありませんが、選手たちにとって心に響くものがあったはず。この話の直後、コーチ・選手全員で円陣を組んで発した声は非常に気持ちのこもったものでした。このような現場の雰囲気を間近で感じることができるのもU-23の魅力の一つです。さて試合ですが…序盤から攻めて攻めて攻めまくっているものの、なかなかゴールを割ることができません。前日に似たような感じのグラウンドで練習したようですが、やはり慣れない砂土のピッチに苦しめられます。いつもならピタッとおさまるパスが「味方にもキラーパス」になり、枠を捉えられるはずのシュートが宇宙開発になったり、クロス=バー選手までもがゴールを阻んだり…。なかなか点が入らない原因はそれだけではありません。相手はFWを1人残して全員が自陣にベッタリ張り付いている、超ドドドドドン引き状態。相手は「運良くボールを奪えたら縦ポンのカウンターサッカー」狙いで、実際にカウンターを喰らった場面も何度かありました。しかし、とにかく先取点が欲しいザスパ! DF陣まで相手陣内に入り込み、気がつけばほぼ全員がハーフコートの中にいる状態。どこからか「気ィ抜くな!絶対気ィ抜くな!!」という声も聞こえてきます。 観客も選手もやきもきするなか、ザスパは前半20分にようやく先制点を奪います。左サイド、角度のない位置からMF清水選手がセンタリング…のつもりだったと思うのですが、これが見事にネットを揺らし先制GOOOOOAL!!! しかし選手たちに先週のようなガッツポーズをする余裕はなく、安堵の笑みを一瞬浮かべた後はすぐに闘う表情に戻りました。前半はその後も度重なるチャンスがあったものの追加点を奪うことはできず、1-0にてハーフタイムへ。 予想外の苦戦を強いられているザスパは、選手を1人も替えずに後半へ挑みます。きっと後半になれば相手のスタミナも落ちるはず(交代要員もいないようだし…)なので、そこで一気に追加点を奪えればいいなぁと思いつつ静観(今日も声出し応援はありません)。静観するなか、「攻撃・守備、全てにおいてタイミングが合わないのではないか?」ということに気付きます。例えばボールを持ったときの相手がプレスをかけにくる早さ。逆にプレスをかけにいくときの相手の動き。ふだんの練習試合の相手に比べ、ワンテンポorツーテンポはズレている(遅れている)のではないかと。しかし、これから続く戦いのためにも、このような環境に馴染まなくてはならないのも事実。ザスパの選手たちは苦しみながらも前半と同様、攻めて攻めて攻めまくっています。「シュートで終わればいいよ!」と笠原選手や冨田キャプテンもコーチングしているとおり、前半以上にシュートの意識を高めます。その成果が実り、後半は早めの時間に追加点が。ゴール前、シュートのこぼれ球を、ペナルティーエリアのど真ん中でフリーだった清水選手が拾ってシュート→ GOOOOOAL!!! 清水選手、本日2点目です☆☆ 一方、先週の試合でハットトリックだった森川選手は再三のチャンスを生かせず、西野選手と交代。この西野選手が交代直後に中央突破に成功、右サイドに開いた宮下選手にボールが渡り、シュート→ GOOOOOAL!!! これで3-0になり、残りの控え選手を一気に投入。天野選手・古矢選手・清水選手・宮下選手が下がります。メンバーが入れ替わってもザスパの優勢は全く代わりません。最後はゴール前の混戦からマテウス選手が反転した技ありシュート→ GOOOOOAL!!! 彼は今年の秘密兵器なのでは、と勝手に期待しています。 試合はこのまま4対0で終了。先週に続き、試合後の挨拶時にチームコールで選手たちを労いました。サポーターからの「来週はもっと点入れて!」との呼びかけに、冨田キャプテンが「今週はもっと点を取れるような練習をします」との返答。確かに今日も大量得点を期待してました。が、今後は対戦相手もザスパU-23を研究してくることでしょう。この大会の準々決勝くらいまでは、今日のような超ドドドドドン引きのなかで点を獲る戦いになることでしょう。しかしどんな環境であれ、どんな対戦相手であれ、天皇杯出場のためには勝ち続けるしかありません。先日発売の『サッカーダイジェスト』の中綴じ特集「ザスパ草津ダイジェスト」にて、このU-23の戦いが紹介されました。1人でも多くのひとにこの戦いを知ってもらうことは嬉しくもあり、大切なことです。次回の試合はトップの試合の翌日です。先週の大胡での試合のように、また多くの人に足を運んで頂きたいと思っています。【きくり∈東毛】 |
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■■■ 2010年4月18日(日) ■■■ 平成22年度 第15回 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会予選トーナメント3組 3回戦 暴れん坊 0−1 ザスパ草津 U-23 スバル運動公園 |
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| 薄氷の勝利 |
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今日の会場は先週と同じく、大泉町の「スバル運動公園」。先週はあんなに綺麗だった桜は葉桜になり、まばゆいばかりの新緑が木々に彩色を施しています。今日も雲一つない快晴ですが、気になるのは先週よりも風が強いこと。風のおかげでジリジリとした暑さはなく、観ている側としてはむしろ涼しい程です。ザスパは先週と全く同じスタメン・フォーメーションです。尚、今回不帯同のMF白井選手・川瀬選手、FW高橋選手の3名は、ほぼ同時刻に行われていたトップチームのTRMに参加していた模様(うーん、彼らの心情やいかに??)。対する今日の相手の「暴れん坊」は県リーグ2部所属。選手は皆若く(U-23と同年代なのでは?)、U-23より体格がいい選手も何名かいますし、なかなか手強そうです。今日の相手は果たしてドン引きか?それともガチンコ勝負に出るのか?? …答えは見事なまでの「ガチンコ勝負」でした。開始直後、森川選手が豪快にシュートを打ったものの、その後はなかなかシュートまで行けません。が、それは引かれているからではなく、相手はラインを上げているのです。さらにDF陣やボランチを中心に強固な守りを敷き、ファウル覚悟でガンガン当たってきます。さらに、今年のU-23が得意とするサイド攻撃も相手に封じ込まれます。たまに前線へいいパスが渡ったと思えば、オフサイドトラップをかけられ…。時間が経つにつれてザスパのラインはズルズルと下がり、前半終盤は相手に立て続けに攻め込まれます。ここまでのシュート数は双方ほぼ同数、森川選手の幻のゴール(オフサイドでした、残念!)があったものの、0-0で前半を折り返すことに。 ハーフタイム、木村コーチが檄を飛ばします。「グラウンドが悪い、風が強い、相手の当たりが厳しい、そんなこと言ってちゃダメだ。ちゃんとサッカーやろうぜ!」コーチの話を聞く選手達の表情は真剣そのものでしたが…後半も厳しい戦いは続きます。「やるべきことをやれ!」「シュートで終われ!」次々と指示を出すコーチの表情はいつになく険しいです。前半よりは攻撃の形を作れているし、シュートも打てるようになっています。が、相変わらず相手のマークは厳しく、前半以上にファウル覚悟で当たってきます。レフェリーの判断の遅さや曖昧さも加味され、ピッチ上で選手同士が言い合いになることも。しかし、どんなに激しく削られても、どんなに汚い野次で罵られても、ザスパの選手達はフェアに戦い続けました。アマチュアチームとはいえザスパ草津の看板を背負っている以上、その名を汚すわけにはいきません。試合中、きっと数多くの憤りを感じたと思います。けれども彼らはザスパ草津の一員という自覚とプライドを持ち、正々堂々と戦い続けます。残り時間が少なくなるなか、ザスパは選手交代のカードを切ります。まずは右SH清水選手に代わってFW西野選手(→SH右:宮下選手/左:天野選手に変更)が入ります。しかし0-0のスコアは変わらず、残り10分を切ったところでFW森川選手を下げ、MFマテウス選手を投入します。その数分後、試合はついに動きます。 コーナーキックのチャンス、蹴るのはMF市川選手。ゴールに一番近い場所にいた西野選手がヘッドで合わせ、待望のGOOOOOAL!!! 選手たちもこのときばかりは喜びを爆発させました。私たちは喜ぶと同時に「ホッ」としました、が、それはほんの一瞬。「前、1枚増やすべ」という相手ベンチからの声が耳に入ったのです。残り少しとはいえども、同点になれば運が味方のPK戦。この直後に相手選手が2枚目の黄紙→退場になりましたが、全く安心できません。本日も1つのボールで試合を進めているため、ロスタイムは前後半ともに5分。長くて辛い時間帯が続きましたが、なんとか逃げ切り1対0で薄氷の勝利を手に入れることができました。唯一残念だったのは、試合後に双方の選手同士で口論があったこと。後味の悪い終わり方になってしまいました。確かに荒い試合でしたが、試合終了の笛が終わったらスポーツマンシップにのっとり、全てそこで終了!という戦いをしたいものです。 試合後、クールダウン(という名のグラウンド周回)を終えた選手からサポーターへ挨拶がありました。まずは星野選手から「今日は相手のペースに合わせてしまい、イエロー1枚もらってしまいました…」と反省の弁。確かに残念だったけどあれだけ激しい戦いにもかかわらず、ザスパはカード1枚なのだから。反省した上で、次に繋げてもらえればいいと思います。次に本日のヒーロー・西野選手から「ああいう珍しい形でゴールできたことが嬉しいです…」と喜びの挨拶。ここで場の雰囲気も一気に和み、最後にもう一度ザスパコールをして選手を送り出しました。次はいよいよ予選トーナメント最終戦。対戦相手は、元U-23(2006〜08在籍)の福島祐太郎選手が所属する「FC BrosS(県2部)」です。彼の元気な姿を見られるのは非常に!嬉しいのですが、ここで勝たないと決勝トーナメントに進むことはできません。ハラハラドキドキの戦いはまだまだ続きます…。【きくり∈東毛】 |
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■■■ 2010年4月25日(日) ■■■ 平成22年度 第15回 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会予選トーナメント3組 4回戦 FC BrosS 1−5 ザスパ草津 U-23 高崎経済大学グラウンド |
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幸せな空間 |
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今日はいよいよ予選トーナメントの最終戦!この試合に勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる、大事な一戦です。本日の相手、FC BrosSは県リーグ2部所属。先週戦った暴れん坊と同カテゴリーですが、昨年の順位はBrosSのほうが上。そして!このチームには元・U-23(06〜08)の福島祐太郎選手が所属しています。試合の内容に入る前に、先に触れておきたいことが。予選トーナメント「最終戦」ということで、声出し応援をしよう、という話がサポーターの間で出ていました。しかし、今はまだ予選=時期尚早であり、声出し応援でない形で自分たちができることは何かを考えた結果、ボールパーソンを募り、試合のお手伝いをしようという結論に至りました。尚、ボールパーソンの希望者は10名前後、もちろん試合中はザスパに対する声援やリアクションもとらず、ボールを渡すタイミングなども公平に、試合のサポート役に徹しました。この企画を細かく詰め、当日指揮をとって下さったU-23声出しサポの方々のU-23愛、実にすばらしい!と思った次第です。 さて、試合です。開始7分で森川選手が中央突破から放ったシュートがGOOOOOAL!!! 早い時間に先制できたのはよかったのですが、その後は相手と互角の戦いが続きます。前回の会場よりも悪いピッチ(完全な「土」でした…)に加え、気温も上昇。さらに相手の寄せの早さ、高さ、体格の良さにザスパは苦しみます。が、苦しみながらも徐々にサイド攻撃が成功し始めます。その効果が出たのは前半も終わりに近い時間のこと。市川選手の華麗なスルーパス→宮下選手の精度の高いクロス→清水選手がドンピシャで合わせてGOOOOOAL!!! ハーフタイム直前には決定的なピンチもありましたが、2対0で前半を折り返します。 後半も互角の戦いは続きます。お互いフェアプレーではありますが激しさは増し、転倒する選手が続出。大半の選手のユニフォームが土と砂で汚れています。怪我を恐れてか?ザスパの選手達のプレーに前半のような勢いがなくなり、イージーなミスも出始めたときです。自陣にて冨田選手が(いつもならありえない)トラップミスをしてしまいました。そのボールを相手に奪われ、その場で打たれたシュートが決まり、2対1。残念ながら、ザスパにとってこの大会初の失点です。 1点差に迫られた今、とにかく早く追加点を!ということなのでしょうか、森川選手に代わり高橋選手が入ります。前回はトップの練習試合に呼ばれたため現地入りできなかった高橋選手、ここで早速結果を出します。ゴール前でチャンスを窺いシュート、相手に押し返されますがこれに反応し、再び強烈なシュート!相手GKはボールをしっかりキャッチしたものの、GKがラインを割ってしまったというレフェリーの判定によりGOOOOOAL!!! 私は思いっきりゴールラインの真横にいたためよく分からなかったのですが、ラッキーな3点目をゲットします(公式では宮下選手のゴールになっていますが、高橋選手で間違いありません…)。その数分後にはゴール正面から清水選手の綺麗な弾道のシュートが決まりGOOOOOAL!!! さらに数分後、左サイドからの攻撃、宮下選手がフェイントで相手を巧みに交わし技あり!のシュートも決まってGOOOOOAL!!! これで5対1と大きく相手を突き放します。ただし宮下選手はシュートをしたときにバランスを崩して転倒、そのまま負傷交代してしまいました。この宮下選手の怪我を目の当たりにしたザスパの選手達、木村コーチが「なーに下向いてんだよっ!」と雷を落とす位、すっかり大人しくなってしまいました。それでも残りのわずかな時間を耐え凌ぎ、5対1にて試合終了。決勝トーナメント進出を決めました。スコアでは圧勝に見えると思いますが、実際は最後の最後まで相手に攻められることも多く、今まででいちばん苦しい戦いでした。 試合後、コールリーダー氏からサポーターへ感謝の言葉が述べられました。「今日は皆さんのおかげで『良い空気』を作り上げることができました!ありがとうございました!!」一同、笑顔で拍手。そしてすぐに対角線上にいたFC BrosS・福島祐太郎選手に祐太郎コール。立ち上がって手を振り、笑顔で一礼する福島選手。このような形で再会できたのも何かの縁。彼もかつての仲間達と真剣勝負ができ、恩師やサポーターに自分のプレーを見せることができ、さぞかし嬉しかったことでしょう。この福島選手ですが、近々シンガポールにて新たなる挑戦をするとのこと。非常に楽しみです。とにかく試合後の会場は選手・スタッフ・サポーター…たくさんの笑顔に満ち溢れていました。それはとても居心地の良い、幸せな空間でした。試合を見守った多くのサポーター、そしてボールパーソンを務めたサポーター、皆が一体となった応援。声を出さなくても、皆の温かい心が選手にとって大きな力となる応援のカタチもあるのです。これは県レベルの試合を初めて戦って気付いたこと。声を出せない辛さはありますが(苦笑)、このような試合を重ねていくのも新たな発見ができる素敵なことなのかもしれません。 今日の試合を終え、この大会は7月まで中断期間に入ります。その間には県リーグ4部の試合が入ってきます。リーグ戦では全勝&無失点を目指して頑張ってほしいと願っています。今日は本来ならば「予選突破おめでとう」なのですが、「おめでとう」と声に出して選手に伝えるのは決勝戦終了後と心に決めています。本当の意味での戦いはリーグ戦を含めこれから!天皇杯も大事ですが、トップ昇格という本来のU-23の目的も忘れずに、彼らにはこれからも前進し続けて欲しいと願っています。【きくり∈東毛】 |
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■■■ 2010年7月4日(日) ■■■ 平成22年度 第15回 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会決勝トーナメント 1回戦 関東学園大学 1−5 ザスパ草津 U-23 前橋商業グラウンド |
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灼熱地獄 |
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天皇杯・群馬県代表への戦いはいよいよ決勝トーナメントに突入します。今月ーつまり1回戦から準々決勝までは,予選突破チーム/県リーグ1部/大学連盟推薦/高体連推薦といった格上との対戦になります。この計16チームの頂点になれば,来月に準決勝でtonan前橋と,決勝でアルテ高崎と戦います。もちろん現時点で残っている全チームのなかで一番下から這い上がってきているのは,我らがザスパU-23。なんてったって県リーグ4部からの挑戦ですから…。とにかく勝ち続けるしかないこの戦い,1回戦の相手は関東学園大学。先月行われた練習試合では6対1で勝利したとのことなので,今日は無失点且つ大量得点での勝利を期待したいところですが…。尚,本日の会場は前橋商業高校。県立高校とは思えないほどの立派な人工芝のグラウンド!なんでも今年春に完成したばかりとか。住宅街の中にある高校ということもあり,ネットもかなり高めに張り巡らされています。これならボールが外に出てしまう心配もありません(苦笑)。 ザスパのスタメンはGK #1後藤選手/DF #2天野選手,#3冨田選手(CP)、#4成田選手、#8星野選手/MF #7市川選手、#17古矢選手、#10宮下選手、#6清水選手/FW #9森川選手,#18高橋選手。先週の県リーグで負傷離脱していた冨田選手が復帰,そして先週は途中出場だった市川選手も今日はスタメン。さらにGK笠原選手が負傷離脱につき,後藤選手が初スタメン&初出場!GKにしては168cmと小柄な後藤選手。どのようなプレースタイルなのかが気になります。 試合ですが…。今年のチームはどうもスロースターターなようです(泣)。序盤からザスパが一方的にペースを握るものの,組織的に守備を敷いてきた関東学園大学イレブンにきっちり守られ,なかなか点が入りません。試合開始後も続々と集まるザスパサポーター,チャンスの度に湧く→あ〜あ,を繰り返します。そんななかの前半17分,森川選手のポストプレーでボールをキープ→サイドを駆け上がってきた左SHの清水選手のシュートがゴールネット右隅を揺らしGOOOOOAL!!!この先制点でようやくエンジンがかかったザスパ,この後は立て続けに得点を重ねます。20分,高橋選手がフリーでボールを受け,落ち着いてトラップした後シュート→GOOOOOAL!!!で2-0。22分,森川選手,ハーフライン少し先の距離があるところからミドルシュート→ワンバウンドしてGOOOOOAL!!!で3-0。豪快且つ美しいシュートに森川選手はガッツポーズ,観客席は(声を押し殺しつつ)盛り上がります。28分,森川選手に絶妙なスルーパスが渡り,冷静にシュート→GOOOOOAL!!!で4-0。森川選手,本日2点目です。時間が進むにつれ,ザスパは相手を疲れさせるような細かいパス回しを中心とした攻撃を繰り返します。先制点が入るまではご機嫌斜めだった木村コーチも,前半終了間際には何も言わずニコニコ。見ているサポーターもこの見応えのあるサッカーにニコニコ。前半はこのまま4-0にて終了。前半だけなら間違いなく!今季U-23のベストゲームです。 しかしそうは簡単に話が終わらないからサッカーは面白い,のでしょうか…。後半は前半の快進撃がどこへやら。人工芝に容赦なく照りつける直射日光に加え,全くの無風。ピッチの外でさえ30℃を越えていると思われるのに,ピッチは果たして何℃になっていることやら…。大きくリードしているのでメンバーを代えてくるのかと思いきや,前半と全く同じメンバーにて後半開始。相手に比べ著しくスタミナ切れのザスパは,後半11分に高橋選手→藤崎選手,13分に森川選手→西野選手と一気にFWを取り替えます。が,それでも追加点は奪えず。前半はほとんど仕事がなかった後藤選手も,後半は何度かシュートを浴びることに。前半は両チームの選手たちの声で騒がしかったピッチも,後半は静まりかえっています。灼熱地獄のなか必死にプレーする選手たちですが,こんな暑さでは体力も気力も奪われてしまいます。とにかく点が入らないまま時間が過ぎていくなか,後半25分,ザスパは最後の交替枠を使います。清水選手に代わり,CB田村選手が入ります。これにより清水選手のいた左SHに天野選手,天野選手がいた右SBに冨田選手が移動します。個人的にはこのほうがしっくりくるので嬉しい!というかこのフォーメーションなら追加点が奪えるはず…!と激しく期待。定位置に入った冨田キャプテンが声を出し,他の選手たちもそれに応えることで,ザスパはようやく息を吹き返し始めました。 が…試合終了直前にして,ザスパは失点を喫してしまいます。GKが前に出たところを相手に押し込まれてしまい4-1。うーん,この失点はもったいない。しかし,ザスパもこのままでは終わりませんでした。最終ラインにいるはずの冨田選手,気がつけば1列前の宮下選手とポジションを入れ替えていました。右SHになった冨田選手から西野選手にボールが渡ってシュート→GOOOOOAL!!!ようやく入った追加点。やがて試合も終了。スコアでは5対1の大勝ですが,後半は本当に苦しい戦いでした。Jリーグと違い,真夏でも真っ昼間に行われるこれからの戦い。これからは相手チームや自分と戦うのはもちろんのこと,暑さとの戦いに勝つことが必須です。ふだん涼しい草津町で練習している彼らにとっては非常に酷なことですがこれは仕方のないこと。幸いなことに週に何度かサンデンで練習しているようなので,ここで慣らしていくしかありません。また,毎週試合が入るということは,スタメンと控えの選手の差も縮め,選手層を厚くすることも必要です。天皇杯群馬県代表まであと5勝。課題は山ほどありますが,つい先日まで国民を湧かせた日本代表のように,一戦一戦ごとに成長してほしいと願っています。もがき苦しみながらも,常に前を向いている彼らならきっと大丈夫!そう信じて来週も彼らの戦いを見に行こうと思っています。 |
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■■■ 2010年7月14日(水) ■■■ 平成22年度 第15回 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会決勝トーナメント 2回戦 tonan前橋サテライト 0−2 ザスパ草津 U-23 大胡総合運動公園 |
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観戦記鋭意編集中! |
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■■■ 2010年7月18日(日) ■■■ 平成22年度 第15回 群馬県サッカー協会長杯サッカー大会決勝トーナメント 3回戦 上武大学 2−1 ザスパ草津 U-23 上武大学グラウンド |
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伊勢崎に散る |
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決勝トーナメント3回戦、上武大学の前に屈し 群馬県代表の夢は砕け散った この経験が、U-23選手たちの未来に生かされんことを |
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Special Thanks
御寄稿・御協力あんがとね!
きくり∈東毛 様
匿名希望 様
製作協力:三束雨@藤岡
無断転載、複製公開はかたくお断りすらぃね!
リンクはフリーだけんど
トップページ http://jn1bpm.sakura.ne.jp/gunma/thespa/にたのまぃね!