「医療人のための群馬弁講座」特講



■ Satellite League 2008 ■




2008 U-23チーム サテライトリーグに挑む
 



U-23チームのサテライトリーグでの奮闘を
2008年も「まっさか!なっから!ザスパ!!」としてできる限りレポートするで!




■ 2008年4月6日(日) ■

2008Jサテライトリーグ Cグループ第1日

ザスパ草津 2−2 鹿島アントラーズ

群馬県立敷島公園県営サッカーラグビー場 1200人

夢を追いかけよう、今年も

 いよいよ2008年のサテライトリーグ開幕です。前日のトップ湘 南戦・逆転負けの悲劇を忘れるがごとく、2日連続で敷島へ訪れました。サカラグへと向かう『敷島の桜坂(?)』をゆっくりと歩きながら、これからのトップとは異なる1年の戦いへの始まりを、しっかり噛みしめていました。
 開幕戦の相手は昨年のJ1王者,鹿島アントラーズ。奇しくも2005年のサテ開幕戦と同じ相手です。あのときは、明らかに格上の鹿島を相手に1対1のドロー。しかしあの試合ほど、現地にいたサポーターの心を大きく動かしたサテの試合は、今なお出てきていない気がします。
 今日も鹿島を相手に、胸を堂々と張れるような戦いができるだろうか…。(心の声)
 そんな鹿島のスターティングメンバーは、GK小澤/DF笠井、金古、伊野波、石神/MF中後、増田、船山、遠藤/FW佐々木、興梠。控えの選手を含めても、サテにありがちな「ユースの選手」は一人もいません。鹿島では控えに甘んじている彼らですが、ザスパでならすぐ試合に出られるような、サテにしてはあまりにも豪華なメンバーです。 そしてこの豪華メンバーを率いるのは、黎明期のザスパを支えた奥野コーチ。奥野氏も、サテでないと実現しないこの対戦をさぞかし楽しみにしていることでしょう。さらに驚くべきことに、オリヴェイラ監督までもが敷島に足を運んでいました。それもそのはず、鹿島は数日後にACL予選を控えているのでした。この試合はACL予選に向けての調整&アピールと言ったところでしょうか。鹿島様、芝ボロボロでごめんなさい(T_T)
 この戦いに胸を躍らせている(であろう)、我らがザスパのスタメンはGK常澤/DF小林、有園、秋葉(信)、木下/MF佐藤、飯山、金生谷、有村/FW 荒田(CP)藤崎。(※斜体表記はU-23の選手です)所属の内訳はトップ登録選手5名と、U-23の選手6名+ベンチ入りの5名。今年も混合編成になりますが、U-23の選手たちにはこれだけは言いたいです。トップの選手と一緒だからと物怖じせず、堂々と自分らしいプレーをみせてほしい。
 互いに4-4-2の布陣を組み、キックオフ。互いのサポーターが大声で応援する中でのプレー。有り難いことに、鹿島サポーターも遠方から大勢駆けつけています。メインスタンドは両端を残し、ほぼ埋まった状態です。
 試合は鹿島ペースで進みます。ファーストシュートこそザスパ・荒田選手が打ったものの、そのあとは耐える時間が続きます。鹿島の両FWへ向かって、次々とボールが飛んできます。時にはドンピシャのタイミングでのサイドチェンジだったり、センターサークル付近からゴール前まで何人ものチェイスを交わしてのドリブル突破だったり。とにかく さすがJ1王者、スピードが全然違います。こうして何度も何度も自陣内に入られてしまうも、必死にクリアするザスパDF陣。
 ザスパはというと、守りの時間のほうが多いといえども、数少ない得点のチャンスをものにしようという思いからでしょうか、攻守の切り替えがしっかりしています。ただし、攻撃時にちょっとでも迷いが出ると、その瞬間相手にボールを奪われてしまいますが…。そんななか特筆すべきは藤崎選手のチェイシング!相手GKにボールが渡ろうとするとものすごい勢いで走り、相手ゴールに突進。もしかしたらこの時点で相手GKは相当イライラしていたのかもしれません。
 大きな動きがあったのは、前半22分。藤崎選手がフリーでボールをもらいゴール正面へ直進、GKと1対1になりました。ここでしっかり守らないと鹿島は失点してしまいます。と、ここからが信じられない出来事の始まり。小澤選手は藤崎選手の足を、なんと「手」で掴んで、行く手を阻んだのです。スタジアムに響くホイッスル。主審はレッドカードを呈示。小澤選手、一発レッドで退場です。余談ですが、このとき私のすぐ近くにいた鹿島・オリヴェイラ監督に目をやると…明らかに怒っています。ピッチが騒然としているなか、退場した小澤選手に代わってGK杉山選手IN。そしてゲームCPを務めていたDF金古選手OUT。…さぁいよいよPKです。蹴るのはもちろん藤崎選手。ボールをしっかりゴールネットに突き刺しGOOOOOAL!!! なんとザスパが1点先制です。
 先制後は10人の鹿島に、再び耐える時間が続きます。ただこの日は鹿島に黄紙乱発。前半だけでも赤1枚、黄2枚。果たしてそれもカード?というのもあったように思えます。が、それはホームの利ということで…。ただ序盤同様、チャンスは絶対に逃すまい!という気持ちはすごく見えていて、当然プレーにもそれは出てきます。前半終了間際のことです。秋葉選手から中盤の有村選手へポンとパス。それをさらに前線でずーっと走り回っている藤崎選手へ繋ぎます。そしてワンタッチでゴール。ボールはネットを揺らします。しかし…シュートのときに相手DFを押してしまい、残念ながらノーゴール。とはいえ、前半終えてザスパが1点リードしたままです。後半はきっと鹿島が牙を向く、いや角を出す、という表現の方がいいのかな?とにかく前半以上の苦戦は確実ですが、いかに失点せず且つ追加点を挙げられるかが鍵になります。
 後半立ち上がりのザスパ。選手は変えずに、少し布陣を変えてきました。藤崎選手が一列下がり、荒田選手のワントップ。鹿島もザスパもいわゆる「FWへの放り込みサッカー」でゴールを狙います。鹿島は予想通り、前半に比べるとめちゃめちゃ本気モード。スピードの速さもさることながら、ボディコンタクトの強いこと!到底1対1では勝てません。だからザスパはチームの力で連携をとりながら必死に守ります。後半になりザスパの選手にもラフプレーが出てきたのですが、カードが出なかったことが救いでした。
 なかなかスコアは動きません。ザスパも時には流れるような、高卒2年目トリオによるワンタッチプレーの連続もあったりして、得点の予感が決してないわけではないのですが、如何せんゴールが遠い。しかし、どんなときでも諦めないのが草津魂。後半18分、ベンチが動きます。有村選手に替え、FW石田選手が入りました。これによって布陣が変わります。最前列は石田選手の1TOP、1列後ろは右から荒田選手、佐藤選手、藤崎選手。あくまでも「攻め」のフォーメーション。これ、トップも見習ってほしいなぁ(苦笑)。4月上旬にして約20℃、しかも快晴という天候が、徐々にザスパの選手達のスタミナを奪っていきます。ついに後半28分、鹿島・左SBの石神選手がFW佐々木選手へドンピシャのクロスを上げました。佐々木選手はザスパのDF2人を軽くかわしてゴール。これで1-1。同点です。さらにその3分後。今度はFW興梠選手が見事にサイドを崩してのクロス。それをMF遠藤選手が頭で押し込み、ついに1-2と逆転。観客席上部から遠隔操作で指示を出している(であろう)オリヴェイラ監督効果もあってか、鹿島はすっかり「王者のサッカー」に戻っていました。勝利を確信したのでしょうか、選手も続々と代えていきました。
 さぁ佐野コーチ&木村コーチ、そして3年前のサテ鹿島戦でゴールを奪った堺選手コーチ。この御三方が揃えば…絶対に勝負を諦めるわけがありません。残り5分の時点で、2枚目の切り札・DF成田選手を投入。残念ながらここで藤崎選手はアウトです。けど、この試合、誰よりもピッチ内を駆け回っていた藤崎選手に、ザスパ応援席からは大きな拍手が起こりました。…と、話を戻して成田選手。本来はDFですが、なんとこの日はFWでの起用です。そして、この起用が大成功します!!後半ロスタイムのことです。得点はまさに成田選手のパワープレーからだったのです。成田選手がクリアで競り勝ち、ゴールに背を向けた状態から頭で落としました。それを荒田選手が受け、GOOOOOAL!!! あまりにも喜んでしまい、そのときの記憶が飛んでます(泣)。後日確認したところ、成田選手のバックヘッド→荒田選手・成田選手がほぼ同時に足を振り抜きゴール!という流れでした。
 とにかく最後の最後で鹿島に追いついたのです!結局2-2のドローにて終了。あの豪華メンバーの鹿島に引き分けたことは、大きな収穫になることでしょう。まずはJ2下位チーム相手なのにもかかわらず、豪華メンバーを連れてきてくれた奥野コーチに感謝の意を表したいです。そして選手たち!何度も訪れるピンチを、体を張ってゴールを守ってくれた、常澤選手。初めてプレーを観たけれども、すごくクレバーだし体もしっかり出来上がっているのでトップの試合にでる日も近い気がする、この日のDFリーダー・秋葉選手。時折魅せるトリッキーなプレー、早く正スタでも見たい候補・佐藤選手。今年のU-23ではダントツの上手さと聞いたので次の試合に期待したい飯山選手。そして誰よりも走り、ボールを追いかけ、がむしゃらにゴールを狙い続けた藤崎選手。そして今は書きませんでしたが他の選手。全員が1つの同じ方向を向いていたから得点は生まれるし、失点は防げるのです。
 毎年メンバーは変われど、常に感動を与えてくれるサテライトの試合。だから足繁く通ってしまうのです。今年はラッキーなことに対戦相手は、鹿島、浦和、FC東京、水戸とすべて関東圏内です。平日の夜に水戸が来なければ(うう、仕事め…)全戦制覇できるはず。今年も選手と一緒に夢を追いかけます!追いかけましょう!! 【きくり∈東毛】



■ 2008年5月11日(日) ■

2008Jサテライトリーグ Cグループ 第3日

浦和レッズ 2−0 ザスパ草津

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド 1460人

選手たちの温度差

 5月だというのまるで冬のように寒い埼玉。今日はここ埼玉スタジアム第2グラウンドにてサテ第2戦が行われました。相手は浦和レッズ。昨年も同じ場所で対戦しましたが、満員御礼以上の騒ぎになり、本来未開放のゴール裏を開放していました。そのため早めに現地へ移動、13時には並び始めました。が、我々で50番目くらい。開場時には何百人もの列ができていました。そのうちザスパサポは2割弱といったところでしょうか。しかしこの日は今にも雨が降りそうな天候だったためか、昨年よりは観客が少なかったようです。
 ところでサテといえば、サテならではのアツい&心が温まる応援が名物。個人的にはJ以前の頃を思い出させてくれる雰囲気で好きです。今日はあえて、浦和ユース出身・金生谷選手のコールからスタート。しかも2回のコールに仁くんも照れ笑い(*^_^;*)コール開始前にはコールリーダーから前説として、観客に向かって「ザスパのサテライトチームと、草津で働きながらサッカーをしているU-23について」の説明。これには浦和のエリアに入りきれず、ザスパの観戦エリアに多数いらっしゃった浦和サポーターの方々も真剣に聞いていたようです。確かに浦和とザスパでは、サテライトに対する考え方が違いますから…。草津で働く選手たちにとっては、トップに行くための、大事な大事なステージなのです。大変かとは思いますが、ぜひこの前説、アウェイでの恒例儀式にして欲しいものです。
 さて、今日のスタメンは以下の通り。GK北/DF3・冨田(CP)、7・有園、小林、13・木下/MF8・荒田、秋葉、金生谷、佐藤/FW岩田、28・藤崎。(斜字がU-23の選手です)4-4-2の布陣で戦いに臨みます。どうやら草津組は、試合の 度に空いている背番号を、ランダムにつけるようです。あえて「自分は●番」という肩書きがないことで、モチベーションを上げるための作戦なのでしょうか??ちなみに本日は佐野コーチ不在。木村コーチ・堺コーチが指揮を執ります。
 対する浦和レッズ。まず驚いたのはコーチがあの福田正博氏ということ!現役引退したのはつい最近だとばかり思っていたのですが…順調に指導者の道を歩んでいるのですね。選手については正直よく分からず(苦笑)。というのも、この試合、一切のアナウンスがなかったのです!!双眼鏡で確認&背番号でなんとなく把握する限り、どうやら40番台の選手はユースのようです。スタメンはユースの1選手を除いて全てトップの選手。控え組といっても普段はあの豪華メンバーと練習している選手たちですから、明らかに格上の相手になります。
 ザスパU-23は、試合の序盤からエンジン全開でいくので、すごく見ていて気持ちが良いです。日頃の練習の成果もあってか、ワンタッチでのプレーも随所に見られます。もちろん相手はひとまわりもふたまわりも体格がいいし足も速いので、そう簡単には崩せませんが、それでも何度もチャレンジしていきます。主に藤崎選手&岩田選手の両FWへと、後ろから次々とロングフィードが送られていきます。…と書いてみたものの、実際、このボールを追いかけていたのは「ほぼ」藤崎選手で…「あれ、今日ってワントップだっけ?」と思ってしまったほどで す。
 あえてはっきり言います。今日のザスパは2つに分裂していました。モチベーションの高い選手、そうでない選手。それは試合終了直前まで続いてしまったのです。
 開始10分くらいまでは攻撃するスペースもあり、なんとな〜くペースを握っている感じでした。が、それは浦和の「様子見」だったようです。浦和は一気に攻めにかかってきました。攻撃のキーマンは15番のエスクデロ選手。トップの試合にも出ているし、U-23候補でもある彼の個人技は、この日出場している両チームの選手のなかで、ひときわ群を抜いていました。浦和はサイド攻撃をどんどん仕掛け、ことごとく突破。ゴール前ではエスクデロ選手が神出鬼没な勢いで駆け回り、ザスパはいつしか防戦一方になっていました。
 しかし、前半は0対0のまま折り返します。それはなぜか?ピッチを走り回る、闘志あふれるプレーを全面に出す信秀選手。子犬のようにゴール前で駆け回る藤崎選手。チャンスを伺い右サイドのスペースに走り込む荒田選手&富田選手。味方の選手が振りきられてしまったところを、必死に最終ラインで阻止する有薗選手。次々と放たれるシュートを必死に防ぎ、大声で前の選手に指示を出す北選手。草津組を中心とした、彼らの頑張りが最前面に出ていたからです。  一方、前半から目に付くことがありました。「ワンプレー余計」な選手をする選手が何人かいました。ワンタッチでパスできるスペースも、そのパスを受け取れるであろう選手も走っているのに、いらないフェイントをして、そのまま相手ボール→カウンターを喰らうなんてこともありました。徐々に周りからも「そのプレーは余計だろ!」という声が。フェイントを加えることで相手を錯乱させるのならいいのですが、相手はサテライトとはいえJ1の浦和です。もっとシンプルにプレーしてくれれば…とこの日は何度も思いました。
 後半になり、ますます浦和の攻撃に厚みが増します。それでもなんとか全員守備で失点は免れていました。後半20分をすぎた頃、足を痛めた北選手に代わり、数日前にU-23への加入が発表されたばかりの上杉選手が入りました。小柄な選手ではありますが、ボールへの反応が早いGKなのかな?と期待が高まります。が、この直後、ついにゲームは動きました。
 後半24分、エスクデロ選手がザスパ選手たちのチェイスを振り切り独走、別の選手にパスが渡り1失点。さらに後半40分、またもやエスクデロ選手の見事な個人技で失点。ザスパも次々と選手を交替。皆が期待していた成田選手もパワープレー要因として投入。最後の最後にはザスパの意地の攻めもあったのですがゴールネットは遂に揺らせず。2対0で敗戦です。
 残念ながら、上記にも記したとおり、ピッチにたつ選手たちの温度差が見えてしまった試合でした。もちろん、高いモチベーションで臨んでいた選手たちには拍手を送りたいです。実際秋葉信秀選手がJデビューを果たすことができたのも、サテライトで常に高い志を持って戦っていたからだと思います(※執筆日は6月下旬です)。U-23の選手も、技術ではトップの選手にかないませんが、そこは熱い草津魂で見事にカバーしていました。しかし何名かの選手に見られた余計なプレー。感じられないハート。これには非常にショックを受けました。ザスパの選手たるものが、そんな淡々とプレーしていいのか、と。
 ザスパ草津は、常に「チャレンジャー」の気持ちを持って戦うべきクラブだと、私は思っています。それはトップもサテも一緒です。がむしゃらに挑戦していく姿勢が、多くの人の心を動かしていく、そんなクラブです。確かに昔のクラブの姿を体験した選手は少なくなりました。今の状況は格段に良くなっています。特にトップは…。だけどザスパに 所属する以上、挑戦する気持ちを忘れないで欲しい。チャレンジしなければ、トップでの出場は夢のまた夢になってしまいます。全員一丸となってシンプルに、がむしゃらに戦ってほしい。そうすればおのずと勝利への道は開けるはず。次節はやっとホーム初戦です。聖地・本白根にての初勝利を期待したいと思います。【きくり∈東毛】



■ 2008年7月13日(日) ■

2008Jサテライトリーグ Cグループ 第6日

ザスパ草津 1−1 水戸ホーリーホック

草津町本白根第3グラウンド 600人

夢と期待を胸に

 聖地本白根第3にて行われたサテライトリーグ対水戸戦。今回は 草津ナウリゾートホテルを奮発して前日練習から見学するという、 ちょっと贅沢な草津行を敢行しました。
 練習時間も場所も正確にはアナウンスされなかったものの、そこは草津町。町内某所でたまたまお会いしたスタッフさんに予定を教えてもらい、もう一つのザスパの源泉、「小雨グラウンド」に向かいます。するとそこには練習の準備を進める堺陽二コーチの姿が。私事ですが、4年前のアウェイの群馬ダービーで堺陽二選手がロスタイムに執念の同点ゴールを決めていなかったら、きっとザスパサポにはなっていなかったと思うんですね、わたし。そんな堺コーチと草津のカリスマ木村コーチが御自ら手入れをしたというキレイな芝が広がる小雨グラウンドになんだか嬉しくなっちゃって、途中見てきた本白根第3の素晴らしいピッチ状態も相俟って、選手たちはいま働きながらの環境で辛いだろうけれど、そんな選手たちを支えてくれるスタッフ・関係者・ 支援者の方のご努力に支えられてプレーできているんだな、明日は良い試合を見せて恩返しできるといいね、と思いながら練習を見学していました。
 そんなこんなでやっと試合当日の話になるのですが、恒例となった隣接の本白根第2グラウンドを使ってのスタッフによる駐車場整理。もちろんふれあいサッカー参加の有無による駐車場所の区分けも健在です。あまりこういうことは言いたくはないんですが、ザスパサポは場所さえ貸してくれれば誰にも迷惑なんてかけずに整然と駐車しますよ、群馬県・前橋市の偉い方々。試合開始前の草津町・中沢町長のご挨拶にあった「ようこそ草津へ」「草津温泉を楽しんで帰ってください」といったホームタウンとしてのホスピタリティの精神。見習うべきところがあるんじゃないですか?
 すみません、取り乱しました。気を取り直してこの日の先発は、GK1上杉哲平、DFは4枚、右から3冨田賢、7有薗真吾、2有村直紀、24木下伸二、中盤に8荒田雅人、13櫻田和樹、20秋葉信秀、14木下雄貴。そして2トップが18岩田正太、28藤崎武馬。右サイド冨田ー荒田ラインでの斬り込みに期待です。もちろん兄貴分の櫻田選手にも初心に帰って、復帰後の大活躍に繋げてもらいたいと思います。
 試合開始後、実戦経験の少なさからか、はたまた力みから来るものか、なかなか実力が出せません。持ち味のパスにスピード、正確さを欠き、お互いに気を遣いながらのプレーとなっているように思いました。基本的にラインを押し上げてスペースに走り込むサッカーを目指すため、度重なるインターセプト→カウンターに翻弄される中で、少しずつ自信が失われていくのが感じられました。そんな前半28分。最終ラインでの一瞬の隙(バックバスかゴールキックを取るか、の判断の迷い)を突かれ、先制点を許します。
 これで木村コーチが動きます。インサイドワークに優れたボランチ秋葉選手を最終ラインに移し、両サイドバックを上げます。その結果、布陣は3ー1ー4ー2となり、高い位置からの積極的なプレーが戻ってきます。そして前半43分。左サイド木下選手からクロスが入ります。そこに走り込む2トップ。ニアで藤崎選手が相手DF2人を引き連れて文字通りツブれ、ファーで待ち構えるフリーの岩田選手がヘッドで流し込み、同点GOOOOOAL!!! 実質6人攻撃というハッキリした目的意識のもと奪い取った値千金の同点ゴールです。
 布陣を4バックに戻して後半が開始されます。3バックの方がフィットしていたのでは、などという即物的なことは申しますまい。選手たちの目標は今日の結果の先、正田醤油スタジアムにあるのですから。難しい4ー4ー2に対応できなければ、あのピッチには立てないのです。しかし、後半もピンチが続きます。しかもおしなべて大ピンチの連続で上杉選手、有薗選手、有村選手を中心にそりゃもう必死になって守ります。そんな中、後半20分には懸命の守備からカウンターを仕掛け左サイド深いエリアから森川選手(後半19分IN)のクロス。藤崎選手がダイビングヘッドで飛び込むも、惜しくもミートせず。また後半40分には成田選手を投入するもゴールは割れず、試合終了。1ー1ドロー。
 現在トップチームは懸命に昇格に向けて走り続けています。しかしながら、その激闘は怪我や出場停止での戦線離脱という代償をもたらします。かつてベルツで働いていた後藤選手は今や不動のセンターフォワードです。また、チャンスを求めてザスパに辿り着いた喜多選手はボランチという新天地でレギュラーの座を掴み取りました。草津で夢を追いかける選手たちも、同じザスパのエンブレム(ロゴ含む)を胸に闘う仲間であり、その道は(険しいながらも)正田醤油スタジアムまで続いているのです。今年はどの選手がトップ昇格、そしてレギュラーの座を掴めるか。もう一つの夢と期待を胸に、聖地本白根第3を後にしたのでした。【昴⊂上州】



■ 2008年8月13日(土) ■

2008Jサテライトリーグ Cグループ 第10日

ザスパ草津 1−2 浦和レッズ

熊谷スポーツ文化公園補助陸上競技場 550人

猛暑の中で



 ザスパは前半、Jリーグ戦で2試合出場停止が続いたMF松下裕樹とDF「乗振、それに1試合出場停止だったDF田中淳を調整で投入。8月に加入したFW都倉賢を前線のターゲットにして攻撃を仕掛けたが得点を奪えず、28分、浦和のFWエスクデロセルヒオにヘディングシュートを決められ、先制を許した。
 メンバーを入れ替えた後半は立ち上がりから攻撃がかみ合い、DF石亀晃のクロスから相手ゴールを脅かした。20分に守備のミスから追加点を許したが、鋭い出足でボールを拾い.41分MF櫻田和樹のクロスにFW岩田正太が頭で合わせて1点をかえした。
 残念ながら今季初勝利を挙げられなかったが、30度を超える暑さの中、最後まで必死に走り抜いた選手たちにサポータから温かい拍手と声援が送られた。(8月14日上毛新聞より引用) 





■ 2008年10月13日(月・祝) ■

2008Jサテライトリーグ Cグループ 第12日

水戸ホーリーホック 1−1 ザスパ草津

笠松運動公園補助陸上競技場 400人

前を向いて

 天皇杯@サカラグの翌日ということで、実家に泊まった私は久々に快晴の∈東毛から出発。下道でひたすら4時間弱東進。やっぱり水戸は遠い…早く北関東道、全線開通してほしいです。幸いにして茨城も雲一つない快晴。無風で日射しも暖かく、サッカー観戦には絶好の日和!だったのですが、会場に着いてびっくり。
 観客席がないというのは承知でしたが、観戦場所がなんとコーナーポストの周辺。ロープがゆるーく張られているだけなのはいいとして、(当たり前ですが)陸上トラックがあるおかげでピッチが遠い遠い。さらに、この観戦場所はゆるやかに下り坂になっていて、ピッチより低いという惨状。今までいろんな競技場に行ってますが、最悪の会場でした。そんな悪環境のなか集ったザスパサポ30人強。これは予想外だぃね…。
 が、この日一緒に観戦した水戸在住の友人曰く「これでも、河川敷で土手から観るのよりまし(@ホーリーピッチ、2007.3.11対横浜FM戦などの開催地)」とのこと。えー!これでもマシなん???と驚く私たち。いやはや、これは究極のアウェイの洗礼ですよ…。
 この競技場、アナウンス設備もないとのことでメンバーは携帯に届くメルマガが頼り。今日のスタメンはGK北/DF冨田、有薗(CP)、秋葉信秀、木下伸二/MF荒田、池上、金生谷、佐藤/FW森川、藤崎。トップは北、秋葉、池上、金生谷、佐藤の5選手…ということは!前回のホーム浦和戦@熊谷と違い、U-23がやや多い選手構成(6選手)にホッとします。やっぱサテライトはこうでないとね!トップで注目したいのは、ザスパの選手としてプレーをお披露目する池上選手。ここでアピールすればトップで試合に出られるだろうし…って今日は植木監督不在…でも佐野コーチはいるのでアピールアピール!尚、水戸は全員トップチームの選手とのこと。監督交代でトップのスタメンも入れ替わり、昨年レギュラーだった選手もチラホラ。そんな手強い水戸相手に、今日も厳しい戦いが予想されます。
 試合開始と共に、改めて実感。全然状況が把握できないよこの場所!!背番号見るのが非常に困難だよ!!!うーんこれは観戦記当番としても非常に参りました。そんななかでも必死に状況を把握しようとするのですが。
 前半はどうやら、ザスパが押していたようです。今日は草津組だけでなく、トップの選手達も一生懸命走り、前へ前へとボールを繋げようとします。試合が始まってまだ数分のこと。本日の注目選手・池上くんの挨拶代わりのロングループ、入らず。この日の池上選手は中盤でのプレーが主でしたが、時には最終ラインにも入り、地味だけどしっかりボールをさばき、前へ前へと供給していた姿が印象的でした。最後尾では守護神・北が大声を出してコーチングを行い、一列前では秋葉ノブが落ち着いてラインをコントロールしています。また、中盤では池上・金生谷が落ち着いてボールを捌き、左サイドハーフは大基 が走りまくっています。トップに負けてられないぜと、草津組の選手も必至に試合の流れについていきます。実は荒田くんがトップの選手以上に存在感があったというのはここだけの話(苦笑)。そんなイケイケの前半で一番惜しかったのが、20分すぎ。藤崎選手が相手GKと競り勝ち、GKをかわしてフリー、シュートを放つのですが残念ながらゴールの脇へ。サテも、基本的にはトップと同様でポゼッションサッカーのようです。技術が劣る分なかなか最後の一撃を食らわすことはできませんが、それでも決して諦めずに戦い、前半が終了して0対0のドロー。
 後半は水戸の反撃開始。なんでも公式記録によると、後半のシュート本数はザスパの5本に対し、水戸は12本。ということはどういうことか。ザスパ観客席からは遠い遠い彼方でのお話が続きます。痺れを切らしたサポーターからは「こっちへ来いよ〜〜〜」との嘆きも聞こえてきます。だって見づらいから、いつもに増してあっち側のことはよく分からないんだもーん。その遠い彼方にて、試合は大きく動いてしまいます。後半14分、水戸のフリーキック。ゴール前の混戦でした。こぼれ球を一度はじき出したのですが水戸に取られてしまいシュートされる。それは北のながーい手でなんとか掻きだしたもののまだラインを割っていなかったらしく(もちろん観客席からはよく見えていません)、結局はそのボールを水戸唯一の東毛出身・星野圭祐選手が拾い、ゴール。ザスパがペースを掴めない状態で1点を追う展開になります。
 しかし相変わらず試合は彼方での展開…観客席からは「成田を使って!」との声がチラホラ。そーです。今や成田くんといえばU-23が誇るスーパーサブ♪いや、できれば本来のポジション(DF)で見たいんですが、今年は例年に増してU-23の人数が多いのと層が厚いので厳しいかな。で、その成田くんは期待どおり途中交代で中に入ります。気がつけば後半開始からベンチ入りしていた選手、今日はGKの笠原くんを除き全員途中出場できたようです。とにかくまずは同点。そして逆転!残されたわずかな時間、決して上手ではない彼らだけど、必至に戦えばきっといいことが起こるはず!!接触で負傷した(らしい)有薗くんは頭に包帯をグルグル巻いてプレーを続行。全員が辛抱強く走り続けた結果、やがてザスパが再び攻撃のペースを掴みます。左サイド・カカこと木下伸二選手が斬り込む場面が増えます。必然的に遠くの彼方…ではなく近くの此方でのプレーが増え、観客席もがぜん盛りあがります。
 そして遂に!高崎選手を入れて3TOPにした直後、後半41分のことです。 佐藤大基選手・渾身のGOOOOOAL!!! …なのですが、どうやらオフサイドではないか?との声がチラホラ。確かにオフサイドの位置だったの…か…な?興奮して覚えてないよ…なんて思ってたら線審が主審のところに走っていくではありませんか!!!うわ、ノーゴールになっちゃうんかい?いやいやそれは勘弁してよ…おかげさまで、無事ゴールとの判定。1-1の同点です。さぁ逆転!と言いたいところなのですが、このあとは再び水戸の反撃を受けたり、ザスパの攻撃は惜しかったりで、結局1-1のドローにて試合終了。
 試合後、サポーターに挨拶に来た木村コーチの第一声は「勝ちたかったー!」でした。今シーズンのここまでを振り返るとあらビックリ。今年はまだ未勝利なのでした。しかし、まだあと3試合残っています。今年は本当に本当に大変だと思う。激しい競争ゆえに、一度はサテに出ても、次はベンチ外…という選手もいます。試合日程もなかなか決まらずモチベーションを維持するのも大変だと思います。だけど夢を追いかけ頑張ってほしい。この苦労はいつか報われるはずだし、そりゃあザスパのトップチームに昇格できるのが一番嬉しいことなのだろうけど、例えば昨日の天皇杯を思い出して欲しい。相手チームの中村亘くんは、一昨年の草津組の選手。草津でのキツい練習と仕事があったから、今の彼があるはず。そういったこともあるのだから、彼らには前を向いて日々の練習に取り組んでいってほしいです。また、トップでこの試合に出場した選手たち。今日はすごく気持ちが見えたので嬉しかったです。トップでのベンチ入りは例年に増して非常に困難だと思いますが、日々アピールで頑張って欲しいです。ザスパに所属する全ての選手が前を向いて、少しでも成長していけますように。【きくり∈東毛】



■ 2008年10月29日(水) ■

2008Jサテライトリーグ Cグループ 第13日

鹿島アントラーズ 2−0 ザスパ草津

県立カシマサッカースタジアム 290人







■ 2008年11月16日(日) ■

2008Jサテライトリーグ Cグループ 第15日

FC東京 1−3 ザスパ草津

江東区夢の島競技場 626人

記憶に残る戦い

11/16 16:06に届いたザスパメールには次のように記載されている。
【2008Jサテライトリーグ】Cグループ第15日 試合終了 FC東京 1−3 ザスパ草津
【得点】(前半)34荒田雅人(後半)28藤崎武馬、23市川朋紀
 この日、夢の島まで足を運ぶことのできたザスパサポの多くが、胸を熱くさせながら帰路につけたに違いない。ただそれは、単に勝利をあげた から、という理由だけではなく、データに記録されない若きザスパ戦士の奮闘ぶりに胸を打たれたからでもあるはずだ。そんな彼らの戦いぶりを少しでも記録に残しておこうと思い、このレポを書いている。少々長いレポになるが、しばらくの間お付き合い願いたい。
 死のリーグ(?)と呼ばれた2008年JサテライトリーグCグループに参戦していた我らがザスパ草津も残り2試合。ここまで勝ち星がなく、サテライトリーグ参加の意義からU-23チームの在り方までがサポーターの間で議論となる中、この日は所謂草津組メンバーのみでの戦いとなった。そのことを様々な筋からの情報で知るサポーターのボルテージがいつもに増して上がるなか発表されたメンバーは、GK36上杉哲平、DF右から3冨田賢、7有薗真吾、2有村直紀、13木下伸二。MF11高崎真紀、5飯山悠吾、6木下雄貴、34荒田雅人、FWに10宮下薫、28藤崎武馬。ちょっとビックリしたのがMF11高崎真紀とFW10宮下薫のポジション。逆だろう。そう思った。ただ結果から言ってしまうと、この起用は大正解。2列目からの11高崎真紀の攻撃参加が、相手に対し無言のプレッシャーになっていたのは間違いないからだ(そしてカウンターを喰らい、必至に戻る高崎の姿に胸を撃たれたサポも多いはずだ)。
 試合開始後、FC東京は(かつてザスパトップチームも、神戸在籍時に苦しめられた)FW近藤祐介選手を軸に平山相太選手が個人技で突破を仕掛けるなど、J1クオリティのプレーを繰り出してくる。対するザスパは最終ラインの冨田、有薗、有村、木下はもちろん、本来はMFであるべき選手、場合によってはFWの宮下までもが守備に回るなど、文字通りの全員サッカーでFC東京に向かっていく。もちろんもう一枚のFW藤崎も得意の猛チェイスで相手DFにプレッシャーを掛け、そこにあるかも知れないチャンスを追いかけていく。スタンドのザスパサポが今日のU-23は違う、期待できる、と感じ始めた17分。FC東京エリア深い位置で宮下のチェイスを受けた相手DFのキックが中途半端なクリアとなり、これを荒田が拾う。左サイドにいた荒田がドリブルで数 メートル中央に斬れ込んだとき、シュートコースがキレイに開いた。そこを逃さず、未だペナルティエリアの外からではあったものの、荒田が躊躇せず右足を振り抜いた。荒田の右足から放たれたシュートは見事にゴール右上を捉え、ザスパ、先制GOOOOOAL!!!
 とは言え、先制されたFC東京も次第にプレーのレベルを上げてくる。基本的にピンチはおしなべて大ピンチで、と言うのもFC東京はサテライトチームとは言え一つひとつのプレーの質が高い。それに対するザスパは一人が抜かれ別の選手がケアする、よく言えば分厚い守備、悪く言うところの集団戦でしか対処できない。ザスパは懸命の守備を繰り広げるものの、26分にはサイドを破られ技ありのセンタリングを許す。飛び込んだのは平山選手。ドンピシャのヘッドでついに同点ゴールを喫してしまう。ただ、この失点は仕方ないと思った。サイドの突破も、センタリングの速さ・強さ・正確さもJ2のものではなかった。もちろん来年を見据えたとき、このレベルのプレーを防ぐことができるようになる必要があるのであるが、それは追々対処できるようになればいい。今日はそういうレベルのプレーを肌で感じることができればいいのだ、そう思った。
 後半。FC東京は平山選手を下げる。たしかに彼ほどの選手であれば、今日は調整の場なのであろう。しかしザスパは違う。ザスパイレブンが組む円陣からは、熱気ほとばしる鬨の声が上がっていた。それはここでしか戦うことのできない者たちの、この一戦に掛ける想いの現れであった。そしてその想いは、勝利という最高の結果となって身を結ぶ。ザスパイレブンは、後半見事な得点シーンを演じることになるのだ。
 後半立ち上がりの50分。ザスパは右サイドからのFKのチャンスを得る。キッカーは木下雄貴。ゴール前で待ちかまえる仲間に向けて放たれたボールは、一度はFC東京DFの壁に当たる。ただそのボールに反応したグレーのユニフォームがいた。ゴールへの嗅覚というものがあるとすれば、今日の藤崎には間違いなくそれが備わっていた。こぼれ玉に反応した藤崎、冷静に右足でゴールに流し込み、勝ち越しGOOOOOAL!!! 再びリードを奪う。
 さらに後半ロスタイムには、ザスパ左サイドからのクロスに市川が合わせ、だめ押しGOOOOOAL!!! このクロスにはグレーのユニフォームが計3枚飛び込んできており、結果的にはダミーとなった2人の選手の頑張りもあって得ることのできた得点だと考える。もっともこのシーンは、攻められっぱなしの状況から懸命に守って繋いで攻撃に結びつけたものであり、基本的にスクランブル体制であったので、誰がクロスを上げ、誰が飛び込んでいたのかはよく判らなかった。中央には多分、FWの藤崎・成田が飛び込んでいたのだとは思うものの、この二人が守備に走り回っていたのと同じように、中盤の選手が走り込んでいた可能性もあ ると思う。そしてそれは悪いことだとは思わない。チームとしての規律は必要だけれども、想定外のピンチ・チャンスにどう対応できるかが、プレーヤーとしての能力を左右すると思うからだ。
 最後に。よく言うMOMについて考えてみたい。個人的には木下雄貴ではないかと考える。ただ、中盤で縦横無尽の活躍を見せた荒田も捨てがたい。いやいや、成長著しい木下伸二だって候補になりうるし、前線と中盤に亘って結果的にムダっ走りになったケースも多かった高崎だって、また度重なるピンチに耐え続けた有薗・有村・上杉にも、その資格はあろう。そんな風に考えていくと、全ての選手のプレーが脳裏に浮かんでくる。全員が一つの方向を向いて、チームのために労を惜しまず戦ってくれた。その姿勢にこそ、サポーターの胸を熱くさせる何かがあったのではないだろうか。
 試合後の勝利の選手挨拶。ぎこちない(笑)。遅すぎる初勝利であった。コールリーダー氏は言う。「今シーズンはここまでいろいろあったけど、草津で働いているメンバーで遂に初勝利を挙げることができました。」なかなか結果の出せなかった選手たちが、最後の最後で最高の結果を出した。来週にはホーム敷島での最終戦が待っている。残り90分。たった90分となってしまった。選手たちには万全の調整で最高のパフォーマンスを、群馬のサポの前で見せてほしい。記録なんかには残しきれない感動を、僕たちの記憶に焼きつける、そんな熱い戦いを期待したい。【昴⊂上州】



■ 2008年11月24日(月・祝) ■

2008Jサテライトリーグ Cグループ 第16日

ザスパ草津 0−1 FC東京

群馬県立敷島公園県営サッカーラグビー場 400人

U-23 2008 ラストマッチ



  ザスパのメンバーはすべて草津町に拠点を置くU-23の選手。トップチーム昇格を目指し、働きながらサッカーに取り組んだ1年間の成果を出し切ろうと試合に臨んだ。
 FC東京はFW赤嶺真吾らJ1リーグ戦に出場しているメンバーが約半数を占めたが、ザスパは持ち前の運動量で力の差をカバーした。しかしボールを奪った後の連係がうまくいかず、後半は相手ペースに。23分、素早いパス回しからついに失点を許すと、長身のDF成田憲昭を前線に置いて反撃に出たが、そのままタイムアップとなった。
 「先週は内容も良く勝つことができたが、今日は少し慎重になってしまった」と木村直樹コーチ。それでも「この1年で成長した選手はたくさんいる。来年は今の土台を基にステップアップできたら」と話し、厳しい環境で頑張ってきた選手たちをねぎらった(11月25日上毛新聞より引用) 




Special Thanks
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きくり∈東毛 様
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製作協力三束雨@藤岡





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