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| ■■■ 第1〜15節 ■■■
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新たな地平へ |
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| ■■■ 2008年3月9日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第1節 ザスパ草津 0−2 サンフレッチェ広島 群馬県立敷島公園陸上競技場 6974人 |
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| 期待と不安と |
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例年より寒かった冬が過ぎ、3月開幕の日。空っ風もねぇ陽光降り注ぐ敷島に約七千人の人が集まったぃね。2008新生・ザスパの初陣。相手は昨年J2に降格しちまったもんの、1週間前にJ1鹿島を破って、ゼロックス杯王者になった強豪・広島。J2に降格したんに主力のほとんどが残留し、日本代表だった佐藤寿人、久保、戸田、森崎、U-21代表の新鋭青山、鉄壁のDFストヤノフなどなど超タレントぞろい。昨年の東京Vといい、開幕戦は2年連続「J2反則仕様」のチームとの対戦になっちまった。おまけに広島の現社長は、ザスパの経営を立て直してくれた恩人、本谷祐一氏だぃね。因縁の対決、新生・ザスパを見てもらおうじゃねぇか。広島を迎え撃つ新生ザスパのスタメンはGK22北、DF16藤井、DF15喜多、DF4田中、DF5崔、MF14熊林、MF17秋葉、MF13櫻田、MF10島田、FW9高田、FW11氏原。サブにGK21常澤、DF27ペ、DF7佐田、MF6鳥居塚、FW19後藤の面々。北は苦節4年目のJ2リーグ戦初出場。故障欠場中の本田の守護神の座を脅かすことがでぎるんか、楽しみだぃね。そして、2年ぶりにザスパに戻ってきた司令塔・黄金の左足、島田。試合前の練習の時から、島田への応援はすんげぇヒートアップ。 島田とともに中盤の補強の目玉である熊林、韓国元W杯代表の崔など、何かをやってくれそうなザスパの面々。いったいどんな試合になるんだんべか?オレたちは皆、期待に胸を膨らませてたんさ。 知事さんたちを迎えた開幕セレモニー、そして島田のJ2・100試合出場を2年越しに祝い、草津節詠唱の中、2008年もいよいよキックオフ。 試合開始。中盤は島田がトップ下、左に熊林、右に桜田、底に秋葉のように見ぇる。DFは4バック、崔が本職といわれる右サイドバックではなくって逆の左サイドバック、右に入ったのは田中。広島のサイド攻撃を防ぐための布陣なんかね。開始してからしばらくの間、広島は荒れ気味の芝生の状態を確かめてたんかわかんねぇが、ゆっくりとしたペースでボールを回す。方やザスパは、最初から攻撃的に短い早いパス回しで広島陣内へと進入。特に島田・熊林と高田・氏原とが織り成す小気味良いパス、島田の左足から放たれたロングシュート、そしてフリーキックから喜多のヘッド、左ライン際を広島のDFをかわして駆け上がる熊林の柔らかいボールさばき、右を駆け上がった高田への大きくサイドチェンジのパスそしてシュート(惜しくもサイドネット)など、昨年になかったワクワク・ドキドキ感いっぺぇのプレー。得点への期待が徐々に高まってたんさ。対する広島も徐々に攻撃のスピードを上げ、佐藤寿人のチームへの献身的なプレー、そして勝負どころの強烈な裏への飛び出し、以前愛媛の時対戦した高萩、青山、平繁らのイキのいい若手など、うーんさすが!というプレーが随所に垣間見えらぃね。広島の攻撃も、北の無難なセービング、氏原の顔面セーブなどで凌いでたんさね。前半終了間際、このまま0-0で終わるんか?と思った矢先、広島の波状攻撃でディフェンスラインがずるずると下がったところに、平繁がシュート。何とか北が両手でセーブするもはじいた球を青山に押し込まれ、先制点を奪われちまう。昨年まで何度も見た終了間際の失点。ここで失点しちまったことが、この試合の分かれ目だったといえらぃね。後半開始。タレント揃いの広島から点を奪うのはなかんか至難の業とはいえ、前半のような動きがでぎれば同点になるんじゃねぇか。ザスパは得点を狙い前がかりに攻めるも、1点リードの広島は余裕の展開。まもなく佐藤が切れ味鋭く北をかわしてシュートを放つが、ゴールマウス前にいた秋葉が壁になって、間一髪、なんとか追加点を許さなかったぃね。広島は両サイド、特に左サイド(ザスパの右サイド)を何度もえぐって来たぃね。試合のプレビューではザスパのサイド攻撃がキーポイントってあったけんど、この試合、サイド攻撃を仕掛けてたんは、間違ぇなくザスパじゃなくって広島のほぅだったぃね。後半14分、熊林を下げ鳥居塚を投入。しかし流れを引き寄せることはでぎねぇで、逆に後半26分、広島はサイドチェンジからザスパの右サイド深くに切り込み、その折り返しを平繁にキレイに頭で合わされ、2点目を奪われちまう。これで0-2、おーか厳しい展開。ザスパの前半のような多彩な攻撃は、はぁすっかりなりを潜め、徐々に足も止まり始めてきたで。広島に完全に試合を支配されちまってたぃね。 局面打開に、練習試合で好調だったとゆう後藤が桜田に替わって投入されたで。彼の豊富な運動量に期待とゆーところだが、広島のDF陣を切り崩すには至らなかったぃね。ザスパも後半36分島田のパスから右サイドのフリーの田中にわたり好機を演出するも・・・田中の放ったクロスは大きく宇宙開発しちまって、スタンドを覆う大きな落胆の溜息。思えばこれが後半数少ねぇビッグチャンスだっただけに拙攻が惜しまれらぃね。後半37分には広島はあの久保を投入。ザスパも田中を下げ、佐田を左サイドに投入、崔を本職の右サイドに入れ、攻撃の糸口を探る。投入された久保は全身がバネのような動きで、ザスパDFをかき回す。後半43分、ゴール前に切り込んだ佐藤からマイナスパスを受けたストヤノフが強烈なシュートを放つも、これは運よくクロスバーにはじかれ、なんとか失点を免れた。このこぼれ球を奪った鳥居塚が右サイドを上がろうとして、ストヤノフと交錯。左手?が顔面に入ったとゆーことで、一発赤紙退場になっちまった。(→2試合の出場停止処分が後に下されたぃね)こぅなると10人になったザスパは広島の攻撃を凌ぐのが精一杯。そのまま0-2、敗戦。J昇格後、初めての敷島陸上でのリーグ開幕戦を飾ることはでぎなかったぃね。 後半は個々の力が上回り、何より試合巧者の広島の前に完全に翻弄されちまい、良い所を見せられなかったザスパ。ちっとんべ先行き不安に駆られちまったぃね。でも前半はこれまでとはザスパと違うで!ってワクワク、ドキドキが確かにいっぺぇあった感じがしたぃね。オレだけじゃなく、あそこにいた約7千の人もそう思ってたんじゃねぇきゃ?今日の前半終了間際の失点前までのプレーの感じを持続することができたら、今年はおーかやってくれるんじゃねぇん?今季の選手のユニホームの背中には、故大西社長の遺訓「EVER ONWARD」が縫い込まれてると聞くで。「限りない前進」、今日の敗戦を糧に、前進するんべぇよ。オレは今年のチームの持つ可能性になっから期待してるで。戦いはまだ始まったべぇだ。行ぐんべぇ、J1!【すずき@東毛】 |
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| ■■■ 2008年3月15日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第2節 ロアッソ熊本 2−1 ザスパ草津 熊本KKWING 5960人 |
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| 情けない敗戦 |
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| ■■■ 2008年3月20日(木・祝) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第3節 ザスパ草津 0−0 横浜FC 群馬県立敷島公園陸上競技場 2868人 |
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| 『前を向く』ということ |
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前夜からの雨は、強弱を繰り返しながらも止む気配なく降り続いています。ここ数日の春気分の陽光は去り、肌寒ささえ感じます。それでも高鳴るこの胸の内はどうでしょう。それもそのはず、今日は僕の今季初参戦なのですから。開幕前の高まりまくった期待と、開幕後の、特に前節の体たらくとのギャップを内包しつつ、それでも久々に肌で直に感じる熱戦の雰囲気を、その予感を持って寒さのことは今や忘却の彼方。カッパを着込んで長靴履いて。いざいざ、戦場、敷島の杜へ!入場して見るピッチは、存外青々としております。季候が良くて生えそろってきたかな?(皆が口々に「塗ったん?」とか「植えたん?」とか「何か撒いたん?」とか言っていたのは内緒です^^)。 さてさて、気になる本日のスタメンは、っと。GK:22・北選手、DF:2・寺田選手、4・田中選手、16・藤井選手、5・崔選手、DMF:17・秋葉選手、30・松下選手、OMF:10・島田選手、14・熊林選手、FW:9・高田選手、19・後藤選手、リザーブメンバー・GK:21・常澤選手、DF:3・尾本選手、7・佐田選手、MF:27・ペ スンジン選手、FW:11・氏原選手。ポジションからすると4-4-2のようですが、中盤の厚みを考慮して後藤選手ないし高田選手の1トップとなるかもしれません。草津の前線は常に流動的な陣形を取りますので(草津式車懸りの陣だいね)。GK・本田選手の怪我によるものではありますが、大事な開幕期のゴールを守る大役を担うこととなったGK・北選手。草津に入団して以来ほとんど出番がなかった彼に巡ってきた好機です。出場機会のないサブ帯同の試合でも、練習でも、いつでも腐らず真摯に努力するその姿を長年見てきた者として、心中声を掛けます。『ガンバレ、ガンバレ』。今日こそは完封勝利を。 雨降りすさぶ中、鮮やかな緑のピッチに両軍が布陣、草津2FWによるキックオフで試合開始です。横浜は一昨年の印象同様、4バックとその一列前の2ラインで堅牢な防壁を構築する堅い守備を本領としているようです。久方ぶりに目の当たりにしたその戦術は、最早伝統と言って障りのない完成度です。守備の堅い横浜ですが、攻撃で何よりおっかないのは、FW・アンデルソン選手の得点力の高さと、ご存知三浦選手のFKです。アンデルソン選手に対してはCB起用の田中選手がスッポンのようなマンマークを担当していて、仕事らしい仕事をさせません。いやぁ、こういう嫌らしい仕事をさせたらパッションは光るねぇ^^。前半2分、松下選手が攻撃の号砲よろしくミドルショットを放ちます。グラウンダーのシュートは相手GKに正面でキャッチされましたが、今日のピッチコンディションを考えると好判断と言えますし、なにより開始直後の前向きな姿勢がGOODです。その後も中盤でのプレスをきつくして攻撃の糸口を与えない草津側にセカンドボールの多くが転がり込んでくるようになったのは必然であり、後は好機〜フィニッシュまでの道筋を付けるのみです。前半20分、松下選手がペナルティエリア内まで侵入、シュートまで持ってゆきます。このシュートはDFに防がれてしまいましたが、いやぁ、松下選手攻める攻める^^。続く前半29分、島田選手のロングクロスが右サイドに走り込む高田選手にピタリと収まります。高田選手、そのまま持ち込んでフリーでシュートを撃ちますが、少しはやったか、アウトサイドに掛けてしまい大きくスライスしたボールは枠外へ。残念。前半も30分を過ぎる頃になると草津側の攻勢が一段落し、横浜側の反攻が始まります。前半32分、ゴール正面で与えた横浜のFKは結構距離がありますが、キッカーの三浦選手は果敢に狙ってきます。得意の魔球・無回転ボールはゴール右下隅ぎりぎりを目指して落ちる落ちる。GK北選手、このすんごいシュートを弾き出す渾身のセービングを見せます。GJ!ターキー!これで少し落ち着きを取り戻した草津、再び横浜陣内に攻め込みます。前半38分、右CKからの攻撃。島田選手の左足から繰り出されたセンタリングはニアで待つ藤井選手の頭へ一直線。フリーで合わせることができたものの、打力が弱くクリアされてしまいました。双方守りは堅いものの、攻めあぐねる状況で前半は終了。上出来です。ってゆうか、やりゃできんじゃん!後半に期待大です。前半を見た限りにおいて、横浜の戦術によるものでしょうが、草津側から見たアタッキングサードまでは強いプレスがかからないため、難なくボールを運び込めますし、右SBに宛てられた崔選手および左SBの寺田選手は、必然的に高い位置でプレイをすることが多くなっています。これで横浜が先の熊本のようなロングボールカウンターを仕掛けるようなチームだと色々厄介だったんですが、その気配はなさそうです。一安心。 後半に入る前、ハーフタイムに草津側の選手交代がありました。ここまで良い動きを見せていた崔選手に替わって、同じポジションに佐田選手が入ります(試合後に知りましたが、怪我による交代とのこと)。後半に入っても前半と同様の展開で進行します。草津本日のビッグチャンスは後半14分。左サイドに張った寺田選手からのアーリークロスに、後藤選手が駆け込んで右足を伸ばしてシュートを放ちます。ボールはしかし、左ポストを直撃。いっやぁ〜、惜っすぃ〜。後半16分、20分と矢継ぎ早に横浜側が選手交代を行うと、植木監督も迅速に対応、後半21分に後藤選手→氏原選手にチェンジします。2ラインからなる横浜の守備陣形が予想以上に堅固であるため、かいくぐって裏を取るだけではなく、氏原選手の高さを加えた3Dアタックでの挑戦となります。ここまで完璧に封じ込んでいた横浜の魔人・アンデルソン選手でしたが、さすがにマークが緩くなる隙が生じてきました。後半23分、その隙を突かれて単騎突入を許します。マーカーを仰せつかった田中選手、ここで失点を許してしまっては、これまでの頑張りが帳消しになってしまうとばかり奮起。決定的な場面を封殺しました。剣呑剣呑^^;。その直後、今度は交代出場の氏原選手が気を吐きます。バックパスを執拗に追い回し、GKのミスキックを誘発します。こういう地味な汗かきがいつか結実するんです(特に書いておきたい)。後半31分、高田選手がペナルティエリア外ながらゴール正面からシュートを放ちます。シュートは枠の上限ぎりぎりを目指してぐんぐん伸びてゆきます。これは決まった! 誰もが思いましたが、相手GKも然るもの、片手一本で弾き出しました。〜〜っく〜〜、これも決められないかぁ〜。いやはや、攻めも攻めたり、守りも守ったり。好試合です。後半31分に横浜3人目の選手交代(太田選手→滝澤選手)が告げられました。御給選手とのマッチアップは次回以降に持ち越しですね(良かったような残念なような…)。そして互いにシュート10本ずつを放ちながらも、結局双方ゴールを割ることなく試合終了の笛。 ポゼッションで圧倒しながらも結局残った数字はほとんど互角。とどのつまり、横浜さんにうまうまとやられた、というところでしょうか。前節にしてもそうでしたが、相手に合わせた戦い方を(悪い意味で)しているように見えます。相手の得手の裏をいかにかくか、が課題です。それでも、消極的な横パスやバックパスがなかったのは良いことですし(横浜の戦術によるところが大きいというのもあるので、プレスのきつい相手とやってもこの姿勢が貫けたら完璧です)、なにより、全員が下を見ず、後ろを向かず、常にゴールへ、勝利へとの気概と闘志を絶やさなかったことが嬉しい。両陣営サポとも、互いの戦士達を盛大な歓声と拍手で出迎えます。試合開始前にコールリーダー氏がサポーター皆に語りかけていました。曰く、『勝敗云々じゃなくて、まず気持を見せて貰おう』、『その為に俺達の気持ちをぶつけよう』と。想い一つになれば、容易く敗れ去るものではないんですよ。ねっ。まだまだ、長いシーズンは始まったばかり。足下の道がどこへ延びてゆくのか、しっかりと前を向いて歩いてゆこうではないか。【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2008年3月23日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第4節 愛媛FC 1−2 ザスパ草津 ニンジニアスタジアム 2342人 |
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| 泥臭い勝利 |
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| ■■■ 2008年3月29日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第5節 ベガルタ仙台 1−0 ザスパ草津 ユアテックスタジアム仙台 12167人 |
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| 未だ蕾 |
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桜前線、ただ今列島を北上中。先日南国にてようやく開花した我らが草津の満開を見届けるべく、本日は杜の都仙台まで遠征です。空模様の方は何とかなりそうな気配ですが、寒気の影響で朝から肌寒いほどの低温です。仙台のスタジアムはドーナツ状に開口した屋根が全席を覆う構造になっているので、風さえ凌げればそんなに寒くはねんじゃねん?(←この見識は大きな誤りであったことを後に痛感)。先日開通したばかりの北関東自動車道・伊勢崎−太田・桐生間を利用して前橋南ICから国道50号まで快適に疾走。いやぁ、早い。全面開通が待ち遠しい限りです(こういう道路をこそ整備してくんなぃ、国会の中のヒト)。朝7:00に高崎を出発して、途中のんびりと休憩・昼食を取って、スタジアムには12:00過ぎくらいには着きました。近傍のタワー駐車場からスタジアムの楕円外周をビジター席入場ゲートまで3/4周ほど歩いているうちに、めっきり体が冷えました。さっ、寒っ!スタンドに陣取ってみると、アウェイ席は西側に当るうえに巨大スクリーンが背後に聳え立つことから、全く陽が射さないことに気付きます。ホーム側ゴール裏スタンドには春の陽光が燦々と降り注いでいて、なんとも暖かそうなことで…。ぶるるぃっ、と震えながら本日のメンバーを確認確認。GK:22・北選手、DF:2・寺田選手、4・田中選手、16・藤井選手、7・佐田選手、DMF:14・熊林選手、30・松下選手、OMF:10・島田選手、6・鳥居塚選手、FW:9・高田選手、11・氏原選手、リザーブメンバー・GK:1・本田選手、DF:3・尾本選手、MF:13・櫻田選手、17・秋葉選手、FW:19・後藤選手。先ず注目はサブながら復帰となったGK・本田選手。ここまで先発起用の北選手のパフォーマンスが期待以上であることから、まずはムリをしないで万全のコンディションに持って行っていただきたいところ。GKの層が厚くなるのはなかなか望んでも得られないことなので、ここは北選手と本田選手、さらには常澤選手によるブラッシュアップを期待しています。さてスタメンから予想されるフォーメーションですが、いやいや攻撃的な中盤の構成ではないですか。形としては4バック−2ボランチ−2SH−2トップ、ないしトップ下を入れた1トップからなる4-4-2 or 4-5-1です。『攻撃的』なのは2人配されたボランチとその前列の2名のいずれもが『前目』で仕事をするタイプであることによります。とりわけキャプテン・松下選手の攻撃参加は、意外な所からのミドルシュートという武器があることにつけて効果的です。また、熊林選手が少し低い位置から戦況を見据え、高角に後方援射することで、SB:寺田・佐田両選手とSH:島田・鳥居塚両選手の走りながらの起点工作がし易くなると考えられます。ただし、仙台もサイドアタックを主軸にした素早い展開を持ち味とした攻撃を仕掛けてくることから、両陣営におけるサイドでの主導権争いが、試合の趨勢に大きな意味を持ってくるものと予想されます。 両陣営サポーターの自軍を鼓舞する歓声が場内をひとしきり響かせ、吹き抜から天空へと消えてゆきます。主審の手が上がり、センターサークルからボールが蹴り出されると、奥州春の陣開幕です。2トップを張るかと思われたFWの高田選手ですが、どうやら左SHの位置に控えて、仙台の右サイドからの攻撃を封じ込める役割を担っているようです。この為、草津の攻撃はトップ下に配された島田選手および右SHの鳥居塚選手を経由する形となります。今日は左サイドを封殺する守備に連動する形で左SBの寺田選手のオーバーラップが頻繁に見られます。さらに、これに呼応するようにして中央を駆け上がってゆく松下選手、右SB・佐田選手の動きが希望の光をもたらしてくれます。序盤は相手が草津側の目論見を看破しきれないことによるちょっとした混乱から、やや草津優勢に展開してゆきます。前半2分、松下選手がミドルシュートを開幕の号砲よろしく放ちます。前半18分、今度は仙台がフリーでシュートを撃ちますが、GK北選手がナイスセーブで弾き出します。ターキー、調子良さそうです♪ 前半23分、仙台・左45°からのFKは直接ゴールを狙ってきましたが、ここは枠外へ外れました。前半26分、草津は仙台陣内ほぼ中央でFKを得ると、ゴールからはやや遠い所からでしたが、松下選手が果敢に直接ゴールを狙ってシュートを撃ちました。このシュートはゴール右側へ外れてゆきましたが、心意気は良し^^。草津前半最大のチャンスは28分、左サイドからの攻撃です。ペナルティエリア内に複数の寄せ手が侵入し、守る仙台DFと激しい揉み合いを演じます。混戦の末、ボールは島田選手の足下へ。島ちゃん迷わずシュートを撃ちますが、残念なことにジャストミートせず、惜しくもGKにキャッチされてしまいました。決めたかったねぇ〜。前半37分、カウンターから草津ゴール前に迫る仙台の厚い攻撃の手を松下選手が体を張って阻止。ナイスプレイ。前半39分には草津側FKのチャンス。中央またしても遠い距離からのFKながら、松下選手はやはり直接狙います。ここも外してしまいましたが、食らい付いたら離れない闘犬のような姿勢を強く印象付けてくれます。どちらにとっての目論見通りか、前半はスコアレスのまま終了。草津にとっては、こういう緊迫した試合では後半の入り方が重要になってきます。くれぐれも集中して臨んでくんなぃ。 心配された後半でしたが、キックオフ直後からの攻守展開を見ている限りでは、それ程どちらが押している、という状況ではなく、中盤でのセカンドボールの拾いあいに終始しています。後半7分、草津・左CKのチャンスでキッカーは島田選手。キーパーとDFの間に落ちる絶妙のセンタリングに藤井選手が頭で合わせますが、ボールはゴール右隅のわずかに外側へと外れてゆきました。その直後の後半9分、草津の攻勢から一転、カウンターから一気にゴール前に攻め寄せられると、フリーな状態でシュートを撃たれてしまいます。幸運にもこのシュートはクロスバーに当たりましたが、このこぼれ球を再度蹴り込まれると今度は防ぐことができず遂に失点。うぬぬ、無念。この失点を受けて、草津・植木監督が動きます。まず後半14分に、鳥居塚選手→櫻田選手へと交代。元気な弾丸BOYは、前線を縦横に駆け回ります。中盤でしっかり組み立ててアタッキングサードまでは侵入するんですが、見えざる壁でもあるのか、ペナルティエリアに近付くことができません。そうかと思うと、後半20分のように草津の攻勢から一転して速攻カウンターを喰らい、フリーシュートを撃たれてしまう局面に遭遇します。この時はバーに救われましたが、それにしても今日はこればっかりだな。草津陣営は、続く後半24分に熊林選手→秋葉選手、更に後半33分には松下選手→後藤選手と立て続けに交代のカードを切ります。一方の仙台陣営は、草津の交代を受けて、いずれもその直後に選手交代を行います。この辺り、ベンチーワークの駆け引きも巧妙にして絶妙です。今季の草津が中盤での細かいパス回しによるビルドアップを信条としていることは、対戦相手にしてみれば周知の事実。であるならば、草津を封じる手だても自ずから見えて来るというもので、それを分かった上でなお戦術を貫くのであるならば、相手の一枚も二枚も上を行くような切り札を隠し持って振るっていかなくてはいけないんではなかろうか。現状、それがないために相手に脅威を与えるまでの攻勢が演出できていない、のみならず、容易に逆手を取られてカウンターからの危機的状況を再三招くことになっているように思えます。そうなると必然、草津の得点機会はセットプレイに依存せざるを得ない状況ですが、どうしても決めきれません。後半37分の左CK、島田選手から繰り出されたセンタリングをどフリーでヘディングシュートまで持って行った場面も、GK正面に飛んでしまいました。後半40分には、更なる試練が草津を襲います。もはや何度目なのであろうかという仙台の大きな展開を絡めたカウンターアタックのピンチに、前掛かっていた草津守備陣は駆け戻っての守備を強いられ、結果ペナルティエリア内でファールを取られてしまいました。しかも、イエローカードの対象は藤井選手。藤井選手、後半32分にもカードを貰っているので、………orz。一人減った上にPKまで献上の大ピ〜ンチです。GK北選手のPKといえば、思い出されるのが天皇杯・アローズ北陸戦での好セーブです。ターキー、頼む!止めてくれ!願い通じたか、なんとPKは右ポストを直撃してゴールネットを揺らすことなくクリアされました。ラッキーと言えばそれまでですが、PK は1対1の駆け引きで行われるプレイですから、北選手が何も貢献していないと言うことはありません。記録上もPKストップということになりますので、胸を張って良いと思います(ボールの方向にキッチリ飛んでたし)。ともあれ、大きな危機を乗り越えたことで俄然草津イレブン(10人ですが)の士気も高まりました。最終盤ロスタイムに突入直後にもFK→CKと立て続けにチャンスを掴みますが、あと一歩及びません。数的不利を全く感じさせない果敢な攻勢に、サポーターの歓声も一層大きくなります。しかしながら仙台は勝ち方というものをしっかり心得ていて、草津の攻撃を悉く弾き返します。刻々と時間は過ぎ、そして後半ロスタイムも尽き果て、敢えなく終幕。 すっかりクタクタ・ヨレヨレになっちゃった選手達が僕らの前に整列、正視忍びないくらいにしょげ返っちゃってます。でも、僕らからブーイングは起こりません。「次ガンバんべぇ!」の声援が掛けられます。ラスハルを高らかに歌い上げて鼓舞します。だって、頑張ったじゃん。勝利に至るにはまだまだ乗り越えなくてはいけない所が山々とありますが、少なくとも後ろ向きに引き籠もっちゃってボコられた訳ではない、どころか、真っ向勝負で敗れた清々しささえある、といっては持ち上げすぎでしょうか。技術は一日にして飛躍的に向上するものではありませんが、闘志などといったものは本人の気持ち一つでどこまででも天井知らずに上げてゆけるものだと信じています。何度でも書きます。「足りない分は魂で補う」。無いものだらけの我々にとって、これこそが草津の折れない心棒なのです。『枠に行かないシュートなんて、何本撃っても意味はない』といったような趣旨のコメントを、かつて日本代表の選手が語っていました。まあ、確かに真理を衝いていると言えますが、ある側面ではその通りとは言いかねます。今日のような試合は、そのことを如実に語っています。ポゼッションを高めるに執着する余り、相手陣内に侵入してから時間を掛けてしまい(あるいは掛けさせられてしまい)→シュートに至る前にミスをする、奪われる→それを狙っての速攻カウンター→気がつけば攻勢だったはずがあっという間に大ピ〜ンチ。失点に至る一連の時の流れを逆再生すれば、この様子がよく分かるかも知れません。ここで、外れようとも委細構わず『前を向いたらぶっ放す』くらいの勢いでじゃんじゃんシュートを撃っていけば、まあ得点はほとんど期待できないでしょうが、少なくとも前掛かりの足下を掬われたような速攻カウンターだけは喰らわねんじゃねんきゃ?、というのは素人判断が過ぎるでしょうか。それでも、遠目からだろうが、的を外そうが、どっかんどっかん鉄砲を撃ちまくる奴はやっぱり怖いでしょう?そういうボディーブローのように守る相手の精神汚染を引き起こす効能だってあるかも知れないじゃないですか。なにより応援している僕らの気が少しは晴れます(笑)。だからね、キャプテンやトリさんみたいに前が開いたら撃つ!っつぅ気構えでいぐんべえよ。 奥州の地に桜は少し早かったようです。次節はホーム敷島です。満開の桜のもと、うまい団子と花見酒、期待していいですよね。【ほーせん@高崎】 | |
| ■■■ 2008年4月5日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第6節 ザスパ草津 1−2 湘南ベルマーレ 群馬県立敷島公園陸上競技場 4751人 |
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| 桜色の風に散る |
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春爛漫、今や盛り。道々を覆う薄桃色の天蓋のような桜花がはらはらと散る様は、解き放たれた暖かさを謳歌するようで、反面去りゆく時を惜しむようで。県庁周辺からグリーンドーム・中央公園エリアにかけては、まさに桜の回廊。開催中の全国都市緑化ぐんまフェアに繰り出した人達と花見客で、そりゃぁすごい賑わいです。そんな春色のヒトタチを横目に、僕は紺色の戦場へと向かいます。スタジアムの周りにも桜の木がたくさん植えられていて、強まりつつある春の陽射しを柔らかくしてくれます。バックスタンドに立ってみると、赤城方面(北東方向)からの風が結構強く吹いているのが判ります。風の国のチームなので、風神様を味方に付けたいところですが、はてさて。今節は、前節の赤紙によってDF・藤井選手が出場停止である事に加え、FW・氏原選手も欠場とのこと。一番手薄なポジションの主要選手が欠けるのは、正直痛いです。でも、怪我で出遅れた選手達が戻ってくるとの朗報も。注目のスタメンはこうだっ。GK:1・本田選手、DF:2・寺田選手、3・尾本選手、4・田中選手、5・崔選手、DMF:17・秋葉選手、30・松下選手、OMF:10・島田選手、14・熊林選手、FW:9・高田選手、19・後藤選手、リザーブメンバー・GK:22・北選手、DF:15・喜多選手、23・石亀選手、MF:6・鳥居塚選手、8・山崎選手。今節、遂に炎の守護神・本田選手がフィールドに帰ってきました。ここまでゴールマウス守護を任された北選手、今日はサブ待機ですが、不測の事態に彼の存在は今や安心感となっているのも事実です。これからも頑張って!それから同じく怪我で戦列を離れていたDF・崔選手もめでたく復帰で、ようやっとメンバーが出そろったといった感じです。さて、フォーメーションは両軍共に4-4-2を採用、2トップにランニングファイタータイプのFWを並べて配するところまで同じです。草津側からすると、湘南の危険なFW両名をフリーにすることがないように気を付ける必要があり、特にアジエル選手をいかに封じるかが鍵です。ここまでの段取りは先日の仙台戦と同様なので、集中して掛かれば簡単には破綻しないと思います。まあ、問題は守備よりも攻撃であることは衆目の一致するところ。左右のハーフに優秀なパサーである島田・熊林両選手を配したところまでは文句なしですが、後は組み立てからフィニッシュに至る過程でいかに素早くギアアップできるか、そのためのアイディアとアクションが必須です。ぼちぼち草津のエース・ヤス君に覚醒して貰いたいやぃね。 少し強め目の北風に乗って桜色の花びらが舞い散る中、風上に立つ湘南のキックオフで第6節開幕です。風の影響を極力自軍有利なように使いたいのはどちらも同じ思いです。そこはホームの利を持つ(であろう)草津こそが力を発揮しなくてはいけません。前半風下となった草津側としては、その辺りのことを十分に考慮しての戦い方をするものと思います。風を利用した湘南のカウンターを不用意に喰らわないようにしつつ、基本的には高めの守備ラインを保って前線からのプレスを掛けてゆく、そんな状態です。双方中盤での激しい競り合いを繰り返しつつも、決定的チャンスを作り出すに至らず、10分、20分と時間だけが経過してゆきます。今日の草津の2ボランチはそれぞれの役割が明確なようです。秋葉選手が湘南で最も警戒すべきFW・アジエル選手のマーカーとしてぺったり張り付く「専守」担当。一方の松下選手は、守備のフォローから攻撃の最後方起点、果ては単騎突進からの豪砲発射までと幅広い任務を行うリベロのような役割です。湘南の2トップがフリーな状態でラストパスを受ける事態を阻止する事を最重要目標とした守備体系です。前半はこの守備意識が徹底されていて、とりわけアジエル選手を封じる作戦は功を奏していました。が、それでも穴は空くものです。前半29分、湘南左サイドからの蹴り込まれたクロスからのシュートをGK・本田選手が体でセーブしましたが、ボールはこぼれて、あろうことか正面からフリーな状態で突進するアジエル選手の元へ。アジエル選手、これに詰め寄りトップスピードのままシュート放ちますが、ここは幸いにも大きく枠の上へと外れてゆきました。やっぱ、怖ぇな;。この一連のプレーで秋葉選手と交錯した本田選手が脳震とうを起こしたようで、ピクリとも動きません。心配だ〜。その後起きあがってくれたので一安心ですが、大事を取ってか、以降のGKは田中選手が蹴ることとなりました。その後も風に乗って湘南の攻勢が目立ちます。前半32分、湘南・石原選手のミドルシュートはゴール上端に向かって一直線に飛来しますが、本田選手、右手一本で上空へ叩き出します。前半40分、湘南右CKからヘディングシュートはGK本田選手の右脇をライナーで通過。万事休すか、のクライシスにゴールマウスで待ち構えていた熊林選手が頭で大きくクリア。助かったよ〜、熊ちゃんGJ!守備に手一杯の感があった前半ですが、とりあえずプラン通り零封で完了。後半に期待です。 後半は前半とは対照的に、風上に陣取る草津の攻勢が始まります。後半9分、大きく風にあおられたセカンドボール目がけて、左サイドを切り裂くようにしながら高田選手が鬼神のごとく突入します。このプレッシャーに押され、湘南DF・三田選手は戻りながらのバックパスを蹴りますが、慌てたことと風の影響が相まって、あわやオウンゴールかというループパスになってしまいました。入っちゃって良かったのに〜。後半16分、前半から駆け回っていた後藤選手に代わり鳥居塚選手が登場。トリさんは涼君の代わりにFWに入りそうですが、前線はポジションチェンジが目まぐるしいので、状況に合わせての位置取り、ということになりそうです。後半17分、少し距離がありましたが、強風に利ありと見た高田選手は前方が開いた一瞬にミドルショットを発射。大きく外してしまいましたが、前半耐えた分、後半はこうした攻撃を多用しつつ突破口を見出すのが上策でしょう。草津側に戦況が傾きそうな状況を打破するべく、湘南ベンチは後半18分に2名同時交代を敢行(MF・大山選手→MF・鈴木選手、FW・原選手→FW・リンコン選手)。しかし、意図に反してペースの上がってきた草津の攻勢は止みません。後半21分、左45°からのFKのチャンスに、キッカーの島田選手は一知恵絞ります。上空の風が強く、ピッチレベルでも相当のフォローとなることを考慮して、不安定に流されるハイボールを避け、極めて低い弾道の、しかも球足の速い直接シュートを左足から繰り出します。ボールはゴールマウス右一杯を目がけて飛翔しますが、あと少しの所で右へと切れてゆきました。いいキックだったんだけどねぇ。草津主導で進行していた後半25分、自陣で奪ったボールからのパスを受け、フィールド中央を長駆ドリブルで駆け上がるのは島田選手。ハーフウェイを越えて湘南陣内に突入したところで相手DFに進路を阻まれます。島田選手、ボールを足元から離さないで体を回してこれを突破(おぉ、マルセイユターン!)、そのままの勢いで遂にペナルティエリア内に侵入。身構えるGKを見据えたまま、動かした左足から繰り出されたボールは、左サイドを完全にフリーとなって上がってきていたSB・寺田選手へのノールックパスとなりました。寺田選手、トップスピードを殺すことなく足元へピタリと収まったボールを利き足の左足で強打、放たれたシュートは枠を外すことなくゴールネットを揺らします。GOOOOOAL!!! 先制は草津!歓喜に揺れるバックスタンド。メインスタンドを埋めるたくさんの子供達も大喜びです♪後半はまだ20分以上残っていますので、浮き足立つことなく、集中していごー。が、やっぱりバタバタしちゃうのね…。 後半33分に、サイドから上げられたクロスに合わせて湘南・リンコン選手が放ったヘディングシュートは枠外へ外れましたが、どうもこの辺りから雰囲気が怪しくなってきます。ここから湘南の反撃攻勢が始まります。そして訪れた運命の分水嶺は後半36分。湘・南左CKから蹴り込まれたセンタリングに飛び込むアジエル選手のヘディング一閃、ボールはクロスバーを直撃して再びペナルティエリア内にリフレクト。このリバウンドを湘南・リンコン戦手に蹴り込まれ、耐えきれず同点。勝敗の鍵は、実にこうした場面でどれだけの幸運を得ることができるかに掛かっているように思います。幸運とはすなわち過程から来る必然の別名。リンコン選手がシュートチャンスを得ることができたのは「そこに居た」からにほかならず、クリアできなかったのは、「そこに居なかった」から。気落ちしている場合ではありません。「いい試合だったね」で済まされたのは過去のこと。今季はこういう試合を取りに行かなくてはならないんです。後半38分、パサーである熊林選手を下げてアタッカーである山崎選手を投入。植木監督、勝ち点を湘南と分ける気はありません。選手交代で混乱したのかは定かではありませんが、草津側の連携が途切れがちになり、湘南にボールを奪われる場面が多発します。後半41分、秋葉選手の負傷に伴って急遽石亀選手の投入となります。これで3枚のカードを使い切った訳ですが、パワープレイに出たい状況にFWのカードが一枚も手元にないというのが何とも痛いです。そしてこれもこの流れから来る必然でしょうか。後半41分、湘南はゴールキックから大きく展開し、少ない手数から右サイドを駆け上がる永田選手(後半28分に田村選手と交代)が綺麗なクロスボールをゴール前に配球。ここに詰めていた長身FW・リンコン選手にどフリーヘッドをかまされて草津撃沈。なんたることか、痛恨の逆・点・弾…。逃げ切り態勢満々の湘南に対し、草津は遅まきながら反攻の狼煙を上げます。 後半ロスタイム、左サイド深い位置から田中選手が投じるロングスローからのリスタートでは、左サイドから蹴り込まれたクロスボールを島田選手がオーバーヘッドでゴールを狙いましたが、相手DFの懸命のクリアで得点できません。その後のCK時にはGK本田選手も攻撃参加、なんと相手ゴールライン沿いでDF2名を相手にドリブル突破を敢行する気合いを見せつけます。この諦めない気迫が伝わったようで、もう後幾ばくも時間のない後半終了間際に、ペナルティエリア内まで単騎侵入した高田選手をターゲットに後方から蹴り込まれたハイボールを湘南・ジャーン選手が思わず手で叩き落としてしまいます。このファールによって黄紙→赤紙→退場&PKゲットとなります。どよめく場内。キッカーは高田選手。セットされたボールに、高田選手の挙動に、視線が集まります。助走、振り抜かれる右足、強いシュート。次の瞬間、ボールは、、白いゴールマウスの上端クロスバーを直撃して、、、…。直後に鳴り渡る残酷な終笛。両手で顔を覆いうずくまる高田選手。フィールドに足を投げ出して座る本田選手。腰に手を当て肩を落とす選手達。両軍整列の後、真っ先に高田選手の元へ駆け寄り、労りの言葉を掛けたのは本田選手でした。控えであった北選手も大きな体を寄せて言葉を掛けてゆきます。崔選手が肩を叩いて、やはり言葉を掛けます。バックスタンドで巻き起こる大ブーイングの中、それでも『前を向け!』『次に活かせ!』の檄も飛びます。そうだよ。まだ、俺達ゃあ何にも始まっちゃいねぇえんだから、こんな所で終わっちゃってる場合じゃねぇだんべ!今この時だけは、下を向いても、膝をついても、拳をフィールドに打ち付けたって構ゃしねぇ。でも、そこからもう一遍立ち上がるんべぇよ!望まない者には何も与えられはしない。でも、望み、そうあろうとした者には、決してクライミライは待っていない。いつだって、可能性は無限大なのさ。【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2008年4月13日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第7節 サガン鳥栖 1−1 ザスパ草津 ベストアメニティスタジアム 4797人 |
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| 勝ち点拾う |
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| ■■■ 2008年4月20日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第8節 ザスパ草津 1−1 モンテディオ山形 正田醤油スタジアム 3903人 |
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| ラスト10秒の衝撃 |
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ロスタイム3分だが、はぁ残り時間はもう10秒もねぇはず。しかも自陣左サイド深くでフリーキックを得たぃね。これでラストワンプレイ、これを大きく蹴りゃ終了の笛が吹かれるんべぇ。今季ホーム初勝利、そして歓喜の草津節だで。あれ?秋葉が小っちゃく蹴ったで。後藤、シマがキープして終わらせるんべぇって作戦か・・・・・あれ?山形の連中にボール奪われちまった。つながれて、左サイドにパスは流れて、山形、中央へ縦パス一本。オイオイ、大丈夫きゃ。あれれ、頭でつながれて、まさか!頭で、どーーーん・・・・あ゛〜!やられた〜!!崩れ落ちる選手たちの横で、大喜びの山形の選手たちの輪。スタジアムに響く悲鳴と怒号。オレは脱力のあまり椅子へと座り込む。周りの連中も、しばしみな声を失って茫然としてる。なんとか選手は立ってセンターサークルにボールをセット、試合再開直後に試合終了を告げる主審の長い笛・・・・・そんなバカな・・・ドローかよ・・・なんなん!?・・・どーしてあと10秒耐えられねん?・・・・なんでフリーキックをでっかく蹴んねん?・・・どーしてあんな簡単にパスをつながれちまうん?・・・・DF陣は油断してたんきゃ?・・・・どーしてあそこまでいって勝てねん!!・・・・etc・・・脳裏にさまざまの思いが交錯する。敷島の杜に響いてるのは山形サポの凱歌だけだったぃね。勝利を目前にして起きたラスト10秒の衝撃的結末。歓喜の草津節に終わるはずのゲームは、情けねぇなんとも後味の悪りぃ幕切れ。このことは将来、ワーストゲームのひとつとしてきっと語り継がれるだんべな。 晴天の天気予報は外れ、朝から泣き出しそうな曇天。しかし敷島の杜は色とりどりの花が咲き乱れる春爛漫。ザスパは今季ホーム初勝利をかけて山形との対戦。今回からJリーグ関係のサイトでは敷島陸上は「正田醤油スタジアム」と表記されてるんさね。まさにこけら落としの一戦とゆえるんべ。最近精彩のねぇザスパには心機一転がんばってほしいとこだぃね。今日のメンバーはGK1本田、DF5崔、初スタメンのDF27ペスンジン、DF4田中、DF2寺田、MF30松下、MF13櫻田、MF14熊林、MF10島田、FW11氏原、前節FWとして初ゴールを上げたFW 19 後藤っつー4-4-2、サブはGK 22 北、ベテラン陣のDF15喜多、MF17秋葉、MF6鳥居塚、そして負傷のヤスに変わり新鋭FW18岩田。今節も後藤の大爆発に期待してぇやぃね。 試合開始前、弱い雨が降ってきたものの、すぐに上がった。今回から行われたフラッグ乱舞の中、選手入場。 試合開始。どちらも様子見ながらの立ち上がり。ザスパは山形は崔や寺田が積極的に攻撃参加、山形もFWリチェーリを中心とし、ザスパ陣内に攻め入る。守勢となっていた前半22分、自陣中央でボールを受けた島田が中央突破で敵陣へドリブル突破。大胆な、そしてその余りの勢いに、おぉ!っとどよめきと感嘆の声が上がる。最終ライン付近でボールを受けた後藤がシュート!GKが一旦は止めるが、そのこぼれたボールを左足でゴールへねじ込む!GOOOOOAL!!! やった!先制!後藤、2試合連続ゴール!後藤は本当に開眼したんかもしれねぇ。その後も、山形に攻め込まれるが、田中とペスンジンを中心に守り抜き、1-0で前半終了。 後半開始。今度は圧倒的に山形のペース。攻撃的選手を2人投入し、何度も何度もザスパ陣内に襲いかかられ、ザスパは防戦一方。監督は後半18分に櫻田、熊林に替え秋葉、鳥居塚両ベテランを投入し、試合を落ち着かせようとしたんだけんど、山形の勢いは止まらなかったぃね。さらに後半29分には痛んだ氏原に替えて、岩田ではなく喜多と、守りを重視した5バックの専守防衛の布陣に。後半、ザスパはほとんどチャンスらしいチャンスはなくって、唯一の反撃は、後半31分カウンターで島田がGKと一対一に。あそこにいた連中は、その瞬間、声を落とし、固唾を呑んで、シマが落ち着いてキーパーの位置を確認して蹴ったボールがゴールマウスに吸い込まれるのを注視したんだけんど・・・・ボールはカーンという音とともに右ゴールポストに当たっちまう。皆、頭を抱えて天を仰ぐ。悲鳴と溜息。思えばこの千載一遇の好機に2点目を決めることがでぎなかったんが、あのありえねぇエピローグを迎える布石となったぃね。度重なる山形の分厚い攻撃の応酬。本田は勇気あるプレーでシュートを防ぐ。数回のコーナーキックからのゴール前の混戦、ノーマークの相手選手がミス、相手シュートは幸運なポストへの直撃、等々、点を奪われそうになる場面は多々あった。運も味方し、なんとか凌ぎ、試合終了の時が近づく。ロスタイムの掲示は3分。何とか耐えてくれ、そして今季ホーム初勝利だ!と念じながらの草津GO!が敷島の杜にこだまする。そう、歓喜の場面はすぐそこまで来ていたんだぃね。そして残りはあと10秒かそこらとなって・・・冒頭の悲劇が生まれちまった。 選手たちが挨拶に来ても、B-Hゾーン北側は怒号もブーイングも飛ばなかったぃね。勝ち点1は得たけど、だれも賞賛する者はいなかった。ただただ茫然と選手を見つめるだけだったぃね。あそこにいた連中みんな心にぽっかり穴が開いちまったんだと思う。みんなつらかったんべ。選手も、サポも。思い起こせば、山形とは数奇な運命だぃね。2005年のJ昇格後の開幕戦には完膚なきままに叩きのめされ、一昨年のホーム戦、昨年の連勝をかけたアウェイ戦、そして今節と、なんと3年連続でロスタイムにラストワンプレーから同点弾を浴びせ、オレたちから勝利を奪っていった。山形はいつでもオレたちに勝負の厳しさを骨の髄まで教えてくれるチームなんだぃね。そんなチームを凌駕でぎねぇうちは、J1昇格なんて、まだはるか彼方のことじゃねんきゃ。 こんなワーストな試合のひとつだったけんど、その中にもいくつか光るものはあったで。ピッチの中を所狭しと、まるで猟犬のように最後までボールを追いかけ走り回る後藤、センターバック田中の目を見張る成長、そして守護神本田の獅子奮迅の活躍。選手諸君、まっとまっとがんばんべぇよ。最後まで諦めねぇ草津魂を見せてくんなぃ。オレたちザスパバカは信じてる。敷島の杜で歓喜の草津節をいっぺぇ唄えることを。【すずき@東毛】 |
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| ■■■ 第9節はお休みだぃね! ■■■
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| ■■■ 2008年4月29日(火・祝) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第10節 アビスパ福岡 1−1 ザスパ草津 レベルファイブスタジアム 6432人 |
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| 左足一閃 |
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| ■■■ 2008年5月3日(土・祝) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第11節 ザスパ草津 0−0 ヴァンフォーレ甲府 正田醤油スタジアム群馬 6459人 |
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| 似て非なるもの |
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至る所で鯉のぼりが皐月の薫風を呑み込んで気持ち良さそうに泳いでいます。新緑の春真っ盛り、良い季節です。一方で、なかなか芽吹かないで僕らの気を焦らしてくれている我らがチームです。発足間もないBCリーグのダイヤモンドペガサスが昨年度のチャンピオンチームを下して連勝、ホーム戦の観客動員も3,000人以上を記録するなど、「なかなかやるな、御主」な状況です。共存共栄を語る一応先輩としては負けてらんねぇべ。先輩といえば、今日の対戦相手である甲府は、2シーズンJ1で戦っていたチームです。横浜FCもそうでしたが、J1を経験してきたことによって、チームも、そしてサポーターも大きく成長しているようです。今節についていえばアウェイの動員数が凄いことになっています。スタジアムのアウェイ側席は、バックスタンドはきっちり半分が赤/青の人達で埋め尽くされ、メインスタンドの方も普段ないくらいの人入りです(入場者数6,500人弱の半分は甲府サポさんではなかろうか)。人数ばかりか、応援の方も2005年とは比較にならないくらいの迫力と統一感に溢れていて、正直感心しました。でも、ここはうちらのホームなんで、そうそう好きなようにはさせませんよ。今節、甲府に対抗する草津のメンバーは次の通りです。GK:1・本田選手、DF:2・寺田選手、4・田中選手、27・「乗振(ペ・スンジン)選手、7・佐田選手、DMF:13・櫻田選手、30・松下選手、OMF:14・熊林選手、8・山崎選手、FW:10・島田選手、9・高田選手、リザーブメンバー・GK:22・北選手、DF:15・喜多選手、MF:17・秋葉選手、23・石亀選手、FW:19・後藤選手。今節、DF・崔選手とMF・鳥居塚選手の両ベテランがお休みです。過密日程を考慮してのことと思われます。また、ここのところ調子の良いFW・後藤選手ですが、今日はベンチスタートです。戦況次第では切り札としての投入になるかもしれません。甲府は4-3-3のスリートップという布陣、対する草津は4-4-2の2トップです。本職のFWは高田選手だけなので、島田選手の位置取りによっては、4-5-1(2ボランチ1トップ)となることも考えられます。ポゼッションサッカーを標榜する両チームにとって、中盤の攻防から攻勢に移るタイミングやスピードが見所となりそうです。また、草津にとっては相手の3トップをいかに封じ込めるかが守備の肝となります。 朝方から降っていた雨は試合開始時にはすっかり上がり、雲間から顔を覗かせた陽光がジリジリと肌を焦がします。甲府大サポーター軍団の気勢を受け、いつも以上に盛大にラスハルを詠唱します。場内を両応援団の大歓声が木霊する中、少し水を含んだピッチ上に選手が散り、いざ開戦です。同じような戦術を採る両軍ですが、緻密さ、正確さで勝る甲府の側に主導権が渡るまでにそれ程の時は要しませんでした。草津の攻撃の組み立ては基本的に人から人へ、足もとを目標としたパスによるものですが、甲府の組み立て方は、ビルドアップ段階は草津と同様ながら、相手バイタルエリアに侵入した辺りからはDFの裏を狙ったスペースへのパスが多用される傾向にあります。とにかく見ていてダイナミック。この作戦にまんまと嵌った草津側は相手DFの積極的なプレスに翻弄され、ほとんど無手の状態で相手の攻勢を受け止めることになってしまっています。甲府さんは草津側が積極的に寄せてこないのを良いことに、ドリブル突破ありーの、こん畜生って寄せてみればあざ笑うかのようなスルーパスを出しーの、それじゃあエリアで包囲だってんで人数をかければ大きく空いた反対サイドにチェンジされーのと、もういいように弄ばれています。それでも何とか反撃の糸口を掴みたい草津としては、セットプレーを大事に活かしてゆきたいところです。前半17分、右タッチライン沿いで得たFKはゴール45°中距離から。ニアに蹴り込まれたセンタリングを松下選手が頭で後方へ反らし、この浮き球に高田選手、田中選手、「選手が詰めましたが、いずれも後一歩届かず、シュートするには至りませんでした。良い攻撃だんっただけどね。前半27分、今度は甲府の好機到来です。甲府右サイドからのパスに中央で待ちかまえていたジョジマール選手がシュートを撃ちますがヒットせず、ボールは左へこぼれて行きます。ここに最初に詰めたのは草津DFではなく甲府の藤田選手。何とも剣呑なシチュエーションからフリーシュートを許しましたが、ここはGK本田選手のセービングで難を逃れます。これ以降も甲府の攻勢は止みません。セカンドボールも殆どが甲府側の手に落ちてゆきます。いけませんね〜。攻撃に生彩を欠いた草津ですが(前半はシュートなし!)、守備の方は盤石とまでいかないものの意識高く、今のところ大きな破綻は来していません。と、いつの間にか前半終了の笛が鳴ります。いつになく時間の経過が早く感じられます。守りそのままで、攻撃積極的にして後半GO! 後半に入っても前半と何ら変わらない状態が続きます。この状況を良しとしなかったのは草津・植木監督。後半9分に早々と状況打開の為の一手を打ちます。ボランチの1枚である櫻田選手を下げてFWの後藤選手を投入します。この交代に伴い、FWの位置にいた島田選手が一列下がり、中盤BOXスタイルへと変わります。このフォーメーション変更はすぐに効果を現します。ポジションが下がったためにプレスの最前線から少しだけ解放されたことに加えて、前線で後藤選手が子犬のように駆け回るもんですから、甲府守備陣はその対応に追われて島田選手へのチェックが少しだけ緩くなってきました。全体に攻撃の彩色がなされ始めたところで、攻撃の意志を示すかのような松下選手のミドルショットが発射されます(後半11分)。シュートは枠外に外れましたが、その姿勢や良し。後半16分、自陣の田中選手から右サイドの佐田選手に長いクロスボールが配球されると、佐田選手は間髪を入れずにセンタリング。このボールに最初に反応したのはニアサイドにいた後藤選手。しかし後藤選手は体勢が整わず潰れ、ボールは同調して詰めていた高田選手の足もとへ。この段階では、高田選手もDF3人に囲まれてボールを戻すのがやっとの状態です。このこぼれ球を拾った山崎選手→右サイドの佐田選手へとボールが渡り、仕切り直しです。再び上げられたセンタリングはファーサイドにいた寺田選手のもとへ。寺田選手、ドフリーでこのボールを受けましたが、トラップ位置が腹の辺りになった関係でキックに威力がなく、ボールを転がすことになってしまいました。寺ちゃんチョロッちゃったねぇ、残念。後半29分、どちらかというと守備に忙殺されることの多かった山崎選手に替えて石亀選手を投入します。時間帯を考えると、多少のリスクを負ってでも攻めに手数をかけようとの意向と見ます。手を替え品を替えする草津ですが、今ひとつパッとしません。一言で言うなら「迫力不足」。なんでしょう、この期に及んでも甲府の衰えないプレスや素早く大きな展開を恐れているように見え、攻守にわたって腰が引けているような…。一方の甲府は終始変わらない構成で守備−攻撃を展開してきます。それでも前半ほどの圧倒的状況は影を潜めているような感じがします。草津のテコ入れが少しは効いている模様。後半37分、草津は劣勢の中、自陣で田中選手のボール奪取からカウンターの速攻をかけます。大きく前方でフリーになっていた島田選手にボールが渡ると、島田選手は中央へセンタリング。このボールに後藤選手が飛び込んでヘディングシュートを敢行しましたが、残念ながら強打できずにキャッチされてしまいました。涼クン惜しい〜。ロスタイムも殆ど残り時間がない時間帯に、草津の速攻カウンターが炸裂します(最終盤にラッシュをかけるのは草津の遺伝子なのかねぇ)。右サイドの松下選手からファーサイドに蹴りこまれたセンタリングにペナルティエリアまで駆け込んできた島田選手がボレーで合わせますが、ヒットせずに浮き球となります。このこぼれ球に合わせたのはまたしても寺田選手。寺ちゃん胸でワントラップしてから蹴ろうとしましたが、DF2人に阻まれてシュートを撃たせてもらえませんでした。ヘディングでも良かったのに…。無念です。試合はこのまま終了。 「よくぞ守りきった」との歓声あり、「なぜ攻めない」とのブーイングありと、サポーターの間でも捉え方は様々ですが、兎も角も結果は無得点・零封です。やろうとすることが似ている両チームですが、経験の差でしょうか、やることなすこと甲府の方が一枚上手な感じでした。それでも零封した守備陣は評価されてしかるべきでしょう。相手の攻め手が強く早かったことから守備的になってしまったからでしょうが、引き分けとなったここ数試合に共通して見られる最後の詰めの甘さがこの試合では如実に表れてしまいました。それでも敢えて明日に繋がる所を探してみるに、「零封」と「負けなかった」ことをあげたいと思います。守備陣の顔ぶれが結構コロコロ変わっているにも関わらず、今季は大差負けをしていません(広島戦は別物ね^^)。現時点において、失点自体は実はそう多くはないのです。まあ、その反動か知りませんが、得点も多くはありませんが。J2の長丁場を戦う上で欠かせないのは、僅差の勝負をモノにしてゆくということです。シーズン序盤の元気な時期に大量得点で数試合の勝利を得られても、大量失点での負けも同じようにしているような状況では、潮の下がった元気のない時期に得点能力が低下したりすると、守備の脆さからズルズルと負のスパイラルに嵌り込んで抜け出すことができなくなるもんです(身に覚えがあったりなかったり^^;)。つまり、失点をせずに1得点完封で競り勝つ守備の強さとしたたかな戦い方を身に付けられれば、結果も順位も自ずから付いてくるということです。現状、我がチームはその1得点を得るということについて大いに躓いているといえます。返せば、ここさえクリアされれば上昇気流に乗ることができるかもしれないのです。勝敗という一点に絞ってこの試合を見た場合、同じような戦術で組み合い両者健闘空しくも引き分けた、とも見えますが、現場で戦況を実見した人の偽らざる実感は、「似て非なるもの」であったと思います。同じく「似ているが違うよね」と言われるならば、「包括的な所は同じ様なんだけど、草津のここが他のチームとは違っていてイイよね♪」と言われるような何かを身につけて欲しいと願い止みません。【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2008年5月6日(火・祝) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第12節 徳島ヴォルティス 2−3 ザスパ草津 鳴門・大塚スポーツスタジアムポカリスエットスタジアム 3247人 |
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| 楽しむんべぇや♪ |
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雨が降りました。夜半には季節はずれなくらいの強い風が吹いていました。夜が明けて6日の朝。まだ暗い高崎市内は少し肌寒さを感じますが、星が見えるような空模様で、お天気の心配は要らないみたいです。ゴールデンウィーク最終日に僕ら(友人2名を強制連行なのです^^)が向かう先は、四国・徳島。同行の友人が翌日から仕事なので、今回の遠征も炎の弾丸日帰りツアーなのです(笑)。高崎を5:00に出発、上信越道・藤岡ICから高速ルートを西進し、明石海峡大橋を渡って徳島へ至るという行程です。GWなので途中渋滞を予想していましたが、意に反してきわめてスムースに距離を稼ぎ、13:30には淡路SAに到達しました。一昨年ここを訪れた時にはなかった大きな観覧車(大人¥600)が目を引きます。残り行程はあと少し、鳴門市内に入るとスタジアムはすぐそこです。スタジアムの周辺には駐車場もたくさんあって、実に至便。アウェイゴール裏サポ席に入場すると、僕らを含めて総勢20名の草津応援隊が開戦前の一時をのんびりと過ごしています。ピッチアップの前に選手が僕らの前に整列して挨拶をしてくれましたが、その時にコールリーダー氏が選手全員に大きな声でこう檄を飛ばします。曰く「せっかく遠く徳島まで来たんだから、俺たちも楽しむから、みんなも楽しんでやってくれよ」と。状況が厳しく、毎試合がほとんど修行のような有様ですが、そうだよね、この際だから楽しまなくちゃ。選手のみんなにもこの思いが伝わっていればいいな。精一杯楽しむんべぇや♪ 過密日程の中、ただでさえ手駒の少ないFWの貴重な戦力である氏原選手を怪我で欠くという厳しい状態です。植木監督の方針でスタメン選手を交代で休ませることになっているようなので、この機に出場登録された選手には大いに発憤していただきたい。それでは、徳島遠征の陣触れを紹介。GK:1・本田選手、DF:7・佐田選手、4・田中選手、15・喜多選手、5・崔選手、MF:30・松下選手、14・熊林選手、10・島田選手、6・鳥居塚選手、FW:9・高田選手、19・後藤選手、リザーブメンバー・GK:22・北選手、DF:3・尾本選手、MF:17・秋葉選手、23・石亀選手、8・山崎選手。連戦対応のため、今節は甲府戦で休養したベテラン鳥居塚選手と崔選手がスタメン登録となりました。さて、メンバーから推察されるフォーメーションは、4バック(右SB・崔選手、左SB・佐田選手)−2ボランチ(松下選手、熊林選手)−2SH(右・鳥居塚選手、左・島田選手)−2トップ、あるいは中盤が1ボランチ−ダイヤモンドスタイル(トップ下に島田選手、左右SHに熊林選手と鳥居塚選手を配置)となるものと思われます(試合開始後に確認したところ、中盤ダイヤモンドでスタートです)。 五月晴れの阿波の国、瀬戸内からそよぐ風を受けてメインポールの旗がメインスタンド側へとたなびいています。集いし我ら上州サポ軍団総員20名。渾身のラスハルを3度高らかに詠唱。続く草津節が転調し、旗が、マフラーが激しく打ち振られる中、第12節徳島戦開幕です。試合開始直後から、草津の攻撃陣は積極的に仕掛けてゆきます。1ボランチに据えられた松下選手が高い位置を維持しつつ、オーバーラップしてくるサイドバック、とりわけ右SBの崔選手および前戦のMF3名との細かいパス交換を繰り返しながら陣を前へ前へと進めてゆきます。これに対して徳島側も前線からの執拗なチェックを繰り返し敢行、隙あらば草津の組み立てを寸断するようなパスカットなどを仕掛けてきます。序盤は草津がポゼッションで徳島をやや上回っているようですが、それとても優勢というほどではなく、ほぼ互角の展開。前半8分、ペナルティエリア内まで侵入した高田選手にパスが通り、相手DF2枚を至近にしながらもゲットゴールの絶好機到来です。高田選手、この時、時間にして僅か5秒もない束の間ですが、シュートとパスの選択に迷い、結局ボールを奪われてしまいました。何かしっくりこない感じが残ります。ためらうな!ヤス!そして迎えた前半13分、自陣ハーフウェイライン近い位置の島田選手からオフサイドラインをかいくぐって中央突破を試みる後藤選手に宛てた球足の速いスルーパスが連結。涼君、その若さに不似合いなほどの冷静さで追走する相手DFとの位置関係、正対するGKの位置取りを瞬時に分析・判断し、寸刻の躊躇もなく右足でループシュートをリフトオフ。ボールはGKの伸ばす手を大きく飛越しゴールネットにランディング。GOOOOOAL!!! 待望の先制点は草津にもたらされました。そのままの勢いで攻勢を強めたいところでしたが、徳島側のプレッシャーがいよいよ強くなり、なかなか敵陣深くにまで切り込んでゆけません。それどころか、草津陣内でのプレイ時間が明らかに目立つようにさえなってきます。そして前半19分、徳島右サイドからのセンタリングを中央からシュートされて敢えなく同点。その後も草津側のチャンスは少なく、対する徳島の絶好機が何度も訪れることになります。前半22分、徳島のシューターに対するマークが外れた状態を作り出してしまい、フリーでミドルシュートを放たれてしまいます。ボールは曲がることなくゴール左サイドを目がけて直進しますが、ぎりぎり枠の外側を通過し、難を逃れます。少しでも内向きの回転がかかっていたらと思うとゾッとしますねぇ;。前半39分にも徳島右サイドからのセンタリングに合わせたドゥンビア選手のヘディングがあわやゴールインというピンチを迎えますが、GK本田選手の好セーブに救われました。とりあえず同点のままハーフタイムを迎えることができましたので、どうにも宜しくない今の流れを断ち切りつつ、逆転劇を、と願います。後半に入ると、草津側はメンバー交代なしのままシステム変更を行ったようです。1ボランチ−ダイヤモンドスタイル→2ボランチ−BOXスタイルとし、島田選手の自由度を向上させる狙いのようです(相手のマーク対象をトップ下の島田選手1人からSH島田+鳥居塚選手2人へ分散)。草津側は相変わらずポゼッションを高めつつ相手陣内での攻防からの得点チャンスを窺う戦術で、対する徳島のプレスも前半から衰えることなく執拗です。島田選手を少し下げ目にしたことによって、前半終盤よりもボールを保持する時間が稼ぎ出せるようになりました。それでも状況をイーブンに戻した程度にしかならず、双方にとってこの状況を打開するには何か一つのきっかけが必要な情勢です。それが訪れたのは後半20分の徳島左CKからの攻撃でした。ニアサイドに蹴り落とされたボールをクリアしようと殺到する草津守備陣でしたが、ボールはバウンドしてファーサイド方向へ。ここに詰め寄せた大島選手に頭でねじ込まれて逆転を許します。悪夢が蘇ります。植木監督はここですかさずカードを切ります。後半21分、鳥居塚選手→石亀選手へ交代。システムは変更なく、石亀選手はトリさんの位置(右SH)へ収まるようです。さらに後半32分、崔選手→山崎選手へ交代。この交代に伴い、石亀選手が左SB、佐田選手が右SB、山崎選手が右SHへとそれぞれ移動します。後半39分、本田選手のゴールキックから素早く攻撃に移行した草津は、中盤で島田選手が単騎ドリブル突破に成功し、両サイドのフォローも追走するという同点に至る設計図が完成したかのようなスーパーチャンス到来です。が、遙か後方で主審が何やら笛を吹いて試合を止めています。手には黄紙、宛先は、本田選手?ペナルティエリア付近には徳島の選手が寝ています。何?どしたん?草津のスーパーチャンスが一転、ゴール至近でのFK献上という一大ピンチに変身です。最前線にいた島田選手、怒る怒る。直接ゴールを狙った徳島のFKは右側へ大きく外れ、最大の危機は去りました。このワンプレイがきっかけになって、テンションを(良い意味で)大きくあげた選手がいます。他ならぬ島田選手です。また、草津選手間のシンクロ率も急上昇したようで、CK時には島田選手と高田選手が何やら耳打ちし、それを持って高田選手が田中選手、後藤選手を呼んでごにょごにょひそひそ…。直後の41分、島田選手の蹴り出した左CKは本日一番の高性能誘導弾よろしくゴール前の田中選手の直上へ飛来。田中選手、ジャンプ一番体を捻りながらボールに頭を合わせると、ボールは右ポストに当たりながらもゴールマウスの中へ飛び込んで行きました。GOOOOOAL!!! 追いついたど〜〜〜!時間があまりない中で追いついたアウェイ戦です。従来ならば「ここで十分」といった気持ちが選手達に蔓延して、プレイに精彩を欠くことがしばしばでしたが、今日は違います。ゴールに浮かれてサポーター席に駆け寄ることもなく、それどころかゴールに転がるボールを自ら拾い上げてセンターサークルにセットします。捨ててません。やる気満々です。よぉし、君達のその意気、少数ながら僕らが全身全霊を持って後押しいたしましょう♪前半・後半を通じて果敢なプレスをかけまくってきた徳島の選手達ですから、後半試合終了間際ともなれば相当へばっていても無理はありません。そこに持ってきての同点弾。経験者だから分かるけど、効くんだぃね〜、いろいろと。その効果は直ぐさま現れることとなります。後半42分、佐田選手が右サイドをドリブルで上がり、相手DFをかわしてセンタリングをあげます。この時点でゴール前には草津の攻撃陣が3名寄せていました。その内の一人、このセンタリングに飛び込んだ高田選手のヘディングが炸裂。強く打撃されたボールは相手GKの手を弾いてそのままゴールマウスの中へ。主審の手がセンターサークルを指し、高田選手が僕らのところに走り寄ってくるのを見て、状況の把握と感情の爆発が生じます。GOOOOOAL!!! 遂に逆転!ヤス覚醒〜♪残り時間は数分。これまでの数多の経験からイヤというほど思い知ったこの時間の大切さ。シンクロ率の上がった選手達には今更檄を飛ばすまでもないようで、全員が統一された意思のもと一切の中途半端なプレイをしません。自陣においては余分なパス交換はせず、相手が詰め切る前に大きくクリアして、しかもサイドラインを高い位置で割るなど(プレイを細かく切って速攻をさせない方策)。プレスの指向も絶やしません。ここまできてフリーシュートとか打たせてしまっては、何が起こるか分かりませんからね。刻々と迫るその時を、早く早くと祈るようにして待ちます。そして主審の長い笛を合図に選手達、ベンチ、サポーター席で高々と手が上がります。かっ、勝った〜〜〜♪徳島初勝利! 何が嬉しいかって、今日は選手もベンチも、そしてもちろんサポーターも、誰一人として勝利を諦めなかった、心を折らなかった、ってことです。やろうと思って諦めなければ、可能性は無限大。それを実践してくれました。もっとも、勝ちはしたものの見直すべき点はいくつもあります。押し気味に序盤を進行して先制したまでは良かったんですが、ここで一息ついてしまってあっさり同点を許したことがまず反省点。同点で入った後半でも攻撃段階では綺麗にパスネットワークを構築して侵攻するものの、一転守勢に回った時にはボールを納めて一端落ち着かせてからという発想を放棄したかのような、その場しのぎ的蹴り返しオンリーのピンポンサッカーを繰り返すという場面が頻発。これで何度窮地に追い込まれたかをもう一度思い出して欲しいものです。ま、でも、今日はそうした問題点を抱えながらも勝利という結果を得ることができたのがなによりの成果です。素直に喜びましょう♪それから、あまり触れられることがないかもしれないので、ここで特に取り上げておきたいことがあります。同点弾を生み出したCKは、最前線で粘っこくチェイシングをした山崎選手の功労です。前節あまり目立つことのなかったワタル君が、反省点をきちんと見つめ直して、地味な汗かきを怠らなかったことの結実です。 試合終了後、草津サポ20名の前で今日の得点者3人がトラメガ片手にご挨拶です。後藤選手「得点できて良かったです!」。田中選手「あきらめずに頑張りました!」。そして高田選手がおもむろに「ゑ〜、大変お待たせいたしました。今年も5月になってしまいましたが、得点することができましたぁ〜!今日は楽しんでできました。ありがとう!」。楽しくできた、そう言ってくれました。試合前に僕らが願い語りかけた言葉を聞いてくれていた、忘れないでいてくれた。僕らの心はいつだって一つなんだ、今改めて思います。今日は存分に楽しませてもらいました。この喜びは20人だけじゃあ勿体ないべ?次はホームで、大勢の味方サポーターの前で楽しもうぜぃっ!【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2008年5月10日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第13節 ザスパ草津 1−3 セレッソ大阪 正田醤油スタジアム群馬 2301人 |
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| 登れない階段 |
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空模様があやしいんです。なにも試合のある日に合わせるようにして雨が降らなくても。前節の逆転勝利を受けて、今日は天気晴れ晴れ、気分すっきり臨戦といぎたいとこだったんだけど。まあ、気持ちだけでも上げ上げでいぐんべぇや。僕個人の私感ですが、今日の試合の持つ意味は非常に、非常に大きいと感じています。C大阪のメンバーを見るに、広島に次ぐ陣容と言って良いと思います。はっきり言って強敵です。ですが、決して勝てない相手ではないし、いやむしろ、この強い相手を倒してこそ今季これからの展望が大きく広がるのだと思います。「強い相手」を、「ホーム」で倒して、結果として「対戦初勝利」と「連勝」が付いてくるんではないでしょうか。壁とも見紛うような一段の階段をよじ登ることさえできれば、きっと全てが回り出す、そんな気がします。その意味から、今日の試合は何が何でも勝つんです!ここで負けちゃってるようではこれまでの繰り返しになってしまいます。勝つんです勝つんです克つんですよっ!(ぜ〜は〜;) つい鼻息が荒くなってしまいましたが、ここでスタメンを確認します。GK:1・本田選手、DF:2・寺田選手、4・田中選手、27・「乗振(ペ・スンジン)選手、7・佐田選手、DMF:30・松下選手、OMF:10・島田選手、14・熊林選手、FW:19・後藤選手、9・高田選手、6・鳥居塚選手、リザーブメンバー・GK:22・北選手、DF:15・喜多選手、8・山崎選手、MF:17・秋葉選手、23・石亀選手。C大阪は4-3-3という攻撃的な布陣で臨んでくるも模様。これに対抗して草津側も前線に3人を配する布陣(4バック−1ボランチ−3トップの4-3-3)で臨むようです。戦力充実の大阪ですが、その中でも草津が特にマークすべきは3トップの3名、小松・香川・柿谷の3選手でしょう。年代別日本代表にも選出され、A代表候補にも挙げられるほどの能力を有する香川選手を封じることが出来るかどうかが試合のターニングポイントとも言えますが、そこばかりにかまけていると他の選手に足下をすくわれる危険性が高いので、よほどの集中を要します。 試合開始直後こそ草津のコーナーキックでスタートしたものの、中盤でのパスミスから速攻を喰らい、前半4分に早々と先制を許します(小松選手/アシスト・香川選手)。早すぎる失点ですが、その分挽回の時間も多く残されていると切り替えていきましょう。草津の守備は若いCDF2人が要所要所で効果的なチェックやクリアをしてくれていて、じっくり攻められている分にはそう問題なさそうです。問題は攻撃。大阪側の守備プランによるものでしょうが、自陣での組み立てからセンターエリア付近まではほぼ支障なく前を向いてプレイをさせて貰えています。しかし、アタッキングサードに侵入した途端、素早く重厚なプレスが始まります。草津もパスを繋げてこの防衛網突破を図りますが、後続の裏への飛び出しが見られないことや追走してのフォローが少ないことからボールを持つ時間が長くなり、最終的には殆どの場面でボールを奪われるかパスカットを受けてしまっています。更に悪いことに、こうしてボールを奪われた直後の大阪の攻撃への展開が早い早い。自陣で奪取したボールは瞬く間に草津陣内深くまで持ち込まれ、しかも前線の3人がそろい踏みという敏捷性と展開力を見せます。ボールを保持している時間自体はおそらく大差ないと思いますが、ゲームが行われているエリアは明らかに草津サイドに偏っています。セカンドボールも大阪側に拾われることが頻繁です。力任せにガツガツ責め立てられていない分、というよりも、こちらの力を上手に利用して自分の威力に変換してくる分、対応が難しくなっています。前半はなんとかこのまま乗り切って、後半のしかるべき段階からはリスクを背負ってでも一歩踏み出した攻勢を掛けていかないと状況は変えられないんじゃないか、とも思います。 後半に入ると、ここ数試合そうであるように、草津側はシステムを変更してきました。鳥居塚選手を一列下げてSHに移し、アタッカーは後藤、高田両選手という4-4-2になりました。このシステム変更の効果が現れて、草津のゲームメーカーである島田選手への配球が増えました。おかげで前半よりは展開力が増し、相手陣内への侵攻も頻発するようになりました。裏への動きがないことはベンチでも感じていたようで、スピードファイターである後藤選手に替えて運動量が持ち味の山崎選手を投入します(後半13分)。流れが悪い時ってのはこうしたもので、やることなすことが裏目裏目に出やがります。典型的なのは後半16分。草津は相手ゴール正面でFKという絶好のチャンスを獲得します。直接ゴールを狙った積極性は賞賛すべきです。そのシュートボールが壁に当たって防がれたのは、まあよくあることでしょう。気にしません。目を疑ったのはその後の展開。大阪側のクリアボールは大きく前線へ蹴り出され、これを封じられなかったことで草津の攻撃態勢から状況は一気に大阪のカウンターモードへ。相手ゴール前でのセットプレイだったことから守備の人数も意識も不足していて、瞬く間に自陣ゴール前まで攻め込まれ、クロスからのフリーシュートを許します。GK本田選手の神セーブがなければ、要らぬ失点を喫するところでした。しかし、絶好のチャンスから一転、一気にあわやの大ピンチを招いちゃうんは、どしてなん?多いよ!草津サイドはさらなる運動量を求めて、後半28分に鳥居塚選手から石亀選手への交代を行います。しかしながら、フォローがないのは相変わらずで、業を煮やした島田選手がミドルショットをぶっ放すシーンもありました。後半34分、大阪・小松選手に今日2点目を決められて状況はさらに困窮してゆきます(ちなみにここもフリーシュート)。攻撃のリズムも構成も掴めないまま大阪優位のまま試合は進んでゆきます。そして後半38分にはダメ押しとも言える3点目を、小松選手のセンタリングにフリーで合わせたジェルマーノ選手のヘディングシュートで決められてしまいます。草津は決して中盤の組み立てが破綻していたわけではありません。ハーフエリアまではむしろ綺麗にパスを繋いで敵陣に向かっているんです。いただけないのは2点。まず細かいパスに固執するあまり、相手DF裏などのスペースへの配球が皆無であること。これは草津の攻撃の手の内を大阪側に晒しているに他ならず、守る大阪にしてみれば実に効率よくパスカットなどを行えるし、カウンターアタックだって決まりやすくなります。そして一番具合が悪いのは、攻撃の時にかける人数が少ないこと。速攻が決まって相手DFの数が整わないにも関わらず、こちらもフォローがなく、結局スピードダウンをせざるを得なくなり、手数をかけている間に整えられた防衛網に阻まれてしまいます。ほとんど有効な手立てを見出せないまま時間だけが過ぎてゆきます。雨はいよいよ本降り、冷たい雨です。ロスタイムに入っても、サポーターの応援は声量を落とすことなく活発です。まず1点取るんべぇや。その思い通じたか、試合終了間際にかけたラッシュから、熊林選手ヒールで置き球→拾った島田選手が左サイド最奥でGKまで引っ張り出しておいてグラウンダーのクロスボールをゴール前へ→殺到する高田・山崎両選手のうち山崎選手がゴールに蹴り込み遂に得点。GOOOOOAL!!! やりゃぁ出来んじゃん。が、あまりにも遅すぎました。一矢は報いたものの試合の大勢覆りようもなく、間もなく試合終了。 GK本田選手やCDFの好守を含め、よくぞ3失点で終えてくれたものだと、変なところで感心しちゃいました(あと4点は入ってたぃね)。自陣から中盤までの組み立てやパス回しなどは、かつてないくらいに綺麗にできていると思います。得点シーンなどは美しいまでの連携が織りなされた結晶とも言えます。しかしながら、試合全体を通じてシュートチャンスを演出する段階に入ると途端にギアが噛み合わなくなり、相手のプレスに容易に屈してはボールカットを被ることしばしばであったのは見過ごせない事実です。アタッキングサードに入ると毒でも回ったみたいにスピードと積極性が失われ、つい横を、後ろを。どうかあと一歩を踏み出してください。陳腐な言い方で申し訳ありませんが、ゴールに向かおうとするその一歩が、僕達みんなの次なるステージへと繋がるんです。対戦相手の事とか、チーム事情とか、日程の事とか、そういうのはこの際どうでもいいんです。何百回でも言わせて貰います。色々努力して、努力して、努力して、それでもどうしても足りない分は魂で補うんだよ!手持ちが足りないなら僕らが注ぎますから。後押しさせて貰いますから。お願いですから、あとちっとんべぇ頑張ってみてくんねぇきゃ。頼まぃ。ほんと頼まぃ。次節はアウェイで岐阜と対戦です。因縁浅からぬ相手と思っているのはあちらさんの方でしょう。岐阜にしてみればここで草津を撃破することによって更に大きな自信を得て、新たな階層へと歩を進めることになるでしょう。踏み台にされるの、やだべ?僕はやです。だったら気持ち込めて闘うんべえよ。今日は登れなかった階段だけど、次こそは次こそはの闘志を失わず、草津、闘え!【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2008年5月18日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第14節 FC岐阜 0−1 ザスパ草津 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 3035人 |
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| 先達の矜持 |
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| ■■■ 2008年5月21日(水) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第15節 ザスパ草津 2−1 水戸ホーリーホック 正田醤油スタジアム群馬 3011人 |
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| 足掛け3年余の宿願、ついに連勝達成! |
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932>310と310>∞>932 正田スタに張られた両チームの断幕ですが、ここで問題です。どっちがザスパで、どっちが水戸か?そしてどっちが正しい答えか?はい!もう、お解かりですね。今季初の北関東ダービー&平日&ナイター、そして正スタ初勝利&念願の連勝を叶えるべき満願成就の日。開場より少し遅れて入ったんだけど、平日だっつんに、はぁなっからいっぺい来てらぃね。中2日でキツイけど「昨年負け無し、通算4勝6分2敗、目下最下位etc」まぁどう考えたってこんな千載一遇のチャンスはめったにねえ。「共に戦い、歓喜の瞬間を共有」したくって、万障繰り合わせ、万難排して来ちまったんだぃね、キッと。気懸りなんは、15日水戸に加入した韓国U―23代表候補のMF朴柱昊選手。前節笠松で早速活躍、1−0と4連敗で止めちまったそうで、向こうも連勝懸けて意気込んで来るはずだから油断はできねぇ。快晴。風が心地よく照明塔が灯りスタメン発表。いつもの素っ気無いアウェイ仕様じゃなく、水戸の選手もキャッチコピー付きであちらのアナウンサーがコールするダービー仕様。続いてザスパ。黄紙満了の「選手の替わりは喜多選手、ボランチ秋葉選手。ここぃらは「そうだぃな・それもありかぃ」だったけど、FW鳥居塚選手はたまげたいね。かつてCBやリベロも歴任、あとはGK位かぃってんだからまぁ不思議はねぇけんども。 前半開始早々、朴選手に対し連続してスライディングを仕掛ける島田選手。今迄おーか見たこともねぇシーンに「絶対勝つ!」気持ちが伝わるけど、あんまり入れ込みすぎて水戸山脈にFKやんねぇようにしねえと。ハートは熱く、ヘッドはクールにでねぇと。10分過ぎ、最初のチャンス。左に抜出た島田選手に熊林選手からのサイドチェンジが通り、ゴール前に上がったクロスをGKが掴み損なったんだけど、鳥居塚選手ボールに届かない。続いて左サイドで細かくパスを繋ぐ理想的な展開から、最後は高田選手がSHを放つ。ビッグチャンスだったけどポスト左を素通りしちまった。この後はスルーパスからのピンチ、FK・CKなど水戸の時間帯で守勢となり、「集中×2」「しっかりしろぉ」「下げんなよぉ」の声が飛ぶ。クロスバー直撃弾を喰らって覚醒したザスパは再びパス回しから縦攻撃を試みる。高田選手からのパスが左サイドを駆け上がったフリーの島田選手にピッタリ。ドリブルで抜くと見せてタメを作りながら左の寺田、右の松下両選手の上がりを待ち、右を選択した。パスを受けた松下選手がワントラップで迷わず右足を振り抜くと、連勝への先制GOOOOOAL!!! ネットの右隅を強烈に突き刺した。スタンドを歓喜に変えた芸術的ミドルだったが、左サイドをそのまま駆け抜け惹きつけた寺田選手の献身的な走りが実を結んだ28分のゴールでもあった。これで流れが変わると思いきや、水戸の戦意は勢いを増し、田中選手に当たって方向が変わったミドルに、逆を取られた本田選手が転倒、あわや?ポストに救われた。「オッ!ツイてる。これでこのまま前半を終わってくれれば」なんて思った40分。またも厳しい試練が。オウンゴールで追いつかれちまった。「攻防の意思統一ができていない」などの幾つかのミスが重なったためで、やらなくても済んだ失点。本田選手に向かって謝っているように蹲る田中選手の肩を叩き励ますソンヨン選手。再びスタンドから激励の声「立てよ〜、まだ終わってねえぞ〜」「これから×2」「取り返せ」。でも同点で元気づいた水戸にイーブンのボールは取られ、横パスはさらわれ、裏を取られるで、押されっぱなしで前半終了。とはいえまだ同点。勝負は後半! とは言ったものの相変わらずの展開。流れを変えたいザスパは、この日連係が少し噛み合わない秋葉選手に替えFW後藤選手を投入。裏への飛び出しでリズムを変え、相手のラインを引かせる狙いのようだが、朴選手を中心にした攻撃に晒され、一発決まりゃアウトなんに「相手の決定力頼み?」で時が経過。こぼれ球が取れない、最終ラインで取り返しても出す場所がない、前に出せないザスパに再び「下げんなよぉ〜」。でも今は我慢の時。もう少しで水戸の足が止まる、そっからが勝負。頃合良しと見て鳥居塚選手→櫻田選手のカードを切ると、島田選手のFK・CKに得点の匂いを嗅ぎながら少しっつ反転攻勢を開始、両SBの上がりが目立ってきた分、押し込む時間も増えてきた。裏を取る水戸対サイドを衝くザスパ。攻防の切り替えが早く、目の離せないシーンが続くがお互いにチャンスを生かしきれない。残り10分、最後の交替で、高田選手に替えて山崎選手を送り出すと、これが『必至』への合図と決めてたんかのように、一挙に決着を付けるべく総攻撃を開始。決戦開始前リーダーの音頭で周囲の者同士互いにリスペクトしあう握手によって団結したサポーターの声が途切れることなくヒートアップ、ピッチとスタンドが一体となって攻撃する雰囲気の中、水戸も必死に耐え連勝を諦めずカウンターを繰り出してくる。ダービーに相応しい見事な攻防の応酬が続く。ロスタイム2分。時計は進み、いつ終わってもいいんに、なんか知らねぇけど「今日のレフェリーはザスパが点取るまで笛吹かねぇんじゃねぇんきゃ」が、フット頭を掠めた。センターサークル付近からの熊林選手のフィードがGKにタッチに逃げられ、これまで? いや、もうワンプレーあるぜ。田中選手からのロングスローが弾かれたところに松下選手が突進。そのままノー・トラップで右足を振り抜いた。一瞬息を呑み目を凝らす。 | |
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決まった! GOOOOOAL!!!
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ロスタイムは3分経ってた。お隣さん同士ハイタッチを交わしながらただ叫び声を挙げるだけ。約束があったわけじゃねぇけど点が入ったんでタイムアップの笛。勝ったぜ!やったぜ!連勝だぜ! 仰向けになってるソンヨン選手、田中選手。顔を覆った松下選手に駆け寄る選手。水戸も倒れこんでる。そんな選手の頭を過ぎる物は何?達成感・安堵感・疲労感・・・?草津節をバックに勝利インタビューが響き、バックスタンドは整列した選手とサポーターが一体となった歓喜の雄叫びとこの日まで24回待たされた「ありがと〜!」が飛び交い「ヤッタネ 祝2連勝」の旗が振られる。コールに迎えられたヒーローがハンディで何か喋ってるけど何にも聞こえネェ。「聞こえねぇぞ」「出せよ音、マックスで」でも言いたいことも言い尽くせないことも大体判らぁ。こっちもいろんな思いを乗っけて「マツゥ〜、良かったぞぉ。」判んねぇんは唐突に始まった大音量の「♪いい湯だな♪」何を期待したんか知んねぇけど、こういうのをKYっつうんだんべ、今後の課題だぃな。空気読めたんは、精一杯の小走りでバックスタンドに来て、湯友コールに何度も頭を下げ敬礼する湯友。続いて「俺たちがついてるからな」と再び「ザス〜パ草津」コールで連勝の余韻とザスパ・サポの誇りを思いっきり満喫。リーダーの挨拶が始った、要約すると『最後まで諦めずに声を出し謳い続けた。ほんと、みんな、ありがとう。マダ先は長いけど、これでクラブも、チームも、サポも絶対一皮剥けたと思う。残りも又一緒になって戦おう。最後にここに集まった皆さんに言わせてください』そして深々と頭を下げ一呼吸してから『みんなぁ〜、おめでとお〜』拍手と歓声とリーダーへのコールと「泣いてもいいんだよぉ」みんなの思いだ。Jリーグのフェアプレーに、[力の限り戦い抜いた先には、戦う者には誇りが生まれ、見る者には感動が残る]がある。勝ったザスパは勿論、水戸も今日の戦いは十分誇れるもので、見た者は大きな感動と勇気も手にした。 ザスパの選手達は学校訪問による子供たちとの交流などで社会貢献を図ったり、新聞の連載企画[ザスパに続け]では少年サッカークラブとの関わりが取り上げられている。今日のザスパはそんな子供たちに『笛が鳴るまで絶対諦めんなよ』という最高のメッセージを贈った。勿論大人にも。 いつまでも余韻を楽しんでいたいけれど、もうこれも終わったこと。次のもっと大きな目標と感動に向かってリ・スタート。諦めず・油断せず『勝負は最後まで判らない』 【群馬のパパ@中毛】 |
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| その試合は、5月も半ばを過ぎた平日のナイトゲームだった。2008年シーズンの3分の1が終わる、第一クールの最終戦。水戸ホーリーホックとの北関東ダービー初戦は、特別な試合だった。 2002年のクラブ創設、群馬県リーグ1部への参戦から、Jへと続く各カテゴリで勝利を重ね、昇格を掴み取ったザスパ。それまでは勝つことが当たり前のことだった。むしろ、「負けたら終わり」という異常なプレッシャーの中、文字通り背水の陣で戦い続けた。しかし、昇格後待っていたのは、苦汁を味わい続ける試合の連続。2005年は年間たった5勝、2006年は目標とした10勝に届かず、下位を彷徨っていたザスパにとって、中位以上に進するための”連勝”というのは、ひとつの越えなければいけない試練となりつつあった。2007シーズン、第19節アウェイでの山形戦、松浦のゴールで先制し、ロスタイムまで1-0とリード。J昇格後初の連勝を、もうすぐ手の届くところまで手繰り寄せながら、ラストワンプレイでゴールマウスを破られ、痛恨のドロー。ザスパにとっての”連勝”は、選手、フロント、サポーターにとって、もはやのしかかる大きな重圧とさえなっていた。 迎えた2008年シーズン、島田、熊林、崔をはじめ、過去最高とも言える補強を行い、円熟を迎えた植木政権3年目。キャンプの好調を持続し、スタートダッシュを決めるつもりだったが、開幕2連敗を喫し、想いとは裏腹に低迷するチーム。その後やや持ち直し、復調の気配は見せつつあったものの、山形相手に再びロスタイムで追いつかれる悪夢を再現されるなど、なかなか波に乗れず、ホームではいまだ未勝利。前節アウェイ岐阜戦を気迫の1-0で勝利し、高田曰く「岐阜戦はまだ前半」の意気込みで、悲願の”連勝”を目指しこの試合を迎えた。 すでに試合は始まっていた。携帯で経過をチェックしつつ、スタジアムに向かう車の中で、松下の先制弾を確認し、ハーフタイムまで熱気の漏れるスタジアムの脇で待つことに。一瞬空気が静まり返ったと思った矢先、オウンゴールで同点に追いつかれたという内容がチケット売り場のラジオから聞こえてきた。やきもきしながら待ち、ようやくハーフタイムチケットが買える時間に。チケットを握り締めつつ昇った階段の先には、クラブが新たな歴史を刻む瞬間をこの目に焼き付けようと集まった、たくさんのザスパサポーターの姿が。天気が良いとはいえ、まだ5月下旬。夜になって少し肌寒くなってきた空気だが、スタジアムの中は悲願の連勝に向けての想いが渦巻き、独特の雰囲気を醸し出していた。そして後半。ザスパの選手の動きも悪くないものの、水戸も今シーズンのアグレッシブな戦術そのままに、前線からの積極的なアプローチで応酬。ザスパにとっては苦しい展開が続く。後半早々秋葉を下げチーム得点王の後藤を投入、チームの活性化を図る。疲れからか次第に間延びしてきた展開に、両チームともフレッシュな選手を次々投入していく。ザスパは後半18分、鳥居塚に変えて櫻田、38分に高田に変えて山崎を投入。運動量の多い選手が入ったことにより、次第にペースを握り、半ば過ぎからは一方的に攻めるが、なかなかゴールまでは至らない。無情にも時間は過ぎ、ゴールラインを割れぬまま、とうとうロスタイムに突入。萎えそうになる気持ちを寸でのところで押しとどめ、勝利を信じて声援を送るサポーター。 歓喜の瞬間は最後の最後に待っていた。水戸ゴール付近左サイドから放たれた田中のロングスローは、水戸DFに一度は跳ね返されるも、こぼれ球に走りこんでいた松下が、ザスパサポーターの、選手の、クラブ関係者の、とくにかくザスパに関わるすべての人々の想いを乗せたボールを蹴り込み、執念の逆転GOOOOOAL!!! 喜びのあまりピッチに突っ伏すキャプテン。その背に折り重なるように乗り、手荒い祝福で喜びを爆発させるイレブン。スタンドは総立ちになり、地鳴りのような歓声と拍手。隣の人と抱き合う人。感極まって涙を流す人。かつて味わったことのない一体感。試合が終わっても、スタンドを後にする者はほとんどいない。最後まであきらめず、勇敢に戦った選手たちを出迎え、共に喜びを分かち合うひとときを過ごさんがために。こうして、足掛け3年余に渡る”連勝”という呪縛は、劇的な勝利によって解き放たれたのだった。【yosuie@中毛】 |
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2005年より数えて実に24回目の挑戦で 劇的勝利で宿願を成就・・・! クラブの歴史に新たな一歩を記したぃね 第1クール終了 4勝5分5敗;勝点17、得失点差-3、10位 そして更なる飛躍を信じ 第2クールに挑む・・・・ |

Special Thanks
ご寄稿、ご協力、画像のご提供あんがとね! (順不同)
ほーせん@高崎 様
群馬のパパ@中毛 様
yosuie@中毛 様
あきべー@北毛 様
特派員F@前橋 様
まさひ@茨城 様
「maison de kota」kota 様
梅@西毛 様
製作協力:三束雨@藤岡
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すずき@東毛
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