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| ■■■ 第14〜26節 ■■■
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LOST IN A MAZE |
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| ■■■ 2007年5月6日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第14節 湘南ベルマーレ 3−2 ザスパ草津 平塚競技場 3375人 |
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| 雄叫び響く |
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もう何度目の挑戦に、なるだろうか。Jの舞台に移ってから、未だ味わっていない「連勝」への挑戦。私は今日も「初の連勝をナマで味わう」ために、雨のなか平塚に向かった。本当は高崎線経由の湘南新宿ラインのグリーン車で、多く(いるであろう)のザスパサポと共に平塚に向かいたかったのだが、赤羽から乗車した列車は生憎宇都宮線経由だったらしい。サッカー観戦の匂いをさせるものは誰一人としておらず、初めてそれを感じることができたのは平塚駅発のシャトルバス乗り場だった。…というのも電車に乗っている頃が一番雨足が強かったようで、この天気にわざわざ平塚まで足を運ぶ人はそう多くはないであろう。それでもシャトルバスは双方のサポーターであっという間に満員に。初の連勝を願 うザスパサポーター。そして3連敗だけは阻止したい(さらに言うと対ザスパ2連敗を避けたい)湘南サポーター。お互い密かに闘志を燃やし、いざ平塚競技場へ。 雨は少しだけ小降りになってきた。ちょっと肌寒いが、今日のザスパサポはみなテンション高めである。今日はGTVのカメラ&吉田アナも応援ゾーンに密着するようだ勝っているときのメンバーはいじらない、というように、今日はまさに前節札幌戦と同じスターティングメンバー。GK:1・本田選手/DF:4・田中選手、23・藤井選手、5(CAP)・チカ選手、7・佐田選手/MF:17・秋葉選手、18・櫻田選手、6・鳥居塚選手、19・後藤選手/FW:9・高田選手、11・氏原選手。これを見ると4-4-2の布陣のように思えるが、実際蓋を開けてみると4-3-2-1(高田選手1トップで氏原選手&後藤選手の2シャドウ)のように見えた。実際、この試合はある事情により目まぐるしくフォーメーションを変えていくの だが…。 さすがの連戦続きで双方の選手も疲労が蓄積しているところに加えて、この本格的な雨である。どうも出足が鈍い。というか互いが中盤の潰しあいになり、なかなかゴール前までボールが運ばれていかない。第2クールに入ったということは、第1クールでの反省から対策を練ってくるのは当然のことであろう。今年のザスパは放り込みサッカーでもなく、ベタ引きから機を伺ってのカウンターサッカーでもない。中盤からしっかり組立て、前線にボールを供給していく、至って組織的なサッカーである。となると他チームから目をつけられるのは当然「中盤」になる。案の定、この日最も目をつけられていたのは今年大ブレイク中の櫻田&ベテランの秋葉両ボランチである。中盤を見事に抑えられ、攻撃の手がかりが掴めないまま試合は進んでいく。前半11分、湘南・石原選手のゴールで1点奪われる。石原選手といえば群馬県出身。今日はもう一人の群馬出身・中町選手がベンチ入りしていなかったのだが、彼ら群馬出身選手はザスパを相手に得点をするという傾向があるように思えるのは考えすぎだろうか?…と思うのもつかの間、以後試合は目まぐるしい展開になっていった。湘南はアジエル選手がザスパの守りを交わし(というかもはや遊ばれている感…)どんどん自陣内に侵入してくる。しかしここは高さのあるチカ選手と藤井選手が果敢に勝負、頭で何度競り勝ったことか。またサイドの2人―田中選手と佐田選手―も必死に相手のコースを消そうと走った。DF陣だけでない。前線の選手は相手GKのところまでいやらしく詰め寄り、中盤の選手は前に繋ごうと素早いボール処理をしようとする。残念ながら堅守を誇る湘南DF陣にボールを奪われることは多々あったが、それでも今日は気持ちが見える。私たちサポーターも選手の後押しをしようと、今日も一生懸命エールを送る。われわれザスパサポのほうが、ホームの湘南サポよりも数でも声量でも勝っている!アウェイの洗礼ならぬ、アウェイの勢いでまずは同点に追いつこうと努力しつづけたことが前半41分に実を結んだ。 左からの攻撃。後藤選手がサイドを切り裂き、いったん高田選手へ。さらに中央に詰めてきた氏原選手がヘッドで押し込み同点GOOOOOAL!!! ♪うーじ、はーら、うじはらごぉーる♪今年4度目の氏原ダンスだ。幸運なことに、今まで全てのウジGOALを生観戦していますが、今日のダンスが一番楽しかったです!雨が降っていることも忘れ、皆で一緒にウジダンス♪前半はこれで終了。ザスパサポからは思わず笑みがこぼれる展開。これで後半逆転だ!雨は収まってきたから、このまま止んでくれたらいいよねー。応援ゾーンから聞こえてくる会話はさらにハイテンションなものだった。唯一気になるのは「今日の主審ってさ、よく笛鳴らすよね」。この時点ではイエローはチカ選手に出た1枚のみだった。しかしこの1枚はザスパにとって非常に大きな意味を持っていて…チカ選手はこれによって次節の仙台戦に出られないことが確定してしまったのである。その他にも出停リーチの選手は多い。後半はスムースな試合展開を…と願っていたのだ。 後半は前半よりさらに過酷な試練が待ち受けていた。ありえない事が、後半4分に起こった。自陣エリア内で、田中選手がアジエル選手を倒した、らしいのだ。ここで敢えて「らしい」と書いているのは、応援席の向かい側での出来事&雨でややモヤが出ていて全然見えなかったのだ。本田コールで本田選手に念を送る私たち。しかし、ゴールを割られてしまい2-1と再び1点リードされてしまう。この頃から、主審がやたらと笛を鳴らすことが気になりだす。植木監督もしばしばテクニカルゾーンまで出て抗議をしているようだ。あまり笛を鳴らしすぎると(少しは流してくれないと)試合が途切れ途切れになっていまい、面白みに欠けてしまうんだけどなぁ…。とにかく相手選手が倒れるだけで笛が鳴ってしまう。下手するとカードも出てしまう。しかし今日の主審のジャッジはいささか不安定で、植木監督も事あるごとにテクニアルエリアから抗議を繰り返していた。後半8分。櫻田選手がペナルティエリアの少し外れたところで、思い切り倒れた。こちらからは倒されたように見えたが、笛は鳴らず試合は進んでいく。それに異議を唱えた監督。監督に退場を命ずる主審。監督が退場するという尋常ではない、突然の事態に皆驚いた。そして、「植木監督のためにも絶対に逆転勝利をしてやる!」と誰よりも強く願っている男がザスパを再び同点にした。ザスパサポの目の前で、相手DF2人をドリブルとフェイントで巧みにかわす。そしてラインギリギリまで切れ込んだあと、角度のないところで自らシュートを放つ。その瞬間たくさんの旗やゲーフラが上がったのだが(自分も半狂乱だったし)次の瞬間目に入ったのは、サポーターに向けて雄叫びを上げながら両手でガッツポーズをするエースストライカー9番の姿であった。高田保則選手―古巣相手、かつて自分にとってホームスタジアムであった平塚競技場で、ついに今季初GOOOOOAL!!!結果が出せずに苦しみもがいてきた姿は、選手はもちろん我々サポーターも重々承知だ。今年のヤスは言うなれば黒子的存在で、いてもらわなくては困る(先月の山形戦で証明済)本当に貴重な選手ではあるが、彼は生粋のストライカーである。結果が出て本当によかった。溢れんばかりの笑顔でこちらに向かってきたヤスの姿を見て、私は感極まって思わず涙が…。周囲でもそんな人がチラホラ。現時点で、今季一番感動したゴールです!!! さぁ、このまま勢いにのって反撃じゃぁ〜〜〜!と思ったのだが。しかし。このあとは5分に1回?的なペースで事あるごとに斬られていく黄紙。しかも1枚を除き全てザスパ。そうなるといよいよ「この●●審判!」なんて暴言が出てしまうのが常だが…。確かにこの日のジャッジは正直酷かったと思う。感情的になりラフプレイになっていたのはお互いに共通していたこと。しかし湘南は実に巧かった。そして我がザスパには若さと経験値が少ないがゆえに、事あるごとに荒いプレーがレフェリーの目についてしまったようだ。その代表的なものが後半28分の藤井選手の黄紙2枚目→退場である。10人という数的不利に立たされてしまったザスパ。間もなく、鳥居塚選手に代わってDF:3・尾本選手を投入。藤井選手の高さを補充する形であろうか。フォーメーションも4-3-2に変更される。しかしさすがに数的不利に立ち向かうのは困難で、前半の膠着状態のときよりさらにボールが前に進まない。急遽指揮を執ることになった佐野コーチの手腕にも期待したいところだが…。後半37分、ついに失点。後半41分になり遂にベンチが動く。待ちに待っていた、松浦選手の登場!ピッチを退いた氏原選手に大きな拍手。私たちの期待どおり、松浦選手は所狭しと水浸しのピッチを駆け巡る。たとえそれが直接得点に結びつくものとは思えないものでも、おかまいなしにボールを必死に追う。しかし残り時間は刻一刻と迫り、大した進展もないまま試合終了。3-2で敗戦。またもや連勝を逃す形になってしまった。 バックスタンドへ挨拶にきた選手たち。皆表情は暗かったです。しかし、皆からは一様に拍手が。そして「次がんばろーぜ!」「よくやった!!」と言った激励や労いの声が選手たちに送られました。結果は負け。だけどチームが一丸となって戦うことができた試合。監督&藤井選手の退場劇、絶好調・氏原選手の同点ゴール、そして漢の中の漢・高田選手の執念のゴール(そのほかにも湘南GKの遅延プレーにスライディングタックルでボールを奪いに行ってたっけ)…雨に撃たれながらの大変な試合でしたが、平塚まで遠征して得たものは非常に大きかったとおもいます。これだからザスパサポーターは辞められないんさね^^ヾ帰りの湘南新宿ライン車内では、「残念だったけど、いい試合だった記念」祝杯をあげながら帰途についたのでした。【きくり∈東毛】 |
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| ■■■ 2007年5月13日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第15節 ザスパ草津 1−3 ベガルタ仙台 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 4042人 |
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| 緊急事態 |
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朝方は曇っていた天気も昼前には晴れ、気温もグングン上昇。敷島は少し強めの風が吹いていることもあり、カラッとした気持ちのいい陽気となった。前節アウェイの湘南戦は、大雨の中荒れた試合展開となり、7枚のイエローカードをもらった挙句、植木監督までが退席処分。その影響で今節はチカ、田中、藤井というDF陣を出場停止で欠き、佐野コーチが監督代行を務めるという緊急事態。しかも、相手はここのところ2連敗しているとはいえ、J2の中でも実力は一、二を争う仙台。今期初の連敗を避けたいザスパにとっては、正念場とも言える一戦となった。 試合以外にも今日は普段の敷島とは違うことがいくつか。まずバックスタンドアウェイ席が、いつもより広く、聖火台を真ん中に向かって左がホーム席、右側がすべて大挙して押し寄せた仙台サポのイエローに染まるという席割り。また、いつもなら試合開始30分前くらいに行われるスタメン発表が、この日は4,50分前から開始。“なんで?”と思っていたら、今日はキャッチコピーの発表がある日だった。ピッチアップに向かう選手達に合わせ、いつもの音楽が鳴り、キャッチコピー付の選手紹介が。(キャッチコピーははっきり憶えているものが少ないので省略します)仙台サポのコールも始まるが、さすがに人数も多く、かなりの威圧感がある。負けじと声を張り上げるザスパサポ。試合前から応援合戦がかなりヒートアップしてくる。ザスパはスタメン、リザーブのほか、今節欠場の3選手に植木監督コールを交え、テンションを上げる。 仙台はこの日ケガのロペスがメンバーから外れた。対する我らがザスパ、DF不足の中のスタメンが注目されたが、左から寺田、尾本、秋葉が下がり、右に佐田という最終ライン。ボランチは櫻田と松下に鳥居塚を加えて3枚に。高田、後藤、氏原が前線に並ぶという、バランスを意識した4−3−3に近いフォーメーションになった。ベンチには公式戦で初めて小林が名を連ね、さらに待ってました、我らがキャプテン佐藤正美もサブとして今期初登録。仙台の攻撃力をザスパの緊急布陣がどこまで抑えられるかにカギがかかっている。試合開始に先立ち、第一クールMVPが発表に。値千金のゴールをいくつも記録し、瞬く目にザスパの切り札となったスピードスター、松浦が受賞。副賞は赤城牛サーロインステーキ10kgとのこと。 そして両チームサポの大音量の声援の中、いよいよ試合開始。立ち上がり、ザスパの選手の出足がよく、ペースを掴む。DFラインに不安がある中、前線からの守備で仙台に攻撃のきっかけを与えない。攻撃の芽を事前に摘むことよって、仙台の強力な攻撃を封じる作戦だ。開始5分で得た右からのFKは、寺田が良いボールを入れたがザスパの選手には合わず。その後も押し気味に試合を進める。しかし、自力に勝る仙台、時間の経過とともにリズムを掴んでいく。試合前から吹いている強めの風を背中から受け、フィールドを大きく使ったダイナミックな攻撃が展開される。次第にザスパ陣内でのプレーが多くなり、いくつか危険な場面を迎えるも、本田のファインセーブや佐田のカバーリングなどでなんとか防ぐ。なんとかこのまま耐えらるかと思い始めた20分過ぎ、梁からのフィードを中島が受け手ゴール前に侵入、シュートは本田の手をかすめてゴール。先制を許す。 まだ前半とはいえ、これ以上離されたくないザスパは、DFラインからのビルドアップで仙台守備陣の隙を窺うが、出しどころが少なくなかなか決定機を作り出せない。また、ゴールキックの際に遅延行為があったとして、本田がイエローカードをもらってしまう。攻め手を見出せないまま、0−1で前半終了。 後半、風向きが変わり、エンドを変えたザスパはまたしても風を正面から受ける形に。立ち上がりから積極的に仕掛けるザスパだが、ゴールネットを揺らすまでは至らず。鳥居塚のミドルはGKの正面。逆にCKを仙台千葉に綺麗にヘッドで合わされ、0−2。重い一点が仙台に入る。ザスパは何度か仙台の左サイドを突き、細かいパス交換からゴール前に後藤が抜け出す場面を作るが、相手DFと接触、イエローカードをもらってしまう。まずは1点返したいザスパは松下に変えて山崎、後藤に変えてスーパーサブ松浦を投入。この日集まった4,000の観衆を前に、なんとか試合をひっくり返したい。だが、中盤での争いから相手を引っ掛けてしまった高田がイエローカード。選手の奮起を促したいサポーターからは“胸を張って−”のコールが。前がかりになるザスパに対し、仙台はカウンターから何度も選手が抜け出すが、決定機を決めきれない。終盤、仙台守備陣のチェックも少し緩くなってきたところで、徐々に攻撃がかみ合い始める。タッチライン際まで松浦が、高田が、寺田が切り込み、クロスを上げるが、氏原のヘッドも枠を捉え切れない。パス交換から抜け出た高田が、前節の再現とばかりに左サイドの角度のないところからシュートを放つが、これも寸でのところで仙台DFがクリア。時計は40分を回った。それでもホームでの勝利をあきらめないザスパの選手達は、リスクを覚悟で攻勢に出る。松浦の強烈なシュートを仙台GKが弾いて得たCK、櫻田が蹴ったボールは弧を描き、飛び込んだ尾本の頭にドンピシャで合った。GOOOOOAL!!! ザスパサポのボルテージも最高潮に。残り時間は少ないが、第一クールの同点劇の再現とばかりに、攻勢にでるザスパ。氏原に変えて佐藤を投入したが、すでにロスタイムに入り、逆に前がかりになったDFラインの裏を突かれ、フリーで上げられたクロスを逆サイドで待ち構えていた熊林が落ち着いて決められ、1−3。ザスパは最後まで攻めの姿勢を貫いたが、無常にも試合終了のホイッスルが響き渡った。 急造の最終ラインでなんとか仙台の猛攻を凌ごうと奮闘した選手達だったが、やはり仙台の速くダイナミックな攻撃を抑えることができなかった。DFラインの連携やGKとの連携の大事さは、ここ2年で痛感している。思ったより形にはなっていたものの、バックパスなど危なっかしい場面が多かったり、やはり相手のロングボールを跳ね返すチカがいないのは影響が大きかったと言わざるを得ない。また、全体としては第一クールで福岡にやられたのと同様、両サイドの裏のスペースをうまく使われ、サイドの対応に追われた守備陣を尻目に、今度はぽっかりと空いた中央のスペースを使われるという場面が多かった。たしかにザスパの守備力は年々上がってはいるが、福岡、仙台といった上位陣との対戦には、更なるレベルアップの必要性を感じた。【yosuie@中毛】 |
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| ■■■ 2007年5月19日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第16節 ザスパ草津 0−1 京都サンガF.C. 松本平広域公園総合球技場 3096人 |
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| アルウィンの魔 |
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J2における三度の松本・アルウィンです。過去2回のここでの戦闘は、いや、思い出すだに腹立たしくも悲しい限りの惨状でございました(T_T)。甲府と対戦した05年はバレー劇場、鳥栖と対戦した06年は新居ショータイム…。いずれも現在はJ1にてご活躍です。ここは一つ、三度目の正直ってことで、勝ち名のりを上げたいところです。スタジアムに着いた頃は、ピーカンでないながらも強い陽射しがあり、風さえなければ汗ばむほどでした。今日はホームゴール裏からアウェイゴール裏に向かって強い風が吹いております。どれくらい強い風かというと、メインポールのフラッグが全て四角くなっていて、しかも書いてある文字がちゃんと読めちゃう。ハタハタとはためくことさえなく、あたかも四角い板が飾ってあるが如しです。こりゃあ、さぞかしボールコントロールに苦労しそうだと思ってコーナーフラッグを見てみると、意外に風は強くなさそうです。ここアルウィンは掘り込んで建設されているので(周囲の土地よりピッチレベルが低いんです)、風の効果がダイレクトに場内に反映されにくいのかも知れません。風とかを苦手にしている我がチームにとっては良いことです。この強風に巻かれたタンポポの種が雪のように舞い散る様は、それなりの風情を醸し出したりもします。なあんて悠長なことを言っていられたのも束の間、選手入場の頃には一天かき曇ったかと思うや、頭上を暗雲が覆うと冷たい雨が降り始めました。「暗雲たれ込めて」、なんて詩的に縁起でもありゃしませんが、それはお互い様。どちらに幸運の金の矢がもたらされるかは、ひとえに選手と、僕らの頑張りがあってこその話です。まずは、やることをしっかりやるんべぇ。なお、試合前には鳥居塚選手のJ100試合出場記念セレモニーが行われました(前節で達成です)。草津の鉄人・トリさん、おめでとうございます。これからもよろしく♪。場内に山彦する草津節にのせ、笛の一声。3度目のアルウィン、6度目の京都戦スタートです。 前節のスクランブル態勢が解除となり、今節の陣容はいつも通りに……なってねぇ。ゑ〜、スタメンは次の通りです。GK:1・本田選手、DF:3・尾本選手、23・藤井選手、5(C)・チカ選手、4・田中選手、DMF:17・秋葉選手、18・櫻田選手、OMF:6・鳥居塚選手、8・山崎選手、FW:9・高田選手、11・氏原選手、リザーブメンバー・GK:21・常澤選手、MF:30・松下選手、15・桑原選手、FW:14・佐藤選手、20・松浦選手。まず目に付いたのが最終ラインの4名。うちの主要CDFが全員出てます。どうやら佐田選手の不調を受けての布陣らしいですが、リザーブにSB・寺田選手はおろか、DFの名前がねぇやいね。こうなると、俄然SBを担う左・尾本選手、右・田中選手の前線での働きに期待が高まるってもんです(特にクロスボール頼まいね)。攻撃陣で期待されるのは、好調をキープしている両FWと、「アルウィン漢・ワタル」でしょう。 試合が始まってみると、草津・京都双方の今日の出来が時間を追うごとに何となく見えてきます。草津はSBこそいつも通りのメンバーではありませんが、それを感じさせない動き出しの良さを示します。特に良いのは、複数人で仕掛ける出足の速いプレス。ハーフウェイライン付近は言うに及ばず、京都陣内でのボール回しでも、パスが緩いと見ればすかさずカットを試みたりもします。そうそう、出鼻でこれを繰り返されると、気持ちが後ろ向きになってくるんだいね。どんどんやんべぇ♪。京都の中盤でのプレスがそれほどきつくないため、草津の2ボランチの位置関係が並列から縦列へと移行、前目をとった秋葉選手が後衛になる櫻田選手、前衛両翼たる鳥居塚・山崎両SHFとの連携を強めて前へ前へとボールを運んでゆきます。一方の京都は、これが今年のスタイルなんでしょうか?守備の緩さもさることながら、中盤から両サイドへ展開して、というかつて随分と酷い目に遭わせてくれたビューティフルな攻撃がなりを潜め、自陣深い位置からのロングボールサッカーに徹しております。何かの罠か?と勘ぐりたくなるほどです。それでも草津の弱いところを衝く一瞬の鋭さや、2トップの個人能力の高さから来る攻撃などもあって、安心しきっていい展開では決してありません。前半8分の左CKのチャンスを鳥居塚選手が蹴り込んだセンタリングに尾本選手がヘッドで合わせるシーンや、前半24分の右サイドでの攻防から高田選手が京都DF2人に挟まれながらもリフティングでこれをかわし、シュートまで持って行ったシーンなど、前向きな姿勢が随所に見られます。草津側の攻撃に関しては、組み立て自体は悪くないし、シュートだって撃っていますが、難を言えば、如何せん、フィニッシュが…。良い流れながらも随所に細かいミスをするなど決定的局面を創り出せない草津と、万全とは思えないながらも付け込む隙を与えない京都。陰陽が等量をなして拮抗している、そんな前半戦の攻防は、いつしか45分を越えていたようです。概ねプラン通りでしょう、良い試合をしていると思います。あとは、歓喜の時間の訪れを待つばかりなんですが、シュートがちょっとねぇ。まあ、前半を練習時間と割り切って、後半は枠に入れよー! 後半に入っても、草津・京都の双方に大きな変化はありません。変化があったのは天候くらいでしょう、風が止みました。そして、おそらく両陣営とも、局面の打開を狙って策を巡らせている最中なのでしょう。最初に動いたのは草津。後半14分に、MF・山崎選手→FW・松浦選手の交代を行います。これに伴ってFW・高田選手をトップ下に配し、MF・鳥居塚選手、秋葉選手、櫻田選手とでダイヤモンドを構成する中盤、氏原・松浦両選手に2トップを張らせるという布陣に変更します。システムとしては4-3-1-2の形となります。中盤でのゲームコントロールが可能であるとみての陣形ですが、後半23分の京都の選手交代を機に、雲行きが怪しくなってきます。京都の攻撃に少し変化が出てきたように思います。相変わらずロングボールは蹴り込んでくるし、2トップの個人技によるところも変わりはしないんですが、サイドに拠点を持った攻撃が多くなってきたように見えます。このサイド攻撃の対応に中盤が追われるようになってしまい、スピーディーでかさにかかったような攻勢が目に見えて減ってきました。これに対処するため、草津側は再度ポジションチェンジを行ったようです(中盤のダイヤモンド→最初の2ボランチに変更)。どちらに転んでもおかしくないような膠着した展開のまま、後半戦も時間が過ぎてゆきます。こうなってくると、試合の行方を左右するのは、ほんの些細なことなのかも知れません。その「些細な地雷」を踏んだのは、こともあろうに草津でした。後半34分、自陣右サイドに侵攻する京都の攻撃を防ぐべく、チカ選手が事に当たりますが、相手選手を倒してしまい、本日2枚目の黄紙→赤紙を拝領して、即時退場。また、これか。前半の内から黄紙が2枚も出されるような試合だったので、「今日のアンパイアは外角ぎりぎりはストライク取らぃね」みたいな伏線はいっぱいあったし、気を付けなきゃなんないことは誰しも分かっていたはずです。分かっていたはずなのに…。まあ、時間は戻らない訳で、じゃあ、何をしなくちゃいけないのかも、自然、決まってくる訳で。退場劇の直前まで交代出場の準備をしていたキャプテン・佐藤選手ですが、緊急事態を受けて選手交代の変更です。後半37分、3トップの一角たる氏原選手に代えて守備要員の松下選手を投入します。最終ラインは、ボランチの秋葉選手をDFに下げ、空いた2ボランチの所に松下選手が入るようです。前線は松浦選手をトップに残し、高田・鳥居塚両選手をSHに配して、反攻の機を窺います。しかしながら陣容がきちんと把握できないほどの入り乱れようで、ボランチを含む計6名が、実質上最終ラインで仕事をし、SH2名も守備のケアに追い回される有様です。後半38分に京都も動きます。数的有利を受けてMF→FWとし、3トップで草津陣内になだれ込んできます。守備の要を欠いたとはいえ、今日の守備陣はCDF×4名で始まっているのですから、こと守ることに関して言えば、そんなに何かが変わるものではないはずなんですが、こちらの専守の構えにつけ込む京都の攻勢を前に、引きまくりの慌てまくりです。松浦選手などは可哀想なほどの孤立っぷりですが、この状況で前線の選手に何かをしろという方が無茶な話なので、ここは堪えて頂くほかなし…。こうして戦況はじり貧の一途を辿り、自陣深いところでの攻防、至近距離からの、まさに一中必死の防衛戦の様相です。それでもなんとか失点を免れて、いつしか時計は後半45分を示して消灯。あと数分耐えれば勝ち点だけは掴んで帰れる。そしておそらくあと1つ2つプレイを残すだけの時間でしょう、京都右CKがセットされます。ああ、そうか。この段になって気がつきましたよ。チカ選手退場のところで、どうやらフラグが立っていたようです。こうして、物語の流れは一気にBAD ENDまっしぐら。弧を描き落ち来るボール。一当て、一蹴り。揺れるゴールネット。沸き上がる紫の炎。倒れ込む濃紺の戦士。いつしか晴れ渡った空に木霊する終了の笛。 ゴール裏に挨拶に来る選手達の足取りは一様に重く、どの顔にも悲壮感しか見られません。そんな選手達に向かって、今日は一切罵声がありません。90分間戦い抜いた姿と魂は、確かに僕らの心に焼き付けられています。拍手と、激励の言葉が選手達を迎えます。「顔上げろー!」。ほら、みんな、全ての不幸を背負ったような顔をしてちゃあダメです。雄々しく戦った自負があるのなら、顔を上げて僕らの前に立ってくれればいい。そんな君たちを、僕らは讃えこそすれ、蔑むようなことはしません。ともに戦う戦友であろうとする僕たちは、君たちが苦悩する時にこそ側に立っていたいと願うものです。何時どんな時であっても、喜びの半分が僕らのモノであるように、痛みの半分も、また僕らのモノでもあるんですから。【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 第17節はお休みだぃね! ■■■
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| ■■■ 2007年5月26日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第18節 ザスパ草津 1−0 水戸ホーリーホック 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 3401人 |
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| ハートに火をつけろ! |
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天候が心配された土曜日ですが、前日の雨も後を引かず、むしろ余分な濁りを天空から取り去ってくれたようで、ドピーカンの好日です。五月晴れというにはかなり気温が高く、さすがは日本有数の酷暑地帯、といったところでしょうか。本日はホーム3連戦の最終戦が、熊谷において開催されます。昨年は仙台を迎えてのナイターを開催し、更にその前年は、浦和レッズとのプレシーズンマッチにお呼ばれしてここで試合をしております。3度目の熊谷、3度目の正直と…、このフレーズは前節松本の時に使いましたね。松本アルウィンは球技専用スタジアムとしての威容を誇りますが、ここ熊谷スポーツ文化公園は、平成16年の「彩の国まごころ国体」のメイン開場として整備されたものです。その名の示すとおり広大な敷地にラグビー場(なんと3面)やソフトボール場、陸上競技場などの各種運動施設が散りばめられた上に、緑地公園としての整備も成されていて、スポーツをするのにも、軽い運動をするのにも、また、散歩をするのにも適した快適で機能的な総合公園です。と、ここまで書いておいて、いずれも隣県のスポーツ文化施設なんですね…。せっかく大きな魚を捕まえても、相応しいいけすが無ければすぐ死んでしまうし、ましてや庭の池の造りが悪くて、隣を流れる川や海に繋がっていようものなら、お魚さんは喜んでそちらに逃げ込んじゃいます。この喩え、判りますよね?(関係各位の偉いヒトへ)。という訳で、本日は熊谷にプチ遠征です。スタジアムに入ると、炎天に焼かれた肌を結構強い風が癒してくれます。う〜む、また風か。突風というほどではないので、まあ、何とかなるでしょう。今日の試合では、DFの要・チカ選手欠場を受けてのスターティングラインナップが注目されますが、そのスタメンは次のようになりました。GK:1・本田選手、DF:3・尾本選手、23・藤井選手、4・田中選手、6・鳥居塚選手、DMF:17・秋葉選手、18・櫻田選手、OMF:15・桑原選手、9・高田選手、FW:11・氏原選手、19・後藤選手、リザーブメンバー・GK:21・常澤選手、DF:2・寺田選手、MF:30・松下選手、8・山崎選手、FW:20・松浦選手。サプライズはなんといってもトリさんのDF起用でしょう。昨年も初期布陣ではCDFを任されていましたが、この時は前に壁のように聳えるチカ選手を配して、その後方からリベロとして、あるいはスウィーパーとして守備陣形を統率するといった役どころでした。その壁たるチカ選手不在でのこの最終ライン、果たしてどのような形態をとるのか、幕が上がるまで不明です。前線の布陣は、と見ると、FW要員が3人名を連ねていることから、3トップでスタートということもありそうですし、氏原・高田、あるいは氏原・後藤の2トップでもOKっぽい感じがします。もっと勘ぐれば、氏原選手の1トップの後ろに後藤・高田・桑原の3選手が入るという可能性もあります。いずれにしても、前線の選手達はサブの松浦選手を含めて、どんな形態でも応分の活躍をしてくれる力を持っていますので、非常に楽しみです。 オーバルスタンドにこれでもかというほど木霊する魂の詩・ラスハルに、思わず鳥肌が立ちます。さあ、今日も草津節の詠唱で戦士達を迎えんべぇ。前半試合開始時点で判明した布陣は、左SB・尾本選手、右SB・鳥居塚選手(!)、秋葉・櫻田両ボランチ、左SH・桑原選手、右SH・高田選手、氏原・後藤両選手の2トップという形です。まずびっくりはトリさんのSB。前述の通り、CDFでの起用には色々と条件が足らないので、こういう形しかなさげなんですが、トリさんの役どころは果たして。前線の高田選手の配置は、ここ最近の傾向から想定されたものでもあり、また、妥当でしょう。攻撃に移るときの草津側の動きを見ていると、右SB・鳥居塚選手はほぼ定位置かやや高めに位置取りますが、あまりポジションチェンジはしません。一方の左サイドはこれとは対照的に、尾本選手とボランチの櫻田選手が頻繁に位置を変え、主に尾本選手がサイドラインを前へ前へと駆け上がってゆきます。今日のオモ君は、本職のSBらしい動きを見せていて非常にGOOD♪。トリさんがあんまり上がらないのは、守備の安定を図るのと、攻撃の拠点を少し低めに設定して前線の選手達の動き出しを自由にし、それを後方からコントロールする狙いがあるんではないでしょうか。 試合開始からしばらくの間は、双方ラインを高く保つ意識があって、センターライン付近に出入りする人数が多く、綺麗な組み立てが出来ずにボールの奪い合いに終始しておりましたが、それも時間経過と共に姿を変えてゆきます。ボランチでボールをコントロールしてから一つずつ前へ陣地を進めてゆこうとする草津でしたが、この攻撃を水戸側に看破され、ボランチへのプレスがきつくかかります。中盤での組み立てが出来ないだけでなく、プレスがかかることが心理的に影響したのか、初めは高かったDFラインもジリジリと後退し、気がつけば随分自陣深い所まで下がっちゃってます。このため、草津の取れる作戦は大きく二つ。一つはサイドに拠点を移してのサイドアタック。もう一つは自陣深い位置からのロングボール蹴り込みポストプレイ。で、採用されたのは、初めのうちは前者だったんですが、このミッションはパスミスや連携ミスなどからあっさり瓦解(ほとんど自沈)。仕方がないので後者を実施することと相成りました。ロングボールを蹴り込んでのポストプレイについては、決して否定的ではありませんが、現在の戦力を見たときに、およそ効果的とは思えません(チカ選手がいれば少しは有効かもしれませんが)。心理的には、かつて一度でも成功したことがあったのか、という経験則もありますし。引いちゃった草津を、じゃあ水戸さんがガシガシと追いつめに掛かるのか、というと、これまた意外なことに(ある意味想定通り?)、あちらさんもすっかり引き籠もりのご様子です。結局の所、双方共にロングボールの蹴り込み合戦をした結果、相手の速攻カウンターが怖くなっちゃって、前に出ることが出来ない、というのが真相のようです。なんじゃ、そらぁ。どうにもストレスの溜まる試合内容ですが、ともかく負けることだけはしたくない一心が先頭に立つのは是非もないことなので、ここはグッと我慢我慢。それでも良い場面がなかった訳ではありません。前半16分、左FKのチャンスにキッカーは櫻田選手。サクちゃん、綺麗にゴール前へ蹴り込み、これに尾本選手がピタリと頭を合わせますが、水戸GKの好セーブの阻まれます。続く前半39分、相手ゴール前で尾本→後藤→高田→氏原→桑原→氏原とピンボールのようにボールが巡り、いつ入ってもおかしくない状況でしたが、水戸守備陣の必死の防衛網に弾かれてしまいました。また終了間際の前半44分、右サイドの鳥居塚選手からセンタリングが上げられると、これに後藤選手が反応しますが捉えきれず、こぼれたところに高田選手が飛び込んできます。ここはファールを取られてしまいましたが、こうした波状攻撃には得点の匂いが漂っていました。このプレーで前半は終了。流れが掴めないながらも、相手に付け入る隙を与えない戦い方は、前節の京都を思い出させます。ここは辛抱ひとしきり、ビッグチャンスを逃さないように心がけて欲しいです。 後半は、開始早々の2分にいきなり危機的場面を迎えます。水戸左サイドへのスルーパスが見事に決まり、完全どフリーにさせてしまいます。このピンチは水戸側のシュートミスで回避できましたが、全くもって剣呑です。一方の草津も負けじと好機を演出します。後半3分、後藤選手が中盤から粘っこいドリブルで抜け出すと、そのままフリーランニング〜シュート!ここも相手GKの見事なセーブに防がれてしまいましたが、涼クンの本領発揮ってところです。その涼クン、残念ながらこのプレイを最後に交代となります(後半3分)。猟犬のように前線でボールを追い回していた後藤選手から松浦選手へバトンタッチ、水戸守備陣の更なる攪乱を狙います。この後も、後半7分の氏原選手−櫻田選手の連携からのループシュートや、後半22分の鳥居塚選手のミドルシュートなど、あと一歩のところまで水戸の城門に迫ってはいます。後半の攻防において、水戸の速攻に右サイドを深く抉られた場面で、自陣ゴールラインまで駆け戻ってスライディングクリアしたのは高田選手でした。この御仁のプレイエリアは一体どれだけ広いのか。もうホント、頭が下がります。往復運動の振幅が大きいことが、すなわち高田選手の調子の良さを示すバロメーターとなっているようです。膠着しきった試合展開の中で、高田選手や交代出場した松浦選手、SB・尾本選手などのギアを上げるような動き出しの変化が、一筋の光明たる隠し味として密やかに効き出している、そんな感があります。後半18分の水戸の選手交代(椎原選手→小椋選手)を受けて、草津側も後半23分に秋葉選手に交代して松下選手を投入します。この辺りから前線の陣形が変わったようです。2トップを張っていた松浦・氏原両選手に加えて、高田選手をFWの位置に配する3トップへと変更します。ただ、前線の陣形は流動的で、攻撃に掛かるときにはGKとCDF以外のメンバーが頻繁にポジションを変えてゆきます。そして迎えた後半36分。左サイドを持ち上がった桑原選手からゴール前にセンタリングが上げられます。この時点でゴール前の水戸守備陣はやや手薄となっており、ボールが落ちてゆく位置もGKが出られない絶妙な位置です。このボールにペナルティエリアやや右に位置していた松下選手が反応し、シュートを放ちます。が、体勢不十分で蹴られたボールはゴロとなってややシャンク気味に反対サイドへと転がってゆきます。手薄な守備という好条件もありますが、この位置に走り込んでいたのはストライカーとしての天性でしょう、FW・高田選手がこのこぼれ球目がけて詰め寄り、魂込めた右足でメガヒット一閃!ボールはGKに反応の暇を与えない豪速をもってゴールネットに突き刺さります GOOOOOAL!!! 右手で左胸を叩き、背番号9を誇示するヤス。ここ一番で頼りになるのは、やはりこの人、ゴールクリエイター、いえ、今日はこう呼ばせてください、「魂のストライカー」高田選手♪。さあ残り時間が微妙ですよ。ロスタイムを入れて10分少々を残していると思います。イメージとしてはこの勢いを殺さないように、変に引き籠もらないで、出来るだけ相手陣内で試合を進めていただきたいところ。なんですが、ねぇ。後半42分、自陣ゴール正面でファールを取られて、FKを与えてしまいます。ま、またですか?このFKはゴールに至りませんでしたが、一連のプレーで自陣更に深い右サイドでFKを与える悪循環を見せます。今日は周辺のラグビー場でラグビーの大会が催されているからなんでしょうか、あたかもラグビーの様に少しずつ陣地をゲインして草津ゴールに迫ってきますよ。しかしながら、今日の水戸にはこの好機をごり押しして得点するだけの迫力や幸運がなかったようで、このピンチを凌ぐと、後は時が過ぎゆくのを待つだけでした。 抜けきって振り返ると、3連敗のトンネルは、綺麗に整備された近代的なものではなく、土山をほじくり返して掘られていた上に所々で落盤が起こっているような酷いもので、みんなで出口を掘り出した、といった印象です。事実、今日の試合のシュート内容を見てみると、GKとCDF以外のスタメン全員がシュートを撃っていたりします。中盤での攻防があまり見られず、どちらかというと消極的な試合をしていたようにも感じましたが、実際には、相手に合わせてしまったながらも前への姿勢だけは捨てなかった、ということなんでしょう。試合終了後にゴール裏に整列する選手達の表情は、いずれも前節のそれとは打って変わって、実に清々しい満面の笑顔です。「魂のこもったボールは容易く打たれたりはしない」という言葉が野球ではよく語られます。今日の試合を観て思ったのは、高田選手の様なほとばしる熱い心で事に当たれば、大概の困難は克服できちゃうんだね、ってことです。こうした熱い選手を火種にして、周りの選手達、チーム全体、そしてサポーターまでもが燃え上がれれば、きっと全てはうまくいく、そう感じます。季節は益々暑く、暑くなってゆきます。僕らも、炎天に負けないくらいの大きな灯火を心に持ち続けてゆきたいですね。【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2007年6月2日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第19節 モンテディオ山形 1−1 ザスパ草津 NDソフトスタジアム山形 4733人 |
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| 僕らは負けてない! |
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梅雨入り前の貴重な好天に、東北自動車道は観光地へ向かう車が引きも切りません。いやあ、それにしても良いお天気です^^。北へ向かう道中では、新緑に彩られたみちのくの山々が美しく遠景を飾ってくれております。去年の遠征は嵐の中の行軍でしたので、それとは比ぶべくもなく、気分も上々です。上機嫌の訳は天気ばかりでなく、山形のうんまいもんが食えるってことがあるからだったりもします。山形の食いもんは、まあ、大概何でもうまいんですが、我々のような弾丸遠征となると滞在時間が限られてくるので、あれもこれもという訳にはいきません。今回の遠征では、最早僕的には恒例のラーメンと、10年以上ぶりになるタイ焼きを食べることにしました。その時間を稼ぎ出すために、高崎を早朝5:30に出発、件のタイ焼き屋さん(山形市内・「若葉」)には10:30過ぎに着きました。タイ焼きをはむはむと頬張りつつ、にっこにっこ顔で馬見ヶ崎川周辺の変わらない景色を楽しみながら、ゆったり東根に向かいます。遠くに見える月山の雪が少ないねぇ、なんてことを同行のマスターK君と話している内に目的地(東根市・「紅花」)に到着(11:00)。山形は元来蕎麦処として有名なんですが、実は密かにラーメンの名店もたくさんあります。で、いつものようにバターポテトラーメンをがふがふと喰らって、この時点で気分は最高潮です。あ〜、くちくなったら眠くなった…。いかんいかん、戦意を高めねば。急ぎ戦場へと向かうのでした。 今節の対戦相手は、現在昇格枠争いを演じている山形です。メインスタジアムの名称が変更になったこと以外は、あまり昨年と変わらないように思っていたのですが、変にいじらないで地道に努力をしてきたことの結実でしょうか、今年の山形は「手堅く強い」といった印象です。今節は怪我人多数などにより態勢盤石という状態ではないようですので、悪いけんど、ここは一つ付け入らせていただこうじゃありませんか。こちらにも、未だ果たせていない大きな目標があるんですから。大きな駐車場に車を駐めて、レプユニを着用し、いつものように軍旗・Lフラッグを振り振りスタジアムまで行進です(うーむ注目度抜群♪)。と、スタジアム入り口にFMG・笹川アナ発見。この御仁も方々に遠征してくれらぃね。しばしお話をして、そして勝利を誓い合って別れ、いざスタンドへ。前回は全く見えなかった、丘陵と青い空を背景とした緑映える場内には、既に草津サポ遠征軍が陣取っております。みんな遠路お疲れさん、今日はがんばんべぇ!さて、前節出場停止となっていたチカ選手が復帰し、今節のスタメンは次の通りとなりました。GK:1・本田選手、DF:2・寺田選手、5・チカ選手、23・藤井選手、4・田中選手、DMF:17・秋葉選手、18・櫻田選手、OMF:9・高田選手、6・鳥居塚選手、FW:11・氏原選手、20・松浦選手、リザーブメンバー・GK:21・常澤選手、DF:3・尾本選手、MF:30・松下選手、15・桑原選手、FW:19・後藤選手。フォーメーションとしては、寺田・田中両選手をSBに配し、秋葉・櫻田両選手を2ボランチ、高田・鳥居塚両選手をSHに置き、氏原・松浦両選手を2トップとする4-4-2の形態です。FW要員の選手が3名先発し、左SBには本職の寺田選手が入りました。また、ここ最近の定位置である左SHに高田選手を置いてボールの収め所とし、先発起用の松浦選手をDF裏へと走らせる目論見のようです。試合の展開次第でどのようにも攻められるフレキシブルな攻撃陣といえるでしょう。あとは山形側の出方次第、といったところ。 爽やかな風が、北から南、ホームゴールサイドから我々のアウェイゴール方向に向かって吹く中、風上に向かって草津のキックオフで試合開始です。前半5分、草津最初の好機到来です。右サイドで得たFKを素早くフィードし、これを受けた氏原選手がゴール前に迫りシュートを放ちます。しかし、このシュートはミートせずに大きく左へ外れます。前半15分までは両軍ともDFラインを高く保ったため中盤に出入りする人数が多く、なかなか思うようにボールやエリアを支配できません。それでもポゼッション争いにおいては山形の方が優勢で、徐々に草津DFラインを押し込んできます。こういった状況となって、草津の戦術が明確に見えてきました。前節同様、ボランチないしDFラインの自陣深い位置で(プレッシャーを受けない状態で)ボールをコントロールしている間に前線の陣形を整え、最後列のチカ選手から左サイド最前線へと大砲が撃ち込まれる、といった仕様です。一方の山形も、予想していた左サイドの石川−財前ラインを使わず、反対の右サイド(つまり草津にとっての左サイド)を拠点としたサイドアタックを多用してきます。このため、今日の左サイドは非常に大忙しです。頑張れ寺ちゃん!。草津側では、両SBが結構高い位置でプレーしている割にはSHやFWの連携が上手くゆかず、せっかく送り込んだフィードボールも、そのほとんどが山形の手に落ちるという状態が多く見られます。そこにもってきて、中盤から底上げを図っていざ攻勢に、という段においては、安易なパスミスなどからチャンスを失うだけでなく、一転大ピンチに陥る場面もしばしばです。前半18分、センターサークル付近でのセットアップの時に、ある選手が出したパスが山形側へのキラーパスとなって、速攻カウンターを喰らう羽目になったのなどは、その良い例でしょう。その後は草津側の砲撃が止み、断続的な山形の攻勢が続きます。前半20分、ゴール至近エリアからフリーでシュートを撃たれますが、このシュートは精度を欠き、大きく外れてゆきます。直後の前半23分、ペナルティエリア直前で草津守備陣がファールを犯し、危険な位置でのFKを与えてしまいます。このピンチも、山形側のシュートミスで難を逃れました。やれやれ。休む間もない前半25分、今度は山形・右サイドからのセンタリングがまたしてもフリーな状態で上げられますが、GK本田選手のセーブで事なきを得ました。どんどんいきます。前半29分、山形・左サイドからのセンタリングに対しても、ゴール前にフリーマンを作られてしまい、まんまとヘディングまで撃たせてしまいます。しかし、ここも山形、外す外す。最後は前半37分、今度は中央から、何度目だ、フリーでシュートを撃たれますが、ここもGK本田選手が正面でキッチリセービングします。いやぁ、入らないときは入らないもんだねぇ(いや、人ごとじゃないけど)。ピンチの後には何とやら、草津の前半最大の見せ場は、前半38分の攻撃です。左サイド深い位置からチカ選手がロ〜〜〜ングフィードを前線に供給します。これを綺麗にトラップして受けた松浦選手、ペナルティエリアまで侵攻してシュートを放ちますが、わずかにゴールの外へと飛んでゆきました。いや〜、惜しい!。この後は双方攻め手を欠き、前半終了となります。前半戦の感想ですが、双方共に細かいミスが目立ちます。ただ、山形と草津の違いは、山形のミスの多くが攻撃時のものであるのに対して、草津のそれは主に後方での組み立て時、あるいは守備の時に発生しているという点です。簡単にいうと、山形のミスは傷にならないけど、草津のミスは致命傷になりかねない、ということです。山形が外しまくるといった幸運は何度も続くと思わない方が賢明です。引き締めていこう。 後半に入って、草津側で前線の布陣に変更があります。2トップ→高田選手をセンターに据え、左・松浦選手、右・氏原選手の3トップとなります。この変更は後半開始直後から機能します。3枚のFWがポジションを盛んに入れ替えながら流動的に相手DFの裏、裏を衝いてゆきます。と同時に、それまで両サイドを有効に使えていなかった草津でしたが、左右に張ったFWが大きく展開することによって、山形の守備が引っ張られるように位置を下げてゆきます。特に、動き出しの良い松浦選手は前線を攪乱することしばしばで、高田選手とのコンビネーションから好機を演出します。後半3分には草津・田中選手のロングスロー→氏原選手の惜しいヘディングシュート、後半6分には山形の中央からのフリーシュート(いずれも外れました)など、攻防一進一退の様相です。草津の巻き返しもあって、山形の攻撃も一息ついた感がありますが、ここで草津も一気呵成に、とまでは攻めきれません。お互いに状況の打開策を模索するような焦れた展開のなか、後半21分に一瞬の光明を見逃さなかった草津に幸運が訪れます。それまでも前線で執拗なボールチェイスを繰り返していたFW・松浦選手、山形DFが自陣に向いてボールの処理をしようとしていたところにスルスルと接近します。慌てたDFが切り返してかわそうとするその足下からボールを奪い去ると、後は影も踏ませぬ猛スピードで山形ゴールへ突貫。GKとのガチンコ対決にも至って冷静であった松浦選手は、実に柔らかいタッチでボールをゴールへと送り込むようにして蹴り出します。緩い弧を描いたループシュートは、GKの頭上を通過し、ゴールネットを柔らかく揺らします。GOOOOOAL!!! まさにワンチャンス。組み立てすらままならない中での先制弾は、試合の趨勢を決定づける可能性を秘めたものといって過言ではないでしょう。俄然勝利の気運が高まってきました。ただ、後半もまだ半分以上残っているので、変に守備意識を持たない方がかえって危険が少ないと思います。ここは追加点を狙っていごー!。後半35分、前半から走りっぱなしで疲労の色濃い寺田選手に代えて、尾本選手を投入。タイプが違うので同じ仕事はできないでしょうから、必然的に守備重視となるでしょう。連携に気を付けて、穴を作らないようにしてくんない。山形の戦意が高まったのか、はたまた草津の勝ちたいという意識がそうさせたのか、主戦場は草津側ハーフに完全に移ってしまい、草津は山形の猛攻を前に防戦一方となってゆきます。うわっ、あぶねぇ、お願い。悲鳴にも似た歓声が時々刻々と増してゆく一方、時も間違いなく刻々と過ぎゆきます。そしてロスタイム突入。1分経過。2分経過。よしっ!凱歌我にあり!。し・か・し、です。ロスタイムもほとんど残り時間なんてないであろう時間に悲劇は起こりました。猛攻をかけて草津陣内を刻々と浸食し、遂にペナルティエリア内に攻め入った山形・林選手のシュートが草津のゴールを割り、と同時に我々の夢を奪い去りました。 結果だけを見れば、現在昇格レースの真っ直中にいるチーム相手に敵地で引き分け、勝ち点1をゲットしてきた、ということになります。現場で、生で応援をしていた人間にとってみると、ほとんど掌に収めていて、後は指を閉じてぎゅっと握れば自分のものにできた勝ち点3が、閉じかけた指の隙間からするするとこぼれ落ちていった、そんな実感です。したがって、我々もそうですが、選手達の落ち込みようは目を覆わんがばかりです(特に櫻田選手は一度も顔を上げてはくれませんでした)。試合終了後の選手挨拶では、そんな選手達に対して労いと激励の言葉が盛んにかけられます。一方の山形ゴール裏では、盛大なブーイングが沸き起こっております。う〜む、立ち位置の違いは、崖っぷちからの生還さえ許されないのね。まあ、それだけ今季に掛ける期待が大きいってことなんでしょう。振り返って我がチームのこと。今日の試合については、あまりにドラマティック過ぎたのでほとんど敗戦のような気分になってしまいがちですが、冷静になってみれば、負けてはいないのです。ここ、大事ですよ。選手達にも言いたい。すっげぇ悔しがってもいいけんど、必要以上に落ち込むこたぁねぇ。気持ちが後ろ向きになっちまうと、はぁ、いいイメージってもんが思い浮かばなくなっちまうだけじゃなく、体までいごかなくならぃね。今日のことは、ミスしたとこ、考えが浅かったとこ、ちょっとんべぇさぼっちまったとこ、そんな試合内容の良くなかった所については、大いに反省して改善の努力をしていただきたいとは思いますが、引き分けになっちゃったという事実自体については、犬にでも噛まれたと思って、すっきりさっぱり忘れちまうんべぇや。こんなことくらいで暗くなってばかりはいられないんです。次の試合はすぐそこです。前を向いて歩いて行きさえすれば、チャンスは何回だってやってきますよ。だから、負け惜しみでなく、あえて声高にこう叫びたい。 |
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| 「僕らは、負けてない!」 |
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| 【ほーせん@高崎】 | |
| ■■■ 2007年6月10日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第20節 徳島ヴォルティス 0−0 ザスパ草津 鳴門大塚スポーツパークポカリスェットスタジアム 3145人 |
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| 守護神吼える
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| ■■■ 2007年6月13日(水) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第21節 ザスパ草津 0−0 東京ヴェルディ1969 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 5142人 |
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| あと一歩
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昔流行った歌番組風に『1ヶ月のご無沙汰です』の敷島。この間ホーム・ゲームもあったけど、松本・熊谷と出城での転戦続きで「阪神タイガース死のロード」みちょ。今日の相手、やたら名前が長ぇんで「緑」。「開幕のザスパに勝つ事」だけに照準を合わせてたラモス戦略に嵌って大敗した相手。勝点3GETツアー御一行様に超辛口土産付きでちゃんとナシて、ラモちゃんの狼狽ぶりをたっぷりと見してもらうぜ。だけど、なんでこんな変則日程なん?少し忘れっぽかったり、気の短い人なんかじゃぁ、その存在すら忘れっちまったり、熱冷まし飲まされたみたいな感じになっちもぅ。ぼっとして会場のせいなんなら、ぼちぼちJ1昇格後を見据えて専用スタジアムに着手も!『○○○ TheSpa CLEAN STADIUM』でどう?今日はベイシアグループのスペシャルマッチ水曜ナイターで、ハーフタイムチケットも初めて導入された。観客層を広げる一助になることを!!早速の腹拵え、いつもと違うスペシャルなメニュー。レプユニ抽選券付き『ザスパ草津監督 植木繁晴のカレーなる戦略 ザスパ草津 もっと勝つカレー』。この手のもんにゃからっきし弱えん、上州人は、で到着即購入、でねぇと完売になっちまう。徳島でスーパーセーブした炎の守護神を讃える新コールが響く中で、ワンコインながら十分な美味しさに加え、ハーフタイムの抽選ではレプユニ大当たり!のプレミア付きと、なっからんめぃもんでした。『24日セレッソ戦でも発売予定』『群馬県内のセーブオンで6月25日まで』だそうですよ〜。ピッチアップは敷島デビュー戦の吉岡選手に注目!正月のドリームマッチでは、もこぉ側の選手で、ドリブルから先制ゴールを決めその後もピッチを駆け巡った挙句に負傷退場のオマケ付き活躍。溜めてきた「点に絡む試合」の思いを込めて、右サイドのレッド・シューズの桑原選手に大きなサイドチェンジのパスを繰り返している。ついにっちゅうか、やっぱなぁっか、いつの間にか2桁順位に沈んできたけど、首位の札幌にだってついこないだ勝ったばっかしじゃねえか。新たに、ホーム側GOAL裏のヤグラにTVカメラがセットされた。GOALのテンコ盛りで勝とうぜ、今日は!左手はエスコートキッズに、お人形さんみたいな可愛い女の子を抱いたチカ選手が先頭で入場。ベンチ裏の方には外人女性の姿も。「南米か!」極めて常識的且つ状況的判断から、家族同伴出勤のようです。照明は点灯されているけど、陽は未だ西の空にある内のキックオフ。と同時に開幕戦の再現を狙って攻め込んで来る緑。一瞬のスピードは忘れちゃいねぇけど、多分緑は「開幕戦で圧勝した相手に最初ッから本気モードじゃ来ない」ハズ。なんとか先制!目の色変え点取りに来る緑と、立ちっぱなしのラモちゃんが見たい。 ザスパの布陣は、徳島戦で赤紙出場停止の氏原選手に代わり桑原選手が中盤右に入った以外は同じ顔ぶれで2トップは高田選手と松浦選手。最初の流れをしっかり守ると、ボランチを起点に、攻撃のリズムとパターンが作られていく。緑の前線は、秋葉・櫻田両選手に対してノー・チェック+自由行動許可みたいで、センターライン手前の桜田選手から、相手DFの裏に抜け出た桑原選手にロ〜ング・パスが通りGKと競り合うが、ほんのわずかだ、足が。17分、中央で名波選手に競り勝った鳥居塚選手から桜田選手経由で受けた吉岡選手が、ペナルティエリア手前の深い位置まで侵入したセンタリングは、中の二人に届かずクリアされちまった。もうちっとんべぃ浅かったらドリームマッチの再現だったんに。更にCK、高田選手や山崎選手のSH、飛び出した松浦選手のビッグ・チャンスに鳥居塚選手のミドルと、惜しいシーンはテンコ盛りなんだけど、ネットは揺るがねぇ。そのたんびに、身を乗り出しての歓声と天を仰いでの嘆声を繰り返す。ラモスが座ってない!個人技頼りでスピードを欠く攻撃にシビレを切らしたんか、単なる座り疲れなんか?テクニカルエリアで指示を続ける。勿論、植木監督なんかぁ、とっくの昔に戦闘モードだったから丁度あいこで、攻守の切り替えが速い展開のまま前半終了。 後半開始1分、山崎選手へのファウルでゴール正面のFKをもらう。少し遅くなったけどいよいよ開幕戦のお返しの番が来たよぅ。キッカーの位置で吉岡選手も構えているけど、ここは高校選手権準決勝のオサライするだけで良い桑原選手が、迷わず左隅狙ったけどGK正面でキャッチされちまった。最大のチャンスは10分。左CKに続けてもう1本右からのCKで、ゴールエリア近くで飛び出して来た相手GKと藤井選手が、更にその後もう一度チカ選手が競り勝った。そのボールを桑原選手が左斜め前から、今季初ゴールとなるはずの右足一閃。GK不在のゴールに吸い込まれたと思ったら相手DFのヘッドでクリアされた。このスローインから桑原選手のクロスがゴール前を横切る。これに反応してたんは松浦選手だけ。スローインだからマークに戻るんも分かるけど、押せ×2状況だったからもう少し粘ってくれてたら。この後高田選手がインターセプトから持ち込んでのクロスも今度は山崎選手だけ。あと1人詰めててくれりゃぁいんだけどなぁ。25分もスローインから。逆サイドの折り返しから山崎選手が「どうぞお撃ち下さい」という丁寧なパスを出した。出された桜田選手は期待に反してスルー。確かに、詰めてきたフリーの秋葉選手の可能性を選択したんは間違えじゃねぇんだけど、なにせ当の秋葉選手までフェイント掛かっちゃぁ企画倒れになっちまった。この後30分山崎→尾本、35分桑原→後藤、40分吉岡→松下と各選手交代が行われ、終盤の応酬があったが結局スコアレス・ドロー。 勝つ要素はいっぺいあったんに、ゴールは小さく遠かった。そして今日のゲームを左右したんは、開始早々にディエゴを止めた最初のディフェンスだった。秋葉選手と櫻田選手がセンターライン付近でディエゴを挟み込んで、タックルで倒し(たように見え)ホイッスルが鳴りFKかぁと思ったら逆で、ディエゴのファウルを取る笛だった。予見の無い笛がザスパの守りの「勇気と基準」になったようで、どこにも顔出すフッキの足元にはスライディングタックルが決まり、シュート体勢に入れば体を寄せコースを切っていく。広山選手を倒し又PKかぃ?の場面も、首をひねりながら抗議するフッキを無視するかのように緑のファウルに。チカ・藤井選手の両CBだけじゃなく、フィジカルの差を気持ちで埋め面白いようにボールを奪う桜田選手。名波選手に競り勝った鳥居塚選手も、黄紙・ファウルとも無し。気分良く仕事させちゃいけない外人選手には特効薬になったと見え、緑らしいゲームをさせなかったナイス・タックルだった。こんだけ出来た!あと一歩!こん次は緑に乗り込んで、勝点3を戴いて来ようぜ!【群馬のパパ@中毛】 |
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| ■■■ 2007年6月17日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第22節 アビスパ福岡 2−0 ザスパ草津 東平尾公園博多の森球技場 7711人 |
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| 好機活かせず |
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「彼らならきっと勝ってくれるよ」 「いや、絶対勝つって」
期待を込めつつ、自分たちの気持ちを盛り上げるようにサポ仲間数名で東平尾公園博多の森球技場に駆けつけました。飛行機を使い5時間で着きました。前日に博多入りし一泊。一日おいて気合満々で博多の森に到着。天候は曇り気温は28度。日は出ていないのですがこれが結構暑い・・・。後半、アビスパの足が止まったあたりが勝負かなと予想です。席を取りバックスタンド側の博多の森グルメを目指し探索。メインスタンド側にも売店はありますが、ここ博多の森に来たのならバックスタンド側のグルメを堪能するべきだと思います。ちょっとした屋台村のようなものがありまして、10種類近い蒲鉾てん、ブラジルソーセージ、やわらかカルビ串、ラーメン、明太子パスタ等々とても美味しい博多の森グルメがお出迎えしてくれます。ただしレプユニ、タオマフはもちろん、ザスパ関連のものを外さないと警備員さんに止められますので注意して下さい。 スタジアムを散策している際にちょっとしたうれしい出会いがありました。ザスパ草津のキャンプ地である宮崎県西都市からザスパのフラッグを両手にしたかなりの人数のご一行様が応援に駆けつけてくれていました。福岡遠征ともなるとサポの数もずっと少なくなり、心細くなる面もあるものですが、「ザスパの応援に来たぞ!」と笑顔で力強く話しかけていただき、嬉しさと頼もしさを感じました。帰り際にもう一度お会いしましてザスパが次回九州に来る日を質問されました。鳥栖までまた駆けつけてくれるのでしょうかね^^硬い握手と共にお別れしてきました。 また地元出身である桑原選手のご家族の方も駆けつけてらっしゃいました。一緒に応援しているだけでも嬉しいのですが、我々サポーターにとっても美味しいお菓子を差し入れまでしていただいてしまいました。ほんとうに美味しかったです!御馳走様でした♪ さて、スタメンの発表から。まずアビスパ福岡から。GK神山 DF山形、川島、長野、島村 MF田中、布部、久永、久藤、アレックス、FWリンコンがスタメン。対してわれらがザスパ草津。GK本田 DFチカ、藤井、鳥居塚、吉岡 MF櫻田、秋葉、桑原、山崎 FW氏原、高田といった布陣。リザーブに常沢、尾本、松浦、そして松下。アビスパサポーターの雷のような太鼓の音と共に熱い応援をしているスタジアムの中でゲーム開始です。セットプレーで先にチャンスを掴んだのは草津。地元出身桑原のFK!ゴール右隅を狙ったボールは相手DFに当たりCKに。そのCKも桑原が蹴るもののファーへ流れラインを割り相手側のスローインに移行。チャンスを活かせません。 中盤で潰しあいつつ若干押し込み気味にゲームを作っていた前半18分、左サイドから突破を計ってきた久永を山崎がペナルティーエリアで倒し痛恨のPK。GKの本田もコースを読んでいたもののアレックスが決め先制点を許してしまいます。その後徐々に草津が主導権を握る時間が増えたものの、イージーミス、チャンスメークのまずさ、決定力の無さが、福岡を楽にさせていた印象です。 後半、守備陣は福岡の攻撃の芽を摘む働き。そこからまずは1点を奪いまずは同点、そして逆転を狙って欲しいところです。松浦のバー直撃の惜しいシュートがあったものの未だネットを揺らす事が出来ません。DFチカを前線に残す形でゴールを奪う形に変えてきたところで84分、チカのポジションチェンジによってラインコントロールの隙をついてきた久藤に痛恨の2点目が奪われてしまい、そのまま長いホイッスルを聞くこととなりました。今日はイージーミスが多く福岡を助けてしまったというところでしょうか。しかもこの福岡に対してだけではなく、ここ数節はゴールを奪えていません。これでは「負けないゲーム」は出来ても「勝つゲーム」にはとても程遠いところです。結果は勝ち点1すらを奪うことが出来ず、うなだれて群馬まで帰ることとなったのですが、唯一救いは、自分の応援しているザスパ草津は色々な方々に応援され、支えられている事を改めて感じた一日であったこと。そして博多の森周辺の緑が心を癒してくれた事。福岡の食は素晴らしかった事。終わってみれば合計80点かなといった遠征だったかもしれません。次にこの地に訪れる時は100点を突き抜けて、120点で帰って来たいですね。【梅@西毛】 |
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| ■■■ 2007年6月24日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第23節 ザスパ草津 0−2 セレッソ大阪 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 3665人 |
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| 梅雨寒 |
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梅雨入りしたんに一向に梅雨らしい天気になんねぇやぃねぇ。日曜の試合も天気いーん?・・・んなこと思ってたら、朝からすっかり梅雨空になっちまったぃね。雨がしとしと降る中、ちっとんべ肌寒みぃ日曜夜の試合に敷島に参集した者、ざっと3千人余り。今日はベイシア様のスペシャルマッチでハーフタイムの抽選会もあるんさね。セーブオン様のブースでは「もっと勝つカレー」が好評販売だぃね。大西さんがお亡くなりになって早一年が経とうとしてらぃね。今節の相手は、かつて大西さんがザスパに来られる前に、その心血を注いだチーム、因縁のセレッソ大阪との一戦。大西さんは、手塩にかけた両チームの一戦を天国で観戦されてるんだんべか?ならば我らの成長の証を、きちんと示さなけりゃなんねぇよね。 本日の布陣はGK1本田、DF6鳥居塚、DF23藤井、DF5チカ、DF2寺田、MF17秋葉、MF30松下、MF18櫻田、MF20松浦、FW14佐藤、FW11氏原。サブにGK22北、DF3尾本、MF15桑原、MF8山崎、FW9高田の面々。松浦はMF登録だけんど実はFWで、普段はボランチの櫻田を前に上げて4-2-1-3とゆーところなんかな。とにかくザスパの重症化しつつある得点欠乏症に、植木監督は陣形の変更、攻撃的3トップっつーカンフル剤を注入してきたぃね。久しぶりの先発となる佐藤、左サイドバックの寺田がどんな働きをみせてくれるんか楽しみだぃね。相手のセレッソは、主要メンバーの何人かががケガや出場停止なんだけんど、苔口や古橋といった代表クラスの選手には要注意だぃね。試合開始前には、B-H席で新曲「草津STYLE」の披露&みんなして練習。そして選手コールの後、皆で天に届けと「大西コール」。前節でJ1・J2 通算350試合出場の秋葉のセレモニーも行われたぃね。花束贈呈は奥様だったぃね。これからも頑張ってくんなぃ。草津節が雨の敷島の杜に響く。さぁ、天国で見てる大西さんにこっ恥ずかしい試合は見せられねぇで!雨中の一戦、キックオフ!!序盤はザスパのペース。小刻みなパスをつないでセレッソ陣内に攻め込む姿勢。セレッソの中盤のプレスがあんまりきつくなくって、ザスパは中盤を起点に、それなりに敵陣内まで攻め込むことはできるんだけんど、さっと守備を固められちまったり、シュートを躊躇しちまったり、雨でスリッピーなピッチのためなんか足を滑らしたり、つまんねぇミスも出ちまってボールがうまくつながんねぇ。左シャドウを任された佐藤は気合が空回りしてるみてぇだぃねぇ。この時間帯にチャンスをものにできてたら・・・・16分セレッソのゼカルロスに強烈なミドルを撃たれちまったけんど、ここはGK本田がファインセーブ。25分すぎ、セレッソはケガのためなんか動きのよくなかった小松から金に早々の交替。これが効を奏したんか徐々にセレッソがボールを支配するようになっきて、苔口や古橋に速攻を喰らい何度も肝を冷やしたぃね。30分過ぎからはセレッソの猛攻、ザスパは陣内に釘付けで防戦一方。38分にはペナルティエリア外左よりセレッソのFK。3人によるトリッキーなキックは本田がパンチングでセーブ。何とか凌いで前半終了、0−0。勝負は後半だぃね。 後半開始。雨足は少し弱くなってきたで。ザスパは攻めの姿勢をみせるも相手陣内に入ってからのミスが多い。氏原のヘッドもヒットせず。後半10分に佐藤は高田と交替。久しぶりの出場だったけんど、マチャは結果を残せなかったぃね。後半15分、松下が強烈なミドルを放つが相手GKに阻止され、CKからのチカが見舞ったヘディングも再びGKにセーブされ得点ならず。後半27分、チカがペナルティエリアのわずか外側で痛恨のファールを犯し、セレッソはFKのチャンス。またもや3人がかりのトリッキーなFKは、再びGK本田が良く反応しセーブしたんだけんど、このこぼれ球を苔口が蹴り込んで、ボールはネットに突きささっちまった。失点、0−1。ザスパは今日はシュートを放てなかった松浦に替わって、桑原投入。しかし集中力が切れちまったんか、その1分後、つまんねぇミスからボールを奪われ、古橋にループシュートを見舞われちまう。0−2、残り時間は約20分。雨はもうほとんど止んだぃね。もはや攻撃あるのみのザスパ。高田のシュート、そして桑原のシュート、決まらず。秋葉から山崎に交替。寺田の中央突破も決まらず。最後はチカを前線に上げてのパワープレー。高田のシュートは無常にも直前の反則で取り消され、CKからの再びチカのヘッドもゴールを割ることがでぎなかったぃね。試合終了、0−2、敗戦。またも無得点・・・ゴールは最後まで遠かったぃね。 梅雨寒の天気同様のお寒い試合内容に、試合後、B-Hからは激しいブーイングが選手たちに浴びせられたぃね。チームが進化を模索しているんは理解してっけど、どんなにカッコ悪くっても、泥臭くっても、眼にめぇる「得点」っつー結果がほしぃんのもまた事実なんだぃね。これで無得点試合は4試合連続になっちまった。皮肉にもセーブオン様の「もっと勝つカレー」の発売期間中は1点も取れなかったぃね。まさかこの退潮は・・・・噂に聞く「弁当の呪い」なんきゃ?でも、そういや試合前にあんなに降っていた雨も、試合が終わる頃には止んでたんさ。止まねぇ雨は決してねんだから、俺達もいつかチーム状態に晴れの日が来ることを信じるんべぇよ。天国の大西さん、わりぃんね。今節はちっとんべ無様な試合だったぃね。天国で今節の試合を観た大西さんはきっと俺達に、生前口にされていた、あの言葉で叱咤してくれてるんじゃねぇかな。 |
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| 「まだまだ出来るはずや。もっと頑張らないとあかん」。 |
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| 【すずき@東毛】 | |
| ■■■ 2007年6月27日(水) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第24節 コンサドーレ札幌 2−2 ザスパ草津 札幌ドーム 13458人 |
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| 諦めない |
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今回ほど気の進まない遠征は初めてでした。第2クール休み明けは熊谷で水戸ホーリーホックから勝ち点3を奪い、続くモンテディオ山形戦では初の連勝をかけ挑むものの1-0でザスパ草津勝利で終了間際寸前に痛恨の失点、ドロー。続く徳島ヴォルティス戦では終了間際のPKを守護神本田が抑え辛うじて0-0でドロー。続く東京ヴェルディもいい感じだったのに0-0で引き分け、続く福岡へは期待を持って現地に飛んでみたもののアビスパ福岡に0-2で敗戦。そして前節のセレッソ大阪戦では0-2で敗戦。4試合連続で得点が奪えていないし、第2クールのここまでの戦果は極めて良くない状況が続いています。そんな時に堅守を誇り、首位を快走するコンサドーレ札幌のホームゲームとはいかにも分が悪く、熱烈なサポーターの方には申し訳ない言い草になってしまうのですが「わざわざ札幌まで凹みに行くような気分だ」と前日入りした現地札幌に着いても、気分はどこかしら優れれませんでした。せめてもの慰めにとその日の夕暮れ時に広大な牧草地の先に札幌ドームを見渡す事が出来る「羊ヶ岡展望台」までバスに揺られてフラフラ。北海道開拓の歴史で名を馳せた有名なクラーク博士の銅像を見物してみました。目の前のベンチに座り「少年よ大志を抱け!」という有名な言葉を選手に贈りつつ、自分も励まされた格好で徐々にモヤモヤが晴れ、ようやく士気が高まる感覚がありました。「よしゃ!今日は旨いもん食って明日は頑張るぞ!」 試合当日。昨年の遠征は厚別、今回は札幌ドーム。とっても立派な建物だ・・・羨ましい! AWAY側自由席にたどり着きざっと指を折りつつその場にいた草津サポの数を数えてみると26人。ひょっとした一桁だったりしてなんて考えていましたから意外に多いな〜と感じつつも、やはり極少数。この日の入場者数が13458人だったことを考えるとまさに少数精鋭!いや、少数「精鋭」と誇れるように頑張るしかない!しかしこの超AWAYってゾクゾクして楽しいですよね^^大好きです。 スタメンの紹介、まず札幌からGK高木、DF西澤、曽田、ブルーノ、西嶋、MF砂川、芳賀、カウエ、西谷、FWダヴィ、中山、そして草津はGK本田、DF田中、藤井、チカ、尾本、MF秋葉、鳥居塚、松下、櫻田 FW氏原、高田。そして今回の主審にニコライ フォルクアーツさん。(とてもゲームコントロールが巧みで観ていてストレスを感じさせません。素晴らしい方です。) キックオフ!いつもの様に守備→攻撃時のミス、判断の遅れ、横パス等でなかなかスムーズに進みません。一方の札幌は判断良くシンプルに駆け上がってくるスタイルで序盤から勢いの差を見せ付けられる格好でした。16分、西谷からダヴィへと決定的なシーンを作りゴールネットを揺らすがオフサイド!危ない危ない。と胸を撫で下ろしていた矢先に西谷にゴールを許してしまいます。「先行逃げ切り」で首位を快走しているコンサドーレにこの失点はかなりまずいです。湧き上がる歓声の大きさが「今日は勝った!」という気持ちを物語っているようでした。 しかし、まだ諦めるわけにはいかん!と前回敷島で戦った際に先制されつつも追いつき追い越したケースを思い出し再び自分に檄を入れる!そして40分、秋葉から氏原に繋がれたボールを頭で合わせGK高木の手の先を通過しゴールネットを揺らせました。GOOOOOAL!!! ついに同点で前半を折り返します。 後半に入って激しく攻守が入れ替わる展開になりました。59分、藤井が頭で跳ね返し秋葉がそのボールを追っている中、芳賀が猛然と後ろから走りこみボールを奪ってそのまま弾丸ミドルが炸裂。鮮やかなにゴールを割られ、また追う展開になります。またキツイ展開になりました。更にまたアクシデント発生!ゴール前の鬩ぎ合いで石井のキックがチカの顔に炸裂・・・。チカが倒れたままです。その後立ち上がり、また一度倒れてしまいます。治療をしてなんとかピッチに戻ります。寺田と交代の準備がありましたが、チカはそれを拒否しプレーを続けます。彼のあふれる闘志に心を奮わせられました。 「昨年の厚別のように最後の最後で追いつくかもしれない!」決して諦めず、プレーをする選手に自分たちもひたすら声を出し続けます。そして後半38分、秋葉がDFとGKの間に放り込み、高木が弾いたこぼれ球を高田が決めました!GOOOOOAL!!! ついに同点になりました! その後アディショナルタイムの4分を含め熱くめまぐるしい攻防を繰り広げ、そのまま長いホイッスルが吹かれました。 コンサドーレ札幌が今日勝てば、今年J2すべてのクラブチームから勝ち点3を奪えた一戦。そして今日は点を取られては追いつき、その目論見を阻止しました。久々に心から歓喜し興奮したゲームのあと、椅子に座って余韻に浸り、ドーム内外の人の流れが少なくなったところで地下鉄にのり市内の小さなお店でサッポロビールを片手に小さくガッツポーズ、祝杯を揚げホテルに帰還しました。遠く札幌の地に赴き、最後の最後まで信じて応援した甲斐があった一日でした。【梅@西毛】 |
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| ■■■ 2007年7月1日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第25節 ザスパ草津 0−2 愛媛FC 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 3759人 |
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| 不快指数上昇 |
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梅雨空の日曜のホーム敷島。目の前で繰り広げられたゲームは、今季最もひでぇ一戦、いや、あの暗黒の2005年でもここまでの試合はそうはなかったで。試合終了後、B-H立ちゾーンは巨大なブーイングと怒号が渦巻き、普段はおとなしいB-H座りゾーンでも、良くねぇ試合ん時でも拍手してくれる人が多い優しいメインスタンドからも、容赦ねぇブーイングが飛ぶ。夜風は涼しくなったけんど、敷島に参集したサポーターの不快指数はなっから上昇してたぃね。前節アウェイで首位札幌に、最後まで諦めねぇ姿勢を見せつけ、リードを2度奪われたが、2度追いつき2-2で引き分け。その調子で今日も勢いに乗ってるんべ!、きっとやってくれるんじゃねぇきゃ!とっつー予感。今日の相手は因縁の相手、愛媛FC。去年さんざっぱら菅沼や高萩にやられちまったが、はぁあの2人はいねぇし、第一クールは勝ってるし、順位はオレたちより下だし、首位にあんなけでぎるんなら、一気に愛媛を叩いて再び中位の争いに顔だすんべぇ!・・・って多くの人が思ってたんべ?去年の第4クール、似たような思いで試合に向かい、愛媛にものの見事に2-5で惨殺された歴史の教訓から学ぶことは多かったんかもしれなかったんだけんどね。 土曜から敷島周辺では去年は秋に行われたイベントが、試合開始前、B-Hは高い期待を反映してか、実にいいムードだったぃね。選手が練習でピッチに出てきたときから、草津Go!+ジャンプ付きでのハイテンションなお出迎え。最初からみんなノリノリ状態だったんさ。スタメンのコールの後に、天国の大西さんに今日こそ敷島で無様な試合は見せねぇように!と、天に向かって渾身の大西コール。そして時間の経過と共に敷島は歓喜の舞台に変わる・・・・・・はずだったんだけんど。 スタメンはGK1本田、DFに3尾本、5チカ、23藤井、6鳥居塚、OMFに15桑原、18櫻田、DMF17秋葉、30松下、そしてFWに前節得点を挙げた11氏原、9高田の2トップの4-4-2のボックス型。サブにGK22北、DF4田中、MF8山崎、MF27里見、FW20松浦。サブに今シーズン初めて里見を入れてらぃね。選手入場、今日はイベントとあってか湯友君が、ゆうまちゃん・ゆうまこちゃん、ゴロピカリ君?を従えての入場。群馬キャラクター、濃すぎ(笑)だぃね。ちっとんべ雨が落ちてきたけんど、ポンチョを着るほどじゃねぇみてぇだ。さあ、いよいよキックオフ! 数分後、敷島に集った3千人余の人たちが気づいた光景、それは札幌の勢いそのまんまにホームでの躍動を期待した姿とは正反対の実に締まんねぇ無様な姿を晒したザスパだったぃね。愛媛の効果的なプレスと、厳しいサイドの封じ込めにあい、全くサイドからの攻撃を使えず、そして苦し紛れの横パス、バックパス。前に行ったと思えば、セカンドボールを簡単に奪われたり、相手の正面にパスしちまったり、パスのコースを簡単に読まれ、カットされては速攻を食らう。中盤は愛媛に支配され、運動量でも完全に圧倒されてる。まるで昨年の第4クールの時といっしょ。相手をなめてかかったんだかなんだかしらねぇが、愛媛に完全に主導権を握られちまった。観客席からも罵声と悲鳴が交錯し、イライラ感は募るべぇだぃね。ザスパは前半43分、右サイドを駆け上がった桑原のクロスから、氏原がボレーシュートを見舞うが、GK川北の正面で得点なんなかった。思えば、この瞬間こそがこの試合で最もザスパが得点に近づいた時だったんだけんどね・・・・・前半終了、0-0。愛媛もそれなりに詰めにミスが多かったんで、たまたま0点で済んだだけ。試合内容は完全に愛媛に分があらぃね。そういえば雨も前半途中にはすっかり上がっちまってた。後半開始。ハーフタイムに植木監督からどんな指示や檄を受けたんだんべぇか?ちったぁ変わってくれるんかな?・・・・・そんな期待の中、再びザスパの見せた姿は、前半となんにも変ってなかったんさ。変ったことといえば、愛媛の攻撃が更に鋭さを増したことだったぃね。後半2分、秋葉がボールを奪われ、右サイドを速攻で切り込まれて折り返されたところに、高速で走り込んできた内村が蹴り込み失点、0-1。DFのチェック甘すぎじゃねーきゃ!1点差とはいえ、今日のこんな状況じゃ、こりゃなっから重い1点だぃね。 ザスパは後半7分、松下から松浦を投入、4-3-3に替えて3トップに変更、勝負をかけるんだけんど・・・あいかわらずセカンドボールは拾えねぇし、攻撃はもたついてるし、全然走れてねぇ。イージーミスや苦し紛れのパスの繰り返し。流れは完全に愛媛のもんだったぃね。後半17分、桑原から里見へ交代。中盤をかんます作戦なんか。こんな試合の唯一の光明は、里見の豊富な運動量と、ロングスローがすげんを再確認しただけだったぃね。そのロングスローも誰もうんまくあわせることがでぎねぇんだぃな。そんな中、後半29分、鳥居塚のクリアミスからボールをつながれ中央やや左で内村が再びシュートを見舞われ、失点。これで0-2。2点目を取られてからメインスタンドの観客が次々と帰り始めちまったぃね。まだ試合途中なんにあっさり見限られてしまうほど、この日のザスパは全くダメダメだったぃね。秋葉を下げ、田中を投入、チカを前線に上げて、4-2-4の超攻撃的布陣を敷くも、1点差ならまだしも、少ねぇ残り時間で2点なんぞ返せる雰囲気は、はぁ微塵も感じられなかったんは、あそこで見る者皆気づいてたんじゃねぇきゃ?もはや選手のベクトルがばらばらのザスパは、愛媛の攻撃をただただ凌ぐだけで精一杯の状況。結局、そのまんま0-2で敗戦。しかし0-2とゆースコア以上に、なす術なしの完敗だったぃね。前節札幌に引き分けたチームと、目の前のチームは本当に同じチームなん?連戦で疲れがあったからとゆーのもちったぁわかる。しっかし、この試合内容は「プロフェッショナル」というにはまっさかお粗末すぎたぃね。まもなく第2クールも終わりっつー第25節に、チームの進化を信じてたんに、こんな試合を見せられて、皆、激しく動揺、混乱してるんべ。残り25試合、我等がチームはどこに行ぐんか?何を目指すんか?更なる進化は期待でぎるんか?そしてどんな夢を見せてくれるんか?・・・・・喉元に鋭い刃を突きつけられてサポの覚悟を問われるような、そんな一戦だったぃね。【すずき@東毛】 |
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| ■■■ 2007年7月7日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第26節 サガン鳥栖 2−0 ザスパ草津 鳥栖スタジアム 5623人 |
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| 魔の時間帯 |
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第2クール終了 5勝8分11敗;勝点23、得失点差-16、10位 迷宮に陥落・・・・ どこか狂ってしまった歯車・・・・ 第3クール、迷宮を抜け出せ! |

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