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| ■■■ 第1〜13節 ■■■
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SOMETHING'S CHANGED |
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| ■■■ 2007年3月4日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第1節 東京ヴェルディ1969 5−0 ザスパ草津 国立霞ヶ丘競技場 10275人 |
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| 俺達がついてるからな |
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Jリーグ3年目、2007年の開幕戦の舞台は日本サッカーの聖地、国立霞ヶ丘競技場。我らがザスパは国立3度目の登場だぃね。相手は名波、服部といった元日本代表、去年さんざっぱら苦しめられたフッキ(札幌→)、ディエゴ(柏→)など豊富な資金力で、大幅な補強を行った東京ヴェルディ1969。とてもJ2のメンバーとは思えねぇな。貧者代表の我らがザスパが、そんな富者相手に『革命』を起こすことがでぎるんか楽しみだぃね。昨年4月に、ここ国立でヴェルディと対戦して、そん時は3-2で惜敗したぃねぇ。今日こそ、一泡吹かせてやるんべぇじゃねぇきゃ。この日の東京は3月上旬とゆうのに気温20度近い暖かさ、天気は快晴。打倒ヴェルディを旗印に国立に首都に馳せ参じたザスパサポ、ざっと千人弱。ヴェルディサポよりその数は上回ってるように見えらぃね。試合前の声出しで、まずは「ザスパ草津」コール。オレたちの声が、国立に響き渡ったぃね。今年もザスパに一喜一憂する季節がやってきたで。試合開始前には応援歌の新曲をみんなして練習。♪(→クリックすると現地録音したMP3ファイルが聞けるで)発表されたザスパのスタメンはGK1本田、DF7佐田、DF4田中、DF5チカ、DF30松下、MF18櫻田、MF8 山崎、MF6鳥居塚、MF15桑原、FW20松浦、FW9高田、控えにGK21常澤、DF3尾本、MF10中井、FW19後藤、そしてFW11氏原。っつーことは、こないだのPSMでも取った4-4-2なんかな・・・試合開始前の配置を見てちっとんべぶったまげぇった。予想の4-4-2じゃなくって、3-4-3、あるいは山崎が引き気味の3-5-2じゃねんきゃ?しかもセンターバックは去年と同じ鳥居塚!両サイドのウィングも引き気味。これは植木監督の奇襲作戦なんか!?主審もファンタジスタI氏!ますますボルテージが上がるゴール裏!いよいよ2007年のキックオフ!巨大戦艦を撃沈すんべぇや! 草津節詠唱も終わり、さぁ・・・ってところで、開始わずか30秒、右サイドをフッキが高速でチカの寄せを振り切り突破、こっからのセンタリングをクリアできず、相手の長身FW船越に蹴りこまれ、あっけなく1点を献上。立ち上がりの失点は、もはやこのチームの仕様じゃねんきゃ?と思えるぐれぇだぃね。きっと奇襲で相手の出鼻をくじき、焦らせてカウンター逆襲での勝利を描いてたんだんべけんど・・・あっけなく失点しちまって、こちらがいきなし窮地になっちまった。奇襲もゲームプランもなんもあったもんじゃねぇな。この失点癖なんとかなんねぇん?その後も、フッキ、ディエゴ、ゼ ルイスの恐るべき突破力に翻弄され何度もゴールを脅かされ、ザスパが反撃しようにも服部や土屋が強固な壁になって、なかなか相手陣内に攻め込ませてもらぇねぇ。しばらくは防戦一方の展開。やっと前半13分に松浦の折り返しに桑原が強烈なシュートを見舞うんだけんど、これは相手GK高木に腕一本で阻まれちまった。このシュートが決まってたら流れが一気に変わってたんかもしんねぇな。徐々にザスパも落ち着きを取り戻してきて、だんだん形を作れるようになってきたんさ。ド派手なライトイエローのジャケット(なっから目立つ)を身に纏ったラモス監督が興奮して何度もピッチ近くまで出てくるようになってきたで。押されながらも耐え凌いで、43分には右サイドからの折り返しに山崎のボレーシュートがあったんだけんど、残念ながらタイミング合わず。このまま前半終了。何とか怒涛の攻撃を凌ぎ続けてただけに開始直後の失点が悔やまれてなんねぇやぃね。それにしても3月上旬の天気じゃねぇで。まっさか暑ちぃや。一昨年の山形の開幕戦んの時にはブルブル震えてたんに。 後半開始。ザスパは早い時間になんとか同点に追いついて、ヴェルディを慌てさせてぇところだぃね。ところが追いつくどころか、ヴェルディに追加点を奪われちまった。後半3分、左サイド約25mの位置から東京VがFKを得たんさ。こりゃ名波が蹴るん?と思ったら、蹴るんはフッキだったぃね。助走をつけて左足から放たれたフッキの強烈なシュートは、GK本田が一歩も動けねぇまんま、ザスパゴールにつっとさった。呆然。すんげぇ・・・敵ながら天晴れのお見事なシュートだったぃね。これで点差は2点。もうザスパは、攻め続けるっきゃなくなっちまった。ザスパは後半7分に桑原→中井、16分に山崎→後藤、松浦→氏原とフレッシュな攻撃的選手を次々に投入し、攻めを厚くしようと試みる。23分、ヴェルディ福田の放ったシュートは、カーンという音とともにクロスバーへ、跳ね返ったボールは中井から、高田に渡り、高田はカウンターで左サイドを攻め上がり、右サイドへ折り返し、そこにフリーの佐田がボレーで・・・・宇宙開発(泣)好機を逸し、ゴール裏に悲鳴が上がる。前ががりになっちまって、守備の意思の疎通性が悪くなっちまったんだか、後半28分にコーナーキックのクリアミスを土屋に蹴り込まれ、38分にはディエゴに合わされ、そして後半44分にはフッキにトドメの5点目を入れられて、万事休す。5-0、2007開幕戦、三度目の国立の一戦は惨敗となっちまった。 ゴール裏に挨拶に来た選手は足取り重く、皆、意気消沈。がっくりと肩を落としてピッチを去る選手たちに「俺たちがついてるからな!」「次だ!次!」「ホームで勝とう!」「次が本当の開幕戦だ!」との声が飛ぶ。「俺たちがついてるからな」の新応援歌が選手たちの姿が見えなくなるまで歌われたぃね。残念だけんどヴェルディとのフィジカルの差は歴然だったぃね。この差はすなわち『資金力の差』に由来してるともゆえらぃね。今回は華々しく鎮圧されちまったが、富者に対して次の『革命』を起こすチャンスは、まだ今年3回も残ってるじゃねぇきゃ。がんばるんべぇ、ザスパ。臥薪嘗胆、ともに精進しようや。【すずき@東毛】 |
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| ■■■ 2007年3月11日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第2節 ザスパ草津 0−0 徳島ヴォルティス 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 2634人 |
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| 空っ風猛る |
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前節、国立競技場で東京Vに5-0で惨敗を喫した我らがザスパの2007年ホーム開幕戦。寒冷前線が東に去り、前日夜より降った雨も上がったけんど、一気に寒気が入ぇり込んだみてぇで、国道50号を西に向かうと、榛名富士まで雪化粧してるんが見えらぃね。だんだん北からの風が、なっから強くなってきたで。B-H席の売り切れも発表され、どんなにかいっぺぇ人が来るんだんべか?と思いつつ、Lフラッグを持って敷島へ。敷島到着。空っ風がなっから強くて、冷めてぇやぃね。赤城も榛名も砂ぼこりで霞んでらぃね。そんな強風にも負けねぇでB-H立ちゾーンはホーム開幕を待ちに待ったヤツらでいっぺぇだ。今日は強風のためなんか、前橋に開店した某ショッピングモールの影響なんかメイン側は思ったほど人がいねぇんさ。空っ風は益々勢いを増してきて、ゴール裏やピッチサイドに立ててあったスポンサーボードが次々に飛ばされちまった。その後、ボードは全部寝かされ、整列され、重しを乗せられるとゆう前代未聞の光景に。そんな風ん中、代々のチームで受け継がれてるっつー「氏原ダンス」の練習。(ダンスってゆーからおーか難しんかと思ったけんど、意外に簡単でよかったぃねぇ(笑))今日はホーム開幕戦っつーことで、片面が紺、もう一方が黄色のチームロゴの入ったボードが配られ、どーやらB-Hゾーンでマスゲームをやるみてぇだぃね。ボードを手に持ってみたが風が強くって、すぐひん曲がっちまって持ちづれぇもんだぃな。 スタメン発表。GK1 本田、DF7佐田、DF4田中、DF5チカ、DF3尾本、ボランチにMF17秋葉、MF18櫻田、攻撃的MFは右サイドハーフにMF6鳥居塚、左にMF15桑原、そしてFW9高田、FW20 松浦の2トップ。サブはGK21常澤・DF2寺田・MF10中井・MF8山崎、そしてみんなして練習した伝統のダンスができるんか期待のFW11氏原の面々。前節の奇襲戦法とは違って、キャンプで練習してた4-4-2を取るみてぇだ。左サイドバックの尾本、攻撃的MFになった鳥居塚の動きに注目だぃね。試合開始前の紺黄のモザイクのマスゲームも無事終了。(→家帰ぇって群テレの録画みたら、このマスゲームの場面は見事にカットされてたぃね・・・せっかくの企画なんだから映してくんなぃ>群テレ)更に空っ風は荒れ狂いガタッと音とともにベンチの囲いが倒れかかり、書類がピッチに乱舞する始末。オレも手にLフラッグを持ったがいいが、おーか風に煽られて軸は大きくしなり、手首がまっさか痛くなっちまった。知事や市長のオープニングセレモニーもあったんさ。でも知事や市長の来た試合はなぜか勝てねんだぃねぇ・・・・雨上がりのせいなんか、飛んでる花粉の量がハンパじゃなくって、オレをはじめ、花粉症のサポはもうクシャミ連発、眼から涙が止まんねぇ状態。選手は花粉症のヤツはいねんかね?今日の強すぎる風(+花粉)が、試合にどう影響するんか心配しつつ、ホーム開幕戦キックオフ!試合開始。ザスパは風上。後半風上を取った試合は、あんま成績がよくねぇからか、それとも後半風が弱くなるとふんだんか?(でもオレも長らく上州人をやってるけんど、こうゆう日はだんだんひどくはなることはあっても、弱くなることはねぇよね。)地の利を得た風上、一気に攻め上がるんかと思いきや、グランダーのパスのボールでさえも微妙に流されたり、フリーキックやコーナーキックの時も置いたボールは勝手に動き出しちまうし、縦パスは風で加速してタッチを割っちまうし、ボールが双方足にうんまく収まらねぇ始末。更に予想外の激しい徳島のプレスで、前に攻められねぇで横パスやバックパスべぇだぃね。尾本は左サイド不慣れなん?ってプレー続出で肝冷やしまくり。前半中盤を支配したんは、圧倒的に徳島だったぃね。どっちか風上のチームなんかわかんねぇやって展開。おまけに主審は試合を小刻みにぶった切るし。そんなこんなでザスパのチャンスはほとんどねぇまま、前半終了。風上のアドバンテージは全く感じられねぇような展開。 後半開始。今度は風下。風のためか膠着状態。ボールは繋がらねぇし、トラップミスも随所に目立たぁね。後半21分ザスパ左CK、チカがヘッドを見舞うがゴール右に外れ、惜しくも得点ならず。後半25分、徳島・片岡のコーナーキックからシュートを見舞われるが、危うくポスト直撃、難を逃れたぃね。今日のMVPはこのポスト君!後半32分、自陣内から左サイドを松浦が俊足を飛ばし、相手DFを振り切り中央へ折り返すが得点ならず。敵どころか、味方をも振り切っていたで(笑)松浦、なっから速ぇや。この俊足は大きな武器、次は決めてくんなぃ!後半33分桑原から山崎を投入し、徐々にザスパペースにはなってきたんだけんど、最後まで膠着状態を打破することはできねぇまんま、0−0、スコアレスドローで試合終了。実際、今日のゲーム内容は、吹き荒れた空っ風同様、ちっとんべお寒いもんだったぃね。いっくら風が強かったとしてもシュート全然打ってなかったしねぇ。まっとチャレンジしてくんねぇと。桜田、秋葉の両ボランチは攻守に活躍してただけに、後半に中井や氏原を投入して前を変えてみる手もあったんじゃねんきゃ? 引き分けの結果、今季初の勝ち点「1」を得て、順位は9位になったんさ。しっかしホーム開幕戦なんに、観客は驚きのたったの2634人だったぃね。「前節大敗しちゃったし、風が強くって寒みぃから、今日はよすんべぇや・・・」って遠慮した家族連れや、テレビ桟敷組なんかも多かったんじゃねぇかとは思うんだけんど・・・やっぱ2千人台のホーム開幕戦はうまかなかんべよ。だんだんチームを上向きにして、今日の2倍、3倍、いやn倍(nは自然数)の観客が敷島陸上に来てくれるようにしなくっちゃな。次は笠松での北関東ダービー、まだまだ固い蕾みてぇだけんど、一気に開花宣言と行ぐんべぇよ。がんばるんべぇや、ザスパ!【すずき@東毛】
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| ■■■ 2007年3月17日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第3節 水戸ホーリーホック 1−3 ザスパ草津 笠松運動公園陸上競技場 1684人 |
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| 後半は別の顔 |
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桜まであと少しのこの頃、春の足踏みが続いて、なかなか新たな季節への第一歩が踏み出せません。今日も関東地方の北辺、国道50号の起点−終点たる群馬・茨城ともに、少々肌寒さを感じる気候ではあります。今日は笠松へ遠征軍です。本来であれば、参戦が叶わないところだったんですが、そんなことを言ってると僕的開幕戦が3月末日になってしまうので、(各方面に)有無を言わせず強行参戦敢行です。私、メンバーの大幅入れ替えの後、実は生で試合を観ていません。なので、今シーズンの陣容については、「瓦版が撒かれてたけどよぉ、葵屋さんに押し込みだってよ」「へぇ、そいつぁおおごとだねぇ」っていう江戸町民レベルの情報しか持ち合わせていません。まあ、百聞は一見にしかず、今季のチームの目指すモノをしかと見届けさせていただきましょう。 さて、笠松ですが、群馬県西毛地区からだと、実は結構遠かったりします。東京を中心とした半径ほぼ100qに前橋と水戸が位置しますが、前橋−水戸間は100q以上あります。自動車利用で笠松に至るには、概ね先ず水戸を目指して行くことになりますが、ルートは大きく2通り。1つは全線高速を使って行く『関越−常磐V字でGO!ルート』。実勢距離に比して、時間距離は圧倒的に短くて済みますが、出費も圧倒的です(笑)。もう一つは、直線距離・命、『国道50号沿いGO EASTルート』。まあ、見たまんまですが、国道50号をひたすら東進するだけで水戸市に辿り着きます。水戸まで着ければ、笠松まではあと少しです。今回、私はこの後者ルートの裏道、一昨年遠征した時と同じルートをたどります。大まかな経路は、高崎−太田−(50号)−佐野藤岡IC−(東北道→北関道)−宇都宮上三川IC−(4号→123号)−茂木−(123号)−笠松、ってな具合です。ちなみに所要時間は大体4時間位。笠松に到着して、一昨年と同じ感想を漏らします。「駐車場広っ!」。どこ行ってもこれだいね…。ま、ま、人様の庭を羨んでも詮無いことなので、この話はここまで。スタジアムに入ると、いつも通り電光掲示板のあるアウェイゴール裏に陣取ります。今日も草津サポ軍団は結構な数が集まりました。頑張んべぇや!スタジアムの中はバックスクリーンを除けば陽光を遮るものがないので、風さえなければ結構ホコホコと暖かいんですが、今日は意外と風が吹き抜けて、さ、寒い。前節の様な尋常でない風は吹かなそうなので、今日こそは新チームの目指すサッカーを存分に見せてくれるものと期待しております。 それでは、今季初見の我が陣容を拝見。GK:1・本田征治選手、DF:7・佐田聡太郎選手、4・田中淳選手、5(C)・チカ選手、3・尾本敬選手、DMF:17・秋葉忠宏選手、18・櫻田和樹選手、OMF:6・鳥居塚伸人選手、8・山崎渡選手、FW:9・高田保則選手、19・後藤涼選手、サブメンバー・GK:21・常澤聡選手、DF:2・寺田武史選手、MF:15・桑原剛選手、FW・20松浦宏治選手、11・氏原良二選手というメンバーで組み上げるは、今季採用の基本陣形たる4-4-2・2ボランチ・2トップのフォーメーションです。これまでの2戦で、残念ながら未だ得点を挙げられていない攻撃陣の奮起を期待したいところです。寒風の中、黄色い旗を先頭にして入場して来る白いユニフォームの草津選手を、草津節の詠唱高らかに迎えます。左右に散り、両陣営の布陣が定まると、主審の鬨の声たるホイッスル一声。さあ、開幕です。先手を取ったのは水戸。様子見なのか、やや中盤から前への人の出が緩い草津に対して、水戸のチェックは早く、しかも仕掛ける位置が高いように感じます。草津の陣形をつぶさに見てみると、4バックを布く陣形ではあるものの、最終ラインはやや左に寄った3バック気味の状態です。右サイドバックの佐田選手はほぼサイドハーフから前線で仕事をしていて、これは攻撃的でいいんですが、反対の左サイドバックである尾本選手は、試合展開に関わらず定位置から動きません。実は3バックだったんでは?と思うのですが、それにしては右サイドの最奥が空いたままで、どうにも歪な最終ラインです。中盤の組み立ては、守備的な位置に秋葉選手を残し、ボランチの相方である櫻田選手が攻撃的な配球を担当します。OMFにコンバートされた鳥居塚選手が、以前のように前線で球捌きを担うのかとも思っていたんですが、「得点王を目指す」の言葉通り、パサーよりもドリブラーないしシューターに徹する様子(あ、もっとも、守備は相変わらず手堅くこなすし、クロスボール、スルーパスだってしますが)。山崎選手も高い位置でボールを受けてからが真骨頂のなので、ほとんどDMFの位置まで下がってしまうようでは、良さを出すどころではありません。こうなると草津の命運を握る生命線は、守備担当の秋葉選手と攻撃担当の櫻田選手、この両ボランチということになります。と・こ・ろ・が、だ。秋葉選手はしばしば田中選手の横でプレーしてるし、櫻田選手は自陣に顔を向けてのプレーが目立ちます。これは何もこの2名が悪い訳ではなくて、相手の押し出しが強いことと、受ける草津のチェックが緩く、気が付けば全体に下げ気味の陣形になっていたことに原因があります。両ボランチのこうした状態が全体に及ぼす影響は今更語るまでもなく、早々と中盤は完全に水戸の手に落ちました。ここでいつもの悪い癖が顔を覗かせるようだと、この後の展開が知れてきちゃうんだけんどもねぇ。そうした心配ってのは、まあ、ことごとく当たるようにできてるんかねぇ。草津は、中盤のやや低い位置で組み立ててから前線に攻勢を掛けてゆこうとするのですが、水戸の守備がそれを許さず、守備網に引っ掛かっては、横へ後ろへ戻って来ますし、たまに前へ球を出したかと思えば苦し紛れに蹴り返すだけに終わるという、攻撃の起点すら作れない状況に終始します。こういった展開で、最早仕様とすら言える時間帯で、実に綺麗なシュートを食らい先制を許します(前半8分・スローインからの流れだったいね)。水戸相手にまたまたやっちゃったよ…。来ますかね?来ますね?やっぱりやるでしょう?ゴール裏の住人の多くが脳裏に描いた水戸の得意戦術ですが、あに図らんや、攻められっぱなしですよ?あれあれ?なんでこっち側半分でサッカーしてるん?水戸さんちは今季標榜するアグレッシブなサッカーを展開し、草津から主導権を奪います。幸いと言うべきか、水戸の攻撃も火の出るような猛攻というには及ばず、先制点以降はあまり危機的状況まで追い込まれはしません。しかしですね、セットプレーの時に容易にフリーマンをこさえる守備の拙さや、フリーで撃たせたシュートが少なくとも2つはあったのを見逃してはいけません(剣呑剣呑)。最前線で子犬のように走り回る後藤選手や、攻守に長駆往復運動を繰り返す高田選手が哀れでなりません。気候の寒さに加え、眼前で繰り広げられるお寒い光景に、ゴール裏は凍り付かんばかりです。どうにかこうにか追加失点を免れた、という体で前半は終了。ハーフタイムに植木監督、佐野コーチが阿吽像の形相で喝を入れてくれるものと思いますが、後半はまちっとんべぇ、熱っちぃ展開を頼まいね。 そして後半。前半同様の仕事っぷりだとすると、はぁ、今日も淋しく長い帰り道になっちまうんかねぇ。ところが、そうしたネガティブな雰囲気を一掃するごとく、後半は立ち上がりからエンジン全開フルスロットルで水戸陣内に攻め寄せてきます(後半はアウェイゴール側に向かっての攻撃です)。シドニ○・シェルダンではありませんが、まさに『後半は別の顔』(^o^)/。開始直後からボランチの秋葉選手が相手攻撃陣の機先を制するように中央バイタルエリアを手堅く封殺。最終ラインは相変わらずやや左に寄った3バック気味の状態ですが、水戸が空いた右サイドではなく、この偏った左サイドからの攻撃を主体としてくれたこともあって、DFの尾本選手、田中選手、チカ選手が最終防衛網をがっちり固め、侵入を許しません。守備の安定によって秋葉選手の立ち位置が前方にスライド、櫻田選手も背中を気にすることなく左右中央と縦横無尽に球を配るようになります。こうなると今季の草津が目指すサッカー「中盤からの組み立て、2枚目、3枚目の飛び出し」がいよいよ陽の目を見ることになります。中盤の覇権を掌握した草津は、俄然水戸陣内に猛攻を仕掛けます。攻め続けていればゴールの扉が開く機会も増えるというもの。後半3分、高い位置でボールをキープした秋葉選手が前方のスペースへフィードします。このパスに応じたのは高田選手。少ないタッチで左を駆ける鳥居塚選手に蹴り渡して自身は中央へとDFを引きつけます。鳥居塚選手、束の間ゴール前を垣間見た後、キーパーが出られないような絶妙な位置にやや足の速いクロスボールを入れます。鳥居塚選手からのクロスボールに反応した櫻田選手が左足でジャストミートしたボレーシュートは、今季草津の初得点にして自身J初ゴールとなる値千金の同点弾となりました。GOOOOOAL!!! 綺麗に剃り上げた頭が紅潮しております(^o^)。 同点弾の余韻を醒まさぬかのように、草津の攻勢が続きます。後半15分、櫻田選手の蹴り込む右CKがゴール前の混雑した中に落とされます。このこぼれ球にいち早く反応したチカ選手、迷うことなく右足を振り抜くと、ボールは相手DFの垣根を貫き、豪快にゴールネットを揺らします。遂に逆転GOOOOOAL!!!![]() 猛るチカ選手、我々の前に走り寄り、諸手を掲げ雄叫びをあげます。おお、古代ローマの勇者のようだぞ。この得点以降も、草津は攻撃の手を弛めません。古人曰く、「攻めてる間は攻められない」。ロングボールも、クリアボールも、面白いようにことごとく我らの手中に収まります。こちらに背を向けている選手は、今や誰一人としておりません。右サイドを主な起点として、佐田選手が寄せる大洗海岸の波濤のように、次々とクロスボールを放り込みます。佐田選手がガッツンガッツン攻め上がるほどに、2枚目に当たる山崎選手や鳥居塚選手へのチェックが緩んでゆくという波及効果が生まれます。前半あれだけ無駄走りを強いられた2トップ、高田選手や後藤選手も、斬り込みに、裏への配球にと、後半は主に攻撃に勇躍します。後半27分に前線を駆けずり回ってくれた後藤選手から松浦選手へと交代します。スピードスターの登場に、更なる期待感がゴール裏サポ席に流れます。続く後半39分、山崎選手に代えて桑原選手投入です。攻勢にある中、この時間帯にセットアッパーが増えるのは、セットプレーによるひょっこり追加点を期待させますね。ほとんど危険な場面もなく時が過ぎ行くうちには、惜しい場面も幾つかあります。時間は詳細に覚えていませんが(30分過ぎ頃)、なんとCDFであるチカ選手までもがゴールに肉薄する場面すら訪れます(キーパーをかわして余裕のヒールキックを見舞ったんは、お痛が過ぎたいね)。 トドメは後半44分。相手DFの隙を突いた鳥居塚選手のスルーパスに機敏に反応した松浦選手、自慢の快足をかっ飛ばして水戸DFをぶっち切ると、たまらず出てきたGKさえも抜き去ります。眼前には無人のゴールマウスのみ。松浦選手、落ち着いて白い口にボールを喰らわせると、その瞬間、勝敗は決しました。GOOOOOAL!!! フライング気味に始まった凱歌・草津節が蕩々と響き渡る中、主審が天を指し、試合終了。選手達と共に味わう勝利の味は格別で、誰しもが喜びを隠しません。あれだけ凍えて震えていた身が、今は嘘のようにほっかほっかです♪今日の観戦の主目的は、戦力と戦略、戦術の確認でした。もっとも、前半がアレだったもんで、随分とゲンナリしましたが、後半の闘いっぷりは見応え十分。植木監督の語る向上心のあるサッカーを体感することができました。前半のような姿勢やセットプレー時の対応など、処理すべき問題も少なくはありませんが、「どこが悪ぃんだか、分かんねぇ」というものではなく、その問題点が明らかな分、努力すればきっと克服できますよ。うん、きっと。それでは、本日の試合で特筆すべき点を幾つか。なんと言って天下の副主将、櫻田選手の活躍が筆頭に挙げられます。現代サッカーらしく、ボランチを起点にした攻撃が機能しさえすれば、こういった結果は常に手に届くところにあるんだよ、っていうお手本みたいな試合ではなかったかと思います。その点で、櫻田選手と秋葉選手の活躍は不可欠なのだと言うことを再認識しました。両ボランチがしっかり機能した上に、前線の左右に山崎選手、鳥居塚選手、桑原選手、今日は出場しませんでしたが、中井選手などが加わってのあやとりのようなパスネットワークが構築されれば、アルゼンチンの様な機能美に満ちたエレガントなサッカーだって出来ようってもんです。 守備の点では、やはりCBの2名の働きを誉めたいと思います。成長著しい田中選手と、これまた安定感が増してきたゲームキャプテン・チカ選手。4バックの好手切り替えに今少しの工夫が求められますが、それも馴染んでくれば、というところでしょうか。攻撃陣ではFWの3名。いずれもが足を止めることなく、豊富な運動量をもってチームプレイに徹してくれました。松浦選手は噂に違わぬ俊足を発揮し、嬉しい初ゴールまで見せてくれました。今年のFW陣はよく走るので、見ていて楽しいですね。何はともあれ、一つ勝つことで、自分達のやろうとしていることが間違いではないという自信が得られるってもんです。その意味で、今日の試合は悪かった前半、見違えるような後半と、得たものが多かった様に感じます。少し気が早いかなぁ。でも、いいよね?こういうのは縁起モンだし。じゃぁ、いぐよ? 群馬県200万県民の皆様、ならびに全国の草津サポーターの皆様。お待たせしました。ザスパ草津、本日ここに2007年度、開花を宣言いたします!!【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2007年3月21日(水・祝) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第4節 ザスパ草津 1−1 サガン鳥栖 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 2621人 |
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| J初ゴール! |
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♪行かなきゃ、敷島へ♪行かなくっちゃ、連勝に♪行くべぃ、ホームの初勝利♪思わず歌い出したくなる後半45分の快勝ドラマ・水戸戦から中3日の初ナイター。シチュエーションは最高、寒さも最高。昼間は絶好のお彼岸日和・草津日和だったんに、何でここだけナイターなん?上毛新聞には「暖冬列島ときどき真冬――春分の日で、春になったはずの日本列島が「遅れてきた冬」に見舞われ、冬を通して一番冷え込んだ地点も」と。今冬イッペンも着なかったダウンのグラコンで完全武装。頼むからゲームだけは熱くしてくれ!完全武装っつうば、私事ですが、今年のザスパ道具に「DIGITAL AUDIO PLAYER」を追加した。これでFM群馬が聞ける。邪道だとズット思ってたけどついに、禁断の道具を手に入れちまった。そう言やぁ、FM群馬も群テレもやたらリキ入ってんなぁ。これで昇格争いなんかに首突っ込んだ日にゃ、騒ぎだぃなぁ?でも騒いでみたい×n! 断幕は「連勝!勝て!勝て!勝て!勝て!」、バックスタンドのサポーターは「連勝」のボードを掲げてる。そうなん、上毛新聞の招待に当選したから今日も又M席、しかも限りなくベンチ裏近くに。ピッチアップで、サイドからのクロスにゴール前へ2人が詰めてって合わせる練習を入念にやってる。櫻田選手なんか絶好調みてぃで、シュートバンバン決まり、ボールタッチも楽しそう。でもこんなときって本番では意外と・・・、で、この中心に今年最高の戦力補強じゃねぇん、佐野コーチは。傍にいるんは誰かなぁ?ってやっぱなぁ、鳥居塚選手&松下選手だけ。今日の相手は、ここまで無得点・未勝利・無勝点のサガン鳥栖。去年松本でハットされた新居はいなくなっちまったけど尹選手がいる、油断大敵さぁ。でも山口選手は来てねぃから遠慮なく連勝!を貰おうぜ。スタメンは、前節水戸戦の後藤選手が松浦選手に変わっただけ(今日27歳バースディ寺田選手はベンチスタート)なんだけど、風下エンドのキック・オフや開始30秒のCKゲット・・などいつもと違う、違和感があって落ち着けねぇんさぁ。どうなるんだんべ?要注意の尹選手のスルーパスで攻勢掛けられたけど、ボールが繋がり始めりゃこっちのペースさぁね。ザスパの攻撃でバタバタする敵を見るのは初めてだなぁ?最終ラインからでも組立て、中盤でつないで上がっていくゲーム運びは見てて楽しいんで大好きです、勝負は別にしても。16分センターサークル付近のプレスで高田選手から松浦選手に。これをダイレクトボレー、惜しくも右に。22分フリーの松浦選手、GKかわしに行ったけどシュート打てない。何度も攻め込むが、決定機を外せば敷島の神も移り気だぃ。こぼれ球拾われ繋がれ始めた25分。ついに、いつもの心配事が起きちゃった。スローインからのお決まりの先制点献上。人数足りてんに、マークが少しっつずれてる。スルーに合わせた後ろからの一発でやられた。「立ち上がりの20分が大事だ」は守ったけど、25分でやられた。そんならこれからは「立ち上がりの90分が大事だ」にしてってくれ! 1点リードされた後半。前節と違い前半攻めた影響はどう?走撃で進めるかぃ?前を向いた櫻田選手から左右にスプレーパスが送られ、つれて佐田選手や山崎選手が右から左からゴール前に侵入を試みるんだけど、ラストパスがなぁ、同んなじだ!!19分、ベンチが攻撃のリズムを変えに動いた。山崎選手→桑原選手、秋葉選手→松下選手の2枚替えで攻めるんだけど、逆に25分、前半の失点シーンのプレイバックみちょ。ルーズボールは拾われ、マークの人数はいるけど掴みきれないで、ぺナルティエリア付近で防戦一方になる。ここは相手に救われたけど、ゴールキックは立て続けにタッチラインを割って攻撃のリズムがつくれないし、ラストパスまでなかなか繋がんない。やっとの26分。裏に出る松浦選手にセンターラインの櫻田選手からピンポイントのパスが繋がった。水戸戦での鳥居塚選手のクロスを再現するように、松浦選手はそのままライン深くからマイナスのクロスをゴール前の鳥居塚選手に。振りぬいた左足から放たれたボールは左隅に見事なゴール。GOOOOOAL!!! 丁度その前にFM群馬が鳥居塚選手に代えて氏原選手を投入準備してるって伝えてた。その声が聞こえたような、鳥居塚選手の『得点王への第一歩を記すJ初ゴール!』が決まるんだから、一寸先は分かんねぇ!それにしても今当たっている鳥居塚選手を変えなくて良かった。鳥居塚選手はこの後にも、『GKに弾かれたけど、間違いなく枠を捉えたシュート』を放ったり、CKから田中選手がヘッドでつなぎ、ゴール前にフィードされ相手と競ったけどほんの少し届かなかったり、自陣前から大きくクリアしたボールにチェイスしたり、攻守に大活躍。2アシスト1ゴールでチカ・櫻田選手らと共についに堂々の得点順位14位にランクイン。 俄然動きがよくなるザスパ。執拗な攻撃に尹選手なんか、やんなったっつう仕種も!
35分の攻撃は、得点にはならなかったんだけど最高のパターンを見せてくれた。自陣で相手ボールを奪ってからパス6本つないでフィニッシュまで持ってったパス&ゴー、去年は見らんなかった初めて目にする攻撃パターンだった。それに後半のこの時間帯で出来るっつうのが良いね。桑原選手のシュートのリバウンドを拾った松下選手、相手GKとDFの間に抜け出る高田選手へのフィードがピッタンコでこの時、人数は5対2で「完璧な崩し、はい、ゴール頂き!」よしゃ良いのにラインズマンはオフサイド判定。尹選手交代後自陣前に白い壁を築きカウンター狙いの鳥栖と繋いで崩しにかかるザスパの攻め合いが最後まで続き、最後にお相子のFK1本づつハズシッコしてタイムアップ。昨年4位の鳥栖に、先制されながらも追いついての引分け。本当は喜びなんだろうが何か後味悪くって食い足んねぇ。1点(同点弾)取って2点(勝点)失った。チャンスはたくさんあったのに。ありていに言やぁ「勝てたはず・勝ってなきゃいけないゲーム」・・一昨年のザスパ同様、開幕4連敗してもらって、鳥栖にしばらく寝ててもらう絶好のチャンスだったんに、先制点まで添え蘇生させちゃった。あぁ勿体無ぇ! 今日ピッチに登場した選手達。昨年と比べて大きく変わったねぇ。目指す戦術と果たす役割に懸命にアジャストしようとしていて「みんな良い!!」だけど勝ちきれない、何か?「這えば立て・・・の親心」じゃねぇが、希望と欲求はキリが無ぇが相場だぁ。より多く・より高きを望むサポーターにとって、今日のゲームが生みの苦しみだったと回顧できる今季を楽しみにして、又行こうぜ、敷島へ!【群馬のパパ@中毛】 | |
| ■■■ 2007年3月25日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第5節 ベガルタ仙台 1−1 ザスパ草津 ユアテックスタジアム仙台 13210人 |
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| 今までとは違う |
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どうしても、あの感動をもう一度味わいたくて、訪れてしまうこの聖地!都の杜・仙台。ザスパ草津がJFL時代、天皇杯の準々決勝で王者・横浜マリノスを制した、あの奇跡の舞台のスタジアムに、あれ以来毎年やって来てしまう訳です。いつも上位にいる仙台は貫禄もあり、毎年どうやって喰らいつくのかがキーポイントです。本日は、勤務の関係でバスでも自走でもなく、JRを利用しての参戦となりました。途中、東北新幹線で郡山に着いた時、能登半島沖地震を知りました。(その時は、震度がどれ位なのか知ることもできず、家に帰ってからどれほどの被害があったのか知ったのですが・・・)仙台に着いてから、駅のホールで全国の物産展をやっていましたが、やっぱり仙台の地に着いたのですからその土地柄の物を頂かないとと言うことで、今回はお初^^のずんだプリンとずんだ餅を購入して、地下鉄に乗り込みました。あえて、試合前から洗礼を受けるのも回数を重ねてくるとこちらも多少は馴れたもの。(しかし、個人的にはいままでボコボコにやられてしまう黄色軍団‘仙台や柏のことですけど〜^^;’眼が痛みますぅ) しかし、今年J2・3年目の草津は今までとは違います!第5節目にして、徐々にリズムを作りつつある試合は、誰が観ても昨年までとは違ったレベルの内容がぎっしり詰まっております。さて、今日はどんな作戦で臨むのかワクワクしてきましたよ! 今回は、前回と選手を変えてのスタメンには、GK1本田選手・DF7佐田選手・DF4田中選手・DF5チカ選手・DF2寺田選手・MF18櫻田選手・MF17秋葉選手・MF6鳥居塚選手・MF8山崎選手・FW9高田選手・FW11氏原選手 控えには、GK21常澤選手・DF3尾本選手・MF30松下選手・MF15桑原選手・FW20松浦選手の布陣で挑みます。フォーメーションからは、4−4−2としていますが、下がり目にしてがっちりディフェンスを固め、田中選手やチカ選手はゴール前を完全にホールした形を取っていました。櫻田選手に関しては、相手ロペス選手を封じ込む作戦に出ていました。でも相手にサイドで揺さぶられてしまうと、こちらの守備も次第に合わなくなり、その結果何本のシュートを打たれてしまうという怒涛の攻撃に脅かされてしまいましたが、我ら草津も必死に耐え、ポスト君やクロスバー君の活躍もあり、相手に得点を許しません。そんな中からも、草津もチャンスが訪れ、中盤で相手を交わした秋葉選手が絶妙なタイミングでスルーパスを氏原選手に送り、相手DFの裏を取ってそこに氏原選手が豪快なシュートを放ちますが、惜しくも右ゴール隅をかすめていきました。(惜し〜い!!) また、その直後にもサイド攻撃を封じている相手・仙台の隙を付いての中央からゴールサイドに出したパスを、すかさず反応した氏原選手が右サイドからシュートを打ちますが、惜しくも左ゴールポスト脇へ・・・(またしても惜し〜い!) 必死に耐えてゴールを守って、前半0−0で折り返すことができました。正直なところ、前半までにかなりのシュートを打たれています。が、点を入れられないように耐え凌ぎ、選手が全員で守って、チャンスを伺っている様子が伝わってきました。スゴイ!今日はやれる!!必ず相手・仙台も運動量が落ちてくるチャンスがある。そして、そのチャンスに草津の気力・体力(足!)を生かす作戦が的中したのです。 後半になってから両チームとも足が止まりはじめ、お互いにパスミスが多くなってきた感じで、何か流れを変えていかないと、と選手交代を用意していた直後、相手・仙台にポッカリ空いてしまっていた左サイドから萬代選手にゴール前まで持ち込まれ右に振った所にロペス選手にヘディングを決められ先制点を献上。去年までの草津だったら、ここからズルズルと大量失点に陥ってしまうところでしょう。その直後我ら草津も動きがあり、氏原選手からFW20松浦選手へ、また山崎選手からMF15桑原選手へ、そして3枚目の切り札には秋葉選手からMF30松下選手へと松下選手を起点に足を使っての作戦が始まりました。今年の草津は、第2節めから点を取られても、絶対取り返す勢いを感じることができます。今年の草津は違う! 残り時間20分足らず。後半34分、桑原選手から送られた左からのパスを高田選手が反応しDF陣に切り込み、その裏を抜けた松浦選手が相手GKを正確に確認しての鋭いシュートが決まったのです!!GOOOOOAL!!! 強豪・仙台から点を奪い、追いつきました!松浦選手にいたっては、古巣・仙台に恩返しのシュートが決まった訳です。私も涙が出るくらい嬉しくて、草津ゴール裏は、もう狂喜乱舞の状態です。でもまだまだ時間は残っている。相手・仙台は前がかりで攻めの手を抜きませんが、我ら草津は引いて守って全員でゴールを守ります。少ないチャンスにも桑原選手の惜しいFKもありました。そして試合終了。多くの仙台サポがいるユアスタも一瞬の静寂が訪れました。結果的には1−1でのドローの結末でしたが、我ら草津にして取られても取り返す!という気持ち、そして実際に1点をもぎ取ったことが選手みんなの自信にも繋がったでしょう。そして敵地・仙台の地で初めて勝ち取った「勝ち点1」の重みを選手・サポーターみんなで感じ取ることができました。しかし、固い守備陣でも中盤の動きを封じ込められてしまうと、多くのシュートを打たれてしまう等、草津の今後の課題もあったような気もしますが、次こそはみんなで勝利を〜! 最後に話は変わりますが、仙台のマスコット・ベガッ太くんが試合前にスタジアムを自転車で1周してくれていました。是非、我ら草津のマスコット・湯友くんにも自転車乗り等をマスターしてもらい(笑)、もっとみんなを楽しませてもらえたらなぁ〜と願う私なのでした。【あきべー@北毛】 |
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| ■■■ 第7節はお休みだぃね! ■■■
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| ■■■ 2007年3月31日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第6節 ザスパ草津 2−0 湘南ベルマーレ 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 2753人 |
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| 目指せ!得点王! |
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桜花今はしり、暖春いよいよの頃。集いて、集いて、敷島の杜。各地で桜の便りが聞かれ始めましたが、ここ敷島でも、ぼちぼち可憐な桜色が散策道の天蓋を彩り始めています。開花といえば、今季の我が草津蹴球軍は、緒戦こそ規格外大国に圧殺されはしたものの、その後はここまでのところ無敗で過ごしています。この、「負けていない」が、実は色々難しくて、悪いながらも勝ち点を拾っているとか、押せ押せなのに勝ちきれないとか。負けちゃっている場合には、概ね原因がはっきりしている分、その治療方針も決められるんですが、この「元気な半病人」タイプは、このまま永い床に就いちゃうものなのか、はたまた、快方に向かう過程にあるものなのかの判別がつきにくい。どこかではっきりとしたカタチを示せれば、「↑でOK!」、「↓なので引き締めましょう」の判定が出来ると思います。今日の対戦相手は、現在星取が全く同じで、得失点差において1つ上の順位に位置する湘南ベルマーレです。この試合の結果如何では、第1クールのプランニングにも影響を及ぼしかねない、実は結構重要な一戦だったりするのでは、と考えています。言い方にやや語弊がありますが、言わば「試金石」たる一戦です。試合終了時に、矢印が「↑↑↑」となっていることを切に願いつつ、花盛らんとする敷島の杜へと急ぎます。実はワタクシ、第6節にしてホーム開幕戦です^^;。アウェイ戦の旅情編的な雰囲気も好きですが、ホームのどっしり落ち着いた感じは、やっぱ格別だぃね。入場前に数多ある出店をハシゴします。揚げパン、イカぴっちゃん、サッカーボールカレー、鳥メシ、おっ、これが噂の焼きそば入り勝重かっ!スタジアム周辺を彷徨いていると、時に意外な人と出会ったりもします。今回は、鳥メシを購入中のFM群馬3人集と遭遇、同行した弟などは、さすらい氏にサインを頂きご満悦です(幸先いいやぃね、とは我が弟談)。試合前のこの一時は、元来祭り好きなワタクシにとって、曰く至福の一時^^。敷島の出店の賑わいは他チームに引けを取らないと思いますよ(みんなで遊びに行ごー♪)。鳥メシ1つをDパックに詰め込んで、右手にした揚げパン(シナモン)をハミハミしながら、いざ入場。前回水戸戦にて今季の戦力や戦い方を拝見し、短期・中期的な展望に明るい材料が多そうだと感じました。昨年は島田選手といった、はっきりした中核選手が居た反面、彼を封じればOKというった対応を各チームに取られ、また、その術中にどっぷし嵌ってしまった訳ですが、今季は良くも悪くもそれがありません。キラ星のようなキングが居ない分、みんなで頑張らないといけないということを選手達がよく理解しているし、ここまでのところ(発展途上ではありますが)よく実践してくれていると思います。平均点の高いチームに変貌を遂げつつある、と言ったら、現段階では持ち上げすぎでしょうか。その期待を持たせるだけの闘いを見せてくれているので、それくらいはいいでしょう? さて、その進化の過程にある今節の陣容は次の通りです。GK:1・本田選手、DF:7・佐田選手、4・田中選手、5(C)・チカ選手、2・寺田選手、DMF:30・松下選手、18・櫻田選手、OMF:6・鳥居塚選手、8・山崎選手、FW:9・高田選手、11・氏原選手、サブメンバー・GK:21・常澤選手、DF:3・尾本選手、MF:13・マーロン選手、15・桑原選手、FW・20松浦選手。以上のメンバーによるフォーメーションは、4-4-2/2ボランチ・2トップです。いやが上にも期待高まるのは、スピードスター☆松浦選手の快足から繰り出されるDFぶっち切りシュート〜ゴールと、目指せ得点王・鳥居塚選手のゴールですね。また、久々登場のマーロン選手の使いどころなども注目です。ジャーン選手、斉藤選手など、守備の強化が奏功している湘南の堅い壁を、走りに走って突き崩せ!さあ、開幕、開幕。 試合が始まってすぐに目に付いたのは、DFライン。4枚配されているはずの最終ラインには、CDFのチカ選手と田中選手だけが残り、基本的に両サイドバックである佐田・寺田両選手は中盤の結構高い位置で働いております。守備のフォローが覚束ないかな、と心配もしましたが、そこはボランチの松下選手と櫻田選手が献身的に面倒を見ていて、危なげなさそうです。前半9分、右サイドの高田選手からセンターでフリーとなっている鳥居塚選手にパスが渡ります。鳥居塚選手、ここで開場の触れとばかりにミドルシュートをお見舞いします。このシュートは外れてしまいましたが、やる気満々のご様子にナニヤラ予感めいたものが…。前半11分、高田選手がクロスボールを受けてシュート体勢に入りますが、ここは相手DFに阻止されてしまいます。前半の攻撃的な見せ場は、実はこれくらいで、湘南守備陣の堅さを改めて感じます。一方守備の方はというと、前半29分にペナルティエリア直前で松下選手が黄紙をいただくという未曾有の大ピーンチ。キッカーが蹴る直前に入れ替わるというフェイントに心臓が止まりかけましたが、ここで本田選手にキーパーの神降臨。このフェイントも想定したものか否か、右に飛びつつ天空に差し伸ばす右手一本でセーブ!場内どよめくどよめく。こんな危ねー位置でのFKは、はぁよすんべぇよ。キモが縮まぃ。しかし、このFKの場面、去年なら間違いなくエリア内でのファール→PKだったんべから、それを思えば進化してるんかいね。前半は、堅守からのロングボールカウンターを再三仕掛けてくる湘南の攻撃に対して、守備陣がそれなりに危なげなく対応しておりますが、反面、攻撃に、というか最終局面になかなか持ち込めません。こうした状況の中で目に付いたことがあります。実は先の水戸戦でも見かけた光景ですが、プレイが切れる都度、サクちゃん、チカちゃん、ヤス君、テラちゃん、トリさん、ワタル君等々、随所で話をしております。勿論これまでもそうしたことはありましたが、今季のそれは少し雰囲気が違います。たとえば守備位置で話していたチカちゃんやサクちゃんが、そのまま前線へ走っていって、ヤス君やトリさんと次の話をする、といったように、個人の発想や意見を大きな広がりを持ったネットワークとして共有しようとしているように感じました。こうしたことの積み重ねが、連携の向上に繋がるのだと思いますし、実際今のチームにはそうした片鱗が見えます。とても良いことなので、今後とも継続して欲しいものです。そうこうするうち、前半も終了。ある意味プラン通りに事が運んでいるのでしょうか。ともかく先制して、逃げ切りを図りたいところです。
後半が始まって、双方の陣営がダッシュをかけてくるかとも思いましたが、意外に静かな入りとなり、後半20分までは前半同様の展開といったところです。先に動いたのは草津。後半21分、満を持して山崎選手→松浦選手の交代を行い、膠着した戦局の一気打開を図ります。この交代が実に効きました。スピードにおいて他の追随を許さない草津のスピードスター☆松浦選手の登場によって、前線における湘南DFの対応が振り回され、結果、中盤の支配権を草津が押さえることに成功します。エンジンに火が入った草津は、凄げーよ。いや、まぢで。後半34分に中央から松下選手が放ったミドルシュートはGK正面に飛び、がっちりキャッチされましたが、ある種これが号砲となりました。この時間あたりから草津の選手達の動き出しが非常に活発になり、主戦場は湘南サイドへと移動します。そして訪れた後半43分。右サイド深い位置でスローインのチャンスを得ると、投擲役の田中選手、やおら手袋を外して両の手をしごきます。力強い両手にゲッチリ挟み込まれたボールは、素晴らしい初速を得て湘南ペナルティエリア中央部へと撃ち込まれます。位置的にやや下がっていたGKが、このボールを掴もうと走りながら前進、ジャンプして捕獲、と思われた瞬間、なんとボールはピッチ上に落下。この好機を直近で得た高田選手は、迷い無く右足を伸ばします。ヤスの気迫は、残念、ジャストミートせず、相手DFに弾かれてしまいます。しかし押せ押せの時は何でも良い方に転がるもので、弾かれたボールは、正に良い方−右サイドに張っていた鳥居塚選手の足許へと転がります。ここは行ぐしかねぇべ!鳥居塚選手、全くの不惑、左足一閃。次の瞬間ボールはゴール右奥のネットを揺らしていました。GOOOOOAL!!! 遂に均衡を破る千金弾は、草津の執念によってもたらされました。それにしても鳥居塚選手、凄い!広げた風呂敷は伊達じゃない。入団以来ずーっと彼を見てきましたが、今の鳥居塚選手は、「トリさん史上最強トリイヅカ」状態です。沈滞ムードに満ちていた場内は、このゴールによって一気にヒートアップ♪後は何とか凌ぎ切れれば、と思う後半ロスタイムの出来事。自陣右サイドの深い位置で球のやり取りをしていた湘南攻撃陣の一瞬の隙を逃さなかったのは、やはりこの人、松浦選手。ライン際に逃げようとする相手の足許から、強引にボールを奪取すると、後は敵陣向かってまっしぐら。一顧だにしません。誰も付いてきません。ペナルティエリアに掛かる辺りでGKと1対1の局面を作り出すと、豪快にシュートを放ちます。これは逝ったか!と思われたそのボールは、GKの好セーブに阻まれます。が、そのこぼれ球を虎視眈々と狙うハンターがおりました。実は松浦選手の突進と軌道を合わせるようにフィールド中央を直進していた選手がいます。氏原選手です。完全にトップスピードに乗っていた氏原選手の真っ正面に、松浦選手が描いたシュートの残滓が現れます。躊躇無く飛ぶ姿は美しくすらありました。GOOOOOAL!!! ハンマーヘッド直撃、揺れるネット、再度の場内沸騰、歓喜の氏ダンス。そして勝利を確定する主審の笛。
前半、後半とも、湘南の戦法とこちらの作戦がうまくかみ合わず、終盤までじれる展開で進行してしまいましたが、やっていること自体は良いと思います。最終ラインのCDF両名は落ち着いていたし、それをフォローするDMFの働きも無難と言えます。攻撃に関しては、高い位置をキープし続けた左右のSBと左右のOMF、FW計6名が頻繁に位置を変え、また左右に長いクロスボールを出すなど、中盤の構成はある程度形を成してきていると思います。惜しむらくは、フィニッシュに至る精度でしょうか。正確無比なクロスボール、ミドルショットなどを蹴ることが出来れば、よしんば相手に弾かれたとしても、今季は「次の手」がゴール前に攻め寄せることが出来ていますので、ナニカが起きるかも知れません。今日の得点によって、鳥居塚選手のget goal数は2となり、松浦選手と並びチーム得点王となりました。そして、東京ヴェルディのフッキ選手(7ゴール)との差は現在たったの5です。いげます♪。トリさん、不言実行の人ではありましたが、今年は高く目標を公言して、それを着実に体現してみせる、そんな姿をサポーターに、そしてなによりチーム内の若い選手達に見せることで、雰囲気という見えにくいけど疎かに出来ないファクターを確実に付加してくれていると思います。みんなで競い合って、少しでも高い場所に歩を進めるよう頑張っていけば、ほら、気がつけばチーム総得点がすんごいことに。こうなったら、トリさん、いっちょ、やってやんべぇや!若ぇ奴らも、負けんじゃねぇぞ。合い言葉は、「目指せ!得点王!」 【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2007年4月11日(水) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第8節 ザスパ草津 0−2 モンテディオ山形 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 2147人 |
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| 飛車角落ち |
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前節、劇的勝利を収めたホーム湘南戦の帰り際、こんな会話をしたんだっけか。「いやー、この勢いで次節休みって勿体ないよねー。」「この間に勢いがなくなんなければいいけどねー。」プラス方向に働いている「勢い」は大事なのである。しかし残念ながら、今回の中10日というゲーム間隔は、ザスパにとって良くない方向に働いてしまったようだ。 私は今日、仕事を途中で切り上げ、東京から新幹線→高崎経由で前橋に向かった。我らが頼れるゲームキャプテン・チカ選手の怪我は事前に知っていた。それだけでも十分不安だというのに、さらに不安にさせるメールが届いた。試合開始1時間半前のことである。「緊急決定」と題されたそのメールマガジンの中身は、決定したサイン会のことよりもサインをする選手に驚いた。『対象選手はチカ選手と高田選手』…まぢまぢまぢ?ヤスって今日出ないんかい???サポらしき人が一人もいない高崎駅のホームで、私は「この状態で連勝できるんかいね?」と心の中で呟いた。実は祝日以外の水曜日にザスパの試合を観るというのは初めてのことだった。水曜のナイター、しかも雨、そして寒い。この悪条件のなかどのくらい観客が集まるかというのも不安だった。ついこの前の週末、県内数カ所で選手・サポ・スタッフ一同でビラ配りもしたばかりだというのに。ザスパにはかつて平日ナイターで1,300人台という記録(2005.10.5 対甲府戦)が存在している。2,000人入ればまぁよし、と言ったところだろうか…。さてさて、当然のことながらスタメンには若干の変動有。GK:1.本田選手/DF:7.佐田選手、4.田中選手(なんとCP!)、3.尾本選手、2.寺田選手/DMF:30.松下選手、18.櫻田選手/OMF:6.鳥居塚選手、10.中井選手/FW:20.松浦選手、11.氏原選手。チカ選手のところには尾本選手が、2トップは今年加入組コンビ。そして左の2列目には10番を背負う中井選手が!厳しいポジション争いを強いられ、思うように試合に出られていない選手たちの奮闘に期待。 一方今日の相手、山形。現時点では我々の方が順位が上(ザスパ6位、山形8位)。だからといって決して侮ってはいけない相手である。特に左右両サイドの攻撃力に優れ、守備もレオナルド選手&小原選手の超強力CBを中心に抜群の失点数の少なさを誇る。シーズン開幕前のTMでは柏(サブメンバー中心だけど)に見事勝利を収めていたチームである。共に今日勝てば「今シーズン初の連勝(ザスパにとってはJ加入後初の連勝、だが)」。今日勝てばチームは勢いに乗れる。さぁ勝つのはどっち?勝とうぜザスパ! 序盤からペースを握っていたのは山形だった。サイドから何度も何度も攻撃してくる山形。必死にクリアするザスパ。しかし今日は「高さ」で勝負できるチカがいない。山形の選手にヘッドで競り勝てる選手がいないのだ。それにクリアしたとしても自ら足を滑らせてしまって自滅したり…。確かに芝は相当の水を含んでいたはずだ。それなのに相手チームより足を滑らす回数が多いのはさすがにマズいのでは?最初の失点は前半9分だった。この日最初のCKを得たのは山形。宮沢選手の蹴るCKにドンピシャで頭に合わせたのは小原選手。すごい勢いでポストにバウンド、ラインギリギリで入らずに済んだかな…と思ったがどうやら入っていたようだ。やはり今日の山形は、チカなきザスパに「高さ」で挑み、セットプレーでの得点を狙うのだろうか。一方のザスパ。いつになく思うように自分たちのサッカーができていない様子。というのも山形の選手の詰めが目茶苦茶早いのだ。1人がボールを持つ→猛ダッシュで1人チェックに来る→頑張ってキープする→さらにもう1人詰め寄る→苦し紛れにパスを出す→コースを読まれ、見事に取られる→山形のカウンター…というパターンが多くなるのも当然の流れ。さらに松下選手・櫻田選手両ボランチを完全に潰されてしまっているため、どうしてもDF陣から一気に前へ、の放り込みサッカーになってしまう。放り込んだところで簡単に山形に奪われてしまう。「いかにして点を取るか」よりも「いかにして失点を防ぐか」のサッカーになってしまっていた。そんななか迎える前半31分。さぁ攻撃というときに佐田選手がパスを出そうとしたのだろう。しかしあっさりと山形・宮沢選手にカットされ、そのままドリブル。逆サイドでドフリーだった北村選手にクロス、そのままシュートされ遂に0-2。一時期はほぼ止んでいた雨も再び降り始め、我がザスパにも暗雲たちこめる…そんな前半だった。気になるのは得点差ではない。それ以上に気になるのはザスパの選手間における「温度差」である。必死になってボールを追いかける選手もいれば、たとえ近くで味方の選手がボールキープに必死になっていても見ているだけ、の選手もいる。勝つためには全員が同じ温度で戦わなければならない。ハーフタイムでいかに軌道修正されるか、それに期待をしながら私は久々に群馬の味・鳥めしを食べ、温かい紅茶を飲んで寒さを凌いだ。 私は今シーズンに入ってから、ハーフタイムが楽しみで仕方ない。なぜならば植木監督・山岸GKコーチに加え、あの佐野コーチもトップに加わっているからだ。ハーフタイムでいかなる檄が飛ぶのか。それはとてもとても恐ろしいものかもしれない。あのお三方が鬼の表情で腕組みして立っている様子を想像してしまう私…。なぜそんなことを想像するかって?今年のザスパはとにかく「後半、何かが起こる」チームだからだ。例え前半がヘタレでも後半見違えるような動きをすることが多々見受けられる。さぁ今日の後半は何が起こるだろうか。 まず、選手交代があった。本日イマイチゲーム勘が取り戻せていなかった中井選手を下げ15.桑原選手を投入。ゲームの流れを変えてくれることを期待したが、その期待が的中!徐々にザスパがペースを握りだす…がそれも最初の10分間だけ。結局は前半の繰り 返しである。幸いにして山形の勢いが徐々に落ち始めていたのでそれだけが救い。しかし、そうなるといよいよ試合は退屈になってくるわけで…。しかしどう考えても今の調子だと2点どころか1点も苦しいわけで…。植木監督もさすがに次策を練ってきた。後半
20分、松浦選手に代えて19.後藤選手投入。今日のFW陣は走ってはいるのだが、如何せんいいボールがなかなか来ないので不完全燃焼気味である。ここで後藤選手の豊富な運動量を生かして、相手DF陣をかき乱してほしい…とはいってもなにせFWまでボールが届かないという状況は結局試合終了時まで変わることがなかった。試合後にデータを見てみると山形はシュート13本。かたや我がザスパは6本という始末。正直言うと「え、6本も打ってたっけ?」という位印象が薄いものである。 試合終了後、サポーターと一緒に踊り、歌い、喜ぶ山形の選手たち。一方うなだれたまま場内を廻るザスパの選手たち。連勝できなかったという悲しみよりも、ちっとも山形に歯が立たなかったということが悔しかった。チームのいい勢いが持続できない限り、我がチームに「連勝」は見えてこない。確かにチカ選手・高田選手という要になる選手の欠場はイタイ。けれどもこの長いシーズン、こういったことは今度もあるだろう。そりゃあ勝ってくれたほうが嬉しいけど、引き分けだっていい。要は負けなければいいのだ。今はコツコツと勝ち点を積み上げていくことが大事なのだ。それと、最後にこの日唯一嬉しかったこと。冒頭に申し上げた観客数だが、この悪天候にも関わらず2,000人を超す人々が敷島へ足を運んでくれました。週末のチラシ配り効果でしょう。せっかく来てくださる方々のためにも、次はいい結果出すんべや!【きくり∈東毛】 |
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| ■■■ 2007年4月14日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第9節 京都サンガF.C. 1−1 ザスパ草津 鹿児島県立鴨池陸上競技場 7023人 |
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| 価値あるドロー
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| ■■■ 2007年4月21日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第10節 ザスパ草津 0−3 アビスパ福岡 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 5385人 |
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| 越えなければならない壁 |
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菜種梅雨、花散らしの春雨、ひとしきり。慈雨は次なるステージを織りなす新緑の芽吹きを促します。敷島の杜でも、彩りは桜色から薄緑色へと移ろいつつあります。一方、スタジアムの主役は、今日も変わることなく紺に黄色です。スタンドのいたる所で、日々強さを増す陽光を受けて濃紺の軍旗がはためきます。移り気な春のお天気を反映して、今日は朝からぽかぽか良い陽気で、敷島に着いた昼前頃には、汗ばむほどとなりました。スタンドに入り最初に目に付いたのは、メインスタンド前に整列したカラフルなユニフォームを纏った子供達。各チーム揃いの支度で一群をなし、それが川に渡した鯉のぼりのように横一杯に並んでいます。おお、そういえば、今日は全日本少年サッカー大会群馬県予選の開会式がここで行われるのであったなぁ。群馬サッカー界の金の卵達です。この後、多くの子供達はスタンドで草津の試合を観ることになるのでしょうから、滅多な試合は出来ませんなぁ。 では、いつものように今節の陣立てを紹介しましょう。GK:1・本田選手、DF:7・佐田選手、23・藤井選手、5(C)・チカ選手、4・田中選手、DMF:17・秋葉選手、18・櫻田選手、OMF:6・鳥居塚選手、15・桑原選手、FW:9・高田選手、20・松浦選手、サブメンバー・GK:22・北選手、DF:2・寺田選手、MF:8・山崎選手、30・松下選手、FW・11氏原選手。今日の布陣で注目すべきは、左サイドバックに配されたDF・田中選手。福岡の右サイドハーフに対抗する防壁としての意味合いが強そうです。これまでCDFとして良い働きを見せてくれていましたが、果敢な攻撃参加ができるかどうか、注目しましょう。それから、これまでスーパーサブとして大活躍しているFW・松浦選手が、今節は先発出場です。氏原選手の体調を考慮しての起用かもしれませんが、前半開始直後からのスーパーダッシュを期待します。第1クールも今日を入れてあと3つ。今季のJ2において強豪と目されるチームとの対戦が目白押しですが、その緒戦たる仙台戦・京都戦で、「壊滅必至な戦況からの奇跡の生還」とも言える貴重な引き分け・勝ち点1を得てくることが出来ました。この辺りの粘り強さというか、良い意味でのあきらめの悪さが、今季の草津の強みになって行くのではないでしょうか。そして本日迎え撃つのは、京都と並んで一昨年随分酷い目に遭わせてくれた福岡です。攻守のバランスの良さでは、京都よりも上ではないのか、というのが私の持つ今季の福岡の印象です。草津のここまでの戦い方を見る限り、相手が強豪だからといって、引き籠もって戦うことはしないご様子なので、草津サイドとしては、守備面では福岡の攻撃の起点たる左右のサイドハーフに仕事をさせないこと、攻撃に関してはボランチからのしっかりした組み立て→サイド・センターからの波状攻撃が肝要です。 初夏を思わせるようなまぶしい陽光を浴びて、両軍が緑色のピッチ上に散ります。レフェリーのホイッスル、草津のキックオフで、第10節、開幕です。前半序盤は、1分、中央からの高田選手のシュート、2分、同じく中央からの鳥居塚選手のシュートなど、草津のアグレッシブな攻撃が見られ、場内に歓声が上がります。一方の福岡も負けじと攻め込みます。前半9分、福岡・アレックス選手の強烈なシュートをGK本田選手が弾きますが、このこぼれ球を福岡側に拾われ、がら空きのゴールにシュートを撃ち込まれてしまいます。絶体絶命の大ピンチを救ったのは、GKのフォローに入った佐田選手でした。伸ばした右足の先っぽでなんとかクリアしましたが、なんとも冷や汗ものです。この後も、草津は攻守において福岡とがっぷり組んだ展開を披露します。前半14分、少し距離があるFKを桑原選手がゴール前に蹴り込むと、高田選手がヘッドで押し込もうとします。ここは相手GKの好守に阻まれてしまいますが、ここまでのところ、攻撃の形は悪くないでしょう。前半も「鬼門」とされる15分を既に越えて、展開は互角の様相ですが、気になることも目に付くようになってきます。一つは攻撃について。せっかく松浦選手が居るんだから、縦でもクロスでもいいから、裏を取るような長いパスがあっても良いと思うんですが、それがありません。また、守備との兼ね合いもあるんでしょうが、右サイドバックの佐田選手の上がりばかりが目立ち、左サイドからの押し上げが希薄となっているように見えます。その結果、攻撃の選択肢が減り、福岡側に守らせやすくしてしまっているようです。守備についても問題があります。福岡の攻撃は、機械的にして実に機能的。最終DFラインでゆっくり組み立てた後、ボランチに球が入ると左右のハーフに素早く配球。そのサイドハーフを追い越すようにオーバーラップする選手、と同時に中央の花道を長駆する選手、というように攻撃の流れに統一感があり、しかも速くて正確です。草津としてできることは、@前線からのプレスを厳しくして最終ラインでの組み立てを阻害すること、それが駄目ならAボランチに対してのチェックをしっかりとして前線への素早い配球を困難にすること、それすら駄目ならB相手サイドハーフが前を向いてプレイするのを阻止しつつ、中央へ折り返したボールをしっかりケアし、可能ならばインターセプトする、といったところでしょうが、守備地点が自陣に近くなるほどやるべき仕事は増えて、求められる精度は上がり、かつ危険性も増してきます。そして訪れた前半18分。福岡の大きく、しかも素早いサイドからの揺さぶりに振り回された挙げ句、ぽっかり空いた中央からシュートを撃たれ、敢えなく先制点を献上。ここでめげてはいけません。取られたら取り返すまで。前半25分、右サイドを駆け上がる佐田選手から鳥居塚選手へスイッチ、トリさんが素早くセンターにクロスボールを蹴り込みます。ここに松浦選手が走り込んでボレーシュートを放ちますが、嗚呼、ホームラン…。前半28分、今度は福岡の反撃です。福岡・左サイドをフリーラン→綺麗なクロスボールが上げられるとアレックス選手がダイビングヘッドをかましてきます。ここは本田選手のスーパーセーブで凌ぎますが、怖いシーンではありました。前半32分、前半最後となる鳥居塚選手のシュートも、松浦選手に続く今日2本目のソロホームランとなり…。攻撃に精彩を欠く草津を尻目に、福岡の攻勢が強まります。前半36分に福岡・山形(恭)選手が上げたクロスを福岡・田中選手に決められて追加点を許すと、最早攻撃どころでは無くなってきます。前半46分、またしても終了間際にゴール正面でのFKを与えてしまいます。このFKはゴールの上方に外れたため、辛くも難を逃れました。ここで追加点は致命的だっただけにホント、助かりました。こうして前半は終了。福岡はやはり上手いゃねぇ。2点差なら、まだなんとかできようってもんです。気落ちせず後半を待ちましょう。 草津陣営は、ハーフタイムに桑原選手→氏原選手へと交代し、3FWで後半開始となります。この交代に伴って、氏原選手が1トップ、鳥居塚選手が中央トップ下に入り、高田選手と松浦選手は左右の1.5列目、シャドーの位置に入る模様です。ボランチと前線4名との位置関係が遠くならないように気をつけて欲しいところですが、果たして。後半に入っても、福岡の攻撃パターンは変更無く、前半の再生ビデオを見るようです。これにお付き合いするかのように、草津の攻守も前半同様の有様。こうなると訪れる結末は必然。後半4分、福岡・左サイドの攻防からクロスボールが上げられると、中央で完全にフリーとなっていた要注意人物・アレックス選手に綺麗なボレーシュートを決められて、ここに草津城完全陥落。後半開始早々での失点で完全に浮き足立つ草津側は、何とか得点したい前線・攻撃陣と、専守防衛を決め込んだ感がある(すっかり腰が引けてしまった、とも言う)後衛・守備陣の間が音信不通となり、攻めても守っても統一感が無く、全てがちぐはぐです。この失点を受けて、後半5分に田中選手→寺田選手の交代を敢行し、攻撃姿勢を鮮明にします。それでも好転しない状況の打開を狙って、後半19分に秋葉選手→松下選手の交代を行いますが、失われた流れを再構築するには至りません。後半の見せ場は、16分の左サイドの高田選手から寺田選手を経由して上げられたクロスボールを、右サイドに張っていた鳥居塚選手が放ったシュートと、43分の氏原選手のヘディングシュートくらいでしょうか。いずれにしても、シュートは放てど、枠に飛ばない。絶好機到来にも相手GKの好セーブに阻まれるなど、運にも見放された感じです。結局双方追加点無くノーサイドとなりましたが、点差以上の開きを肌で感じる内容でした。 シュート数・トリさん4発、ヤス4発という数字が物語るように、前線で目立っていたのはこの二人と、守備から攻撃までをこなして汗をかいてくれたソータローです。交代で入った寺ちゃんもガンガン上がって頑張りましたし、同じく途中出場の松下選手もミドルシュートを放つなどしましたが、如何せん、フォローも時間も足りませんでした。試合開始前の知人との雑談。「負けないことだけを考えれば、『ドン引きマンマーク・たまに縦ポンそれ行け〜カウンター』でもすれば、まあどことやっても引き分けくらいには出来そうだぃね」「面白味も明日への希望も無いけんど、勝ち点を積み重ねるっていう勝利(勝ち点)至上主義だけを掲げるんなら、それも選択肢として残されてはいらぃね」「もっとも、今のうちでそれやらかしたら、まあ、みんな黙っちゃいねえやぃね(笑)」「敗れてなお美しく、ね」「でも負けっぱ、じゃあ客足も遠退いっちまうんで、たまにゃぁすっきりとはいかなくても勝ちが必要かも」「理想を追い求めて一敗地にまみれ続けるを許容するのか、今得られる現実をとりあえず美味しく頂くのか」「むつかしいやぃね…」。J2に参戦した初年度には、「戦力差という現実」を度外視した「無謀な理想」に突き進んだ結果、現実の厳しさ以外ほとんど何も手に出来なかったのでした。それを我々に思い知らせた相手こそ、京都であり、福岡でありました。京都には一矢報いることができましたが、福岡には、もしかしたら以前と変わらない草津の姿が見えていたかも知れません。確かに福岡のサッカーは洗練されていて、これに打ち克つのはなっから大変だと思います。でも、だからと言って、この先も負けまくっても仕方ない、とは思いません。高い壁ではあるけれども、必ず越えなければならない壁でもあるのです。何故ならば、我らの歩む道は唯一つ、その壁の向こうに続いているのだから。【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2007年4月25日(水) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第11節 愛媛FC 0−1 ザスパ草津 愛媛県総合運動公園陸上競技場 2487人 |
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| 四国初勝利
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| ■■■ 2007年4月28日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第12節 セレッソ大阪 1−0 ザスパ草津 長居第2陸上競技場 4312人 |
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| 連勝を信じて |
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4月28日土曜日・現在の時刻は午前3時。ここ、ららん藤岡よりザスパ草津・応援アウェイ弾丸バスツアー(0泊1日)に乗り込むため、ひっそり一人待っている私^^;。そこへ大型バスが到着。各々が時間を割いてザスパ草津の連勝?!を一緒に味わいたくて、夜行バスに集結して参りました。そこには、間切れもなくザスパ草津をこよなく愛するサポーターが老若男女を問わず勢ぞろいしていました。バスは、これより上信越→長野→中央→名神→阪神高速道路と進んで行く予定で、私が乗り込んだ所からでも、片道8時間の予定です。いつもなら時間を優先してアウェイの地には、電車や自走で参戦することが多いのですが、今回はGWの初日とあって、新幹線ではかなりの混雑が予想されますし、それならば格安のバスツアーで参戦しても時間帯が時間帯なだけに、渋滞にはまらないことを願い・・・・私たちは大阪の長居に向かって進んで行きました。バスの中では到着の2時間前より、懐かしのJFL(3年前)時代に天皇杯・4回戦で初のJ1チーム勝利(対セレッソ大阪戦!)の試合のビデオを観ました。私たちも選手と同様いいイメージ作りをするための必需品ですし、その時の試合も生で参戦した私にとっては懐かしさでいっぱいで、今でもスタメンで出ている鳥居塚選手や寺田選手らがあの時の試合にもピッチを精一杯走ってる姿を観て、今日の試合に臨むにあたり「連勝!」の二文字が頭から離れませんでした。そして、長居に到着したのは11時は過ぎていたでしょうか。今回は長居スタジアムに隣接する長居第2陸上競技場が試合会場です。私たちは、その後試合会場へと向かい、会場に入って行きました。まず最初にやらなくちゃならないこととして、恒例ではありますが現地のおすすめ品を頂くこと^^; 売店のご夫婦?にも声を掛け、「大阪だったら何がおすすめですか?」と聞いたところ「やっぱり大阪やったら、たこ焼きと牛すじやねぇ」と教えてもらい即、購入!!珍しいものでは、でっかい入れ物に味を沁みらせた、まだ関東圏では見かけないおでんも最高です。 また、試合開始前セレッソのマスコット・ローリー君が自分のポストカードを持参して草津側にやって来ました。可愛いのは草津温泉に見立てた応援タオルを頭に乗せながらやって来て、ポストカードを数枚配ってくれたのですが、なんとそれをゲットすることができました〜(結構な記念になりました^^;) そうこうしているうちに選手がピッチに登場です。本日のスタメンは、中2日で愛媛戦に挑んだ選手たちがそのまま大阪入りをして、体調を整えながら今日の日を向かえたようです。スタメンでは、GK1本田選手・DF4田中選手・CDF5チカ選手・CDF23藤井選手・DF7佐田選手・DMF30松下選手・MF18櫻田選手・MF8山崎選手・OMF6鳥居塚選手・FW9高田選手・FW11氏原選手サブにはGK21常澤選手・DF2寺田選手・MF17秋葉選手・MF15桑原選手・FW20松浦選手・4−4−2での布陣となっています。 さぁ、いよいよ前半のホイッスルが鳴りました。試合は、強いアゲンスト側だったためかロングボールは上げられず、低いボールでのコンパクトに回していきたいところですが、相手のマンマークがきつくなかなか良い展開が作れません。試合開始早々には、FW氏原選手が一人ドリブルで上がり、右よりシュートを放ちますが、惜しくも右ゴール脇を抜けてしまいました。前戦での疲れが残っているのか?選手の足は思うように動けず、プレスも弱い感じで試合が進んで行きました。そんな中、前半13分に相手セレッソのMF酒本選手が上げた右からのクロスがゴールエリア内にいたFW柿谷選手(17歳!)に混戦の中、左からシュートを決められてしまい先制点を献上。しかし、以前の草津と今の草津の違いは、1点献上しても気が落ちることなく、必ず取り返す!!っといったムードがあることです。これは本当に大切なことで、以前のチームだったら気持ちで負けてしまってたような空気が流れていましたが、今年はFW陣だけでなく誰もが最後まで諦めずに点を取りに行く姿勢が現れていることです。だから、最後のロスタイムでの劇的なシュートが生まれたり、今期は連敗なし!!で頑張れている訳です。今日は、何と言っても17度目?!の今度こそ連勝をかけての試合なのです。私も草津発足以来、今まで草津の記念に残る日には、ほとんど参加して来れましたので、是非とも今日は初の連勝を見せてほしい!その後、試合は大きなミスはなく、DF陣チカ選手・藤井選手などの活躍で安定感を持ちながら、相手にも決定的なチャンスを作らせることなく前半が終了しました。 気を入れ直してからの後半は、3トップとしMF山崎選手からFW20松浦選手を投入しての折り返しとなりました。後半開始直後、右サイドから上がってきた相手セレッソのMF中山選手の豪快なシュートをGK本田選手が素早く反応、手ではじき返し、その弾をFW古橋選手がゴールエリア・中央から再度シュートを放ちましたが、これも素早く反応した本田選手の好セーブにより、更なる献上を阻止することができました。(ほっ!) また、後半は風がフォロー気味だったこともあり、前半よりはチャンスの機会が増えてきました。そんな中、自陣内での右サイドからDF田中選手のスローインを、前線に上がっていたDFチカ選手が合わせ切り返した所に、FW氏原選手の飛び込むも、うまくかみ合わず、点に結ぶことができません。後半6分にはFW氏原選手からMF桑原を投入し中盤から前線へとサイド攻撃を展開したかったのですが、マークがきつく思うような動きができません。また、後半34分にはMF松下選手からDF寺田選手を投入し、両サイドからの機会を狙っていましたが、シュートまで繋がらず、草津ペースが続いていながらもなかなか決定機を作ることができません。そんな中、DF寺田選手から左にロングボールが上げられ、裏からの抜け出たFW松浦選手はシュートを狙いにいきましたが、相手のDF陣に阻まれシュートまで漕ぎ着けませんでした。結局、そのまま鋭い攻めを封じられたまま、0−1にて試合終了。残念ながら、ここの所、全体的に攻めのいい試合に持っていける時と、この間と同じチームなの?!と思わせられるくらい、なんとも歯切れの悪さがはっきり見えてしまう時のような感じがあります。今のチームの課題も見えてきたし、今後は修正していければ、今年はまだまだ上位に食い込んで行けるチームだと思いますが・・・これからは、もったいない負けを作らないように、ぜひおもしろいサッカーで魅せてください。 【あきべー@北毛】 |
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| ■■■ 2007年5月3日(木・祝) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第13節 ザスパ草津 2−1 コンサドーレ札幌 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 5051人 |
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| ダンス! ダンス! |
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風薫る五月。日々強くなる陽射しの作り出す木陰が一服の涼を与えてくれる、そんな陽気の頃となりました。肌寒い季節から暑い夏へと移ろいゆく狭間の、たゆたうような季節。自分の生まれ月ということもあって、この時期は心躍るものがあります。 ゴールデンウィーク真っ直中なので、今日の敷島公園界隈にはご家族連れがたくさん見られます。そんな中、私も弟夫婦を伴って敷島入りです。最初に向かったのは、敷島浄水場。毎年この時期にだけ場内の一般開放が行われていて、季節の風物詩となっております。敷島浄水場はサッカーラグビー場の北東にあって、ここを訪れた人なら必ず一度は目にしているであろう、緑青鮮やかな大きなタンクが見印となっております。このタンク、正体は水道の「配水塔」で、1929(昭和4)年に竣工した後、今でも現役の水道施設として稼働しているというから驚きです。またこの場内には、約40種370本のツツジが植えられていて、この時期には美しい花が咲き誇っているんですが、今年は気候不順がたたってか、花の方は少しおとなしめでした(残念)。一通り散歩を済ませて、敷島グルメを物色した頃に、札幌チームバスが登場しました。出迎えるのは、何故か草津サポーター。そうです。今日の対戦相手は現在首位にして、堅守を誇る札幌。その堅守を最後尾で支えているのが、他ならぬGK・高木選手。逐一思い出さなくとも、その神っぷりは脳裏に焼き付いて離れません。その旧・守護神が、今日は相手ゴールマウスの前に立ちはだかるのです。とはいえ、それは試合中のこと。ノーサイドの一時においては、彼は我々にとって忘れ得ぬ功労者には違いないので、最大級の歓迎を持って出迎えたいというのが本音なのでしょうね。盛大な拍手に迎えられて、少しとまどったような表情を見せていましたが、試合中は覚悟していてね(^o^)。 スタンドの定位置に着いて場内を見渡すと、おっ、今日はなっからお客さん多いんじゃねんきゃ?そんな中、バック・アウェイ席は言うに及ばず、メイン・アウェイ席にも赤黒なお客さんがたくさんいます。遠路ご来場賜り、ありがたい限りです。そうこうするうちにスタメンの確認をしなくては。本日のスタメンは次の通りです。GK:1・本田選手、DF:7・佐田選手、23・藤井選手、5(C)・チカ選手、4・田中選手、DMF:17・秋葉選手、18・櫻田選手、OMF:6・鳥居塚選手、9・高田選手、FW:11氏原選手、19・後藤選手、サブメンバー・GK:21・常澤選手、DF:3・尾本選手、MF: 15・桑原選手、30・松下選手、FW:20・松浦選手。構成メンバーを見る限りでは、4-4-2・2ボランチ・2トップということになりますが、試合開始後の布陣に秘策がありました(後述)。変更はサポーター側にもあります。ここ最近の早い時間帯での失点を受けて、試合開始直後にはイケイケなコールはやめて、少し落ち着いた雰囲気を作ろうという発案から、最近あまりやらなくなった「アイーダ」をやることになりました。また、これも懐かしい「ロール1」(かつて樹森選手のコールにも使用されました)を復活させるとのこと。新チャントも披露され、相変わらず日々進歩のサポーターであります。チームも、サポも、色々とやれそうなことはドンドンやんなきゃね。 諸々の準備が整ったところで、選手入場です。後で知ったことですが、この入場の時にGK・本田選手はお子さんを抱いての入場だったそうです。頼むでぇ、本田君。今現在の我らのすがる神は、君なんだから。向こう側のマウス前の人に一泡吹かせてやんべぇや!センターサークルにボールがセットされ、草津のキックオフで試合開始です。試合開始直後に、草津側の布陣に変更があることに気づきます。まず最終ライン。従来右サイドバックを担当していた佐田選手が左サイドバックへ移り、反対の右サイドバックには田中選手が入ります。次に前線。FWの高田選手が一列下がってサイドハーフへ入り、2トップは後藤選手と氏原選手が務めるようです。相手のサイドからの速攻を封殺しつつ、キープ力と展開力のある高田選手と鳥居塚選手のラインでタメを作って、ゲームコントロールを図ろうという植木監督の戦略でしょう。この作戦が奏功し、ゲームは序盤から拮抗した様相を見せます。草津側は、最終ラインをいつになく高く保ち、中盤の各選手の間隔に統制がとれていて、至る所できれいな三角形のボール回しが行われています。あとは縦への展開が素早くできれば、ゴールに肉薄できそうなんですが、そこはさすがに守備をもって首位に君臨する堅守・札幌防衛網。容易くシュートレンジには入れてくれません。前半16分、左サイドの佐田選手からクロスが上げられると、ゴール前で張る後藤選手がトリッキーなシュートを放ちますが、ここはGKのセーブに阻まれます。前半20分のシュートチャンスには、高田選手が上に外すなど、中盤のポゼッションはある程度押さえられていて、それなりに攻勢にあるんですが、やはり決め手がありません。ここまで書くと、もう、お分かりですね?そうなんですよ、攻めきれない時ってのは、得てしてワンチャンスで決められてしまうものなんです。前半31分、札幌・右サイドの攻防でファール・FKを与えてしまうと、札幌・西谷選手のクロスボールをダヴィ選手が頭で合わせてゴールへ流し込み、これが先制点となります。守備が売りのチームに先制を許してしまうと、この後の展開が厳しくなるねぇ。ともかく、早い時間に取り返さないと、文字通り取り返しのつかないことになってしまいます。ただ、今日は草津の標榜するポゼッションサッカーが綺麗に展開されているので、変に浮き足立たなければ、好機は少なくないと思えます。そう考えていた前半34分。左CKを得ると、キッカーの櫻田選手とレシーバーの佐田選手との間でショートコーナーのサインプレイを敢行。佐田選手の蹴り上げるセンタリングはDFの空白地帯に体を入れた氏原選手の胸に当たりそのまま足下へ。氏原選手、ここ一番の反応で左足を振り切ると、ボールはネットを揺らす同点弾となりました。GOOOOOAL!!! メイン・バック両スタンドで腕が左右に振られ、「氏ダンス」が踊られます。沸騰する場内のボルテージに呼応するように草津攻撃陣の動きが活発になります。 同点弾の余韻さめやらぬ前半37分、今度は相手ハーフエリア中央でファールを受けてFKのチャンスを得ます。ここでキッカーの秋葉選手が氏原選手に合図を送った模様(試合後のインタビューで言ってました)。札幌の守備が整わぬ前にクイックリスタートをかましたところ、札幌の選手は誰も反応できず、受け取った氏原選手は実に呆気なくゴール直前までボールを運んで、ゴールにボールを蹴り込みます。さしもの守護神・高木選手も虚を衝かれては一歩も動けず、ここに逆転GOOOOOAL!!! こんなプレイ、今まで相手にやられることはあっても、まんまと決めたことなんてなかっただけに、その成長ぶりもあわせて嬉しさ百倍です♪場内に沸き起こる再びの「氏ダンス」。詠えや踊れやの大騒ぎで、ここ最近なかった歓声が場内に木霊します。これで当面の問題は前半の終わり方、そして後半の入り方となります。前半の残り数分は、しかしながらそんな懸念はどこ吹く風とばかりに、実に堂々とした良いサッカーを続けてくれました。重畳重畳。後半も、この調子でいってみんべぇ!予期せぬ事態に先手を打ったのは札幌。ハーフタイムに西谷選手→砂川選手へと交代します。うちにとって一番やなのが、この砂川選手なので、この交代に対して草津守備陣がきちんと対応できるかどうかが、後半の入りに関わってきそうです。後半に入っても草津の綺麗なフォーメーションは崩れず、また、札幌のチェックも自陣バイタルエリアに侵入した辺りから強まる傾向にあるため、中盤の支配権は草津が握っております。業を煮やした札幌サイドは、後半11分、17分と立て続けにカードを切ってきますが、状況は好転しません。ここで札幌の攻撃陣の突出を抑え、かつ守備陣を後退せしめていたのが、サイドバックとサイドハーフの動き出しの良さでしょう。佐田選手にボールが収まると、高田選手や後藤選手が同時スタートで前線へ駆け込む動きを見せるため、札幌守備陣としてはこれに対応せざるを得なくなり、結果として振り回された挙げ句に鳥居塚選手や秋葉選手、櫻田選手などをフリーにしてしまっているようです。後半17分、こうして中盤でフリーとなった秋葉選手から前線の氏原選手宛にロングボールがフィードされます。氏原選手、ここでDF2枚に両脇を挟まれた状態でマイナスのボールセット。ここに走り込んだ後藤選手がシュート!惜しくも枠を外しましたが、この形は実に理想的でGOODです。この一仕事を終え、後半25分に後藤選手から松浦選手にバトンタッチします。涼ちゃん、今日も子犬のように走り回って、元気一杯いい仕事をしてくれました。交代投入の松浦選手は後藤選手以上のランナーですので、札幌さんとしては頭が痛いところでしょう。その松浦選手は、登場直後から走る走る。後半33分には、秋葉選手からのスルーパスを受けた松浦選手、DF2人を両脇に控えて快走、その勢いのままループシュートを選択します。このシュートは枠の上に外れますが、実に「らしい」プレイに、場内は沸き立ちます。後半39分、今日ベテランらしい渋いプレイで再三好機を演出してくれた秋葉選手に替えて松下選手を投入。ここは形を変えずにリフレッシュを狙ったものでしょう。ほぼ危なげなく試合は進行し、気がつけば残り時間もあとわずか。時間を使いつつ、好機と見れば攻め上がる、そんなサッカーを続けられて札幌の選手は心身共に衰弱仕切った様子です。ロスタイムには左サイドの高田選手→松浦選手へのロングフィードが収まり、スピードスターはトップギア。自慢の快足ドリブルで切り込んでシュートを放ちますが、DFに弾かれました。この後札幌・ロングスローの最後のピンチを凌ぐと、長いロスタイムが終わり、首位・札幌の牙城崩壊が決しました。 今日の試合のMVPは、2ゴールゲットの氏原選手で文句なしでしょう。今までの試合で散々練習した甲斐あって、今日は綺麗な「氏ダンス」を披露することができました。しかも2回も。これからも僕らに心ゆくまで踊りまくる機会をちょーだいね。逆転ゴールのお膳立てをするほか、細かいところで地味ながら良い働きをしていたのが秋葉選手です。陰のMVPといえます。縁の下の、といえばゲームの組み立てに専念してくれたMF:櫻田・高田・鳥居塚各選手や、ゴールこそ奪えませんでしたが、最前線で縦横無尽に駆け回ることによって相手守備陣をかき回してくれたFW:後藤・松浦両選手も勝利に大きく貢献した功労者です。相手の攻撃の芽をことごとく潰すような働きをした両SB:佐田・田中選手の功績も見逃せません。攻勢にある中で見落としがちになりますが、それを底支えていたのは、他ならぬCDFたるチカ・藤井両選手です。そしてキーパー対決と称された戦いを冷静にコントロールしてくれたGK・本田選手、頼れる守護神です。今日はメンタルを含めた総力戦を挑み、相手を凌駕して打ち勝った、という印象が強く、その分達成感もひとしおなのですよ♪ 良いゲームをするときには、決まって中盤でのポゼッションが関わっています。攻撃の前線が相手陣内のハーフ付近にあって、左右に広く前後にコンパクトな陣形を保っているときは、第1波の攻撃が弾き返されてもセカンドボールがこちら側に収まります。このことによって、厚みのある波状攻撃が可能となり、ゴールへ至る道筋も増してくるというものです。相手の戦術やコンディションなどの要素があるとはいうものの、札幌という強豪を相手に自分の形を貫き通せたという事実は、第1クールの締めくくりとしては上々の成果といえるでしょう。これで第1クールは4勝4分4敗・勝点16・得失点差-5となりました。結局のところ、初戦に喫した5失点がそのままチームの負債となった形です。この初戦は、曰く特別仕様によるものなので、現状の戦術を語る上では評価対象としにくいものです。しかるに、一通り対戦を終えての率直な感想は、といえば、一言「善戦」と申し上げておきます。セットプレイの守備やクロスの精度、速く正確なパス&トラップ、守−攻切り替え時のスピードアップなど、向上を求められる項目は多数ありますが、長いシーズンを通して一つでも多く克服してくれたらと思います。良い意味で、伸び代は非常に大きいチームなんですから(^^)。さて、一巡して今年の各チームの特徴や戦術、選手層などが見えてきましたが、それとて停滞するものでは決してありません。各チームとも方向修正と対策を練って第2ラウンドを迎えることになります。相手につけ込まれないようにウィークポイントを潰すこと、相手にマークされようとも突破できるだけのストロングポイントを伸ばすこと、これに尽きます。踊り出したくなるような春の日に、心ゆくまで踊り倒した後は、小躍りしたまま上位へと踊り出そうぜ!【ほーせん@高崎】 |
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第1クール終了 4勝4分4敗;勝点16、得失点差-5、7位 今までとは違う、「進化」を遂げつつあるチームの姿・・・・ 第2クール、更なる進化を! |

Special Thanks
ご寄稿、ご協力、画像のご提供あんがとね! (順不同)
ほーせん@高崎 様
あきべー@北毛 様
きくり∈東毛 様
昴⊂上州 様
梅@西毛 様
群馬のパパ@中毛 様
まさひ@茨城 様
特派員F@前橋 様
マッシー@前橋 様
Dr.N 様, Dr.G 様
製作協力:三束雨@藤岡
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