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| ■■■ 第27〜39節 ■■■
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萌芽 |
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| ■■■ 2006年7月12日(水) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第27節 ヴィッセル神戸 3−2 ザスパ草津 神戸ウィングスタジアム 4241人 |
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そして神戸 |
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地下鉄の車内とそれに続くスタジアムへの道中、身にまとったレプユニに自意識過剰などではない好奇の視線を感じました。所謂“浮いている”という状態を痛感します。しかし、それは決して不快なものではなく、むしろそんな視線を浴びながら、自分の中に流れる上州健児の血が沸き立つのを感じます。つい先日、私たちは青きユニフォームに自らの大和民族としての自覚を呼び覚ませられています。今日、紫紺のユニフォームに身を包み、神戸の地で完全な異邦人として振る舞う私は、かつて大学生として上京し周囲との同調を図ったような“エセ都会人”ではもはやなく、自らの地域と文化に誇りを持つ真の“国際人(国内だけど)”としてのアイデンティティを持つに至っていることを実感します。自らが拠って立つ誇り。その大切なものを守るための戦いに世界は熱狂し、今日私たちは神戸に乗り込みます。などとややこしいことを考えながらも、スタジアムを見た第一印象は「さすが神戸はお洒落だ」という100%ミーハーな感想でした。「雨が降ったら自己責任で濡れる」のがサッカー観戦だとおもっていた中で、屋根があるスタジアムは「楽しくサッカーが観戦できる」夢のようなインフラでした。スポンサーの関係か、名物「ヴィッセルドッグ」はとても美味しく、新人アーティスト(?)の 今日のスタメンはGK高木選手。DFは右から齋藤選手・鳥居塚選手・尾本選手の3バック。ダブルボランチをチカ選手・中井選手で構成し、右ウィングに山崎選手、左ウィングに佐田選手。司令塔に島田選手が入り、前線で太田選手が待ち構え、さらに高田選手がその周りを走り回ります。控えには北選手・田中選手・後藤選手・佐藤選手、そして久々の堺選手が入ります。試合開始後、うーん、ボールをなかなか持てません。神戸の1トップ+2シャドウの1トップ平瀬選手を鳥居塚選手がマンマークでケアしていますが、2シャドウ+両サイドが高い位置を維持しながら縦への突破を仕掛けてくるため齋藤・尾本選手にかかる負担が大きく、ゆえに佐田選手および両ボランチまでがディフェンスラインに吸収されるケースが多く見られます。そうなるとどうしても中盤が薄くなり、ザスパはロングボールに頼らざるを得ない、という展開になっているように見えます。 前半22分、先制点を許します。神戸左サイド朴選手から上がった低いセンタリングは1トップの平瀬選手には合いませんでしたが、同時に鳥居塚選手がクリアに伸ばした足先も及ばず、そのままザスパゴールに転がり込んでしまいました。高木選手も逆をつかれ、不運というしかない失点でした。 前半25分、右サイドに展開していた島田選手のクロスが上がります。ボールがゴール前を横切りザスパサポが諦めかけたその時、ファーサイドに走りこんでいた佐田選手が見事なヘッド。ゴール前でその軌道を強制修正されたボールはまさに矢のような弾道で神戸ゴールに突き刺さっていきました。見事な同点弾。流れの中で獲った見事な同点弾。GOOOOOAL!!!! 直前に相手陣内ゴールラインまでパスを追いかけた高田選手がそのボールに追いつき、繋いだために生まれた同点弾。素晴らしい得点だったとおもいます。その後もボールの支配権はなかなか奪えず、ザスパは5バック+2ボランチで懸命に守ります。セットプレーでは鳥居塚選手に代わって平瀬選手のマーカーに付いた尾本選手が激しいポジション獲りを繰り広げます。お互いにレフェリーに何度も注意を受けながら(笑)、見えないところで見えない駆け引きを繰り返します。 後半24分。島田選手のスルーパス。高田選手2人をかわし、シュート。惜しくもGKに当たり、CKを得ます。これを島田選手が左足で上げた先にピンポイントで合わせたのが尾本選手。GOOOOOAL!!!! ドンピシャのヘッドで勝ち越し点を奪います。 これで今日は勝てる、と思ったのも束の間、後半26分に神戸に同点弾を被弾します。基本的に“あちら側”で展開されているプレーで失点に至る経緯はよく判らないのですが、常にギリギリのところで守っていたことを考えれば失点する蓋然性は高かったのかもしれません。 ロスタイム、逆転弾を許します。サイドチェンジを大きく展開されマークが混乱したのか、どフリーの状態でシュートを浴びたように見えました。その直後、ザスパの魂、堺選手を投入しますが、まもなくノーサイド。2−3。敗戦。 悔しかったです。本当に。去年J1にいたチームに勝てる試合だったから。そしてそれは客観的には未だ劣る技術を、一つひとつのプレーに全力を傾ける選手たちの気持ちで覆したものだったから。尾本選手や佐田選手はユニフォームが千切れんばかりに相手選手と競り合いながらゴールを死守せんと走り回りました。前線の高田・太田・佐藤選手や山崎選手のチェイシングは何度も相手選手のクリアミスを誘引し、高田選手に至っては相手GKのクリアが腹部に直撃し、もんどりうって倒れました。ロスタイムに投入された堺選手は絶望的な残り時間にも関わらず、最後までボールを追いかけ走り続けました。相手がある以上、できることをすべてやってそれでも勝てないということはあるのだろうけれども、今日は勝ちたかった。自らの拠って立つ誇り。その守るべきもののために戦い、敗れた喪失感は彼の地で神戸サポーターに囲まれながらホテルへ戻る道すがら、重くのしかかってきたのでした。とはいえ地下鉄の車内で話しかけてきた神戸サポと山口貴之選手の話題で盛り上がったり、ホテルのスタッフに試合のことを聞かれたりと、アウェイの楽しみは勝敗とは別のところにあるのもまた事実です。サッカーという文化を一つの共通言語にしてコミュニケーションが広がるということを改めて実感しながらホテルに帰宿しました。ハーバーランドの夜景は戦い済んでノーサイド。遠来の相手サポーターを100万ドルの夜景で迎えてくれたのでした。【昴⊂上州】 |
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| ■■■ 2006年7月16日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第28節 ザスパ草津 0−2 ベガルタ仙台 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 4042人 | |
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遠いけど確かに |
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世界を、熱狂と寝不足にした1ヶ月が終わってしまった。ジーコJAPANの予選リーグ敗退を機に、マスコミとコマーシャリズムの狂騒が、一気にトーンダウン。対照的に、「これがW杯だ!」を見せつけるように決勝トーナメントは、どれも勝利への執念がぶつかり合う熱戦を見せ、話題も豊富に提供してくれた。総失点0で敗退したスイス、ベッカムの涙、ジンクスどおりのブラジル敗退、4度目のイタリア優勝と主力選手の在籍チーム降格、動機に情状酌量ありとはいえ「見せる事が仕事」のプロがボール以外を蹴って見せることは絶対NOのジダンのヘッディング、そして中田選手現役引退(お疲れ様、草津でノンビリしねぇかね)、オシムJAPAN誕生etc.トーナメントは全部見た。と言いたいとこだけど「3位決定戦」だけ見逃しちまった。「3位決定戦なんて気の抜けたビールみたい」というけれど、本当に残念!!「何が?」って、あの上川さんが主審を努めた試合。初めての快挙じゃないか!で、もう少しW杯ネタに付き合ってくんなぃ。興味ない方は飛ばして、興味のある方も、あくまで「私的見解=主観」と受け止めてくんなぃね。W杯を見て、改めてザスパに対する見方を変えなきゃいけないって事に気が付いたんさぁね。島田選手の夢は「W杯に出ること」と語ってたぃね。多分、皆選手は同じ夢を持っているハズだぃね。そんなら、「ザスパの選手がW杯に出る夢」を一緒に果たしたいがね。それには、「3年後のJ1昇格が目標到達点」じゃなく、その先に続く目標を持ってなきゃね。「目標達成にはより高い目標設定が必要」ってんで、随分尻を叩かれたもんだぃね、昔。昨日までは、「何で?」と思うようなプレーも、「J2なんだから」、「まだ2年目だがね」なんて自分に言い聞かせて納得していたけど、それは選手に失礼だってことに気付いたんさぁ。そいで、今日からは「W杯レベルでどうなん?」で見ることにしたんさぁね。だけんど、「勝ち負けの事」を言ってるんじゃねぇんで、選手一人々がほんの少しずつでもW杯レベルに近づけば、結果は自ずから付いてくるってことなんだぃね。それに、なんつったって「走るサッカー」のオシム監督は「世界で戦える人材を見いだすためにどこへでも足を運ぶ」って言ってるそうだぃね。だったら、みんなで、「敷島にオシム監督の足を運ばせよう!」 今日はホーム戦だけど、敷島じゃなく熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。平成16年埼玉国体で出来たっつう外観も素晴らしいスタジアムだぃね。席はゴール裏。去年のF席だぁ。靄だか、歳のせいだか判んねぇけど、ファーサイドがちょっと見ずらかったんさぁね。そんなわけで、選手名などに間違えがあったら勘弁してくんないね。アウェイの仙台サポーターさんも、まぁず、いっぺい来てらぃね。「御礼!観客数増加」と言いたいところだが、「どっちがホーム?」ってぐれぃ来てたぃね。メンバー発表。え!何? 仙台は、GK高桑選手をベンチから外し、攻撃の核ブラジルトリオの1人のチアゴネーヴィスはベンチスタートの余裕。去年4戦完封負け。しかも同じ7月16日アウェイで0−4の完敗。今年4月、スイーパー鳥居塚選手の布陣でスコアレス・ドローながら初の勝点1ゲット。5月アウェイは、数的不利で惨敗だったけど、GK高桑選手から初めて1点取った。今日こそ!の意気込みが軽くイナサレタ感じのメンバー発表だ。駒落ち将棋かよぅ!そんなら、こん次に嫌でもベストメンバーで来るように、一泡吹かせてやんべぇや。 続いて大型スクリーンに写真付きで紹介されるザスパメンバー。高田・吉本選手の2トップ以下いつものメンバーが、「終了後に、もう一度見せてもらいたい笑顔」で次々に映し出される。いいねー。いつか、群馬にもこんなホームが欲しいやねー! ザスパのキックオフで前半開始早々、左サイドからFKのチャンス。早くも島田選手の出番だがね。高田選手が、尾本・吉本選手の作ったスペースに回り込んだんだが、相手DFの頭が一瞬早く、クリアされちまった。直後のCKも、ターゲットの斎藤・尾本選手ともに合わせられなかったけど、立上がりの仙台は不安定で、組立ができず、やたらファールが目立ち、「こりゃぁーいけるぜ!」だったんさぁね。中盤やサイドで優位に立ち攻勢を緩めず、島田選手→高田選手へのスルーパスや佐田選手のサイド攻撃などが冴え、再三シュートチャンスが生まれた。「湘南戦の再現か?」の山崎選手は、相手DFに当たって惜しくもポスト上へクリアされたが強烈な一発を放つ。23分CKの吉本選手、倒れながらの右足オーバーヘッドが枠に向かったんだけどGKにセーブされちまった。「REPEAT MODE」で見るような惜しいシーンの連続。すぐ目の前に仙台ゴールがあるっつうのに、届きそうで、やたら遠い。 そして26分。ボルジェスマークの斎藤選手がオブストラクションでFKを取られちゃった。斜め左のほぼ同じ位置からの「3度目の正直FK」をロペス選手に左ネットに直接決められた。若しかしたら、2度目のFKや、18分の正面FKのときに見せた仙台のサインプレーが、神様高木GKの判断を微妙に狂わせたんかなぁ。先制され、反撃モードを一段UPし、ゴールに迫り続けるザスパ。吉本選手のパスカットを起点に、山崎選手→右サイドに開いた吉本選手→斎藤選手→中井選手の2連発弾→山崎選手のシュート迄の連続攻撃を仕掛けたが、仙台DFの忠実な詰めがゴールを割らせない。終了間際、『オー・島田・ラララララララー』のコールに後押しされた、正面やや右からの絶好のFKがゴール左隅を襲ったが、これもGKに弾き出される。直後のCKは高田・斎藤選手が中央へ動いたスペースにチカ・尾本選手が飛び込んだ。競ったDFのあわやOGか?もGKにセーブされてしまう。前半4本目となる右からのCKも、わずかにチカ選手に届かずに前半終了。 後半、先にピッチに登場したザスパ。得点への意気込みと闘争心は旺盛のようだ。さぁこれからだぁ!!チャンスは作るんだけど完璧に崩せず、決め手に欠く一進一退の攻防。この展開に、シビレをきらしたんか?士気を鼓舞する為なんか?鳥居塚選手が猛烈な連続タックル2連発で2人倒し、黄紙頂戴しちゃった。2つともボールに行ってるように見えたけどなぁ。前半同様サイドから仕掛けるザスパ。15分、斜め左からのFK→CKと、連続セットプレーのチャンスがやってきた。得点が期待できる得意の時間帯だ。得意のパターンになってきたがね。1点取ってくれぃ!! ファーの位置から、一旦ゴール前に詰めると見せて、ニアに走り込んだチカ選手を、島田選手のCKがピンポイントで捉えた!と思ったんだが、ニアポストにいたはずのロペス選手の頭が一瞬早かったようで、そのままボールは仙台ゴール前を横切っていっちゃったぃね。それにしてもロペス選手っつうのは、まっさか良くボールのあるところに顔を出さぃね。「なんだぁ、あいつは」サポーターの声が出る。 悪夢はこの後だ。このCKのクリアボールを拾われ、左から右に大きくサイドチェンジされちまった。懸命に戻り、マークに付き、スペースを消そうとするザスパ。戻ったチカ選手が、サイドでボールを持つ仙台の選手に詰め切る前に、中央に走り込んで来たフリーのロペス選手にパスが渡っちまった。「また、あいつかよぉ」のロペス選手は鳥居塚選手を股抜きでかわし、神様のセーブも届かない左隅に決められちゃった。何のことはねぇ。カウンター攻撃の見本のようなやつを一発やられちまった。 これでザスパは、中井選手→寺田選手。佐田選手右SBへ、鳥居塚選手一列前への4−4−2へ。5分後、太田選手→山崎選手。更にその5分後、佐藤選手→高田選手と、立て続けにカードを切った後半35分、ほぼ正面のFKチャンスが来た。絶好の位置だがね、カベに3人入るあの得意のパターンだぁ。追いつく時間はまだ、たっぷりあるがね。ここで1点取ってくれぃ。鳥居塚選手がダミーで動いたあと、島田選手の左足から、狙いすましたゴール右隅に飛んだんだけど、狙いより少し内側に行ったんか、これもGKにキャッチされちまった。良く研究しているなぁ、島田選手を、仙台は。その後は、「せめて1点」の願いも叶いそうもないロングボールを上げてるうちにゲームセット。終わって見れば、ザスパの意気込みが軽くカワサレタような試合。ペナルティ・エリア付近のFK6:4、CK9:2と試合内容じゃズット押してたんだいねザスパが。ただ、前半4本ずつ蹴ったFKを、1回決めたカウンター狙いの仙台が勝って、ものに出来なかった終始攻勢のザスパが負けた。そんな試合だったかぃね。悔しいね!残念だぃね!残念っていえば2点目の失点。あの時ザスパの選手は、皆、中央への折り返しは「まさか?」だったんでは?得点力が上がってきたわりには、アッサリ点取られることが多いザスパ。点取られたことじゃなくって、あの取られ方は是非検証・確認しといてもらいてぇやね。それが、点取るときにも生かせるんじゃぁねぇか。 試合後、サポーター挨拶に向かうイレブンに加わらず、植木監督は2度ほど頭を下げながら、控え室に向かった。鳥居塚選手は表現できないもどかしさを悔やむように終始うつむいていた。どの顔にも、大型スクリーンに写った笑顔は無かった。あともう一歩。その一歩がやたら遠い。遠いけど確かに近づいている。近づいているから、更に大きな目標を目指そうぜ。カンナバロもクローゼも要らないよ(欲しいけど)。超える選手がザスパから生まれるまで。【群馬のパパ@中毛】 |
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| ■■■ 2006年7月22日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第29節 コンサドーレ札幌 2−2 ザスパ草津 札幌厚別公園競技場 6869人 | |
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追い風吹く |
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若干強めながらも爽やかな風がながれたこの日、厚別公園競技場でコンサドーレ札幌との一戦が行われました。もともと厚別は風の強いところ。陸上でも追い風参考記録が出やすいところだと聞いたことがあります。草津は斉藤竜の累積警告での欠場、控えには田中。高田、吉本のツートップ。対する札幌はフッキ、西谷、池内選手の欠場。これは我々ザスパ草津にとっては追い風。 北の大地厚別まで駆けつけた草津サポーターは20〜30人前後。眼前を真っ赤に染めたコンサドーレサポーターを見渡せばまさにここはAWAYであることを感じずにはいられません。しかし少数精鋭。心細さを感じることもあっても心が通じやすいっていう利点だった十分にあります。とにかく声を出し続けて選手に「俺たちがついてるぞ」ってしっかり伝えるつもりです。 前半開始。風上を取った札幌が攻め込みます。遠目から放つシュートも力があります。反面、前線に送る長いパスやクロスは風の影響もあってコントロールが難しそうな感も見受けられます。対する草津も前に蹴ったものが押し戻され風の影響を感じます。猛攻は走って体を張ってしのぎつつもカウンターを狙います。ともあれ、我々が応援している一番遠いところでゲームが動いている時間が長かったわけです。しかも最近「坊主頭」が多くなったおかげで選手の区別が難しくなったり。いずれにしても風が結構なカギを握っている雰囲気。スコアは0−0のまま終了となります。後半開始。決定的なチャンスも何度か潰しスコアに得点を刻めなかった札幌。それをしのぎ、今度は風上に立つことになった草津。ひょっとしたら流れが来るんじゃないのかと予感させます。すると残半開始早々ザスパ草津に「追い風」が吹きます。前半、札幌側がコントロールし切れなかった前への長いボールを蹴った中井。頭で合わせようと頑張る吉本も、そしてGKも届かず、そのままゴールに流れこんでGOOOOOAL!!!! 遠いところでおきたゴールに歓喜の声。しかし52分に鳥居塚が石井を倒してPKを献上、そのままゴールとなり1−1。 同点に追いつかれ、60分山崎から田中に交代、3バックに変更。71分には高田から太田、78分には寺田に替え依田を投入し、ゴールを狙うも得点を奪えず、時間は刻々と過ぎて行きます。もう終了が近づいた89分、田中のミスキックのような形からボールを奪われ、途中出場の中山元気が頭であわせ草津のゴールネットを揺らします。2−1、本当に手痛い1点を奪われました。だけどここで「追い風」を自ら呼び込んだのではと思われるひとつの場面がありました。依田がゴール前で寝転んでいた田中、尾本両選手の頬を叩いたり服を掴むような仕草で、まだ試合は終わっていないんだ!と二人を引き起こした場面がありました。正直、依田がこんな熱いハートを持っていたとは知らず驚きもしました。 それをきっかけに選手、また私たちサポーターも奮い立ち、ロスタイムに風に乗ったロングボールからのゴール前の混戦の中、島田が胸で落としたボールをチカが振りぬく!GOOOOOAL!!!! 土壇場で同点!2-2で終了!心にグッときました。 ゲーム終了後、サポーターたちが選手に掛けた言葉の中には「もうちょっとなんだ!俺たちと頑張っていこうぜ!」等、心から激励する声がたくさん聞こえました。それはテレビには映ることがなかった小さな変化を目の当たりにし、いずれこれらが大きな「草津への追い風」となることを感じ取ったからだと私は思っています。 【梅@西毛】 |
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| ■■■ 第30節はお休みだぃね! ■■■
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| ■■■ 2006年7月29日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第31節 ザスパ草津 1−1 柏レイソル 敷島公園陸上競技場 4251人 |
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| ガチンコ勝負 |
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暗雲とまで深くない灰白色のベールが全天を覆い尽くすアクエリアスの梅雨・7月も、もう最終盤です。ジトジトと、モヤモヤと、あぁ〜もう鬱陶しい!すっきりしない気分の理由は、まあ、言わずもがなですが…。今日の対戦相手は、目下首位独走の柏。思い起こせば、と言うほど遠くない思い出の中での対戦は、いずれも気分の良いものではありませんねぇ。とはいえ、どういう訳か、我がチームは上位陣とは結構良い試合を演じて見せたりもするので、「もしや」の期待もそう外れないかもしれません。乗るべき所で波に乗れず、波打ち際で二の足を踏んでいる内に他のチームは遙か沖の彼方へと旅立っていってしまい、見渡す瀬戸に見える友達もわずかです。ここで漕ぎ出さねば、海の広さも知らぬうちに砂浜で干涸らびるだけです。さぁ、いこうぜ!(今日はなんだかテンション高め^^)
試合前に植木監督が語るところによると、この試合は「撃ち合い上等」で臨むとか。おお、なんか鬼気迫る語感だぞ。得点力なら引けは取らないとの自負があるので、後は如何にして相手よりも1点多く取って終われるかと言うことでしょう。その「殴り合い」を演じるスターティングメンバーは次の通り。GK:1高木選手、DF:4齋藤選手・6鳥居塚選手・17尾本選手、MF:7佐田選手・5チカ選手・15中井選手・11寺田選手・10島田選手、FW:9高田選手・20吉本選手。メンバー的には3-5-2なんですが、ここでも指揮官の意表を衝いた戦術が見えてきます。試合開始直後に知るフォーメーションでは、MF登録の左・寺ちゃんと右・聡太郎を左右のSBに置き、CBのドラゴンと敬君を加えた4バックを布きます。あれ、トリさんは?なんとトリさんを中央に、チカちゃんと中井君の3ボランチです。となると、前線の攻撃陣は中央の司令塔・島ちゃんと2トップ(アッチとヤス)のようです(形的には4-4-2)。一見中央より後ろに比重が掛かっていて守備的に見えますが、いやいや、なになに。守備時には中央が厚いことから相手へのマーク・チェックに人数を割くことができるので、マークミスに気を付けていればそう易々と素早い攻めはさせないでしょう。一転攻めに出たときには、両SBがライン沿いを高く駆け上がり、そして中央からはチカ・中井コンビが島ちゃんの背後からフォローを入れつつ飛び出してシュートまで、という場面も想定されます。こう書くと「いいことずくめじゃん」ってことになりますが、まあ、世の中うまい話ばかりではありゃしません。賢明な方ならお気付きでしょうが、「いつもの悪い癖」がでると、簡単に破綻します。ボランチから後ろのラインは絶対に引いちゃいげません!高く高くラインを保つことによって、初めて中央での「殴り合い」に持ち込めるんですから。ま、今日はお尻がムズムズするような守勢の時にどれだけ気持ちを張っていられるか、という「攻める気持ちの強さ」が試されるんだと個人的には思っています。ところで今節は、先日の熊谷・仙台戦で披露した「島田コール」に続き、新コール「尾本コール」と新ロールのお披露目です。選手達に進化を促す我々サポーターもまた、日々進化ということです(J1まで含めても、ここまでロールを増やし続けるサポはそう無いのでは?と思います)。変わるものあれば変えざるものあり。草津闘士を迎え入れるのはやはり草津節です。風向きのせいか、はたまた気合い勝ち気味なのか、賑やかな柏サポのトランペットの音も、今日は気になりません。よし、いげるべ! キックオフ直後から柏の攻勢が始まります。早めに先制して当方の出鼻と闘志を挫こうという目算でしょうが、概ね想定された範疇での出来事なので、いささかも慌てません。5分、10分、15分、20分と危険な時間帯を一つずつクリアしてゆきます(危険な時間帯が多いのは気のせいです、きっと^^;)。良く守っていればご褒美のような時間も訪れたりします。試合開始から積極的に攻め掛かる柏陣営の一瞬の隙を衝き、草津攻撃陣が奮起します。前半22分、右サイドから柏DFを突破した佐田選手が高田選手へと配球。右サイドを駆け上がり行く高田選手、DFと味方の位置を一瞥のもとに判断した後、中央やや左に走り込む島田選手を視界に捉えると、躊躇無くスルーパスを蹴り入れます。ゴール前に同じく走り込んでいた吉本選手はこの球をスルー(うむ、好判断^^)。そして島田選手、このパスに体を預けるような形でその黄金の左足を当てると、次の瞬間、ボールは柏GK・南選手の後方に転がっていました。GOOOOOAL!!!! 得てしてサッカーとは斯くの如し。攻めまくられていても好機を逃さなければ勝ち越せるんです。前半残りの課題は、失点しないこと。逐一思い出すまでもなく、前半先制のあとの守備に大いなる不安があるので、そうした過去の苦い思い出とさよならするためにも、ここはなんとか凌いでくれい!と思う程なく、柏の猛攻が始まります。もう、ね、どっかんどっかん撃たれておりますよ^^;。前半終了間際、ここで我々は神の降臨を目の当たりにします(しかも2連続で)。ゴール前の危険なエリアへの侵入を許すと、掻き出しても掻き出しても球が遠くに行がねぇ。そうこうするうち初弾がゴールマウスへ飛来。GK高木選手、まさに神の手1本でこれをセーブ。しかしボールは再び柏の手に落ち、2撃目発射。もう駄目かと思うその刹那、神の手再び。この方には足向けて寝らんねぇやいね。柏怒濤の攻撃をシャットアウトして、前半1点リードのまま終了です。後半も、守りよりも攻めに意識を持っていってくれれば、自ずと良い結果が得られるものと信じています。後半は一転、風上からの攻撃です。先の札幌戦といい、ここ最近は風を読んだ攻撃を見せてくれたりするので、期待が持てますぞ。シュートシーンこそ無いものの、中盤での球の取り合いに終始している内にペースはすっかり草津のものになっています。このままではいかんと、柏ベンチは素早い判断を下します。後半6分、谷澤選手→鈴木選手、続く後半17分、李選手→フランサ選手、さらに後半27分、平山選手→佐藤選手と選手交代を矢継ぎ早に行います。一方の草津陣営は、後半22分にボランチ・中井選手→DF・田中選手の交代を行います。3バック2ボランチですね。ここまでに見せていたボランチ参加の攻勢からウィングハーフと前線による攻撃へと切り替え、中盤より下位は柏攻撃陣のマークに回す戦術でしょうか。柏について言えば、フランサ選手が投入された後からその他の攻め手へのマークがやや手薄になったと感じたと思います。つまり、フランサ選手の個人技が冴えていたために、草津のDFが掛かり切りになってしまっているということです。それでも、DF田中選手の執拗なマークの甲斐あって、フランサ選手を封じることには成功しました。が、忘れてはいけない選手がもう一人居ました。後半33分、そのもう一人、リカルジーニョ選手をミドルエリアながらフリーにした瞬間、「あぁこりゃしょうがねぇな」というミドルシュートが炸裂(ああ、同点)。ここで腰砕けに追加失点を許さなかったのは、今日の姿勢の現れと言って良いでしょう。こうして試合はドロー、終了。 今日の試合の評価は人により様々でしょうが、僕なりの評価は、「占守に徹さず、攻勢を示しつつ良く戦った結果、首位から得た勝ち点1」としておきます。主な評価の対象は、@「攻めの状況では常にゴールを目指すんだ」を体現して1ゴールゲットのMF島田選手、Aサイドバックとしての責務を攻めに守りに縦横に発揮して、試合後にはつった足を引き摺っていたSB寺田選手とSB佐田選手、B腰が引けたらご破算のシステムと状況の中、DFラインを維持し続けたDF齋藤・尾本選手、CDFラインとの連携を取りつつ、2人のボランチをバランス良く前線へと送り出して中盤の底をコントロールしていたDMF鳥居塚選手、といったところです。なにより、皆がこの一戦を大事に戦おうという姿勢を強く示してくれたことに対して賛辞を贈りたいと思います。尤も、個人技にしてやられたとは言うものの、「勝ち逃げ切れない詰めの甘さ」という宿題は残されたままですが(夏休みの宿題は早めに終わらせるように^^)。黄色い嵐の被害を最小限に抑えた後、関東では梅雨が明けました。とは言うものの、すっかり勝ち星から遠ざかって久しく、我がチームは未だ梅雨明けずのままです。このまま秋雨まっしぐらなんてことは無いでしょうが、ここらで景気づけの会心の勝利を、と願います。 山岳急峻な日本の国土では、他国に類のない程の急勾配の河川が、文字通り血脈の様に無数存在しますが、急峻ゆえ長く水を湛える大河はありません。猛暑の夏を、それでも干上がることなく過ごせるのは、ひとえにこの鬱陶しいばかりの梅雨と荒々しい台風の恩恵でもあります。“今日”までの、まさに梅雨空のような、悶えんばかりに陰鬱な日々、これら全てが、来るべき猛夏を晴れやかに乗り越えるための、一糧とならんことを。【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2006年8月6日(日) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第32節 サガン鳥栖 0−1 ザスパ草津 鳥栖スタジアム 5759人 |
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アメイジングゴール! |
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| ■■■ 2006年8月12日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第33節 ザスパ草津 1−1 横浜FC 敷島公園陸上競技場 6355人 |
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| 堅城を崩せ |
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| 朗報は西国より来たれり。前節アウェーで行われた鳥栖戦にて、ザスパ草津久々の勝報がもたらされました。今季の勝ち星はこれで6つ。たかが1勝、6勝目。されど、我々にとってはとても大事な6勝目なのです。大事、といえば、この試合の持つ意味も実は非常に大きかったりします。昇格戦線で戦っている(昨年のお友達)横浜FCを相手に、チームJ参戦後初の連勝が懸かっているのです。一つハードルを越えたことで、今は何でもできそうな、不確かなんだけど確かな自信(意味不明^^;)に満ち溢れてたりします。「何をやっても勝てやしねぇ」という状況から脱却し、少なくとも「頑張ったなりのご褒美はあるんだぜ」って状態にはあると思いますし、選手も自信を取り戻していると思います。良い流れは川を澄ませる。今がまさにその分岐路です。元の濁流にはもう住みたくないんで、今日もみんなで頑張んべぇや! 今日の対戦相手である横浜FC、もはや多く語ることもないでしょうが、この試合で注意すべきは新加入のFW・アレモン選手でしょう。はて、ドコカデオメニカカリマシタカ?そうです、昨年京都在籍時に随分な目に遭わせてくれた張本人です。なんで横浜に居るのやら。その特徴、危険性は身をもって(イヤと言うほど)知っているだけに、この御仁にだけは仕事させちゃいげねぇだんべ。 前節・鳥栖戦からですが、スターティングフォーメーションに変更があります。なお、スタメンは次の通り。GK:1高木選手、DF:11寺田選手・4齋藤選手・25田中選手・7佐田選手、MF:6鳥居塚選手・5チカ選手・13山崎選手・10島田選手、FW:9高田選手・20吉本選手。このメンバーで組むシステムは4バック2ボランチの4-4-2。大きな変更点は鳥居塚選手をボランチに引き上げたこと。昨季まではこの位置で後方指揮を執っていたので、適性については何も心配はしていないし、それどころか、前線でマークされて孤立しがちな島田選手の負担を軽減するためには有効な配置といえるでしょう。一方で心配なのは、その鳥居塚選手が抜けるDF陣。横浜は、どちらかというと攻めより守りに定評のあるチームなので、守備に忙殺されてなんにもできないという状況よりも、攻めても攻めても球が前に行かないという状況が想定されます。攻めにかまけて両SBが上がった時の2CB(ドラゴンと淳くん)に掛かる責任は重大といえます。なんといっても、相手のFWにはアレモン選手がいますから、自陣内で下手は打てませんよ。また、2ボランチのうちチカ選手は主に攻撃参加に傾注することになるでしょうから、鳥居塚選手の守備参加は不可欠となりそうです。うう、トリさんくれぐれも怪我なんかしねぇように頑張ってくんない。カズ効果か、いやいや島ちゃん効果でしょう、何時しかスタジアムは満場の人入りです。メインスタンドが埋める様を見るのは何時以来やら。こんな光景をいつも見たいよね。そのためには、選手に頑張って貰わねばならないし、その彼らをプッシュアップするために僕らも頑張んないと。遠景に夕映えを背負う榛名の峰をいただき、いつもより音量の大きい(=音源が多いんだいね^^)草津節が場内に木霊するなか、チームの新たなる一歩を目指し、キックオフ! 前半は、開始直後から横浜の主導で進行します。なんとしても先制して堅守に移りたい横浜と、なんとしても点を与えることなく相手を攪乱してその隙に乗じたい草津の攻防です。前半5分の横浜・右サイドからのFK(キッカーはアウグスト選手)を皮切りに、この後多くのCK・FKが草津ゴール前に蹴り込まれますが、いずれもさほど精度が高くなく、また、ゴール前での連動も人数が居るだけで機能的とはいえない状況に終始するなど、セットプレーで失点する危険性は低そうに見えます(だからってたくさん機会をやっちゃ駄目よ)。まあ、こうなると前線の顔ぶれから、守備時の不用意なミスが命取りになることが往々にしてあるので、そこんとこヨロシク。前半7分、横浜・山口選手とアレモン選手が二等辺三角形の二辺の様な対称の動きをゴール前で取り、草津守備陣の分断を図ります。二辺の一辺たるアレモン選手が防御網をかいくぐると、素早くシュートを放ちます。ここで俊敏な動きを見せたのは守護神・高木選手。いやぁ、こりゃ、今日も神頼みかねぇ^^;。それにしてもアレモン、またも我らの前に立ちはだかるか!前半14分、草津DFのクリアミスを見逃さず、またしてもアレモンだ。単騎ゴールに肉薄という絶体絶命の危機を救ったのは、前線から駆け戻ったSB・寺田選手。サンキュー・寺ちゃん♪。そして前半21分。自陣内でのDF田中選手からチカ選手への横パスをアレモン選手に掠め取られると、シュートまではあっという間でした。あれだけやっちゃいげねぇって先制点を、こうもあっさりくれちまうたぁ、どういう了見だぁ!ほらほら、横浜さんは守りに入っちまったよ。相手の守りが堅く、また攻撃の基点たる島田選手にボールが入らないという状況を見かねて、前半24分にはトリさんのミドルシュートが夜空に消えてゆきます。攻め手がないのは半分(いや殆ど?)自滅だと気付いたのは前半28分。(名指しはしませんが、)草津DF本日3つ目のミスパスがアレモン選手へのナイス横パスとなると、貰ったアレモン選手は喜び勇んでゴールまっしぐらです。幸い外してくれたから良いようなものの、ここで失点したら取り返しの付かないところでしたよ(も〜ホント、頼まい)。前半30分、まるで見せ場なしの島田選手も、トリさんに続いてミドルを放ちますが、前節のようなアメイジングは容易ではないですね。ミスを連発してすっかり落ち着きをなくした状態ではとても効果的な攻撃など期待すべくもなく、むしろなんとかこのままで後半を迎えたいと願うばかりです。が、かさに掛かる横浜は容赦ありません。ロスタイムには、横浜・右CKからの一連の攻撃において、ゴール前での出入り激しい攻防のなかで縦に入ったボールが横浜・山口選手へとダイレクトに渡ってしまうと、そのままシュートを放たれます。奇跡に近い僥倖、このシュートはバーを直撃して大きくクリアされました。こういう言い方はアレですが、まだ幸運の欠片は残っているみたいです。根拠はありませんが、こうした試合では大概「何か」があるもんです。座していても状況は変わりそうもないので、後半は何か手を打ってくることでしょう。期待して待つことにします。 さて、今日はハーフタイムに花火が打ち上げられました。利根川の直近に位置するスタジアムならではの余興と言えるでしょう(¥さえいっぺぇあれば、まっと上げられんだけんどね、ま、今はこれで十分だぃね)。夕闇を染める華に一涼をとった後は、逆点目指しての戦いの幕開きです。後半が開始されてすぐに戦術変更があったことに気付きます。DFラインに3人(チカ・齋藤・田中選手)を配し、ボランチに鳥居塚・山崎選手、SBだった寺田・佐田選手は位置を上げてSHへ。前線はトップ下中央に島田選手とFW2トップに吉本・高田選手を填めるという、3-5-2のフォーメーションのようです。先制して守備を堅くすることが予想される横浜に対して、中盤の主導権を奪ってから圧力をかけてゆきたい草津のチャレンジです。この効果が現れたのは、開始直後30秒のこと。右サイドに開いた島田選手から、ゴール前に駆け込む寺田選手に絶妙なセンタリング。寺田選手、これを胸でトラップしますが、この1動作の時間で横浜に守備のチャンスを与えてしまいました。ああ、寺ちゃん、頭で落とせていれば…。ま、次行ごー、次。システムが嵌ったか、横浜が慌てたか、前半あれだけ押しまくられていた中盤も、互角以上の鬩ぎ合いとなりました。しかし今一つ攻撃に連続性とか厚みがなく、最終局面にまで至りません。この空気を機敏に読んだ植木監督、後半15分に山崎選手→DMF中井選手の交代を行います。ユーティリティプレイヤーから本職のボランチへバトンタッチして、攻撃の形を強固なものにしてゆきます。後半16分、久々に見る綺麗なパス回しから、最後は中央のトリさんがミドルショットをぶっ放します(高々と^^;)。草津陣営は後半28分に吉本→FW太田選手、後半34分に寺田→MF後藤選手と戦力のリフレッシュを意図した交代カードを切り、追撃態勢スクランブルです。一方の横浜陣営は、後半30分に城→三浦選手、続く後半38分に山口→秋葉選手と入れ替え、最後は時間を使いつつ後半43分にアレモン→吉武選手のカードを切ります。常勝パターンをひた走る、逃げ切り必勝の横浜はどちらかというと腰が引け気味で、最後の10分間は完全に草津タイムです。ここまでほぼプラン通りで、ご満悦だったことでしょう。高木監督の誤算は、しかし一連の指揮完了の後に訪れます。主審の示したロスタイムは6分。「おいおい6分もかよ」と思ったのは、横浜サイドでしょう。いつも最後の土壇場でエンジン全開になる我がチームとしては、噴け上がる寸前に笛を聞くことがしばしばだっただけに、この長さならあるいは…との期待がグンと高まります↑。果たして、こうした期待に応えてくれるのもウチのチームの良いところと言えましょう。 ロスタイムに入って1分後、ハーフウェイライン付近でボールを獲得した島田選手、パスを選択せず、右サイドを怒濤の如く駆け上がります。おおっ、走撃の体現これにあり!DF2人を引き連れて、最後にはかわして、伝家の宝刀・魅惑のセンタリングはゴール前の高田選手へ。ヘディングを撃つにはやや低く、さりとてトラップをしている暇はなさそうだと判断した高田選手、目の前のDFの向こうにそそり立つ紺色の巨人目がけて頭でボールを落とします。その巨人・チカ選手、相手DF・GKの2人を視界に入れつつ、右足でデリケートに合わせて蹴り込むと、満場は割れんばかりの歓声に包まれます。GOOOOOAL!!!! 遂に堅牢・横浜の牙城を突き崩す、値千金の同点弾です。残りロスタイムは4分ないでしょう。追いついた歓喜そっちのけで、選手達は次なるゴールを目指します。浮き足立つ横浜ですが、しかしそこはさすがに百戦錬磨。こちらもうっかり前足に重心を預けっぱなしにしていると、思わぬ蹴手繰りを食らいそうです。慎重に、しかし引かずのロスタイム数分の攻防は、本日一番の見せ場となりました(前半45分間よりも濃密だいね)。そして、夏の夜空に主審の右手が掲げられ、激闘に幕が下ります。あ〜、疲れた。ええと、言いたいことは山ほどありますが、最後まで投げなかった選手達の健闘に素直に賛辞を贈りたいと思います。それに、サポーターも決して諦めてなかった、と言うことを書き記しておきたいと思います。「草津GO!」、最後まで途切れなかったもん(皆さんお疲れ様でした^^;)。連勝はまたしてもお預けとなりましたが、上位陣との対戦を含むここ数試合で敗戦なし、という結果には見るべきものがあると思います(昨季はこうした試合の全てを落としてきた訳ですから)。 さて文頭で触れた6勝目の意義ですが、その意味するところは、すなわち「チームの確かな成長」です。昨季の勝ち星(5勝)を超えたこと自体は、まあ基となる数字が小さいので、遠からず達成されることと、それほど大きく扱うようなことではありませんが、1つの勝利を単なるラッキーパンチの賜で片付けてしまえるような(何となく勝ちました的な)昨シーズンとは異なり、今シーズンの勝利には、それぞれ理由と意味があります。引き分け・負けについても同様です(何で負けたか分かんねぇ、って試合はありません)。開幕に当たって指揮官が標榜した、目指すべき「草津蹴球」の姿、それをフィールド上で具現化しようと躍動する選手達の努力、そうしたものを一つまた一つと積み上げて形作られつつある今年の「ザスパ草津」のプロフィールこそが6つの星の真の価値なのです。そして今年はこれだけでは終わりませんよ。植木監督が語る最低ラインは10勝。数字上の意味は二桁勝利。込められた真の意味は、当社昨年比2倍以上の品質向上^^。肌で感じるモノに数字という実績が加味され、我々は大げさでなく、ザスパ草津の歴史に帯同しているという実感を持ちつつあるのでしょう。この先は誰も見たことのない世界。さあ、行こうか。果てしなく共に行く、限りなき前進。Ever onward! 【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2006年8月19日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第34節 東京ヴェルディ1969 1−1 ザスパ草津 味の素スタジアム 4482人 |
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| 互角以上 |
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DFチカ・齋藤・田中、MF寺田・大谷・鳥居塚・島田・佐田。読者諸氏におかれましてはこのメンバーからどんな布陣を想像されますでしょうか?京王線車内でこのリストを見たとき、私の頭には3枚の最終ラインに大谷・鳥居塚のダブルボランチ、両サイドの寺田・佐田、トップ下の島田といった絵が鮮明に浮かびあがってきました。所謂3−5−2。ついでに言えば尾本選手の抜けた穴、といったことまで脳裏をよぎっていましたが、とりあえずあるべきポジションにあるべき人がいる、めでたしめでたし、といったノリで京王飛田給駅に降り立ちます。アウェイで好奇の視線を浴びるのに最早何の抵抗もなくなった(むしろ見られたい←ヘンか?)私は、駅前から伸びるその名も「スタジアム通り」から当然にネイビーのレプユニを見に纏い、いざ味の素スタジアムへと向かいます。途中立ち寄ったコンビニにて「またお越しください」と声をかけられます。「また来る」ためにも今日の試合、東京Vに対しキッチリとした結果を示さなくてはなりません。思えばヴェルディ、かつて「元旦天皇杯決勝、日産自動車対読売クラブ」を通じて当時日本に存在しなかったと言ってよい“クラブ”という概念を子供心に植えつけてくれた名門中の名門です。そんな超名門クラブに、Jチームで最も貧弱で、しかし最もクラブらしいチームであるザスパが、今日挑みます。 味の素スタジアムはとても立派で、コンビニ(FC東京スポンサー)やレストラン、ファーストフードまで備えています。...ただ、剥げた芝の惨状は敷島に負けず劣らずです。今日のスタメンは上に記したメンバーなんですが、フィールドに散ったザスパイレブン、微妙に見慣れない布陣を敷きます。最終ライン左から、寺田・齋藤・田中・佐田。中盤ダイヤモンド型にワンボランチ大谷、右に鳥居塚・左チカ、トップ下に島田。全くの個人的興味として、因縁浅からぬ味スタで復活を果たした大谷選手と、植木監督の期待に応えるべくこのところメキメキと逞しくなってきている田中選手に注目です。ちなみにGKは高木、2トップには吉本・高田。背後から響くホームのそれを上回らんばかりのザスパサポーターの声援に後押しされ、長崎のカタキを江戸で討つ戦い、いまキックオフ。 序盤、ザスパ相次いでいい形を作ります。開始早々2分、右サイドを突破した吉本選手がセンタリング。高田選手のヘッドには合わなかったものの、リスタートのボールに鳥居塚選手がミドルシュート、枠こそ外すものの決定的な形を作ります。10分、寺田選手のクロス、吉本選手のシュート。惜しくも枠を外しますが、キッチリとフィニッシュまで持っていきます。21分、島田選手のふんわりとしたパスに吉本選手が呼応し、シュート。GKに弾かれたものの、得点の予感は否が応にも高まります。25分、左45度からの島田選手FK。ファーサイドのチカ選手がヘッドで折り返し、逆サイドの高田選手ヘッド。わずかにサイドネットに外れますが、最早流れは完全にザスパにあると感じられます。この流れ、決して攻撃陣だけで奪ったものではなく、裏に守備陣の奮闘があったことを改めて記しておきたいとおもいます。攻撃に厚みを増すためにオーバーラップを仕掛けた両翼の寺田選手・佐田選手。カウンターを見舞われる度に、懸命に自陣へ駆け戻っていきました。中盤の底を一人で支えた大谷選手。東京Vの攻撃の要マルクス選手のマークという、さらに重いタスクをこなしながら、獅子奮迅、フィールドを走り回ります。バックスタンドから見えた佐田選手の表情には、待ちわびた僚友・大谷選手への信頼感が感じられ、チームとして機能する選手たちが活き活きとプレーしているように見えました。そしてボランチ大谷選手と共に、ゴール前を死守した齋藤選手・田中選手。平本選手・シウバ選手といったJ2屈指の攻撃陣のチャンスの芽を摘み取っていきます。気がつけばスコアレスながら、ザスパペースで前半終了。 後半、東京V選手交代。永井選手を投入。このためか、ザスパのリズムが失われたようにおもえました。攻撃に時間がかかり、その結果プレスがきつくなり、攻めのキレが衰えたように感じられました。そして後半18分、齋藤選手この日2枚目のイエローカードで退場。一瞬田中選手が自らが赤紙と勘違いしピッチを去ろうとするなど、守備陣は混乱します。その意思統一も儘ならないまま、東京VのFK。こぼれ球をカウンターに出ようとしたところ、東京V石川選手にインターセプトされ、ワンツーを経てどフリーのままシュート。先制点を献上します。 その後も東京Vの攻撃は続きますが、最終ラインの助っ人に鳥居塚選手・チカ選手が臨機応変に入り、決定的なピンチをよく防ぎます。そんな中、後半25分、自陣ゴール前シウバ選手から田中選手がボールを奪います。これを田中選手、大きく前線へフィード。同時にチカ選手・寺田選手に大きな声・大きなジェスチャーで「上がれ」と指示します。その姿からは己こそが守備の要であるという責任感と、植木監督の期待に応えてやる、という強い意思が感じられました。 後半27分。その勢いのまま、ザスパはカウンターからCKを得ます。ザスパ左サイドからのCK。島田選手からのボールはゴール前混戦から転々と右サイドへ流れていきます。これに追い付いたのが佐田選手。波状攻撃よろしくゴール前へフィード。合わせたのがチカ選手。強烈なヘッドでシュート。ゴーッとおもう間際、東京VのGK高木選手がかき出します。しかしこのボールを左足で強烈に蹴り込んだのが高田選手。さらに東京V梅本選手が蹴りだした、かのように見えた次の瞬間、レフェリーがセンターサークルを示し、ザスパサポからは大歓声。同時に東京Vサイドから猛抗議が起こるも、判定は覆らず。GOOOOOAL!!!! 1対1同点。その後も数的不利を感じさせないザスパの戦いは続きます。後半39分、左サイドから島田選手のクロス。飛び込んだのは途中出場の中井選手。惜しくもGKに弾かれ追加点はなりませんが、あのヴェルディに互角以上の戦いを繰り広げます。 ロスタイム。アウェイ、かつ数的不利、さらにリーグ上位チーム相手という状況で、クレバーに勝ち点1を獲りに行く選手たちがいました。今のメンバーでできること、やらなければならないことをキッチリと果たす選手たちがいました。勝てたかもしれない、その可能性は否定しませんが、こういう戦い方ができるチームになったことは評価に値すると考えます。そして二人の若い選手、大谷選手と田中選手が大きく飛躍するところを見ることができた喜びを感じています。今まで鳥居塚・齋藤というベテラン選手と組んでいたところで、今日は自らが中心となる必要がある環境での、プレッシャーと戦いながらのプレーだったと想像します。私自身も上長にストレスを与えながら(爆)少しずつ任せてもらった業務を通じて仕事を覚えていった経験があり、(比較するには失礼ですが)植木監督の名伯楽ぶりに大いに感銘を受けるのです。可能性のある若きザスパ選手がベテランの地位を脅かし、さらにベテランが奮起する、そんな好循環を通じてチームの更なるレベルアップを図り、いつの日か名門クラブの仲間入りする日が来ることを信じています。【昴⊂上州】 |
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| ■■■ 2006年8月23日(水) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第35節 ザスパ草津 1−0 徳島ヴォルティス 敷島公園陸上競技場 3200人 |
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| 何とか勝利を |
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徳島戦つーと、いろんなことが昨日の事のように浮かんでくらぃね。2004年11月の伝説のナイターで群馬のパパは、ザスパにすっかり絡め取られちまったぃね。それにしても、あん時はまぁいっぺい観客入ってたぃね。今どこで何してるんだんべ?去年も徳島さんは、J2昇格祝いの初勝利をプレゼントしてくれたぃね。あの試合の帰り道、一緒に歩いた若いサポさんが言ってた。「群馬の人は冷めやすいから、弱いと来ないっスヨ。だから強くなって満員になるまで、ズーッと応援しますよ!」でも去年の徳島さんは優等生。ザスパは?・・・・今季も2敗。現状は立場逆転だけど、勝負事に同情無用。ガツンと行けヨ、今日は最下位攻防戦。で、夏休み中いっぺんも負け無しのザスパ。夏休み最後のホーム戦。木村元彦氏著「オシムの言葉」が夏休みの高校の読書感想文の課題図書になり、図書館は全て貸出中だったって。ならばキッと子供たちで混むはずだ。って訳で雷三日を心配しつつ早めの到着。随分並んでらぃね。結構!結構!(でも公式発表は3200人だった。) 今日のマッチデープログラムは田中淳選手。いままで隣にいた斎藤選手が赤紙不在の最終ラインでどうなん?楽しみだぃね。「しっかり守ります!!田中淳」の隣に「俺が止める!高木GK」の横断幕。「!」1個と2個の違いは何だんべ?忠実に職務を全うしてくれぃ!赤紙っつーば、昔は「戦いの場に行って来い」。今は「戦いの場に来ちゃダメ」。良い時代だぃねぇ。いつまでも「赤紙はピッチの上」だけで通用する時代であって欲しいやね。スタメン、予想通り。CB右が田中選手、左にお帰りの尾本選手。サイドアタッカーは佐田選手、寺田選手の4バック、中盤は右から鳥居塚選手、チカ選手、中井選手に、トップ下の島田選手。高田選手、吉本選手の2トップはお馴染み。そして守護神GK高木選手。北選手、依田選手、櫻田選手、太田選手、&キャプテン佐藤選手がリザーブ。 ザスパのキックオフで開始後5分くらいは完全に徳島の時間帯。立て続けにCK・FKを浴び、打たれたミドルがゴールマウスの前でイレギュラーして、高木GKも触れず一瞬ヒヤッとするシーンも。それでも両サイドの選手は、競うように積極的な上がりを見せ、佐田選手の攻撃から初CKを得た。早くもチャンス到来だがね。期待どおり、島田選手のキックがゴール前に飛び込んできたチカ選手の頭をピンポイントで捉えた。「ゴール!」のはずだったんだけど、チカ選手に思い切り叩かれたもんだから、相手GKの前で大きくバウンドして、バーの上を越えてっちゃったぃね。これをキッカケに攻勢を期待したんだけど、徳島のスピーディなパスワークに翻弄され、こっちサイドだけでやってるような感じ。20分過ぎには、CKの折り返しを頭で合わされたけど、ポスト直撃でオアイコかぁ。 こぼれ球は拾えない、島田選手は前を向けない、じゃどうにもならねぇ。早くも「どうなってるんだぁ」「ここはホームだぞー」の声が響く始末なんだけど、今の徳島の決定力と攻撃パターンじゃ不思議と点取られる気はしなかったぃね。もっとも、点取れる気もしなかったけどねぇ。下手すりゃオウンゴールにもなったかもしんねぇ戻りながらの佐田選手のクリアもあった。シュート2本、スコアレスの前半が終了。こりゃぁ、飛びっ切りの蒸し暑さの前橋で前半飛ばした、じゃなくって攻めさせる作戦だったんじゃねぇんきゃぁ?そんなら心配ねぇよ、予定どうりの展開だ。後半勝負は得意のパターンだがね。 後半開始早々、雷鳴一発轟く。攻撃の合図にしてくんないょ!なんせ今日のゲームはこっちサイドだけだかんね。FK・CKと徐々に攻撃態勢に入るザスパ。10分過ぎ、中井選手OUT。試合前、コールリーダーが披露した新コール「ア・レ・オ・サクラダ・カズキ」に迎えられて櫻田選手投入。攻撃意識が出て、高い位置をキープするにつれ、こぼれ球も拾えるようになってきた。やっぱりこっちのペースだぃね。15分、右サイド攻撃からCKのチャンス。島田選手が呼吸を整えるかのようにゆっくりと右コーナーに走る。確か前にもこのコーナーから点取ってるはずだ。みんな知ってる。期待が高まる。島田選手がニアに蹴った。GKの前にいた吉本選手がニアにダッシュ。相手と競ったがDFの前に出た、吉本選手の頭が一瞬早かった。方向を変えられたボールは、反応できないGKの横をすり抜け、ゴールネットを揺らした。GOOOOOAL!!!! 見事なゴールだぁ。6月札幌戦のプレイバック?と思わすほどのシーンだ。吉本コールが響く。やったねぇ、吉本選手、おめでとう!(でも審判相手に戦うのは、はぁ止めにしてくんなぃ・・・・まぁ、ちったぁいいかぁ、らしさが無くなっちゃうから?だけんど、まっと大きなストライカーになってもらいてぇんさぁね。) 点を取れば、動きは良くなる。ボールへの寄せも早く攻撃の芽を摘んでいくDF陣。徳島は攻撃に人数を掛けてくる。カウンターでもう一点取ってくれ。なんせ「5戦負け無し」つっても、ここんとこ取った点は、1点止まり。暑気払いにできりゃ、あと2点も取って、スカッとしてぃもんだ。島田選手のスルーパス、クロスが冴え、2トップもゴールを向く機会が増えてきた。島田選手はCKを、本日最終ラインで奮闘している田中選手に照準を合わせた。こうゆうのっていいねぇ。皆がお互いにそれぞれを判ってチーム力だぃね。37分高田選手→佐藤選手と新戦力を投入するザスパ。意地を見せる徳島。クロスに反応した相手にゴールマウスに押し倒され蹲る高木GK。ロスタイム3分。長げーじゃねぇか?吉本選手→依田選手に。「あと1分30秒」なんて秒読みしていたサポが「終わりぃー」っつうのに少し遅れて審判のホイッスルが鳴ったと同時に総立ちのスタンド!最高だぃね。 今日は最後まで4バックを変えなかった。手の内を豊富にし、選手層の底上げを図り、見ていて楽しい、強いザスパを目指す先は、「言わずもがな」ってことだぃね。去年の勝ち数はすでに上回り、お約束の10勝ラインも近づいてきた。だけど、終了後の挨拶の鳥居塚選手は、「こんなん当たり前。俺たちはもっとできるはず!」と平然としていた。この気持ちを持っている限り、まっと強くなるよ!そん時は、スタンドがザスパカラーで満員に! 【群馬のパパ@中毛】 |
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| ■■■ 2006年8月26日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第36節 湘南ベルマーレ 2−1 ザスパ草津 平塚競技場 6528人 |
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| アリエナイ瞬間 |
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| それは入ってほしくないボールだった。いや、言い直そう。枠に飛んでほしくはないボールだった。 後半20分、湘南のロングボールに反応した齋藤選手、相手選手とボールの間に身体を入れ、GKへのバックパスを試みる。それはこの試合中、何度も繰り返されていたプレー。今まで特に破綻は来してはいなかった。ただ、スタンドからは高木選手が前寄りにポジションを取ってきていることも視界に入っていた。やがてアウトサイドからのクロスに対応するためゴールに半身の体勢でヘッドで戻そうとした齋藤選手のバックパスは、ペナルティスポット付近まで前進してきていた高木選手の頭上を越え、そして…。 この日の試合、湘南・ザスパともに最終ラインを高くとり、センターラインを挟み両サイド10メートル程度の幅に収まるスペースでの試合展開となった。ザスパはゴールマウスに高木選手、最終ラインは左から寺田選手・尾本選手・齋藤選手・佐田選手。中盤はボックス型にボランチ大谷選手・チカ選手、前列島田選手・鳥居塚選手。2トップに高田選手と吉本選手という布陣。しかし湘南の最終ラインがフラット4といったスタンスで基本的にサイドにスペースができなかったこと、またザスパが中盤を密集させたことにより同一エリアで選手相互がプレイングゾーンを消し合ったことなどから、フィールドからはザスパの攻めの形を模索する苦しさが伝わってくるようであった。そんな前半5分。左サイド寺田選手と尾本選手の間にスルーパスを通され、これに前線に詰めていた湘南・石原選手が呼応。一瞬の躊躇の後飛び出した高木選手、石原選手と交錯しペナルティ。PKを与え、これで先制点を献上、0対1。所謂最終ラインが乱れていたこと、高木選手にも一瞬の飛び出しの遅れがあったことは否めず、防ぎえた1点を残念ながら失ってしまう。 後半14分、左サイドで相手オフサイド。これを受けた島田選手、左サイドを駆け上がっていく。相手選手によってパスコースが消されないギリギリのところまでドリブルで持ち込み、中央で待つ吉本選手へグラウンダーのスルーパス。湘南ディフェンダーの間をすり抜けたキラーパスは、これまたオフサイドを回避すべくギリギリのライン・タイミングで我慢していた吉本選手へ。吉本選手がこのパスをゴール右隅へ確実に流し込み、GOOOOOAL!!!! 1対1、同点。 その後、後半20分。湘南右サイドから前線へのフィード。それは湘南選手に合わせるには長すぎるもので、ザスパ守備陣の網に絡み取られるはずのものであった。対応したのは齋藤選手。相手選手とボールの間で支配権を確保し、これをGK高木選手に譲り渡すべく本来の高木選手のいるべき位置に戻す。が、そこに高木選手はおらず、ボールは無人のゴールへ…。この日の決定点となる、重い、重い1点が入ってしまう。 直後、植木監督がカードを切る。大谷選手に代えて、太田選手を投入。決してボックス型の中盤が機能しきれていなかったこと、また前半から大谷選手が湘南・アジエル選手を封じ込めていたことで湘南リードの局面ではその積極的な上がりを見合わさせていたことを考えると、極めて妥当・適切な交代とおもわれる(もっとも湘南・アジエル選手の攻撃力が脅威であることに変わりはなく、その後右サイド佐田選手は基本的に専守防衛に当たることとなるのだが)。ダブルボランチに鳥居塚選手・チカ選手を、その前に吉本選手・島田選手・高田選手を配置し、最前線では太田選手が楔となるべく陣取っている。これで吉本選手・高田選手はオフサイドラインまで一瞬の余裕を持つことができ、また島田選手は相手最終ラインへの距離がボールキープに有利に働くことに繋がることが期待される。さらに太田選手の高さは一度前線でボールを落ち着かせるための貴重な武器になりうるものである。再び1点を追う展開となったザスパ。しかしその後は非常にいい展開を見せつづける。28分、左サイド寺田選手がエンドラインまで駆け上がりセンタリング。ゴール前混戦からのこぼれ球を太田選手がオーバーヘッドシュート。しかしこれは惜しくもサイドネットを揺らしてしまう。35分過ぎ、島田選手のセンタリングに2人の選手がノーマークでヘッド。これは2人が交錯してしまい、シュートには至らず。続いて寺田選手のセンタリングに太田選手がフリーでヘッド。残念ながら枠を捉えきれず。さらに島田選手のスルーパスに吉本選手が呼応。飛び出してきたGKに捕らえられてしまいゴールネットを揺るがすまでには至らないものの、いい形でのフィニッシュの形を数多く作っていく。 もちろんザスパの攻撃場面だけであったわけではなく、湘南にも数多くの決定的機会は訪れる。フラビオ選手ら2トップと攻撃的なMFが前掛かりになったザスパ守備陣に攻めかかってくる。その度に、CB尾本選手・齋藤選手に佐田選手、そして鳥居塚選手・チカ選手が身を挺して懸命にゴールを死守する。後半43分には湘南シュートがゴールポストを直撃するという幸運にも恵まれ、多くのシュートを放たれながらも追加失点だけは防いでいく。 4分というロスタイム。あと1点獲ってくれ。長く苦しいシーズン、負けないことが大切な時期があり、今日がまさにその日であると考える。そして最近のザスパには簡単には負けない、奇跡というには当たらない技術的な、また精神的な力強さを感じさせる何かがある。しかしサポーターの声援と、最後まで諦めずに走り続けた選手たちの奮闘のあと一歩及ばず。残念ながらタイムアップ。1対2。敗戦。 試合後、もちろん「悔しい」という気持ちがないわけではなかった。しかしまた、「もう一度、ここからやり直しだ」という感情が沸きあがってくるのも禁じえなかった。サッカーに相手がいる以上、ベストを尽くしても負けてしまう日もある。敗戦の原因は今日ピッチにいた選手たちが一番解っているであろう。そしてその反省と修正の向こう側、手の届くところに勝利は確かに存在している。落ち込む必要はない。顔を上げて、胸を張って、続く戦いに挑もう。次の決戦の舞台はホーム敷島。1つの敗戦を糧にして、また一歩成長したザスパの戦いは、まだ終わらない。【昴⊂上州】 |
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| ■■■ 2006年9月2日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第37節 ザスパ草津 3−1 水戸ホーリーホック 敷島公園陸上競技場 4426人 |
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| 祭り |
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祭りでぃ!祭りでぃ!祭りで〜〜〜い!!す、すいません。祭り大好きなもんで、興奮してます^^;。本日は、敷島の杜にて『ぐんまアメイジングパラダイス(ぐんパラ)』と銘打ったイベントが午前中から開催されており、いやぁ、なっから賑やかだいね(なんでも八千人余の人出だったとか)。昨年も開催されて好評だったイベントは、今回で2回目。県内の食にスポットを当てた屋台の軒並に食指が伸びる伸びる(笑)。その一方で、水戸サポさん達も「漢祭り」なるイベントを開催中とのこと。せっかく遠路いらっしゃったんですから、しっかり楽しんでいって下さい、「祭り」を、ね。好天に恵まれ、屋外でのイベントはいずれも盛況の様子。まあ、暑くて可哀想なのはゆうまちゃんたらふく食った後、スタンドに入ると、いつものようにスタメンの確認です。事前情報では、DF・チカ選手の出場停止を受けて、スターティングフォーメーションをいじってくるとのこと。どれどれ。GKは草津大明神・1高木選手。ディフェンスは4枚、左の恋人・11寺田選手、名誉挽回だ・4齋藤選手、寄せる期待は大きいぞ・25田中選手、右サイドの疾風迅雷・7佐田選手。中盤は3ボランチと司令塔をダイヤモンドに組みます、キーパー以外ならなんでもこなす・13山崎選手、草津の要・6鳥居塚選手、広い視野で戦況を読む・15中井選手、草津の宝刀・10島田選手。前線は2トップ、草津の稼ぎ頭・9高田選手、連続ゴール頼んます・20吉本選手。さらに本日のサプライズはサブメンバーにあり。ザスパ草津の生ける伝説・16堺選手が名を連ねております。試合展開にもよるけど、出して欲しいなぁ(懇願)。この陣形の意図は、すなわちカウンター封じ。我々の知る水戸の特徴は堅守と切れ味鋭いカウンターなので、これに対応するために中盤で網を張ろうという考えではないかと。その一方でここ数試合の水戸の戦い方はというと、実は結構アグレッシブだったりします。まあ、いずれにしても、いつも言うようにあんまり引いちゃっちゃぁ、ダメだいね。今日は祭りなんで、盛大に、ガッツンガッツン攻めまくってくんない! 諸々のイベントが一段落する夕刻には、暑気を払う涼やかな秋風が吹き渡ります。見上げる空には行く夏を惜しむかのような綿雲と、来る秋を先取りする羊雲が茜に染まっております。スタンドは、しかし、今日も変わらず熱いです。一連の選手コールの終盤、サブメンバーのコールにて『here
we go! SAKAI YOJI!』と始まると、もう、ね、熱いよね、いろいろと(胸とか目頭とかね)。高まる期待と興奮を抱きつつ、草津節は厳かに選手を迎えます。そして、「祭り」の幕は開きます。
ここ数試合、実に攻撃的なサッカーを見せたと評判の水戸さんですが、目の前にいるのは、良く見知った水戸さんですよ。ハーフウェイラインまでは好き勝手に球を持たせて貰えますが、その先に進むには工夫が必要です。それでもポゼッションは当方に明らかな分があり、ゴール前まで攻め寄せる機会も度々あります。前半10分過ぎまでは草津ペースで進むものの、最終局面で詰め切れません。こうなると怖いのは中盤でのミスと不用意なファール。ちょっとでも隙を見せようもんなら、怖〜いFW・アンデルソン選手の快足が唸りを上げて突進してきます。両SBの攻撃による揺さぶりがこういった手合いには有効なんですが、なかなか水戸の堅守を突き崩せません。そうこうするうち試合は前半14分を迎えます。そして、このなんとも厭〜な時間帯に、自陣ゴール目の前でのFKを与えてしまいます。水戸のキッカー・ 桑原選手のキックは、敵味方入り乱れるゴール前を誰にも触れられることなくそのままゴールネットへ。やんぬるかな!かくてこの1点をもってミトナチオ発動です。ああ、ヤッテシマッタ。水戸相手に、またこの展開か…。め、目眩が…。ピッチリ閉じられた上に電子ロックまでかかった偕楽園の大手門は、いやぁ、簡単には開かねぇぞ。攻めようとする意識が先行し、攻撃のアイディアと意思疎通を失った草津攻撃陣は、攻めはするものの生彩を欠き、どうにも厚みのある展開ができません。ポゼッションは依然として我が手にあるというのに、水戸陣内深くに向かうにつれて空気の密度が跳ね上がるのか、漕いでも漕いでも先に進みやぁしねえ。まあ幸いと言うべきか、水戸サイドの攻撃も先制後見て判るくらいの勢いで潮を引いてしまっているので、傷口は大きくならずに後半へ進めそうです。 後半に入ると、システムに変更があったようで、中盤の陣形が3ボランチ・ダイヤモンドから2ボランチ・BOXに変わりました(トリさんと中井君をボランチに、島ちゃんとワタル君を左右ハーフに配しました)。相手が引いている以上、こちらは攻撃の形を強めなくてはならないので、左右からの揺さぶりを強化する意味で有効でしょう。もっとも、中盤でボールを掠め取られた場合、真ん中に花道が出来てしまうので、その点については厳重注意が求められます。さて後半が始まると、やれやれ、やっぱり退かれちゃってるよ。こうまで徹底されると、賞賛ものです。なにせ2トップを除く8人がDFなんですから。クロスボール・シュートのことごとくがピンボールよろしく相手守備陣に当たっては跳ね返されることの繰り返し。時折見せるカウンターの切れ味も前掛かりになる草津の胆を冷やすに十分なものがあります。このままでは水戸の思うつぼだなぁと思い始めた後半7分、事態は風雲急を告げます。水戸ゴール前にドリブルで切れ上がった佐田選手を水戸FW・眞行寺選手が蹴り倒したとして警告が出されます。お、もしかしてこれは…。秋空にかざされたこの日2枚目となる黄色いカードが赤色変化を遂げると、場内の空気が一変します。数的優位に立ったことが心理状態をもイーブンでなくす効果を果たしたか、この大事なFKを蹴る島田選手の表情が引き締まります。果たして、その黄金の左足から繰り出される虹の軌道は、壁を、相手GKの伸ばす手を超えて。GOOOOOAL!!!! かくて「祭り」は第2幕へと移ります。後半12分に水戸はDF・金選手から長身DF・大和田に選手交代。セットプレーの好機を生かすと同時に、防御壁のかさ上げを期したものでしょう。これを見て取った植木監督も、即座に手を打ちます。後半13分、MF・山崎選手からこちらも長身FW・太田選手に交代し、大和田選手に当てる模様です。この交代合戦は、我が方に軍配が上がります。交代直後の後半15分、CKを蹴る島田選手のターゲットは太田選手。しかし、直接ハイボールを入れてしまえば、あまりに見え見えだと考えたのでしょうか、島田選手は一工夫します。ゴール前の密集エリアを避け、やや遠い場所に早く低い弾道のボールを蹴り込みます。この意図に気付いた太田選手、音が聞こえるような怒濤の突進からリフトオフ、超低空のダイビングヘッド炸裂!GOOOOOAL!!!! いやぁ、これには度肝を抜かれたぃね。うちの大砲は垂直発射式だとばっか思ってたけんど、水平方向にも跳ばいね(地対地ミサイルみてぇだぃね^^)。事態の打開を模索する水戸陣営は直後の後半16分にMF同士の入れ替え交代を行いますが、もはや行く潮を止めることかなわず。サポーターのヤスノリコールを身に纏い、高田選手勇躍。後半18分、自陣深い所から佐田選手の蹴ったFKは絶妙な位置に落下し、ゴール前やや左に位置取る吉本選手の下へ。吉本選手のシュートはDFに当たってフィールドに落ち行きます。が、その刹那、こぼれ球目がけて爆走する高田選手が泥臭く体でねじ込み、3点目のGOOOOOAL!!!! 同点引き分け策がすっかり頓挫した水戸陣営は、自慢のミトナチオの即時解除を決定。後半22分、DF・河野選手→FW・塩沢選手の最終カードを切ります。これに呼応するように草津陣営もDFの交代を行います(後半24分、齋藤選手→尾本選手;竜ちゃんの負傷によるものですが、軽微なもので、大事をとってとのことでしょう)。すっかりイケイケな草津としては、積年の鬱憤を晴らす好機と、火の出るような猛攻を見せます。 そして遂に、あの男、いや『漢』が還ってきました。後半30分、ゴールこそなりませんでしたが、縦横無尽に働いてくれた吉本選手に替わり、FW・16堺陽二選手が登場!どれだけ多くのヒトビトが、どれだけの長いトキを、どれだけのヲモイを秘めて待ち続けたことでしょう。草津が誇るリエゾンファイター、魂のストライカー・堺陽二、満場の喝采を一身に受け、今ここに復活です♪「闘志」の具現者にして、泥臭さならチーム随一^^(ごめんね、でも褒め言葉だいね)。もうね、ピッチに立つ姿を見ただけで、涙が出らいね。そのヨージ君の今日一番の見せ場は、後半42分。水戸ゴール前で高田選手の放ったシュートが防がれた後のこぼれ球が同時に詰めていた堺選手の足元に。この上ないお膳立てだぃ、さあ、喰ってくんねぃ!ところがヨージ君、ミスショットを放ち枠に飛びません。うむ、なかなか思うようにはいきませんなぁ。試合はこの後2分のロスタイムに突入。と同時に草津節の詠唱開始。おいおい、ちっとんべぇ早くねぇきゃ?この後が危ねんじゃねん?やはりと言うべきか、後半46分、最後の攻撃をかける水戸攻撃陣をフリーにし、眼前でシュートを打たれます。ここは高木選手の右手一本神セーブで弾き返しましたが、最後まで気ぃ抜いちゃダメだよ(ロスタイムに神降臨を拝むことになろうとはね^^;)。そして熱い「祭り」は幕引きです。 我がチームは、数的不利でも気合いの入った攻撃を見せますが、数的優位になると、なおのこと情け容赦ありません。20発のシュート、20発のFKを敵陣に向けてドッカンドッカンぶっ放す様は、まさに「祭り」そのもの。先の自滅敗戦の後遺症を心配して臨んだ一戦でしたが、望外の結末を得られて、チームが前を向いていることを力強く感じました。第1クールに言われた、スタメンが崩れると戦えない、みたいな状況は、既に万里の彼方の出来事。今は、誰が外れても、誰が出ても、どこが相手であろうとも、決して自分たちのスタイルを見失わない、後ろを向かない、怖じけない。「戦うってのは、こういうことなんだぜ」って示してくれた、そんな試合でした。さて今日の試合の結果、なんと順位は…は、まあ、いいや。残り1クール+α。順位とか、連勝とか、そんなことは些細なことだと、笑って語れるように戦って行こう。夏は行っても、そう、「祭り」は、まだまだ続く。 【ほーせん@高崎】 |
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| ■■■ 2006年9月9日(土) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第38節 愛媛FC 1−0 ザスパ草津 愛媛県総合運動公園陸上競技場 2821人 |
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| 初めての敗北 |
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| ■■■ 2006年9月13日(水) ■■■ J.LEAGUE DIVISION 2 第39節 ザスパ草津 1−1 モンテディオ山形 敷島公園陸上競技場 1608人 |
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| 最後の最後に |
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第3クール・最後の試合となった本日の対山形戦は、久しぶりに朝からの雨模様・・・ラジオからも「10月下旬の陽気なので敷島に集まってくれるサポーターはくれぐれも寒さ対策をしてきて下さいね」って^^;
私も雨は好きじゃないなぁ。久々のザスパポンチョを着ての出陣となりました。スタメンにはDFがなんと5人も名を連ねています。5バック??試合開始のホイッスルが鳴ると、今日は何やら4バック・3ボランチ・1トップ下・そして2トップといった型でしょうか。今日の山形戦としての「秘策」と言ったところでしょう。GK・守護神の高木選手をはじめ、DFは左からマッハな寺田選手・発展途上の田中選手・センターバックの要!斎藤選手・いつでもファイターな佐田選手・そして3ボランチには、お帰りなさい!チカ選手・なくてはならない鳥居塚選手・そしてザスパの新たな重鎮となるべく、徳島から移籍してくれた秋葉忠宏選手(どんな活躍をしてくれるのかお楽しみ〜^^) そして、トップ下には我らがザスパの司令塔・島田選手。そして2トップには、今日もやってくれるでしょうFW高田選手・低空飛行からも決めちゃうぞっ!太田選手での布陣です。 開始早々、チカ選手のセンター左寄りからの縦へのキラーパスはそのままFW高田選手の足元に入り、そのままゴールのど真ん中に持ち込こみ、左足からのシュートはGKの手をはじいて、先制GOOOOOAL!!!! なんて早い展開^^! 一瞬にして雨など吹っ飛んでしまったかのような草津サポーターの盛り上がりとなりました。「イケイケ!・それそれっ!・まだまだ〜!!」そんなかけ声の中、攻め込む草津の選手たち。こちらのペースで試合が進んでいきました。さらに前半には、島田選手のゴール前のFKや、何本ものCKをもぎ取ることに成功しましたが島田選手の上げた球にドンピシャのタイミングでなかなか合わず、もう一歩の所で2点目につながりません。チカ選手のヘディングもゴールをかすめていきました。攻めても攻めても点が奪えぬまま、前半も終了となり1−0での折り返しです。こちらとしては、後半にさらに追加点を入れておきたいところ。後半開始。またまた攻めのチャンスが訪れました。足の速い寺田選手や佐田選手がこことばかりに駆け上がります。そして島田選手へと球はつながり、前線にパスを送りますが、あと少しの所でゴールを割ることができません。高田選手の惜しいシュートが続きます^^;。相手・山形も草津の選手から球を奪い、ペナルティーエリア内まで持ち込みますが、草津の厚みのある守備陣にはばられ、流れを作れません。そうですっ。秋葉選手の動き!!目を見張るような洞察力、そのラインを封じないとって思っていると、すでに走っているのです。さすが、鳥居塚選手との名コンビ誕生を確信しました^^。やっぱり経験を積むっていうことは大切なことです。若い選手のエネルギーもとっても必要なことですが、経験の成せる業!ってすっごいですよね〜。草津に必要だった中盤の安定感、ここを自由自在にコントロールできたら、もう怖いものは何もありません。あとは、タイミングを計ってシュートを放つだけなのですよっ^^;。ところが、今日の試合は、その部分で「あ〜〜!!」って唸るようなシーンが多く、「惜し〜い!」の連発です。選手みんなが前に向かっているのですが、一向にゴールを奪えません。後半も残り少なくなっていきます。 こんな時、流れを変える手段として選手交代がありますが、植木監督はカードを切りません。ロスタイムは3分。ここで監督はカードを切り、高田選手に替えて堺選手を投入。もう残りは数十秒なはず。が、交替した堺選手がゴール右45度あたりでファール、FKを与えてしまいます。もう時間的にもこれがラストプレーでしょう。これを凌げれば勝利です。ところが・・・相手FKからのゴール前に上がったボールをクリアできず、混戦から蹴りこまれてしまっての同点ゴール・・・そして試合終了。ありえないエピローグ!最後の最後に、こんな結末なんて・・・植木監督バースディー記念でもあっただけに本当に辛すぎる結末。降る雨がとても冷たく感じられます。でも、これも現実。次からはこの悔しさをバネに頑張りましょう!次節は、早くも第4クール。残り試合、課題修正をして、これからも、もっともっと草津の『走撃!』みせてくださいね。【あきべー@北毛】
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第3クール終了 8勝10分18敗;勝点34、得失点差-19、12位 確かに昨年とは違う でも、強さと脆さの同居するチーム いよいよ2006年集大成、第4クール 「走撃!」の更なる進化なるか? |

Special Thanks
ご協力、ご寄稿、画像のご提供あんがとね! (順不同)
昴⊂上州 様
梅@西毛 様
群馬のパパ@中毛 様
ほーせん@高崎 様
きくり∈東毛 様
あきべー@北毛 様
特派員F@前橋 様
t-fuji@東毛 様
マッシー@前橋 様
ぽち 様
Dr.N 様
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すずき@東毛
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