「医療人のための群馬弁講座」特講

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2018年 J3 RHAPSODY






■ J.LEAGUE DIVISION 3 2018 ■




Open Your Eyes (3月〜7月)

Anyway the Wind Blows (8月〜12月)






■ 第96回 天皇杯 (2018) ■

2回戦 ベガルタ仙台(J1)に0-4で惨敗



「まっと!なっから!ザスパ!!」は、こっち





■ 2018年をふりかえって  ■

 J3での最初のシーズンが終わりました。

 「最初の」と書かなければいけないのが悔しいですね。残念ながら1年でのJ2への復帰はなりませんでした。
 最終節のラストプレーで勝ち点2を失って、最終順位は5位。成績を見れば僅差ではありますが、J2を目指していたチームが5位というのは悔しいですね。戦績は32戦で15勝7分10敗、勝ち点52。総得点37、総失点35、得失点差は+2 勝率は5割に届いておらず、敗戦は3割を越えています。こうしてスコアを見れば、上位争いをするには少々物足りない戦績だったと言わざるを得ないでしょうね。
 それでも昇格争いを展開し、中盤戦以降は毎試合心臓がチリチリと焼け付けるような感覚を味わいました。正直言って、楽しかった。近年ないハラハラとワクワクを味わったシーズンでしたね。

 序盤はチームづくりにずいぶんと苦戦していたように思えました。なかなかスタメンも定まらず、布陣も4バックから3バックへと変化してゆきました。布監督も試行錯誤しながらの序盤戦だったのではないでしょうか。
 まあ詰まるところは昨年の負債が大きかったということでしょうね。新体制のスタート前に満了や加入が発表されていました。それが布監督や強化部の意向に沿っていなかったのであろうことは想像に難くないですね。次々に行われた追加補強がそれを証明していると思います。開幕二日前に発表された大島選手を皮切りに、星原、碓井、長谷川、小柳、山ア、ジャスティンと総勢7人。彼らのほとんどがスタメンとして起用され主力として活躍していました。追加補強がここまで的確に機能した例は過去に思い当たらず、いかに新体制の強化部が有能だったか分かります。もしもこの強化部が最初から編成に関われていたら、今季の結果は違っていたかもしれませんね。

 序盤にスタートダッシュできなかったチームは一時14位まで順位を落としました。17チーム中14位というのは、上を目指すチームとしてはありえない位置ですね。この頃は正直なところ、今季は基礎づくりで終わりJ2復帰は来年になるんだろうな、とも思いました。しかしチームの形が整い補強が利き始めると、一気に上位へ駆け上がりました。ウノゼロが多くロスタイムをハラハラしながら過ごすことが何度あったことか。それでもやっぱり勝つっていいな、と。勝って順位が上がってゆくって楽しいな、と。昨季すっかり失ってしまっていた感覚が蘇ってきました。

 中盤から終盤戦にかけては、思うように行かない試合も多かったですね。ここで勝てば昇格圏、という試合を幾度となく落とし、歯がゆい思いもありました。大量失点で押し切られる試合もありました。上位を賭けた戦いってのは、難しいですね。そういう試合を経験したことが、ザスパクサツというチームにはないからかもしれません。混戦の中、独走していた琉球に逃げ切られ、勝ちきれないザスパは鹿児島も捉えきれませんでした。

 J2復帰はなりませんでしたが、個人的には、良いシーズンだったと思っています。昨年以降、主な観戦場所をゴール裏に移しました。苦手だった声出しをして、手拍子を打って、拳を掲げて、微力ならが背中を押すお手伝いをさせてもらいました。今季はゴール裏の結束力というか一体感が素晴らしかった。やじはもちろんブーイングもほとんどなし。どんな結果だろうがそれを受け止めて、次に向かって選手の背中を押す、ということで一致団結していたように感じられました。そして試合ごとに人数が増え声量が増してゆきその最高潮に達したのが、J2復帰を逃したあとのホーム最終戦だったことを感慨深く思っています。そこには、シーズン前に奈良社長が掲げた「団結の力」が体現されていました。ザスパの「応援文化」が出来上がりつつあるとも思え鳥肌が立たったものでした。

 今季もいろいろありましたね。大島選手のハットトリック。ゲリラ豪雨に見舞われた試合。天災による試合延期はふたつ。大久保選手の100ゴールは見られなかったのは心残りですね。岡田選手の大怪我もありました。今季も LACCO TOWER には背中を押してもらいました。広め隊の活動も広がりを見せコスプレやDJなど楽しませてくれました。クレインサンダースとのコラボも強化され、今後の展開が楽しみです。
そしてなんと言っても今季は奈良社長の存在が大きかったと思っています。ツイッターでの情報発信、会場には必ず顔を出して一緒に喜びを分かち合うことができました。社長の顔と声が常にあることが,なんと心強く私達に安心感を与えてくれていたことか。「信頼の笑顔」に溢れたスタジアムの中心にいたのは間違いなく奈良社長です。

 そんな感じで、あえてJ2復帰を逃したことに目をつぶれば、とてもいいシーズンでした。しかし。今まさに復帰を逃したことの重大さを味わっています。降格の痛みを知り、我がチームの予算の小ささがどういうものか、嫌という程に味わっています。チームのレジェンド松下選手の満了、ザスパサッカーの要である小林選手の引退、ベテラン選手は殆どが満了となり、更には次代のザスパの顔になってほしかった小牟田選手と川岸選手、若手の成長株と思っていた吉田選手や岡庭選手までもが満了に。高橋選手は故郷の富山へ移籍。レインメーカー松原選手はJ1湘南へ個人昇格を果たしました。これまでに20人がチームを離れました。レンタル組の去就もまだまだこれからです。多くの別れがあり、来季のチームがどうなるのか見えてきません。まさに涙も凍りそうな程の厳冬です。

 しかしそれでも、布監督の続投は決まり、強化部が一からチームを作り直そうとしています。監督は今後10年先を見据え新しいチームの基礎を築こうとしてくれているようです。ここからはじまる、新たな道。ザスパは歴史の大きな転換点を迎えようとしています。不安はありますが、信頼できる人たちに支えられている今のクラブを信じ待ちましょう。2019年、ザスパは新しいストーリーを紡ぎ出すはずです。【ばた@前橋】

「医療人のための群馬弁講座」は
2018年度も、ザスパクサツ群馬のアシストパートナーだったんさね。

この「なっから!ザスパ!!」は、
オレ、「医療人のための群馬弁講座」管理人「すずき@東毛」の
編集・責任によるザスパクサツ群馬応援ページなんさね。
郷土のチームは、やっぱり郷土の言葉で熱く応援するんべぇ!

そんなわけで編集した記事ん中には、独断と偏見が
なっから含まれてっかもしんねぇけど、
十人十色っつーことでカンベンしてくんな。

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製作協力:三束雨@藤岡



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