「医療人のための群馬弁講座」特講

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2017年 CATASTROPHE






■ J.LEAGUE DIVISION 2 2017 ■




僕の責任 (第1〜第21節)

SOS (第22〜第42節)






■ 第97回 天皇杯 (2017) ■

3回戦 川崎フロンターレ(J1)に0-4で惨敗



「まっと!なっから!ザスパ!!」は、こっち






■ プレシーズンマッチ 2017 ■

江坂、瀬川を擁する大宮アルディージャ(J1)と対戦!



「うーと!なっから!ザスパ!!」は、こっち






■ 2017年をふりかえって ■

 ひどいシーズンでした。

 出来ていないことをただただやり続け、結果はダントツの最下位。J3降格。 5勝5分32敗。勝ち点20はJ2史上ワースト。 ホーム千葉戦を除く41試合で失点し、すべてのチームに勝ち点を献上。 1試合4失点はなんと8試合。 得点、失点共にリーグワースト。得失点差は−56でブービー熊本の2倍以上。 記録上は何ひとつ得るものがなかったシーズンでした。

 いい選手は揃っていたと思います。しかしその個性や能力を活かすことはできなかったように思えます。 勝つことや残留すること以上に、監督の求める理想像の追求が優先された頑なさ。柔軟性は欠如し、引き出しは乏しかった。 負け癖のついたチームは、毎試合同じような負け方を繰り返しました。
 残念ながら森下氏は監督の適正はなかったと思わざるを得ません。 しかし森下氏の不幸は、クラブの体制の甘さと無関心による部分も大きかったとも思います。 戦術面のアドバイスができるヘッドコーチがいれば、あるいはスカウティングから分析を担当できる参謀がいれば、状況はこうも悪くならなかったと思います。 そしてなにより、クラブ内にもうひとりS級ライセンスを持っている人がいれば、これほどまでにキャリアを傷つける事なく、シーズン半ばに指揮を引き継ぐことも可能だったかもしれません。
 最大の敗因は、こんなひどい体制でシーズンに挑み、「最後までサポートする」という無策を晒したフロントにあるのは誰の目にも明らかでしょう。 今季の体制を自信満々に語っていたGMは、ホーム戦にさえ一度も顔を出さず、退任のコメントも一切残さず去りました。現場の最高責任者としてあるまじき無責任さに呆れます。 サポーターに向かって、自ら「私には何の権限もありません」と言い切ったお飾り社長は、言葉を重ねるごとに無能さをさらけていました。最終節セレモニーでの挨拶を見るに、最後の最後までこれっぽっちも責任を感じてはいないようで。どうか早々に後任への引き継ぎを済ませていただきたいものです。

 本当にひどいシーズンでした。しかしその一方で、多くのことに気づくことができたシーズンでもありました。

 LACCO TOWER からは、音楽のちから、共感のちからを知るきっかけをいただきました。 「難しいことはわかっている。でもみんなの応援が力になるから、1点でも2点でも多く取れるようにみんなで応援せえへんかな?」 ミニライブが開かれた千葉戦は、応援する気持ちがスタジアムを満たし、最高の雰囲気が出来上がりました。
 mottoザスパクサツ広め隊の存在は、応援するということの意味と楽しさを再確認させられました。 ほとんどサッカーを見たこともなかったであろう彼女らが、「ザスパクサツを応援する」というスタンスでゴール裏に立ち、試合を見た。結果、彼女らはザスパの熱烈なサポーターになった。これは今後サポーターを増やすための、具体的な事例となるはずです。 辛い終盤戦をめげずにいられたのは、彼ら新しいサポーターの存在があったからこそと感謝しています。来季、この環がさらに強く熱く広がってゆくことを願って止みません。
 ゴール裏を仕切り、熱くサポーターの心情を代弁してくれていたコールリーダーの存在も非常に大きかったと思います。無策なフロントを目の前にしてサポーターが暴発せずに済んだのは、彼の常に冷静で的確な仕切りがあったからこそと思っています。
 今年のJリーグ流行語大賞かも知れない「塾サボってやる!」「塾には行け!」。 怒りに満ちた空間であんなにもほのぼのとしたやりとりがうまれたのは、ゴール裏に集う人たちの人柄をよく表していますよね。
 こんな素敵な人たちこそが「ザスパの宝」です。 大西さんに見せてあげたいザスパの誇りです。
 SOSの横断幕以降のサッカーファミリーの温かさにもありがたかったです。 ザスパサポのツイートやブログを次々と拡散していただき、多くの方に目を向けてもらえたことは、クラブの闇を打ち払う大きな助けになったはずです。 OBやかつての関係者からもたくさん気にかけていただいたのも、これまで繋いできた歴史があればこそ。まだまだ短い歴史ですが、たくさんの想いが詰まっています。 この歴史、これからも大切にしてゆかないといけません。

 2017シーズンが終わりました。来季はJ3です。J3の大混戦によって、J2が終了してから2週間後の降格確定でした。 あまりに降格圏での日々が長すぎたそのせいか、意外なほど淡々と降格を受け入れてしまっている自分がいて、少し驚いたりもしています。 まるで話にならなかった成績もそうですし、なによりフロントのゴタゴタと群馬サッカー界を取り巻く状況を思えば、カテゴリーにかかわらず「ザスパクサツというチーム」が存続してくれることが、いまの一番の望みです。

 総退陣の発表から一月半もの時間が過ぎ、未だに新社長が決まらないザスパクサツ。どうやらザスパクサツの病巣は取締役会の中にもはびこっているのだろうと想像できます。まだまだザスパと群馬のサッカー界に渦巻く闇と病みは、濃く重いようです。
 このオフ。そして来季。 はたしてザスパクサツは何を選択し、どこへ向かおうとするのか。 そして群馬のサッカー界はどんな未来を選ぶのか。 これからもしっかりと見てゆきたいと思います。【ばた@前橋】


「医療人のための群馬弁講座」は
2017年度も、ザスパクサツ群馬のアシストパートナーだったんさね。

この「なっから!ザスパ!!」は、
オレ、「医療人のための群馬弁講座」管理人「すずき@東毛」の
編集・責任によるザスパクサツ群馬応援ページなんさね。
郷土のチームは、やっぱり郷土の言葉で熱く応援するんべぇ!

そんなわけで編集した記事ん中には、独断と偏見が
なっから含まれてっかもしんねぇけど、
十人十色っつーことでカンベンしてくんな。

Special Thanks
ご寄稿、ご協力、画像のご提供あんがとね! (順不同)

ほーせん@高崎 様
yosuie@中毛 様
あきべー@北毛 様
さねやん@九州 様
マッシー@前橋 様
とも@川崎 様
THES-NAMAKA@前橋 様
ばた@前橋 様
え亥輪@前橋 様
ashikoma@太田 様

製作協力:三束雨@藤岡



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