「医療人のための群馬弁講座」特講





■ 後期 第7〜12節 ■

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■ 2004年9月18日(土)  ■

JFL 後期 第7節
宮城県七ヶ浜サッカースタジアム 1075人

ソニー仙台 2−3 ザスパ草津

うんめぇ!の七ヶ浜

■は動画があるんさね.■をクリックしてくんな

 行ってきたいね。七ヶ浜(しちがはまって読むんだぃね)。前節・ホーム太田(5/30)での試合はドロー。国体は優勝ってんで、ちっとんべ、ちょんこづいてるソニ仙との一戦、「生ザスパ中毒症状・悪化」により、往復750キロの道中に望んだんは、ほーせんさん、従軍カメラマンの三束雨さん。そして、例の如く愚息を伴った酔一の3名(トリオ・DE・なっから・命名は、ほーせんさん)。
 朝5:00、高崎から勝利を信じて、朝日に向かって東へ向かったんさね。往路のハンドルは私・酔一。当然、現地につけばと往路のハンドルは・・・。わからぃね(笑)。佐野藤岡ICより東北道に上がり、すぐの佐野SAで朝飯でも食うべぇと選んだメニューは「佐野らーめん」、朝から名物、うめぇもんづくしを予感させらぃね。3連休の初日っつんで、東北道の交通量はなっから多かったぃね。でも、福島県にへぇるころには道路も順調に。仙台南ICから仙台南部道路、仙台東部道路と進んで、仙台港・北ICで下りたんさね。
 食うもん仕入れべぇと最初のコンビニは看板がよく見えねぇで、おっと、スルーしちまったい。七ヶ浜町の案内看板で右折、あれ、ザスパバスが止まってらぃね。多賀城市内のホテルの前。ここに泊まってるんだと、その先に看板を見つけたコンビニにて停車。お、弁当も違わぃね^^、仙台っつやぁ、まず牛タンだんべ。山形・三津屋の親子丼、横手の目玉焼き付焼きそばも有らぃね。これらを全部GET!。暖めてもらい、私達親子と入れ違いにコンビニに入ってきた白いシャツの方、最初は気づかなかったけんが、外にいた三束雨さん、ほーせんさんが「植木さんだぁ」と。え、監督?と見ればレジの前にザスパ・植木監督じゃねぇきゃ? これはっつんで、早速、愚息ともども1ショット。(ブログ速報にすぐ反映してもらったぃね)
 こりゃ、なっから縁起もいい、ついてらぃねと、七ヶ浜へ向かったんさね。しかし、判りにきぃとこ。案内もあるようなねぇようなで、狭めぇとこ、アップダウン繰り返して、無事スタジアム到着。お、なっから来てるな。12のシャツがいっぺぇいるじゃねぇきゃ。今日もホーム状態だんべ(笑)と思ったんさね。駐車場でかに印のねこさんご夫妻と再会、で、お約束のビールで乾杯。さぁ、後のハンドルは頼まぃね、ほーせんさん(笑)
 12:00過ぎにスタジアム開場、早速いつもの「本丸・天守閣」に陣取った「トリオ・DE・なっから」。さっきの名物弁当で腹ごしらえして、三束雨さんは写真取材開始。ほーせんさんは愚息のお相手(悪りぃんね^^;)こちらはかに印さん共々、会場準備のお手伝い。いつものザスパ12の幟旗が30本、七ヶ浜の空に翻って、横断幕が付けられて準備完了(新泉組の横断幕・初見参、おめでとう!)仙台在住・利根地域ご出身の若夫婦の方が、かに印さんの横で観戦、「なっから!、見てますよ」の一声で、上毛新聞(青)とザスパ団扇、かに印さんからはチアースティックをプレゼント。これで、しっかり応援頼まぃね(しっかり、応援していただきました)
 我々の上にはFMぐんま・お馴染みの「さすらいのドリブラー」・高橋和実さんと市川まどかアナがレプユニ姿で観戦。で、まどかちゃん、ビール買いに行ったら、売り切れだったと・・・。んなら、ここにあるから1本くれらぃ、同じ高崎の出だんべ。まぁ、飲みなぃ。(わざわざの乾杯・ありがとうございました・まどかファンのみなさま、悪りぃやいね。)ここまでは、良かったんだけんが・・・。主審の名前が「K・I」と有らぃね。あの主審、忘れもしねぇ、5/23敷島のホリコシ戦のぼっこわれ審判なんさね。
 13:00キックオフ。左から攻めるザスパは向かい風なんさね。それまでと違ったメンバー編成のザスパ、マチャ・山口の2トップ、押し上げきれねぇ感じ、逆に、ソニ仙の早い攻撃に、3バックが対応しきれてねぇ。オダジ、小川よく守ってたけんが、前半12分、先制されちまった。で、主審Iのミスジャッジ、ゴールエリア内でのソニ仙の明らかなハンドを見落としやがった!これで俺ぁキレたぃね。こうなりゃ、Iへのヤジ一本。サポのコールの合間にはIに対しての「ギリギリ」のヤジ攻勢(マシマロさん、聞かせたかったなぁ)。聞こえたと見えて、ちっとんべ、後半はマシだったみてぇだったけんが(そうでもねぇか?)とにかく、おめぇのその色白のツラは2度と見たくねぇぞ。(激怒)
 待ってたぃね!、前半34分、鳥さんの今期初ゴール()、この日は終始、上がり目の位置にいたから、チャンスはあったわけだぃね。で、キーパーかわしての同点ゴール。さぁ、勢いがついたいね。かに印・ねこさんの温泉マークの大旗、おっ振り回すの、代わりにやらしてもらって、まっさか気持ち良かったぃね。感謝^^。
 サイドが変わって後半、追い風のザスパは攻めあがって行かぃね。岩本に変えて、後半16分・早々に神・吉本投入。ここからハットトリック?!なんて期待もしてみたりね。後半26分・マチャ、やっぱり、頼りにならぃね。粘っての逆転ゴール。決めてくれたぃね。()でも、ソニ仙もホームの意地ってもんが有らぃね。向こうの芝生上はソニ仙サポが旗持って、走り回ってる(空いてるってことだぃね^^)後半33分、セットプレーから同点にされちまった(植木さんもここ反省してたぃね・試合終了後談)。でも、こんな遠くまで応援に来ている多くのサポーターをザスパは裏切らねぇ。後半36分、さすが、山口。我が専属従軍カメラマン・三束雨さんも見切っちまうくらいの芸術的シュート。きれいなカーブを描いて、サイドネットに刺さる逆転ゴール!()さぁ、ザスパが一番失点の多い時間、がんばってくんな! オヤジのファインセーブも試合を通して連発(日本一のGKだぃね!・触れねぇわけにはいがねぇだんべ?!)そこの色白!(I主審)、早く笛吹け!、笛ぐれぇは吹けるだんべ?  で、試合終了。 勝ったー!^^、観衆1075人のうち、半分くれぇはザスパサポだんべか?「なっから!ザスパ!!」隊・初の集団遠征はみごとな勝利で終わったんさね^^。
 祝勝会はしなきゃなんねぇだんべと、は七ヶ浜町のお隣、塩釜市へ(運転のハンドルは、もちろん、ほーせんさん)。全員レプユ二姿で、奥州一宮の塩釜神社へ戦勝御礼の参拝。塩釜港のマリンポート(観光桟橋)ではレプユニ姿の伊勢崎地域の若夫婦と談笑。祝勝会のお献立は三束雨さんのブログを見てくんなね(笑)(お二人とはお店で再会して、また盛り上がったぃね。ごちそうさま!)塩釜・「翠松亭」(お店のPCでなっからHP開いてもらいました(笑))、通りをはさんだお向かいの「すし哲」ともに「なっから!ザスパ!!」御用達に決定するべぇ!!(ベガルタ戦用ですからね!隊員各位)
 さぁ、Jが現実のものとなってきたぃね。成績も堂々としたもんになるよう、一戦一戦しっかり頼まぃね。(もちろん、天皇杯もだで。)酒も肴もソニ仙も美味かった!ごちそうさま!!【酔一@高崎】



 秋の日。まだ暗い早暁5時。まるで遠足前の小学生のようにドキドキして眠れぬ夜を過ごし、眠い目とそれをこじ開けるほどの胸の高鳴りを抱いて我々なっから仙台遠征隊3名(酔一さん・三束雨さん・私ほーせん)は集結しました。
 今日は、実に久しぶりの我らがザスパ草津、リーグ公式戦第7節 in 七ヶ浜!です。行く先は仙台市の東、七ヶ浜町。なっから遠いやいね。でも三束雨さんの行った米子とか愛媛なんかに比べればまだ、ね。今回の戦いの舞台である宮城県東部(多賀城市周辺)は、古くは陸奥国国府が置かれ朝廷の北の抑えとされ、後には伊達氏により大きく興されたみちのくの古都であります。土地神サマは良く知らないけど、近くに奥州一宮・塩竃神社があらいね。試合に勝てたらお参りするんで、ひとつお手柔らかに。
 ともあれ、我々なっから仙台遠征隊「トリオ・DE・なっから!」は、こうして明けやらぬうちに上州の地を離れたのでした。東北自動車道にのり、佐野SAで腹ごしらえ(朝っぱらからラーメンだよ)。車は快調に北へ北へ。途中高射砲2門を連れた自衛隊の車列と遭遇、一同「ねこさん(@かに印本舗)、祝砲連れた小隊まで動員するとは、気合い入ってんなぁ」と(笑)。
 敵地宮城県に侵入し、北緯38°線を踏み越えて、遂に多賀城市までやって来ました。と、何やら見慣れた大型バスがホテルに停まっているではないですか。ザスパバスだよ。近くのコンビニで昼飯買いがてら、後で写真でも撮ろうかな、なんて話を三束雨さんとしていたところ、『おはようございます!』と威勢の良い、しかも聞き慣れたお声が。見やれば植木監督がそこに!『遠いところありがとうございます』とまでおっしゃっていただき、我ら一同ただただ感動(る〜〜T_T)。こりゃ、本当に今日はツイてるかもね。
 会場である七ヶ浜サッカースタジアムに着いてみると、おおっ、ここは群馬県内なのではないか?と思われるほどの紺ユニサポーターの一群が。開場までまだ相当時間があるというのに、この数は一体…。ソニー側のサポーターさん達いないみたいですけど(^^;)。無事スタジアムに着いたところで、酔一さん、お疲れさまでした。って、言うが早いか車のキーを私に手渡し、ねこさんとかんぱーい!
 今回我々サポーターは、メインスタンドに陣取っての応援となりましたが、ソニー仙台サポーターさん達は、バックの芝生席に居を構えてました。我ら総勢300人〜(もしかすると500人位はこちらのサポーターかもしれない)に対し、「あれっ?、おやっ?あなた達、多分全員前回の太田に来てましたよね(20〜30人位かな)」的サポ人数比率です。わりいけんど、ホーム乗っ取らせていただかいね(いつものことだけど)。JFL最強とまで言われるこのサポ軍団が目一杯サポートするんで、ザスパ選手の皆さん、頑張ってね〜!!小久保・依田・小田島の3選手がモンテディオ山形出身ということもあって、地元(山形からかな?間違ってたらごめんなさい)からいらしたサポの人たちの声援もあり、心強いもんです。
 さあ、選手入場です。おぉっ!秋日の陽光にまぶしい白いユニフォームの胸には、今日初お目見えとなる『Beisia』の文字!後期後半の盛り上がりを更に押し上げてくれるスポンサー様のご英断。チームにいいことしてくれるんなら、我々サポーターは大歓迎です(ベイシアさん、セール期待してます^^)。今日は、国際サッカー連盟の定めるフェアプレイデーなんだそうで、試合前の記念撮影では、両軍の選手が左右別れではなく、入り交じっての写真撮影というちょっと珍しい光景も見られました。そう、フェアプレイデーです。プレイするのは勿論選手ですが、レフェリーも是非是非そのことをお忘れ無きように、と誰しも願うのでした(しかし、図らずもこの期待は裏切られるのですが…)。
 先発メンバーの発表を聞き、初めは4−5−1かと思いました(DF登録選手が4人ですので)。ところが、試合が始まってみれば3−5−2の様子。植木監督、今日は野心的布陣ですねぇ。最終ラインの釜の底には“草津の壁”小田島選手を軸に小川選手・籾谷選手が布陣。中盤の左サイドはいつも通り寺田選手ですが、“右サイドの瞬雷”佐田選手が不在ということで充てられたのが、なんと依田選手。ちょっと不勉強で申し訳ないのですが、依田選手ってDFだけでなく前目のポジションもできるんですね(こりゃ、成果が上がれば戦術のバリエーションも増えるってもんだいね)。しかも、更に驚いたのは、中盤に球が回る頃合いを見計らって、ディフェンスの底にいたはずの小田島選手が最前線へ突進。まるで闘莉王みたい。つられた訳では無いでしょうが、なんと籾谷選手まで前線へ。攻めきれずにジリジリする展開が多かったことを受けての、このアグレッシブな戦術。DMFのフォローが得点・失点の要になりそうです。試合の方は、前半風下ということもあって、ややセカンドボールの支配を相手に与えがちに進行。前半10分にFKから先制を許してしまいました。この失点でかえってほぐれたか、守備陣は概ね安定感を取り戻し、中盤から前線へ供給されるボールも多くなってきたようです。
 そして、皆さんお待たせしました。今日のその時です(笑)。前半34分、センターライン付近で相手MFをドリブルによって十分引きつけた後、前線で張っていた鳥居塚選手へ見事なスルーパスが送られます。キャプテン鳥居塚選手、相手4人のラインの間を絶妙なタイミングですり抜けてGKと1対1の体勢。ここでトリさん、前へ出てきたGKを巧みにかわして左足でシュート!ボールは過たずゴールへと突き刺さりました!!()ガッツ隊決起集会やファン感謝祭など、トリさんが折に触れ語っていたワンゴール。これはただの1点とは重みが違います。ご自身にとっても、そして我々サポーターにとっても待望の1点です。勇気と自信を与えてくれる1点です。いける。今日は勝てる。そんな雰囲気が漂う中、前半は同点で終了。後半は風上。GKの差が如実に現れるのですよ。
 後半開始後、前半の良い流れをそのままに、左サイドの寺田選手にボールを預けて攻める展開で好機を演出します。後半11分、一気に流れを引き込むべく、岩本選手に替えてハットトリックスター・吉本選手投入!運動量豊富な吉本選手の登場によって、俄然前線の動きが活性化しました。いけいけ、あつしー!後半21分、その吉本選手。左サイドからゴール前まで切り込み、右後方からフリーで上がってくる佐藤選手へ短いパス。佐藤選手、右足でこのパスをピタリと止め、その右足を振り抜き逆転弾となるゴール!()ゴーゴーまっそぅー・まちゃみ☆相手もホームで負けるわけにはと、ロングボールを多用してカウンターを狙ってきます。まちゃみが逆転弾を放り込んだ興奮も冷めやらぬ後半28分、相手CKから同点となる2失点目。しかしながら、勢いは依然としてこちらにありました。
 後半32分に山口選手。ゴール前中央の吉本選手、はたまたゴール右側に走り込む佐藤選手を見て、左サイドからセンタリング!と見せかけてのループシュートを放ちます。ボールは相手GKの伸ばす右手の更に先を越えて、ゴール右サイドネットへと吸い込まれました!()まさに「貴之の蹴るボールが描く放物線は、栄光への架け橋だ〜〜!!」状態です。場内の興奮は今やまさに絶頂。後は失点しないようにね、と祈るばかり。終了間際に何度かフリーで打たせてしまったり、相手シュートがバーを叩くなど危ない場面もあり、GK小島選手は怒鳴るは、我々サポは肝を冷やすは。なんとか「ザスパの一番長い時間」を無事切り抜け、試合終了。
 終わってみれば、どっかんどっかん点を取り合って、あっという間に終わっちゃった、という感じです。ともあれ、得点源は吉本・佐藤・山口・鳥居塚・ヘッド小田島・ロング大谷と揃っているのに加え、今日は出なかった陽二や洋平、大輔もいる上に、秘密兵器まるちゃんまでいる。得点力は問題なさそうなので、これからはあまり失点しないとなお良いですね(昔のB平塚みたいに「相手より1点多く取りゃ勝ちだんべ」みたいな試合は心臓に良くないよね^^;)。
 遠路遠征してきたサポーターの皆さん、お疲れさまでしたが、勝てば帰路の長路も幸せなもんです。幸せ気分で夢見るも良し、試合内容で熱く語り合うも良し。そして我々トリオ・DE・なっから!の一行は、お約束通り塩竃神社にお礼参りに行き、「塩竃市内んまいもので盛り上がっちゃおう祝勝会」へとなだれ込むのでした。(詳細は三束雨さんのブログを見てください)【ほーせん@高崎】



 ハーレー乗りの友人に「ちょっと昼飯に牛タン食ってくらぁ、仙台に」というやつがいる。昔なら「ホントかよ!?」だった。しかし、今年になってその心理を十分過ぎるほど理解し、そして自ら実践することになっちまった。「食い気」もその理由のひとつだけんど、主たるはもちろん「ザスパ詣で」の為。中断明けの一発目。今回のステージはサンマが今まさに旬な塩釜のちょい先の七ヶ浜。米子に比べりゃ行程は半分だし、しかも今回はなっからのヤジ将軍(ごめんなさい ^^)こと酔一さんの愛車にタカリときた。悪いけどかなり楽できそうさね。これを行かない理由が見つかんねぇ。そっさ、今回の目的はズバリ「SONYと牛タンとサンマを食らう!」ことさ。
 日の出前、5時に高崎を出た我が隊は、観光ガイド酔一さん(地理検定一級間違いなし!)にハンドルを預け、ほーせんさんの名ナビゲーションによりガンガン北に距離を稼いだ。運転しないとこうも早く感じるもんかね?かくいう自分はカメラマンに徹し、東北道乗ったとこから携帯で道中紀行をブログに送り続けたぃね。(米子ん時はハンドル片手にやってたんだから危ねーこと危ねーこと ^^;)100万都市仙台を左に見やると、まもなく多賀城市に到着。お約束となったスタジアムのスタンドでの昼食(牛タン弁当激うまっ!)を手に入れる為に寄ったコンビニで、植木監督と奇跡の遭遇!キツネにつままれたとはまさにこのこと、「えっ?今の、う、植木監督!?」と、ほーせんさんと顔を見合わせちまった。んなことありえねーぞ普通。たぶん今日のトップニュースだと確信し、酔一さん親子との2ショットを、なぜかコンビニ出待ち(笑)となってしまった監督にお願いしたぃね。もちろん監督は快く引き受けてくれて、すかさずブログに送信。すずきさん始め、ブログ見てた人はさぞ驚いたんべね。
【編註;まっさかびっくらこきました!(すずき@東毛)】
 買うもの買ったらあとはスタジアムに向かうだけ。三陸独特の入り江近くのくねくねした道を10分ほどで七ヶ浜サッカースタジアムが見えてきたぃね。アテネのオリンピックスタジアムを彷彿させるアーチ型のコンクリのスタンドを構えたこのスタジアム、なかなか立派だぃね。(敷島に比べるからいつもこのコメントなんさ・・・知事さん、立派に改築してくんなね)到着した駐車場は、紺のレプユニに身を包んだ見慣れた顔だらけ。みんな相当ザスパに飢えてたみてーね(笑)。選手バスも到着し、12時回ったとこで開場。東北独特の高い秋の空なんだけど、残暑の日照りが結構きつかった。酔一さんご配給の缶ビール片手に牛タン弁当をさっさと胃にしまい、さあ、夢の90分の始まり始まり。やっぱりこの瞬間がたまんねーや。お初にお目にかかるベイシアユニがまーず眩しかったいね!試合の展開の詳細は酔一さん、ほーせんさんの通りってことなんだけど(決して手抜きじゃありません、お二人の分析力には到底及びませんので ^^;)、とにかく右へ左へ、取ったら取り返す、そんなドタバタの展開でカメラマン泣かせもいいとこだぃ。ブログ用の携帯は落としそうになるはで、まーず疲れたぃね。そんな訳じゃないんだけど、山口の決勝ループゴール、肝心なとこが見切れちまった・・・(涙)。平に勘弁してくんなね。まぁ、今回は、なんつっても我らが鳥さんの今期初ゴール!これを見れただけでも400km弱を来た甲斐があったっていうもの。相手キーパーをジャンプ一発サラっとかわし、ボールがゴールに吸い込まれるまでの時間になっから酔いしれたぃね。これはしっかりカメラに収めたから、ダイジェストで何度も何度も味わってくんなぃ!
 勝利に酔いしれた後は、もちろん本当の美酒に酔いしれる為、これまた添乗員酔一さん事前リサーチ済みの塩釜の料理屋さんに!さすが港町、運ばれてくるもの全部うんめぇ!「うんめぇ!うんめぇ!」と群馬弁丸出しの我ら、さぞやかましかったろうね。店主さん、すまなかったんね。でも、次にJ2ベガルタ食べに来る時は仲間増やして、また寄らせてもらうから勘弁してくんなぃ!「祝典序曲」で始まった第7節は、「威風堂々」と無事ここに完結♪【三束雨@藤岡】




▲34分鳥居塚、JFL初ゴール!
後期第7節
対 ソニー仙台FC戦
うんめぇ!の七ヶ浜!
ダイジェスト編集版!


ここだぃね!

再生には Windows Media Player 要
動画 3分15秒 約11M
ADSL回線以上を推奨

動画撮影&編集
三束雨@藤岡




■ 2004年10月2日(土) ■

JFL 後期 第8節
南長野運動公園総合球技場 2293人

ザスパ草津 1−0 栃木SC

雪辱

 前回6月6日から約4ヶ月ようやく雪辱を晴らせる栃木SC戦がやってきた。場所は南長野運動公園。愛媛FCに快勝した縁起のいい土地である。今回はTsuchiyさんとご一緒させていただき一路長野へと高速をひた走る。現地に到着すると日差しが暑い。肌寒さ対策で長袖なんぞ着ていた私は完全に失敗した。時折太陽が雲に隠れたりするが日が当たった時はジリジリくる。程なくするとほーせんさんが到着。そして前座としてザスパ草津ジュニアユース(渋川)のフレンドリーマッチが始まった。暑い中ジュニアの選手達は一生懸命ボールを追い、時折魅せる華麗なプレーに観客も拍手を送っていた。結果はザスパ渋川が2−0で地元長野のジュニアチームに勝利。この勢いそのままにザスパ草津も栃木SCを撃破してほしいものである。
 注目はスタメン。マルキーニョスが今回帯同しており、どのような陣容でくるのか予想出来なかったからだ。しかし結局マルキーニョスはサブスタートだったので途中出場に期待した。栃木SCといえばやはり36番若林の長身から繰り出されるヘディングシュートと体格を生かしたポストプレーが脅威であるし、10番を背負う只木のテクニックは要注意である。その若林をマンマークで張り付いていたのが籾谷である。打点の高いヘッドを武器とする籾谷であるがさすがに手を焼いていた。しかしスピードでは籾谷が上回っているし体の使いかたがうまく若林に良い体勢でハイボールを処理させない。しかしザスパ草津もなかなか決定的なチャンスを演出出来ない。前半は非常にじれったい展開。サイドをかなり突破していたが栃木SCの守備を崩すまでは至らない。さすがに一枚岩サッカー運動量も豊富でザスパ草津の攻撃を凌ぐ。両チーム共になかなかチャンスをつくる事ができず前半終了。膠着した雰囲気・・・ザスパサポも栃木サポも後半勝負を期待していたはずだ。
 後半勝負でポイントとなるのはどのカードを切るか?である。ザスパはマルキーニョス、宮川、小久保がベンチ入りしている。得点を狙うならこの3人のいずれかの選手を投入するはず。前半にすでに小田島から加藤に代えているので2枚のカードを切れる。どの選手をどのタイミングで投入するのかに注目していた。後半が始まったがやはり試合は動かない。1点勝負の展開になってきた。後半も30分ほど経った頃植木監督は一枚目のカードを切る。守備的MFの位置の大谷に代えてFWのマルキーニョス投入。やはり前線を厚くしてきた。こうなるとFWは吉本、佐藤、マルキーニョスで3人になる。1トップ気味に佐藤が前線に張り、2シャドーの形で左に吉本右にマルキーニョスの形。そしてすぐに佐藤に代えてポストプレーのうまい宮川を投入。これで攻撃の選択肢が増えいい形で前線でボールが繋がる。マルキーニョスのプレーは今回見た限り独りよがりなプレーをしないタイプであることが分かった。個人技ももちろん持っているだろうが一人で無理に突っかける事はあまり無く、ボールを貰った後パスコースがあればきちんとパスを出すし、必要とあらばドリブル突破を試みる。頭の良い選手といった印象。チャンスメイクも出来そうだ。
 そしてようやく本日最大のチャンス。吉本がペナルティエリア内で相手選手に倒されPKを獲得。キッカーは山口。落ち着いて決めようやく先制。その後も守勢にまわるでもなく攻撃を仕掛け、最後籾谷が栃木SCにCKを献上するハラハラドキドキもあったがなんとかそのまま試合終了。栃木SCサポにしてみれば惜敗以外の何者でもなかったはずで相当悔しい思いをしたに違いない。ザスパサポにしてみれば6月6日の悪夢の同点劇をようやく払拭できたわけで痛み分けと言った所か。
 今回の試合、色々問題点もあるだろう。しかしこういった試合を落とさなかった、勝ち点3をもぎ取ったのは大きいとの見方もできる。完封したのも賞賛されてしかるべきだ。JFLも大詰めを迎え内容より結果を問われる試合がつづく。選手達には何が何でも勝つ、あきらめないといった気合を今後も見せ続けてほしい。そういった意味で栃木SCに勝った事は価値があると言えるのではないだろうか。【マシマロ@高崎】





 夢には幾通りもの種類があります。我らがザスパ草津における「夢」とは、すなわちJリーグ昇格であり、その先のさらなる活躍です。しかしその夢をかなえる前に、振り払っておかなくてはならない「悪夢」があります。今さら多くを語る必要もありませんが、その悪夢の体現者こそが、今日の対戦相手である栃木SCなのです。今日の試合会場は、長野運動公園総合球技場。後期初戦となった愛媛FC戦において、劇的な大勝を収めた験の良い舞台です。川中島決戦第2幕の開幕です。今こそ悪夢を振り払うんべぇや! 今日は試合開始前に、前座マッチとしてザスパ草津のジュニアユースチームであるザスパ渋川ハヤブサと長野市トレセンの親善試合が行われました。試合結果は2−0でザスパ渋川ハヤブサが勝ちましたが、両チームとものびのびとしたプレーっぷりが小気味良く、サッカーだけに集中している直向きさみたいなものが感じられて大変爽やかでした。小さくまとまらず、大きな選手になれよ〜♪
 さて、子供達の爽快な試合の後は、いよいよ我らがザスパ草津の出番です。今日の試合で注目は、なんと言っても新加入のFWマルキーニョス選手ではないでしょうか。試合前のアップの様子を、同行した「トリオ・DE・なっから 長野編」のマシマロさん、Tsuchiyさんらと共にしげしげと観察。身長はあまり無いんですが、バネの良さやスピード感のある様子が感じられました。特に気が付いたことと言えば、ふくらはぎの筋肉(いわゆる"ししゃも")が美しい!むむっ、こいつはなっからはしっこそうだぞ。前線での突破に期待大です。
 お馴染みのスーパーハイテンション・高橋氏のスタメンコールで、会場は一気にヒートアップ。そして選手入場です。スタメンには、先の天皇杯2回戦を欠場したキャプテン鳥居塚選手の名前があるではないですか!やはりこのチームにはこの人の存在が欠かせないやね。この試合、前節ソニー戦と同じく3−5−2のフォーメーションを採るようです。ただ前節と違うのは、岩本選手の代わりに吉本選手がFWとして先発している点です。期待のマルちゃんはベンチスタートの模様です。 試合開始のホイッスルと共に、激闘の幕が上がります。前半は、パスを繋ぎつつ敵陣へ切り込むザスパに対し、そのパスをカットして長いパスを前線へ飛ばすという速攻カウンターを仕掛ける栃木SCの構図です。ややザスパの攻勢かな、と言う展開ですが、決定的なチャンスはなかなか訪れません。栃木SCは中盤でのチェックが早く、中盤から前線への球の供給を思うようにさせてもらえません。また攻撃では前線へボールを早く放り込んでのカウンターに重きを置いているようで、時おりこちらのゴール前までボールを持って顔を出してきます。しかしながら、こちらのデフェンスもその辺りの対処は良くできていて、決してフリーで打たせるようなへまはしません(あ、でも1回だけ正面から打たれたかな…。ミスショットで助かりました^^;)。そんなこんなで、ボールは右に左にと忙しい展開です。前半31分、セットプレーからの攻撃の際にゴール前での接触で、DF小田島選手が倒れました。幸いすぐに立ち上がり事なきを得たようですが、大事を取ってか、前半43分に小田島選手に替えて加藤選手を投入します。そして両者決め手のないまま前半終了。ふ〜。まさに息詰まる展開です。
 後半に入り、しばらくは前半と同じ流れでしたが、次第に相手の動きが鈍くなりだし、こちらの攻勢が強くなってきました。それでも決定機を演出できないことから、植木監督、ついに秘密兵器投入を図ります。後半27分、ボランチ大谷選手に替えて、FWマルキーニョス選手投入!そう、3トップです。FW佐藤選手をポストプレイヤーとし、FWマルちゃんとFW吉本選手を引き気味のシャドーストライカーとして変幻自在の攻撃を仕掛ける布陣です。土地柄、ザスパ版"車がかりの陣"とでも言っておきましょうか(笑)。マルちゃんですが、期待に背かぬ動きを見せます。いつものように実に献身的にDFラインから最前線までの往復を繰り返しては前線に球を供給する左サイド・寺田選手からボールを受けるや、マルちゃん猛然と転身、敵陣めがけて切り込みます。それでいて無理はしません。周囲の状況を良く確認して、任せるべくは任せ、自分は得点に至るに相応しい構図とキャストを模索します。クレバー!マルちゃん!この3トップ戦術が有効に働きだしたところで、監督、これをさらに盤石なものとするべく最後のカードを切ります。後半33分、佐藤選手に替えてFW宮川選手投入。舞台は整いました。さあ、あとは相手ゴールにボールをねじ込むだけです。そして迎えた後半39分、そのマルキーニョス選手、右サイドから鋭いスルーパスを前線の吉本選手へ送り、あとは吉本選手が踏み込んで足を振り抜けばゴール!という決定的場面を演出します。吉本選手、相手GKに向かいまさにシュートを放たんとする刹那、相手に足を掛けられて転倒。さすがにこれはPKでしょう。PKを蹴るのは山口選手です。おっ、このパターンはどこかで見た覚えがありますよ。何処あらん、この長野総合運動公園総合球技場で行われた後期第1節vs愛媛FC戦において、先行されたイヤな流れを大きくこちらに引き寄せる一発こそが、吉本選手の得たPKを山口選手が決めたものでした。そして今日も山口選手が落ち着いてこのPKを決め、膠着した展開の中で貴重な先制点をもぎ取ってくれました。こうなると残り少ない時間をいかに守り、いかに攻めるか、そのバランスが重要となってきます。前回の対戦では、開いた点差に気を許し、守勢に立ったことが悲劇につながったと言えます。したがって、前回よりも点に開きがない状況のこの試合では、決して守りに入ってはいけないのです。そのことは、ピッチ上の選手達の方が良くわかっていました。必要以上にディフェンスラインを下げず、不用意なパスを出さず、好機と見るや前線へ攻め上がる。もっとも、相手だって負けたくはないので、必死に攻め込んできます。残り時間もわずかとなったロスタイムには、相手にCKを与えるという未曾有の大ピンチ!しかし川中島の戦神,古の「もののふの魂」は我らに味方したようです。このピンチを凌ぎ、程なくして試合終了のホイッスルが鳴り響きます。主審の吹く笛の音は、長き悪夢からの覚醒を告げる清き鐘の音の如し。
 この勝利によって、考え方によっては「マジック2」とする向きもありましょう。でも、今はほかのチームのことなんか見るのはよしましょう。勝って勝って勝ち抜いたその先にこそ、真の栄光が待っているのですから、今はただ「勝つこと」その1点に集中してゆきたいものです。植木総監督はおっしゃっています。『笑ってシーズンを終えられるよう、死に物狂いで戦います』と。残すところあと7戦、我々も選手達の必死の戦いを鼓舞すべく、死に物狂いで応援しましょう。戦い済んで目覚める朝は、きっと悪夢に苛まれた昨日までではなくて、目映い陽光の差す『夢』いっぱいの明日であることでしょう。  【ほーせん@高崎】




 晴天に恵まれたこの日、運動会が各地で行われたぃね.とーちゃん、かーちゃんサポは、子供たちの運動会に参加しなくっちゃなんねんで、泣く泣く観戦を諦めた人もおーかったんじゃねぇんかな?オレはザスパへの念を込めて、娘の幼稚園の運動会に小2のセガレともどもレプユニで参加したで.思えば、この「なっから!ザスパ!!」は、あの「足利の悪夢」を味わって始まったんだぃな・・・・【すずき@東毛】



■ 2004年10月17日(日) ■

JFL 後期 第9節
魚津桃山運動公園桃山陸上競技場 915人

YKK AP 2 − 3 ザスパ草津

気迫の逆転

■は動画があるんさね.■をクリックしてくんな

 秋の明け方、少し肌寒く感じるようになって、夜の名残が中天から西の空を支配します。今日は、天皇杯2回戦(金沢)以来となる北陸遠征です。『なっから!ザスパ!・魚津遠征隊』の総指揮を一任された私は、準備・確認の後、愛車『マイシンザン号』を駆り立て、一路西へ進路を取るのでした。上信越自動車道を長野まで進む道中、サービスエリアで山菜そばと豚汁をガフガフと食べていると、ねこさん&木人拳さんらから成る、かに印チームと遭遇。朝から肉を喰らうねこさん、さすがだいね(笑)。じゃ、また会場で(^^)/ とかに印チームと別れ、紅葉の信州路を白馬目指して爆走。おー、久方ぶりの白馬岳(「はくばだけ」じゃなくて「しろうまだけ」と読むんだいね)は雪を頂き美しいこと!この絶景を皆様にも、と早速写メールを打ちます。試合後に知ったんですが、このメールを最後に、私は音信不通の行方知れずとなっていたようです(思えば、このメールが留守部隊の皆様の想像をより豊かにする一因だったようです^^;)。
 時間に余裕を持って魚津市内に到達したものの、天性の方向音痴の私のことです、すんなり会場に辿り着くわけがありません!(何威張ってんでしょうね)。右行ってー、左曲がってー、この信号を左行くとー、おりょ?いつか見た光景がそこに…。と、まあ、いい加減彷徨ったあげく、ようやっと辿り着いた桃山陸上競技場は、その名の通り丘陵の頂にありました。サッカー場の遠景には、魚津市街地、さらにその先の日本海が臨めます。海のねぇ我々上州の山人にとって、海ってなんか感慨深いんだよねぇ。って和んでる余裕はありません。試合開始時間が迫っているんです(→自業自得)。では、早速スタメンを速報してっと。ン?メールが送信されない。おかしいな。もう1回。…だめだぁ。どーすんべ。まじぃな。時間はズンズン迫ります。「速報はダメだ」って電話だけでもせねば。すでに平常心を失ってます。メール届かないんだもん、電話なんか通じるわっきゃねぇ!こうして私は電脳行方不明者となりました(速報楽しみにしてた皆様、大変申し訳ないです)。後で分ったんですが、どうやらこの山のあたりはF○MA(伏せ字になってねぇ!)の境界らしく、実に不安定。所により通信できたりできなかったりといった状況だったようです。もっと早く着いていれば、そんなことくらい分かったのにね。○TTの口車に乗せられて、ほいほいと新技術に手を出した私が愚かでした。
 そんなおばかさん1号の私を尻目に、試合は開始となります。さて、後期中断明けから、全勝街道驀進中の我らがザスパ。今節の相手は、前期に手痛い敗北を喫した因縁の強敵です。対戦相手のYKK APも現在絶好調で、前節まで負け無しの5連勝中で、今節ザスパを下して上位進出を目論んでおります。なにしろこのチーム、ついに無敗を誇るあの大塚製薬をも零封で下すなど、『上位喰い』の異名すら頂くほどで、ゆめゆめ侮れません。この試合の注目点は、攻撃力のあるYKK攻撃陣をいかに抑え、先制して優位に試合を運べるかといったところです。相手ゴール前での攻防をより優勢にするべく、この試合の先発メンバーに新加入FW・菅野選手が起用されました。数字以上にでけぇな。こりゃ、うまく機能すれば、CKで小田島選手とツインタワーが構築できそうだいね。
 色々な戦前予想を考えて応援に臨みましたが、その全ての予想と期待を覆す出来事が、試合開始わずか3分で起こります。あれだけ警戒が必要だと思っていた相手の速攻にDF陣が対応できず、右サイドから簡単にセンタリングを入れられて万事休す。やんぬるかな、こちらが求めた先制点が相手に転げ落ちました。ただ、きわめて早い時間での失点だけに、「まだまだこれから」の感も強く、かえって意気が上がったかもしれません。見ていると、今日のザスパは左(寺田選手)からの攻撃に重点を置いた感じです。一方相手は、中盤から前線におけるプレスはそれほどでなく、ボールキープの状態では比較的きちんとパスがまわります。もっともそれはこちらも同じで、あまり高い位置ではプレスをかけません。相手DFの特徴は、センタリングに対して中央に人数を集めて確実にボールを弾き返すことでしょうか。実際、ゴール前に入れられたボールのほとんどが遙か遠くまで蹴り出され、挙げ句の果てに速攻カウンターに入られるといった有様です。前半目立ったのは、キャプテン鳥居塚選手のテクニカルな動き。キャプテン、随所でトリッキーなプレイを織り交ぜては好機を創り出そうとするんですが、どうしても最後の詰めの一手に欠けて、ゴール前での攻防に至りません。また、攻撃の起点である左サイドでも度々連携ミスがあり、全体的なポゼッションはこちらに分があるにも関わらず、拙攻でシュートにまで至りません。そうこうしているうちに、またしてもパスカットからの速攻カウンターを受けると、たちまちペナルティエリアに侵攻されて失点。攻めていながら点を取られるとは何事か!しかも2点も!我らサポ軍団もこの失点には色めき立ちます。前半残り時間で何とかしてくれぃ!この祈りが通じたか、反撃の狼煙はキャプテンその人から上げられます。前半終了間際の41分、吉本選手から渡されたパスを籾谷選手が中央へセンタリング。このボールがゴール前に張る鳥居塚選手の目の前に入り、キャプテン、きちんとトラップした後にシュート!シュートに鋭さはなかったものの、タイミングとコースが良く、GKがまるで反応できませんでした。(;約0.5M)待望の1点目は、頼りになる主将の気迫の一撃によりもたらされました。前半の残り時間はGK小島選手のスーパーセーブがあるなど一進一退で、そのまま終了。ともあれ、前半1点差としたことでかなり気が楽になりました。 応援席でも、「長野」「愛媛」のキーワードが聞かれます。そう、ザスパは後半です。今日もいっちゃいましょう♪
 後半に入ると、俄然ザスパ優勢となります。後半の立ち上がり、いきなりCKを獲得するとセンタリングに菅野選手がヘッドで合わせます。これは惜しくもゴールとはなりませんでしたが、FWの動きが良くなったような気がします。その直後(後半4分)、ゴール前でフリーになった菅野選手に対し、1人残った相手DFが転倒。菅野選手はそのままゴールに蹴り込み、同点!っと思われた瞬間、主審の笛が響きます。おいおい、あれをファールにしちゃうの?っと思ってたら、なんとびっくり、黄色いのが出たじゃないですか!誰に?菅野?何で?どうも菅野選手が相手DFを蹴り倒した挙げ句、主審の停止命令を無視してゴールにボールを蹴り込んだのがお気に召さなかったご様子(→公式には遅延行為だそうです)。この辺りから、今日のもう一人の主役が本領発揮となってきます。ザスパの相手が1人増えた瞬間だいね。PK級のファールも見逃したいね。それどころか相手FKの時にGKと肩組んで何やら耳打ちなんかしちゃってさ。言いたかないけど、そういうことしてっと、痛くもないハラ探られるよ?追いつけそうな展開とそれをまるで阻むかのような判定に、ザスパサポ軍団の「???」と「!!!」は果てしなくヒートアップ。こうなりゃ文句の付けようもねぇ点をとりゃいいんだんべ。菅野選手の動きは試合の進行と共にスムースになり、ゴール前でのシュートも目立ちます。残念ながら本日の得点はありませんでしたが、今後チームに馴染んでくれば、戦術の幅を広げるキーマンとなること請け合いです。菅野選手、拍手に送られ後半19分に交代。替わって入るはマッスルまちゃみ・佐藤選手です。佐藤選手、交代直後にいきなりヘディングをかましますが、これは惜しくもバーの上。選手交代直後の得点が多いのもこのチームの特徴。植木監督の采配の妙ってやつだいね。FWのタイプが変わったことによるのか、佐藤選手が入ってから攻勢に拍車が掛かり、セカンドボールも良く拾えるようになりました。そうした攻勢の中、チャンス到来です。後半28分、左サイドを駆け上がる籾谷選手から中央に走り込む山口選手へパスが通ります。やや精度を欠いたパスですが、山口選手、これに素早く反応して鋭いシュートを放つ。このシュートは惜しくもGKの手に弾かれましたが、ボールは直上へ浮かび、未だ死なず。これを見て取るや嗅覚鋭い吉本選手、体ごと飛び込んでゴール左隅に泥臭くもゴールイン!(;約0.6M)ついに同点です!流れは完全にこちらに来てます。時間もいっぱいあります。いけいけザスパ!盛り上がる応援を受け、躍動する選手達。
 今日のクライマックスは、サポーター達の想いの絶頂期を外しませんでした。後半34分、小川選手→左サイドの寺田選手と渡ったボールは、寺田選手のスルーパスにドンピシャのタイミングで相手DF2人の間から飛び出した佐藤選手に預けられます。佐藤選手、DF1人に追いすがられるも、まるで動じず、左足を力強く振り抜いてシュートを放つ。相手GKのセーブも間に合わず、ついに、ついに逆点です!(;約0.4M)サポーターの盛り上がりようは筆舌に尽くしがたく、また選手達の喜びようもひとしおでした(まちゃみ、監督に抱きついてたよ♪)。この後、得点者(佐藤選手)の名前が間違って場内にコールされたんも、ご愛敬ってなもんかね。今日のザスパは最後まで攻撃的です。後半41分に小久保選手が交代投入され(→out吉本選手)、中盤から前線に入れるボールのルートを増やして相手を翻弄し、攻め手を与えません。終了間際の数分間、相手はこれまで以上に中盤を省略したロングボールカウンターを仕掛けますが、過去の教訓を生かす今のザスパには通じようもありません。結局、攻め抜いたまま相手に追加点を与えず試合終了。感動と共に疲労。
 試合後珍しく小島選手が何度も両手を振り上げてガッツポーズをしていました。それだけ価値ある1勝なのだ、と言うことでしょう。2失点の後、攻守にわたって活躍した小川選手、野性味あふれる彼も今日は疲労困憊のご様子。小川選手に限らず、今日はみんなよく頑張りました。よく戦いました。 戦い済んで寿司喰って♪っとその前に連絡連絡。この時点で初めて、私が熊に襲われて、今まさに消化されつつある存在にされていることに気づきました(^^;)。心配かけて、ほんとすんません。 ザスパの長い戦いの道のりは、終わり無き夢への挑戦でもあります。残すところあと6戦。1つ勝つごとに夢へのパズルのピースが嵌められます。きれいな『絵』を完成させるためにも、ピースを無くすわけにはいきません。次のピースを得るために、攻めて攻めて、勝ち続けるぞ!【ほーせん@高崎】





▲79分佐藤、逆転ゴール!!
後期第9節
対 YKK AP 戦
気迫の逆転!
ダイジェスト編集版!


ここだぃね!

再生には Windows Media Player 要
動画 1分38秒 約5M
ADSL回線以上を推奨

動画撮影ほーせん@高崎
&編集 三束雨@藤岡




■ 2004年10月23日(土) ■

JFL 後期 第10節
草津町本白根第3グランド 2174人

ザスパ草津 1−0 佐川印刷SC

熱き聖地

■は動画があるんさね.■をクリックしてくんな

 「聖地」とは、神聖な土地を示す言葉です。今日の試合は、我々ザスパ草津の信奉者にとって、まさに聖地と言えるザスパ草津生誕の地、草津町本白根第3グランドにて開催されます。ご存じの方も多いと思いますが、このグランドの収容人数は1,000人程度。昨年の関東リーグ2部のホーム最終戦(後期第7節,vsYSCC,2003/10/12)では、スタンドが一杯になり、立ち見や道路からフェンスに張り付いて観戦している人も出るほどでした(ちなみにこの時は梁選手(懐かしい!)の2得点により辛くも2−2で引き分けでした)。今節のホーム戦草津開催はJFL特例ということで、主催サイドも大いに力を入れてスタンド仮設などを行ったようです。仮設スタンドって、パイプ組のアレですよね?昨年ですらあの盛況ぶりでしたから、J昇格へ向けての大きな節目となる今節ホーム戦ではどんなことになるのやら。楽しみであると共に不安でもあります(特に仮設スタンド、暴れたらぼっこわれるんじゃねーんきゃ)。しかしながら、現地について駐車場を抜けて件のグランドを見てびっくり!おおおーぅ!ここって、こんなに綺麗だったっけ?スタンドの威容は想像以上の迫力で、あぁ、これならへーきかも。なにより驚いたのは芝。かつての姿をご存じの方にはおわかりと思いますが、毛足も短く所々ハゲちょろけで、お世辞にも良好至極とは言えないピッチでしたが、今日はまるで別物です。晴れの舞台に向けて精魂込めて調整された美しさに溢れています。関係者の方々の並々ならぬ努力と情熱を感じ、私いたく感動しました。仮設スタンドが両ゴール裏に設けられたことから、今日の応援は初めてゴール裏からとなります。このスタンドがまたピッチ・ゴールに近いこと!まるでイングランド・プレミアリーグのスタジアムのようです(実際、シュートなどが客席に飛び込むこともしばしばでした^^)。
 さてこの試合、色々と初物・記録が多いのですが、喜ばしいことにJFL最多年間観客動員数の記録を更新しました(53,956人)。以前の記録は、あの横浜FCが樹立したものですが(1999年,53,045人)、ホーム戦2試合を残して早くも更新です。ザスパの進む先には常に新記録が待っているのですね。試合開始前に、我々なっから聖地巡礼小隊(私とマシマロさんご夫妻)は、@かに印・ねこさんチームに同行してアウェー側スタンドへご挨拶に伺いました。今日の相手である佐川印刷の熱烈なるサポーター氏は、まさに単身敵地へと切り込んでこられたそうです。勝負事なのでお互いにそれぞれのチームを一生懸命応援するのは当然ですが、およそ2,000対1の超劣勢にも全く動じずに、100人張りの大音声で旗を振り応援するその姿には、感心しきりです。その好青年と互いの健闘を約して別れた後、いよいよ聖戦の幕が上がります。
 紅葉映える草津の山稜を背景に、両チームの入場です。ザスパ草津、本日の布陣は前節と同じく菅野・吉本両FWを頭とする3−5−2の陣形です。対する相手は4−4−2の布陣で対抗します。この手の相手には、サイドからの速攻カウンターに要注意ですな。ザスパの両サイドハーフ、寺田・依田両選手の攻守にわたる活躍と小川・籾谷両DFの堅守が鍵となりそうです。あ、それから、今日の試合のボールボーイはザスパ草津のJrユースチーム・ザスパ渋川ハヤブサの子供達です。先輩達の戦いっぷりをよっく見てくんない!
 さて、試合の方ですが、前半立ち上がりは相手チームの動きが良く、さりとてこちらの動きも良いため、攻守が頻繁に入れ替わる展開です。見ていると、相手チームは右あるいは左のどちらか一方から重点的に攻め込む、といった様子ではなさそうです。こうなるとザスパの攻め手は両サイドを均等に使うことができるため、次第に攻勢を強めてゆくことになります。そんな中で最初のアクシデントが発生。前半20分、なんと菅野選手がハーフウェイ付近で負傷し、やむなく交代(IN→佐藤選手)。のっけから戦術に狂いが生じたいね。それにしても菅野選手、初得点を期待していただけに残念だし、心配です。その後ザスパは攻撃にリズムが出てきていい感じですが、やはりエンジンのかかりが遅いのか、得点には至りません。
 前半26分には相手の速攻カウンターからゴール前にボールが蹴り込まれる大ピーンチ!GK小島選手がセービングするもボールは依然危険地帯にあり、このボールめがけて敵味方が入り乱れます。結局ボールはGK小島選手の懐に収まりましたが、この混戦の最中、相手DFの
蹴りを喰らって小島選手激怒(心のゴングが鳴ったんだいね)。オヤジ怒りのヘッドバッドが炸裂!相手選手に2枚目のイエローカードが出されて退場となったのに加えて、小島選手にもレッドカードが出され退場。普段は温厚なのに怒ると怖いやね。でも小島さん、気持ちは分かるけど、ちょっと軽率だよ〜;_;)。守護神退場にどよめく中、MF大谷選手を下げて投入されたのは、草津の新・守護神「ビッグユニット」北選手です。公式戦デビューは、先の天皇杯2回戦で果たしているので、「初」に伴う緊張はあまり心配ないかも知れませんが、準備もしていない状態でのスクランブル発進では、どんなベテランだって戸惑うってもんです。北君、なにとぞザスパを守り賜え!互いに10対10となって再開された試合は、攻め手に乏しく膠着したままで、結局前半は無得点で終了。どーなっちゃうんだろー、今日の試合。救世主の降臨を期待しつつ草津劇場は後半の幕開きとなります。
 後半に入るとザスパの猛攻が開始されます。ゴール前でフリーとなるチャンスもありましたが、相手DF必死の守りによりなかなかゴールを割らせてもらえません。後半30分、ついに試合が動きました。本日のヒーローはザスパの生え抜き、「左の恋人」寺田選手です。相手ゴール前で得たフリーキックのチャンスでキッカーを務めるのはキャプテン鳥居塚選手ではなく、寺田選手(試合後のインタビューで寺ちゃん語るところによると、寺田:「蹴りたいんだけど」、鳥居塚:「うん、いいよ」と実に淡泊なやり取りがあったとのことです(笑))。セットされ静かに佇むボールに左足一閃、息吹を吹き込むと、生を得たボールはゴール前に築かれたカベを越え、GKの伸ばす腕のはるか先を切り裂いてゴールネット左隅へと深く突き刺さります!(;約2.1M)沸き上がる場内!軋む仮設スタンド!(笑)。沈滞気味だった雰囲気が払われ、俄然攻勢が強まります。試合はその後、ザスパ優勢に進行するも、結局追加点はなく終了。激動の草津劇場・90分はこうして幕を下ろしました(1−0で勝利!)。試合の後で、選手と子供達との「ふれあいサッカースクール」が行われ、和やかなムードのうちに草津ホーム戦は完了したのでした。
  いろんなことがありましたが、なにはともあれ、今日の勝利によって草津ホーム戦不敗神話は堅守され、JFLでの2位の座も保持し、加えて年間順位4位以内も確定しました。かくなる上は、この好調を維持し、なんとしても残り5戦を全勝するのみです。次節(次次節も?)、小島選手が出場停止となりそうですが、ここはポジティブに捉え、次代の戦力の活躍の場と思って期待しましょう。我々「12」を背負うサポーターは、チームと苦楽を共にし、願わくば歓喜の時を共に迎えたいと願う者達です。チーム誕生より毎年、都度都度に訪れる"その時"に喜び、涙してきた者達です。今年の"その時"も間もなく訪れます。最後の時は笑って、あるいは嬉し涙で迎えようじゃねーきゃ!その瞬間まで、突っ走ろーぜ!! 【ほーせん@高崎】





 突然ですが私「草津温泉」が大好きなのです。他の温泉にあまり入った事が無いので特に比較出来る材料も少ないのですが「一番良いお湯」と信じて疑っていません。まあ個人的になので他の温泉許して下さい。今回ザスパ草津はJFL公式戦を草津で行う。聖地といえば国立競技場?しかしザスパ草津で聖地といえば草津町白根グラウンド。「草津温泉に行ける!」と思って課長に「今回休日出勤は出来ません。というかしません。するかー!」と断り三段活用を用いて無事聖地に行ける事になった。前述したが草津温泉は良い。泉質等詳しい事はさっぱり分からないが入って気持ちいい事だけは分かる。本当にスゴイですよ!これは!何回入っても素晴らしい。今回は「なっからブログ速報!」担当なので、道すがらブログに送信!送信!あっ、けっこう面白いなブログって。そんな事していると道の駅でかに印本舗のねこさん、みえっちょさんに遭遇。今日もよろしくお願いしまーす。ってサッカーの話しをしなければ。
 今回の相手は寒さ!では無く佐川印刷SC。「プリントダイナマイト」正確な発音は「プリンッ!ダイナイ!」。この遠い所までようこそおいでくださった佐川印刷サポ。って一人!取材も兼ねてご挨拶に伺う事に。この方以前観光で草津に来たことがあるそうで「以前来た時も温泉が素晴らしかった。大好きなサッカーでまた草津に来る事ができて本当に嬉しい」・・・そんなお言葉いただいてこちらこそ嬉しい限り・・・涙で前が見えないぜ・・・。この方お一人なので段幕張り、太鼓、声出し、旗振り全部やるんだからサポの鑑ですよ。しかし試合となればザスパ草津も聖地で負ける訳にはいかない。仮設スタンドに綺麗なピッチ。結構頑丈かな?大丈夫かな?と不安もそりゃあ少しはあったがいらない心配でよかった。ゴール裏の仮設スタンドは非常にピッチに近く臨場感がある。練習中シュート練習でそれたボールがいとも簡単にスタンドに飛び込んで来る。ゴン!ガン!別の心配が・・・。目を離すと鋭い弾道で顔面直撃するかも・・・。開場しばらくしてほーせんさんが到着。私に差し入れで「マシュマロ」をくれました。「これはもしや魚津のお土産ですか?」「いやファミリーマートで売ってたやつ。共食いだね(笑)」「・・・・。」ともかく一口。・・・・甘い!筆舌に尽くしがたい甘さ!ほーせんさんありがとうございました。共食いなんて何年振りだろう。血糖値もMAXになった頃スタメン発表。
 今回注目は生でプレーを見るのは初の菅野。188cmの長身FW。佐川印刷は引いてくるだろうから、いわいる「電柱」がいると戦いやすい。早いタイミングでアーリークロスを上げまくれ!しかしやはり前半はエンジンがかからないのか?ボールをキープできるが中々決定的なシーンにならない。するとなにやら通る声が・・・「佐川印刷!佐川印刷!」反対側ゴール裏の佐川印刷サポの声。すげぇ・・・こっちまで聞こえる。おとなしそうな好青年の高くて通る綺麗なコールが草津に確かに響いている。前半も半分ほど過ぎた頃、故障の菅野に代わって佐藤。菅野大丈夫か?
 ほどなく佐川印刷のコーナーキック。ここで事件は起きた。佐川印刷の選手がヘディングでドンピシャに合わせる、しかしさすがは小島!なんとかはじくがこのルーズボールをクリアしきれず、なんとか押し込もうと佐川印刷、なんとかクリアしようとザスパ。かなり危ない決定的なしびれる場面。なんとか小島がうつぶせでボールを抑えたあと佐川印刷の26番がそれでもボールを蹴り込もうと小島に蹴りを入れやがった!キレル小川!キレル小島!キレル大谷!そらまあスパイク履いている訳だから非常に危険な行為だ。普通に考えてキーパーがボールを抑えた後蹴りを入れる事なんかありえない。どんな言い訳も通用しない。スポーツ選手としてあるまじき行為。しかし小島はそれに対する報復行為をしてしまった。これもスポーツ選手としてあるまじき行為である。どうしても小島びいきで考えてしまう部分もあるが、やはり小島の行為も正当化する事は出来ない。原因を作ったのは佐川印刷の26番であるが、喧嘩両成敗。両者ともに退場。さあこれで選手交代しなければキーパーがいなくなってしまう。大谷に代えて北一真登場!北よ!絶対一点もやるなよ!代わった大谷の為にも絶対負けられないぞ!10対10であるから数的不利も無い。ザスパの方がもちろんチーム力としては上だ。しかし佐川印刷も組織で守る。
 後半、やはり一点が遠い。しかし攻める形が非常に良くなってきた。サイドから寺田、依田。中央で抜群の存在感を示す山口。吉本、佐藤もガツガツ裏を狙う。籾谷は攻撃に守備に素晴らしい動きだ。高地だから佐川印刷にはキツイか?動きが重たい感じがする。得点の匂いがプンプンしてきた。そして相手ペナルティエリア手前でFKのチャンス。ボールのそばに鳥居塚と寺田。場所的には左の寺田か?いやここはやはりキャプテン鳥居塚か?すると寺田が助走開始!左足を振り抜く!するとボールは鋭い弾道でゴール左隅に!キーパーも反応するが届かず。この瞬間本当に仮設スタンドが揺れた。待望の先制点絶対負けられない試合で寺田はまたもや決めた!(愛媛FC戦のミドルシュートにつづき)この一点佐川印刷にはキツイ一点。後半も終盤空気の薄い?草津でかなり体力を削られている。スペースがだんだん広くなってくる。ザスパは攻撃を緩めない。しかし佐川印刷のキーパーは良い動きで佐藤との一対一も止める。膝を痒がっていたキーパー中々いいじゃないか。
 その後ザスパは攻め手を緩めないものの追加点は奪えず試合終了。しかし佐川印刷の決定力不足は深刻だ。シュートが枠に飛ばない。守備陣は終始引き気味でザスパを苦しめただけに悔しい思いをしただろう。相当荒れた試合だった、しかし勝ち点3を何とか奪った。苦しい試合ばかりがつづくが、選手は結果を残している。これは手放しで讃えたい。草津でのJFL公式戦で総観客動員数新記録更新、そして勝利!本当に感慨深い一戦だった。
 その後、温泉で疲れを癒し、酔一さんに頼まれていたハップを買うためお店に入ると、おばちゃんが「今日はザスパの応援ですか?勝ちましたか?よかった。少しお安くしますね」ザスパ草津は、草津温泉の方々に愛され、他の地域の方々にも愛される素晴らしいフットボールクラブだ。【マシマロ@高崎】




▲75分、寺田の左足一閃!FKが突き刺さる!
後期第10節
対 佐川印刷SC 戦
Pitch of Dreams
ダイジェスト編集版!


ここだぃね!

再生には Windows Media Player 要
動画 1分50秒 約6.5M
ADSL回線以上を推奨

動画撮影ほーせん@高崎
&編集 三束雨@藤岡


♪BGM「草津節」♪
歌 山本健二 様



■ 2004年10月30日(土) ■

JFL 後期 第11節
武蔵野陸上競技場 953人

横河武蔵野FC 0−3 ザスパ草津

ピッチピッチ!ちゃぷちゃぷ!弾!弾!弾!

■は動画があるんさね.■をクリックしてくんな

 行ってきたぃね。武蔵野陸上競技場。「なっから!ザスパ!!」として初の「お上り」観戦^^。「なっから」の●十路トリオ、「トリオ・DE・なっから!」を仙台以来再結成。地元・週間JFLニュース管理人のあつしさんから現地情報をいただき、十分なリサーチ(のはず)とともに学生時代の思い出の地に旅立ったんさね。
 朝7時に高崎から、一人では放っておけない「迷える熱きサポ(笑)」ほーせんさん、愚息とともに私・酔一、藤岡にてこのごろ風格すら漂い始めた「映像職人」三束雨さんを迎え、藤岡ICより高速へ上がったんさね。
 高速へ上がって早々「腹減った!」とは我が愚息。本格的な朝飯はまだだったぃと、最寄りの嵐山PAで朝飯タイムと。なんか土地で採れるみてぇな「きのこ」が入ったうどん食ってみたんさ。結構んまかったで。(愚息と三束雨さんはカレー)
 本線に戻ると「事故渋滞」の表示が有らぃ。すぐ先の東松山で渋滞中。こりゃ、んまかねぇやぃね。ちょうど東松山ICのすぐ手前。「降りちまった方がいいだんべ?」と一般道へ。降り出した雨に濡れる、川越の蔵造りの街並みを車窓から眺め、川越ICから再度、高速に戻ったんさね。練馬ICまで来りゃ、吉祥寺も近けぇ。(武蔵野市っていうのはどうも馴染まねぇ。俺らぁ、やっぱり吉祥寺だぃね)
 競技場の周りの駐車場はあつしさんの予告の通り、はぁ、いっぺぇで止められねぇ。ネットでめっけた吉祥寺でのお買い物客用の「ムーパーク」へ移動、で、空いてらぃね。祝勝会でどうせ吉祥寺に出るんだから(肯定してらぃね^^)ここでいいだんべと駐車。でも、競技場まで歩いたら10分もかかるんさね。で、途中のコンビニで昼食用のお買い物。(愚息はまたカレー(笑))
 先に見えてきた競技場、すげぇ@@;、スポーツセンターやプール併設と見えて、近未来的な建物、え、入り口が解んねぇ(笑)、幸い、上のデッキに敷島でもよくお見かけする横川ボラ・Yさんの顔をめっけ、入り口を聞いたんさね。建物の中を上り、ちょうど10:30に到着。見れば我らが「トリオ・DE・なっから!」一番乗り^^。ちっとんべ早すぎたかな。ほどなく、新幹線で出陣のTsuchiyさんも合流、早速レプユニ姿へお召し変え。(みんな、なっから早ぇやぃね^^)早速、三束雨さん、ほーせんさんは周辺取材へ赴いてらぃね。11時に開門、で、立派な建物とは裏腹なピッチに愕然、強まった雨に、はぁ水っ溜まりができてるんさ。でも、いつもどおりの「ホーム状態」にするべぇと「なっから!」のA4版名札?を本丸・天守閣的位置に掲げ、横断幕、ザスパ幟旗(今日は20本)の掲示を風邪を押して出陣のねこさん@かに印さんたち共々お手伝い。はぁ車の鍵は預けたぃね、ほーせんさん。後は頼まぃね(笑) みなさんと必勝を祈ってかんぱーい(ビール・寒みぃ;;)お、塩竃ではごちそうさま、伊勢崎地域のご夫婦とも再会!本丸・天守閣で一緒にご観戦するべぇよとご案内。(コニテカさんと言いました。今後ともよろしく頼まぃね)
 アウェイの洗礼か?と心配したメインポール脇にもザスパの旗が翻り、13:00定刻にキックオフ。開始前の声出し(鳴り物一切禁止のお上品な競技場です・手と声のみ)十分のザスパサポの後押しもあって、ザスパは攻め上ってらぃね。横河サポは配布されたと見える、青と黄の旗を振り、上の方で数人?が声出ししてるけんが、雨のおかげで屋根の下に集結したザスパサポ。全然勝ってらぃね^^。この日横河ボラで、初めてお会いした「羽が丘データスタジアム」管理人の新右衛門さん(データの繊細さにはまっさか感服すらぃね。で、いつも楽しく見てらぃね。ごくろうさま)も開始前からザスパサポが威勢がいいのにはまっさか、おったまげてたぃね。
 押し気味の試合、だけんが、とにかく滑りまくってらぃ。降り続く雨に、はぁまるで田んぼ。球は止まるし、センタリング上げようとした選手はコケルし。新右衛門さん曰く、ここんとこ、いろんなイベントが続いてピッチが大荒れだって言うで。前半28分、ゴール前の混戦の中で主審が正しく判定したFK、蹴るのはこの試合キャプテンマークをつける山口。キーパーがはじいた初弾を見事落ち着いて押し込んだんさね。(;約2.5M)今日はとにかく横河にシュートを打たせねぇ。特にJFL・17得点を誇るストライカー・9村山に2籾谷が影のようにぴったり付き纏ってらぃね。まっさかいい^^。だからJFL初先発GK・北も楽できるっつうもんだぃね。
 前半でしろかきも十分に終わったピッチ。後半は田植えして、ゴールの豊作と行ぐべぇや(笑)(この辺はねこさん@かに印のフレーズだぃね・ヤジFWの3トップ、ねこさん・みえっちょさん・酔一←今日は下がり目で)
 マルキーニョス、初めて見たけんがいいやぃね。早ぇし、いつも周りを見てらぃね。今後大いに期待すらぃね。(試合終了後サインもらったけんが、これがはっきり判りやすくて、いいサインなんさね。愚息がもらったサイン見て、俺も思わず貰っちまったぃ(笑)@レプユニ)
 そのマルキーニョスに代わって出場、え、34番て誰?今朝の上毛新聞に記事が載ってた酒井?「サカイ」って言うから16番と勘違い^^;はぁ、出るんきゃ、でも、めんそーれだぃね^^。沖縄よりか、ちんとんべ寒みぃのは勘弁してくんな。(あ、元モンテディオ山形だ)でもファーストタッチがゴール前あわやっつう動き見せてくれたから、これも期待すらぃね。後半18分、CKからの球に山崎が頭で合わせて2点目(;約1.4M)。ここまでよくがんばってくれたぃね、ワタル!。今日は前へ後ろへ動きは良かったかんな。この辺からホーム横河が「田んぼ・スケートリンクピッチの地の利」はまったく無ぇけんが、ちっとんべ意地を見せかけて来たぃね。ゴール前まで詰めたり、9村山に決定的なシュートを打たれたり(幸い右に逸れたぃね)。9番・とにかく、こいつには球持たすな!
 そんな中、やってくれたいね。マチャミ!3点目、がっつりと頭で押し込んでくれたぃね。(;約2.1M)さぁ、こうなりゃGK・北の完封劇に期待。でも、心配するほど北のとこまで球が行がねぇんさ。それよか、降り続く雨にすっかり泥っ田んぼ(笑)と化しちまったピッチ上の選手は大変。ますますボールコントロールなんかできねぇし、つまんねぇ怪我なんかしねぇで欲しいやぃねと思うばかり。
 でも、寒ぃ中、ザスパサポは立ったまま熱ぃ声援を送り続けてらぃね。で、終了の笛^^。先制、中押し、ダメ押しと理想的な試合展開にすっかり安堵しちまったいね。終了後、出待ちしていて現れたGK・北選手(やっぱりでけぇ、194cm)、正直に「正面に球が飛んでこなくて良かった^^」との発言(笑)。さぁ、次もしっかり頼まぃね^^
 寒かったんで祝勝会はまず暖まりたかったから、ラーメン。(@懐かしのホープ軒、うまかったぃね)、あとは吉祥寺を探検すべぇと思ったらあまりの変貌ぶりと人並みにまっさか、おったまげて早々に退散^^;(なっからブログ参照のこと)
 次節敷島・大塚戦はJFLの優勝がかかった天王山、絶対負けられない金曜のナイターだぃね。寒さ対策万全にみんなでザスパを敷島へ応援に行くべぇよ。大塚サポの阿波踊り(鉦が耳障り!)あれは敷島には似合わねぇ。ザスパコール・草津節♪で追い返してやるんべぇや。【酔一@高崎】




 秋も深まり、朝晩などは肌寒く感じる季節となりました。遠征に赴く今日、高崎の朝は、しかしながらそれ程冷え冷えとした感じはありませんが、空模様の方は大分怪しげな気配を漂わせております。予報は雨。雨かぁ。ちょっとばかり気鬱になりましたが、今日は我ら「なっから遠征隊」久々の多人数編成で、私は速報のみを担当することとなったため、久方ぶりにに大声を出して思う存分応援ができる!というヨロコビを思い出して気分を盛り上げます(動画撮ってると声出しにくいんだいね。声が入るし、画がブレるから)。この時心をよぎった"雨"が、実は今日のキーワードになるとは、この時点では思いもしませんでしたが…。
 今日の試合会場は東京都・武蔵野陸上競技場です。「東京」と聞いただけで大都会を連想してしまう辺りが、やはり田舎者の悲しさですが、武蔵野陸上競技場の周辺にはキャベツ畑やブロッコリー畑があったり、なんとそれら地場農産物を即売する(上州の皆さんにはお馴染みの)無人即売所まであったりして、あまりよそに来た気がしません(笑)。そんな「ニッポンの原風景」に心和ませつつ歩を進めると、やおら前方に巨大なコンクリート建造物が見えてまいりました。この建物の一角に陸上競技場があるんですが、隣には体育館などの室内施設が併設されていて、いや立派なこと。陸上競技場のメインスタンドには、全体の半分以上を覆う屋根が設けられていて、今日のような天気(やっぱり雨が降ってきたいねぇ)の時は助かります。が、立派なのはここまで。前節・草津にて、感涙ものの美しい芝を植えられたピッチを見た後だけに、今日のグランドコンディションの悪さには閉口。試合開始前には、早くもメインスタンド側の芝が水没する有様で、こりゃ、ボールコントロールが勝負の行方を左右するかもしんねえな、と誰しもが思ったことでしょう(→実際はもっと酷くて、ボールどころか高度なボディコントロールが必要なほどでしたが)。雨は止む気配もなく、気が付けば吐く息が白い。…吐く息が白い?この間の草津でさえそんなことはなかったぞ。たまらんなぁ。選手諸君の健闘よりも、健康を祈りたい^^;)。
 さて、劣悪な環境のピッチに立つ我らがザスパの先発メンバーですが、ご存じの通り今節(および次節)、GK小島選手が出場停止のため、ゴールマウスを守る門番は北選手です。先発起用は初ですが、硬くならず頑張ってもらいたいもんです。変更点はまだあります。理由は良くわかりませんが、キャプテン鳥居塚選手が居ません。替わりに起用されたのは山崎選手。トリさんの代役ではなく、その座を奪い取るくらいの意気込みでやってくれぃ。変更点その3は、本日のサブメンバーに名を連ねるFW酒井選手。FWのサカイ?ヨージ君のことかな?と思ったのは私一人ではないでしょう。10/27に入団登録された新加入選手である彼が、今日いきなりの起用です。出会いはいつも唐突だいねぇ。この選手、J2のベルマーレ平塚・モンテディオ山形において通算87試合に出場し、11得点を挙げた経歴を持っております。新戦力の投入が更なるエネルギーの発揚に繋がることを期待したいです。ちなみに、同日DFのチカ選手がザスパへ入団登録されたようです(いずれも沖縄かりゆしFCからの移籍となります)。こちらも早くプレーが見たいものですね。ザスパ草津、本日の布陣は前節と同じく3−5−2の陣形ですが、FW吉本選手が出場停止のため、先発2トップにはマルキーニョス選手と佐藤選手が起用されました。マルちゃんの初ゴールが見られるか、といったことも興味あるところです。
 雨が降りしきり、水溜まりがどんどん大きくなる中、試合開始の笛が鳴り響きます。試合開始直後にもかかわらず、相手チームの動きに精彩がありません。ホームチームだというのに、このピッチに手こずっている様子です。一方のザスパ、今日も左サイドの寺田選手を攻撃の起点として攻め上がる様子を見せますが、前半においてこの左サイドは、まさに「水田」の様相を呈していて、やはり攻撃の手が切れがちです。双方ともに滑ったり転んだり、また思い通りにボールがこなかったり止まったりと、サッカー戦術の枠外での攻防が終始繰り返されるのでした^^;)。それでも攻勢のうちに押しまくるザスパ、前半27分にゴール前でPKを得ます。このチャンスに進み出るキッカーは、精緻なキックを操る草津の司令塔・山口選手。ボールをセットすると短い助走からやや左目にシュート!このシュートは相手GKの好判断により弾き返されてしまいます。が、山口選手、このこぼれ球に詰めて再度シュート!これはさすがに止められず、まずは待望の先制点をGET!(;約2.5M)雨の試合では思わぬことから失点するリスクが高くなるので、とにかく先行することが大切です。前半は36分にマルキーニョス選手の惜しいシュートなどを含め計9本のシュートを放つなど、攻勢に終始しました(相手のシュート数は前半2本)。
 後半に入ってもザスパの攻撃の勢いは止まりません。天候を考慮してか、はたまた予定通りか、後半14分に新戦力・FW酒井選手が投入されます(→マルキーニョス選手OUT)。後半16分には「草津の壁」小田島選手の惜しいヘディングシュートがあり、この辺りから得点の臭いが漂い始めました。その予感は的中。後半18分、山口選手が蹴る左CKからのセンタリングに、ゴール前で細かくポジションを変えていた山崎選手が反応、絶妙のタイミングで頭を合わせてシュート!これがゴールに吸い込まれて中押しとなる2点目GET!(;約1.4M)その5分後の後半23分、今度はセンター付近からボールを配球する山崎選手。山崎選手のスルーパスは、右サイドを一直線に駆け上る依田選手に引き継がれ、依田選手、ゴールライン際から中央ゴール前にセンタリングを上げます。このボールは、ゴール前で"来いっ!"と言わんがばかりに待っている佐藤選手へ届けられます。佐藤選手、身を寄せる相手DFをモノともせずにマッスルヘッド爆裂!ダメ押しとなる3点目をGET!(;約2.1M)結局後半もシュート7本を放つなど最後まで攻勢を崩さなかったザスパが、守備に負担をかけることなく試合を支配したままで終了(相手シュート数は後半4本)。理想的な得点経過と零封の守備。外的条件の如何に関わらない理想的な展開での今日の試合、完勝といっても良いでしょう。守備に関しては、相手チームの危険人物(村山選手)に対する籾谷選手のマークと、危険の目をいち早く摘み取る小川・小田島両DFの果敢な守備が光りました。また、GK北選手の安定した守備も収穫でしょう。スリッピーな条件にもかかわらず、パンチング・キャッチング・キックなどいずれも守護神として遜色ない出来でした。小島さんの薫陶の賜物か。いやいや、ここは素直に北選手の努力を讃えたいものですね。
 今日の試合をある側面から切り直してみましょう。当方は、現在J昇格を懸けて緊迫した試合を続けていて、良い意味で張りつめた緊張感に満たされています。また、ザスパは、JFLに加盟したのが今年、昨年まではJFL規格に満たない条件のグランドで試合をしてきたということで、図らずも今日のような「泥田」のような条件は、ホームではなくこちらに利をもたらす結果となったと言えるでしょう(不遇の時も糧となるとはこのことか)。さらに、毎度のことですが、我々ザスパサポーターは、それがどんなに遠い所であろうとも、ザスパある所には必ず馳せ参じるといった者が非常に多い。アウェーであるにも関わらず、ホーム戦であるかのように仕立て上げてしまうのです。モチベーション・ピッチ条件への適応力・サポーター、いずれにおいても残念ながら相手側にホームの利はなく、全てこちらが乗っ取らせていただきました(^_^)v
 北君の成長ぶりや攻撃陣・守備陣の充実ぶり,新戦力等々、今日の一戦で得た物は多く、また貴重です。なにしろ、この6日後には大一番が控えているので、少しでも明るい話題が欲しいんです。今日の勝利で、栄光へのステップをまた一つ登りました。進む道に迷い無し!雨晴れて、いざ行けザスパ! 【ほーせん@高崎】




▲63分、山崎ヘッド!2点目!
後期第11節
対 横河武蔵野FC戦
ずぶぬれのピッチ
ダイジェスト編集版!


ここだぃね!

再生には Windows Media Player 要
動画 3分43秒 約12.7M
ADSL回線以上を推奨

動画撮影 &編集
三束雨@藤岡






■ 2004年11月5日(金) ■

JFL 後期 第12節
群馬県立敷島公園陸上競技場 13743人(JFL史上最高記録)

ザスパ草津 2−0 大塚製薬

そして伝説へ

■は動画があるんさね.■をクリックしてくんな

 行ってきたぃね。敷島陸上競技場。よーく考えてみりゃ、はぁ約4ヶ月前・浅間の噴火も予期できねぇでキャベツの大盤振る舞い(貰ったぃね^^)、夏のザスパ祭り・アローズ戦以来の敷島参戦なんさね。時は試合当日15:30、今回「全員集合・なっから!隊オールスターズ」の先陣を承ったからは早く敷島に行がなきゃなんねぇ。「明日土曜日、出勤するべぇ!」と決意。片付けも早々に退社。愚息を自宅で拾って、敷島へ向かったんさね。あちこちのHP覗けば(この日の昼休みにだぃね^^;)はぁ、大塚サポも間近に迫り、ザスパサポの出足も早ぇみてぇ。こりゃ遅れを取る訳にはいかねぇと。先に出て敷島に向かったとの情報で、ねこさん@かに印さんに連絡(ちゃんと6000円の罰金はかからないようにしてね(笑))。まだ駐車場は大丈夫げ。着けば、お、まだ空いてらぃね。早速駐車して、アローズ戦に落雷でぼっこわれた電光掲示板を見上げながら、スタジアムへ。そこでちょうどねこさんと遭遇。はぁ並んでらぁよ、と芝生席入り口に向かったんさ。ベイシアHPで予告どおりのGOODS販売のテントがあったんで、思わずキャップを購入(HPにはねぇ1500円の方ね)早速被り、ザスパサポに変身。あ、職場直行だった。スーツ、ネクタイ、革靴姿にザスパキャップは異様だったんべか?まぁこんなときだからいいだんべ^^。
 頂上決戦を前に異様な盛り上がりの雰囲気、いつもと違わぃね。開門を待つ列がめた長げぇ。(特にメインスタンド口の列)キャップにスーツの出で立ちに知ってる顔に会っても「誰?」って言われ、愚息を見て「なんだぁ、酔一さんかぁ」と言われる始末。開門がまっさか待ちどうしかったぃね。向かいの駐車場の隅っこに大塚サポの一群が(ごく少数ですが)。「群馬県条例により、県営施設内での阿波踊り♪は一切禁止されております!(嘘)」と怒鳴ってやりてぇ気持ちを抑えつつ、程なく開門。(すぐ着替えたぃね^^)
  かに印隊早着のおかげで(悪りぃんね^^)芝生席・掲揚台よりのポジションに席を確保。「映像職人」三束雨さん用にその最上部の垣根に上毛新聞(青)とチアーステックで設えたマスコット?「なっから君」を作成し席を確保。今日の旗印だぃね。ほどなく「震度5強の体現者」ほーせんさん登場。聞けば災害調査のため、新潟県中越地方に前節・横河戦終了後に赴任。40時間ほど睡眠はしてないそうだけんが、この一戦の為に駆けつけたとのこと。その意気があれば、我らがザスパは負けるわけがねぇ!(確かに観戦中も元気な声出しだったぃね・お疲れー!)続いて、Tsuchiyさんが今日新発売の全GOODSを購入して参上(すげぇな・確か横河の時も・・・(笑))、マシマロさんご夫妻もおかあさまを伴って参上。そして1041分の6の男、まぶしい非売品のベイシアロゴ入りTシャツをまとい、管理人すずきさんがお子を伴って登場。注目の的だぃね^^。(それほどでもねぇ、と言ってましたが、十分目立ってたぃね)東京出張からとんぼ返りの三束雨さんもスーツ姿でキックオフには十分間に合う時間に到着。さぁ、「なっからオールスターズ」か「だんべぇ戦隊・なっから6」かは知らねぇけんが、とにかく初の全員集合となったんさ。ポカリ●ウェットのペットボトルを一気に飲み干して、踏み潰して(正しい処理の仕方だぃね)マシマロさんのお土産「草津の温泉ハップ」が上に鎮座する形でつくった即席のモニュメント?を最前列の手すりに取り付けてみたんさ。こりゃザスパ必勝の御神体にならぃね。
 会場の先発メンバー発表よりか早く携帯のザスパメールで告知、お、吉本、マチャの2トップかと、サブは?なんて会話してるうちに、メンバーが会場でも発表。文真堂提供の花火が打ちあがり、会場の雰囲気を盛り上げてらぃね。で、あのアローズ戦でぼっこわれた(もう直ってます)電光掲示板を見て目を疑った。あのI主審だけは・・・。と思っていたら、まっと、すげぇんが来ちまった。伝説のレフリー・カードファンタジスタ・O氏がこの主審を務めるっつあぃ。こりゃまっさか、おったまげちまって、ねこさんと見つめ合っちまったぃね。各地のJの試合で数々の伝説を残し、(サブの選手にカード出した、欺瞞のジャッジの怒ったサポに乱入されピッチ上で殴られた、タオルで顔をかくしてスタジアムから逃げさったなど)JからJFLへ乱入(というか降格?)してきた、かのO氏。Tsuchiyさんによれば、前期・鳴門でのアウェイ戦でも、このO氏が主審を務め、ザスパ選手のみに4枚のカードを乱発したとのこと。(帰ってから調べたらホントだったぃね)確かにその筋では有名な審判、仙台の時のI氏はボケーっとしてて反則を見落とすけんが、O氏はご乱心、カード乱発の気があるんみてぇなんさね。こんなんで大事な試合を台無しにされっちまうんはやだぃね。というわけで、主審O氏へのヤジよりはちっとんべ控えべぇ。おっかねぇ、おっかねぇ。(やはり、この試合、主審がファンタジスタでしたが・・・。)
 試合開始直後、FWマチャと大塚・GK川北が激しい当たり、ともに立てねぇ。幸いマチャはほどなく立ち上がったけんが、川北は立てず、サブGK山口と交代。大塚サポはゴール裏に50人ほど布陣。声援を送ってるけんが、ここ敷島では「阿波踊り」踊らせてなるもんか!。前半は一進一退が繰り返されてらぃね。ともに守備が底堅く、あと一本がつながんねぇ。前半25分、ケガで小久保と交代した圭志、ちっとんべ心配だいね。前半終了間際、大塚・DF2谷奥がO氏の餌食になり、2枚目のイエロー、合わせ技1本・レッドで退場。これでザスパは1名有利になったぃね。しかし、O氏のやたら多くて短く、鋭い笛(吹きすぎ。鉦の音がない分、こっちが耳障りだぃね)、ケガによる退場等もあって、前半はなんとロスタイムが6分、いくらかザスパが押し気味でスコアレスで終了。(こないだのナビスコカップの記憶が蘇ってきたけど、ここはPK戦はないんだぃね。先取点が欲しい)
 ハーフタイム、何?この人波。一斉に動き出したら芝生席から出られねぇよ。この試合、観戦に来て、メインスタンド上の席から見てたはずの小●知事、これが敷島の現状だぃね。●ムは、はぁいらねぇから、新しいりっぱなスタジアムを作ってくんなよ。でも、すぐには無理だんべから、ここの早急なる改修箇所がわかったんじゃねぇかと密かに期待しつつも、後半戦は最初、見損ねたじゃねぇきゃ!(戻って来られねぇ!)
 後半も、ファンタジスタぶりを相変わらず発揮し続ける主審O氏。そんな中、大塚がCKのチャンス。右カーブを描いた球筋がザスパゴールを揺らしちまった。ゴール裏で「阿波踊り♪」を始めた大塚サポ(得点シーンお約束らしいんさね)。この鉦だけは聴きたくなかった・・・と思ったらGK北がボールを持ってる。ん?何?反則があって(キーパーチャージかオフサイド。群馬TVの録画見てもよくわかんねぇ。この曖昧さがO氏の伝説を作ってるんじゃねぇかな)得点は認められねぇみてぇ。あ、話の種に、ちっとんべ見せてもらったぃね、阿波踊り♪。 後半25分、そんなモヤモヤしたもんを一蹴するオダジのシュートで1点先制。(:2.3M)押し気味のザスパ。ザスパの底支えを担うDF小田島。CKのチャンスもあり、終始上がり目の位置にいて、見事にロングシュートを決めたぃね。27吉本が神として光臨するまでの得点王。やる時はしっかり決めてくらぃね。こうなりゃ、ザスパ。1人少ねぇ大塚相手に負ける訳にはいかねぇ。大塚のカウンターもクリアでかわし、後半35分、6鳥居塚の粘りから、8小久保が倒され、PKをもらったんさね。ここでもファンタジスタは主審だったかな。でも、前節・横河戦も落ち着いてPKを決めた28山口がしっかり一撃で決めて2点目(:3.9M)。そして終了間際の6鳥居塚のループ(惜しい!わずかネットの上)と見せてくれたぃね。マチャに代えての34FW酒井良投入。ファーストタッチから、まっさか早えぇ動き。次は期待すらぃね。
 さあ、JFL史上最高の13743人も観に来てる試合、きっちり完封で抑えてくんな。GK1北一真。要所要所できっちり守ってくれてらぃね。相変わらず、FKのボールの位置まで細かい指図してる主審O氏。(おい、おい)
  王者・大塚もプライドをかけ1点を取りにくる終盤の猛攻もGK北の好守で凌ぎ、終了の笛byO氏。勝ったー。負ける訳には行がねぇ試合に勝った!上州人の意地とプライドで大塚の優勝阻止だぃね。 さー、次は「大阪さくら組」との対J1初対決。でも、さすがに大阪までは行げねぇ。BS観戦で応援すらぃね。元旦は空けておくから、それまで頼まぃね、ザスパ!
  来年もこの群馬に迎えるんべ大塚FC改め「徳島ヴォルテス」にも、阿波踊り♪だけは踊らせねぇで(笑)。【酔一@高崎】




 大一番。お互いに絶対負けたくないし負けられない。大塚製薬は去年のJFLの覇者、今期も優勝をほぼ手中にしている。J参入に一番近い位置にいるクラブだ。JFLで実績を築きJFL最強まで上り詰めた大塚にとってJFL一年生ザスパ草津に負ける事は意地とプライドにかけて許されない。ザスパ草津を揶揄する言葉はあちこちで聞かれる。「選手の補強、補強の寄せ集めチーム」「一年でJ参入なんてJFLを舐めている」「働きながらサッカーするのはJFLでは当たり前だ」・・・etcいずれも厳しい言葉である。長年JFLで戦ってきたクラブにとってザスパ草津は非常にダーティーな存在だ。ザスパ草津がもし中位、下位に甘んじていたとしたらここまで批判的な意見はでなかっただろう。良くも悪くも注目されていると言う事か。たしかに他のJFLのクラブに比べると戦力の充実は群を抜いている。しかし「寄せ集め集団」と呼ばれる点については反論の余地が無いように個人的には思っている。今まで戦ってきた相手の組織の成熟度はザスパ草津のそれを上回っているのがほとんどだったからだ。サッカーは個人競技ではないからチームとして機能すれば個人の能力を凌駕する事は可能である。それ故にザスパ草津は厳しい戦いがつづいてきた。システムも戦術も猫の目のように変わったしそれに伴いスタメンの選手もコロコロ変わった。植木監督は試行錯誤をそれこそ悩みに悩んで続けてきたに違いない。今にきてようやく結実し始めているのではないかと思う。まだリーグ戦は残っているわけで今「集大成」というにははなはだしいかもしれないが、この大塚製薬との一戦はザスパ草津のサッカーが垣間見えたような気がした。「強いチーム」というのは自分のスタイルを持っている。大塚製薬のその強さの秘密は何か?やはり個々の選手の能力の高さ、チームに浸透している戦術といった基本的な部分が他のチームとは一線を画している。チームに中心選手はもちろんいるが絶対的存在に感じさせないのはすべての選手の能力が高いからであろう。それでいてチーム戦術は徹底されシステマチックな動きができる。攻撃だけを見ればHONDAFCの方がより魅力的なアタッキングサッカーをしていると思うが、強固な守備に裏打ちされた失点の少なさが大塚製薬の強さだろうと思う。決める時にキッチリ決める、守る時はキッチリ守る。要するにソツが無いのだ。こういったチームの攻略は非常に難しい。ザスパ草津に勝機があるとすればいつもの相手より前掛かりになってくるであろう大塚製薬から先制点を奪う事だ。大塚製薬をあせらせればあせらせるほどチャンスは生まれるだろう。この日は平日にもかかわらず13000人もの観衆がつめかけザスパ草津を後押ししてくれるのも心強い限りだ。
 前半開始まもなく佐藤と相手キーパー川北が激しく接触する。激しい試合を予想させる瞬間だった。川北はプレー続行が出来ず、大塚製薬とすれば予定外の交代である。川北はその後病院に運ばれたらしいが大きな怪我にならない事を祈るばかりだ。この試合実際タフで激しい試合になった、カードも多く出るだろうと思っていたがなんと主審が例の・・・。この大事な試合を壊さない事を祈っていた。試合といえば大塚製薬はやはり「うまくて、強い」林のポストプレーは非常に効果的で前線の基準点として抜群の存在感を放つ。その周りをスピードあふれる大島が衛星のように動き回る。大塚製薬の主な得点をこの二人が稼いでいるのもうなずける動きだ。しかしザスパ草津も互角かそれ以上の戦いを見せている。攻守の切り替えが早く、いち早く相手ゴールに向かうといった動きが見て取れる。グラウンダーのパスもよく通る、しかし大塚製薬も決定的な場面をなかなかつくらせない。お互いに素晴らしいプレーを見せてくれて手に汗握る戦いに興奮も高まった。前半も半分を過ぎたあたり大谷が負傷により交代、黙々と中盤のフィルター役をこなしていた大谷の交代は不安を煽るものだった。最近大谷は攻撃に絡むプレーが少なく、注目される事も少なくなったが大谷が中盤の底で守備に徹しているからこそ鳥居塚がより攻撃的に振舞えている事実を見逃す事は出来ない。典型的なインコントリスタとは言えないが(攻撃的センスも高い)大谷ほどボール奪取能力が高くフィルター役をこなせる選手は今のザスパ草津には存在しない。ここで投入されるのは小久保。したがって鳥居塚が必然的に守備のタスクが増えるようになる。守備での不安は少々あるが小久保が入った事により攻撃のリズムがよくなってきた。
 前半も終盤にさしかかった頃、大塚製薬のDF谷奥がこの日2枚目のカードで退場となる。大塚製薬にとっては痛すぎる退場となってしまった。主審が主審だけにいかんともしがたいが、やはりカードの飛び交う主審が目立つ試合となってしまった。前半をは互いスコアレスで終了し後半からの勝負となった。ザスパ草津にしてみれば後半勝負はいつもの事か。
 後半はやはりザスパ草津ペースで進むと容易に予想できた。正GKの負傷、そして一人の退場者。相手GK山口は実力的に川北と遜色が無いとオフィシャルで田中監督は言っているが、やはりファーストチョイスでは無いのだ。それでも後半はあまり数的不利を感じさせない大塚製薬はさすがと言った所か。しかしザスパ草津のボールをキープする時間がやはり長くなってくる。小久保、山口は積極的にボールに絡み吉本、佐藤はサイドに開いたり中央に残ったりとお互いにスペースを潰す事無く素晴らしいコンビネーションを見せる。先制点は大塚製薬のミスから生まれた。不用意なパスだった、ボールを奪われたのは田中だが、田中は大きくクリアをしろと指示している、しかしボールは田中の足元に出された、田中は左サイドに開こうと体を前に向けたその刹那、佐藤が見事にボールをかっさらいそして前線に残っていた小田島が豪快にミドルシュートを決めたのである。()ボールを取られたら即失点につながるエリアで本当に不用意なプレーだった。あの場面で大きくクリアしない意図は分かる、数的不利の状況の中、やはりマイボールを維持しておきたかったのだろう。あせりもあったに違いない、普段であればセーフティーにいく場面、リスクを犯す場所ではない所でリスクを犯してしまった。そのままボールが繋がっていればなんと言う事もないのだが、一瞬の油断が失点を招く典型的なシーンだった。その後大塚製薬は得点を奪おうとかなり前掛かりになる。逆に言えばザスパ草津は追加点のチャンスだ。何とか大塚製薬の攻撃を凌ぎ、攻撃に転ずるスピードは素晴らしいの一言だった。そして小島の代わりとして大役をまかされた北の活躍も光った。ポジショニングもよく判断ミスも無く非常に安定感があった。待望の追加点はPKだった。右サイドに飛び出した鳥居塚が粘ってクロスを上げるがクリアーされる、しかしセカンドボールを拾いもう一度放り込んだ時ペナルティエリア中央で小久保が倒された。このPKを山口が落ち着いて決める。()時間的に大塚製薬は非常に厳しい展開となった。もはや大塚製薬は反撃できなかった。
 この試合、主審の不可解な判定で勝ったと言われるだろう。しかし最初から最後まで、ザスパ草津は素晴らしいサッカーをしていたのは紛れも無い事実だ。素晴らしいサッカーをしたからこそ、試合終了の瞬間の歓喜は凄かった。沢山の人達が一体となって勝利を喜ぶというのは素晴らしい事だと肌で感じた。群馬の人達はこの「感覚」に飢えていたのだ!群馬県初のプロスポーツチーム誕生に向けて大きな勝利となった。【マシマロ@高崎】





 照明灯のまばゆいカクテル光線、輝くピッチ、躍動する選手たち、スタジアムにこだまする大声援、打ち上げられる花火、ゴールが決まったときの地鳴りのような大歓声、サポータどうしの歓喜のハイタッチ、誇りに満ちた高らかな草津節・・・・・プロスポーツ不毛の地「群馬」に、こんな夢のような夜がやってきたぃね!!オレも幸運にも当たったベイシア特製Tシャツの威力なんかな?なっから声出しちまったんさ.あぁ、喉が痛ぇ、足もクタクタだぃね・・・でも、ほんと気分はサイコーだんべ!!心地よい疲労っつーのはこーゆーことをゆうんだんべね!今夜は、ほんと、サポータ冥利に尽きる一戦!群馬スポーツ史上に残るこの歴史的一戦を生で見られたんは感激の一言だぃね!隣にいたザスパ (とゆーかサッカー)を初めて見にきたっつーおねぇちゃん連中も、最初はなんか冷めた目で試合をみていたけど、最後は声を枯らしてザスパを応援していたで!「次もきなよ!」ってゆったら「絶対来ます!!」とゆってたで.今夜は、そんくれぇ魂をゆすぶられる感動的な試合だったっつーことだんべ.しっかし王者ヴォルティスも10人になってもまっさか強かったぃね.帰り際、大塚サポの方々と挨拶を交わしたで.「来年もよろしく!」「来年はこの悔しさを100倍にしてお返ししますよ!」と爽やかにゆわれたぃね.来年以降も、このカードが今夜以上の名勝負になることを期待してらぃね!
 セガレと三束雨さんといっしょにスタジアムを後にして、インターハイ道路を歩ってると、(いかにもサッカーなんかに興味のなさそうな)初老のスーツ姿の会社帰りのオジさんが、オレたちに近づいてきて、いきなりこーゆったんさ.「草津(くさづ)は勝ちましたか?」「勝ちましたよ!2−0、いい試合でした」「そうですか!いやぁよかったよかった!気になってたんだ!」 世代を超えて、群馬でザスパを応援する人は確実に増えてるんみてぇだぃね.オレはまっさかうれしくなったよ.
 三束雨さんとホーム最終戦での再会を約束して別れて、昭和町までセガレと歩っていったんさ.結構距離はあるんに、足取りはなっから軽かったぃね.つい何気に「アレアレアレオー♪」とか口ずさんじゃったりしてね.愛するチームが快勝するって、こんなに興奮冷めらやらねぇもんなんだな.「いやぁ、今日は勝って本当に良かったぃなぁ.オレは本当にシビレたよ」とセガレにゆうと、「ボクも今日の試合のことは、きっと一生忘れないよ!」とセガレ.そっさ、きっと今夜のことは、群馬県民に新しい時代の幕開けの伝説として語り継がれてぐに違いねぇ.将来、セガレはみんなに得意げに話すんべぇ.「オレはあの伝説の一戦、 芝生席の最前列で応援していたんだで!」ってな.

 いごー!J2!! いや、その先のまっとまっと高けぇ所まで!!【すずき@東毛】



▲後半23分、オダジのミドルが炸裂!
後期第12節
対 大塚製薬戦
群馬の歴史的一戦!
ダイジェスト編集版!


ここだぃね!

再生には Windows Media Player 要
動画 5分53秒 約21.3M
ADSL回線以上を推奨

動画撮影&編集
三束雨@藤岡






残り3試合

3位Honda FCとの勝ち点差は「5」

そこには予期せぬドラマが待ちうけていた・・・・




Special Thanks
ご寄稿、画像のご提供あんがとね!

週間JFLニュース あつし 様
やっき〜 様
バリトン歌手 山本健二 様 "歌大好きな人集まれ"
(株)数理設計研究所 (前橋市)様

「なっから!ザスパ!!」(2004)、同志の皆様(敬称略)
三束雨@藤岡、酔一@高崎、tsuchiy.com@桐生、マシマロ@高崎、ほーせん@高崎


Copyright(c) 2004
すずき@東毛

無断転載、複製公開はかたくお断りすらぃね!


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