「麦粒腫」、俗に「ものもらい」と呼ばれている目の病気があります.
みなさんの地方では何と呼ばれていますか?
私は東毛地区出身で、「めかいご」と呼んでいました.(「目蚕」なのかな?とずっと思っていました.) その後の経緯さらにこの件を掘り下げていきます・・・・ (考察は当時のものです.)
「こうで」のページにも書きましたが、実家(太田市)にある「太田市史」を読んでみました.(1999.1.5) 桐生市の病院で、新たな情報を入手しました. (1999.1.24) どこで、「めかご」が「めかいご」に変化するのか?? 群馬県消防学校で、講義をした際に、余談で分布図を描いて、県下から集まっている消防士の方々の意見を伺ったところ、やはり概ね上の分布図のようでいいのではないか?ということになりました.推察が当たっていて、うれしかったです.甘楽地区も、「めっぱ」圏であること、吾妻、多野、利根地区は「めかご」圏であることが確認できました.第9期救急II過程のみなさん、ご協力ありがとうございました.(1999.2.12) 勢多郡東村の学生に聞くと、「めかいご」とのこと.やっぱり県境で言葉も変わるのかな?(1994.4.14) この分布などを考慮し、「群馬県の言語文化に関する一考察」のページを大幅改定しました.「めっぱ」は、高崎の文化というよりは「烏川・碓氷川・鏑川流域」の文化なのかも?多野郡でもこの流域の吉井町は「めっぱ」だし.(1999.6.28) 群馬大学で玉村町出身の方とこの件について話したら、「玉村町では、町の西の方では「めっぱ」、東の方では「めかいご」と呼んでいると思う.私は西の方で「めっぱ」と呼んでいたのだけど、東の方に住む友人が「めかいご」といったので驚いたのを覚えている」との話!玉村町がこの文化の緩衝地帯!?(2000.10.12)と謎は深まるばかり・・・・なんとか、これを調べる手立てはないものか?と、ずっと考えていました! |
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2002年末、ネットを徘徊してたらcsmoon工房さんご提供の フリーCGI Script「地図型情報掲示板」をみつけました! これを使って、インターネット上で読者のみなさんとともに 「方言地図」を作成できるのではないか?と気づきました!早速設定してみました. これは「医療人のための群馬弁講座」に 課せられた「天命の企画」に違いない!!(笑)と |
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2002年12月より10万件アクセス達成記念もかねて これは、読者の皆様方に、位置情報をプロットしていただき、 最新の状況はこちらをご覧下さい! |
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2010年7月15日現在の「めっぱ?めかいご?めかご?;方言地図」状況 今後も年に一度程度更新します |
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現時点での結果による考察(私見を大いに含む) |
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まだまだデータがほしいです! ぜひあなたもデータをご入力いただけませんか? |
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まだまだ情報の少ない群馬県旧群馬郡、旧碓氷郡、吾妻郡、 さて、日本各地では、この「麦粒腫」はなんと言われているか興味ありませんか? 興味のある方は、岐阜の阿木人さん編集のこのページをご覧下さい. 「医療人のための群馬弁講座」のこのページをみて、 阿木人さんは、この企画を始められたそうです(笑)(^^ゞ それにしても日本にはいろんな表現があるんですねぇ. |
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この件についての情報をお持ちの方、
上記の地図のプロットは面倒くさいが情報は持っているよ!という方は
ぜひまでメールください!待ってます!